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松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」
photo©Takuya Furusue

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architecture|feature
古末拓也図面あり住戸東京松島潤平
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue

松島潤平建築設計事務所が設計した、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」です。

室中央にL字の耐力壁が置かれた壁式構造の建物で、
玄関ドアを開けるとまず突き当たりの耐力壁が見えるというつくりであった。
このため部屋の印象は暗く、余儀なく広い一室空間も取れないプランとなる。

そこで3Dモデルで検証を行い、窓と対面する壁に1.69°の角度で鏡を貼り、
斜向かいの耐力壁にも4.87°の角度で鏡を貼ることによって
合わせ鏡の効果で窓外の風景と自然光が玄関ドアまで届くようにした。
虚像ではあるが閉塞感は劇的に解消され、強固な部屋の輪郭がほどけた感覚を与える。

以下の写真はクリックで拡大します

松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」長い廊下はコルクシート、ブルテンボード、有孔ボードという 3種の掲示材がリズミカルに反復する「ギャラリーホール」とした。 We shifted the long hallway as the "Gallery Hall" in which three kinds of display materials, such as cork sheets, bulletin boards and perforated boards, were repeated rhythmically. image©松島潤平建築設計事務所
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」ウォーク・スルー・クローゼット(W.T.C.)。 クローゼットの扉を開けば、リビングと寝室を個室化することができる。 Walk Through Closet (W.T.C.). By opening the closet door, the living room and the bedroom can be converted into an individual room. photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 photo©Takuya Furusue
松島潤平建築設計事務所による、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」 image©松島潤平建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


Nock/Mock

一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルームデザイン。

室中央にL字の耐力壁が置かれた壁式構造の建物で、
玄関ドアを開けるとまず突き当たりの耐力壁が見えるというつくりであった。
このため部屋の印象は暗く、余儀なく広い一室空間も取れないプランとなる。

そこで3Dモデルで検証を行い、窓と対面する壁に1.69°の角度で鏡を貼り、
斜向かいの耐力壁にも4.87°の角度で鏡を貼ることによって
合わせ鏡の効果で窓外の風景と自然光が玄関ドアまで届くようにした。
虚像ではあるが閉塞感は劇的に解消され、強固な部屋の輪郭がほどけた感覚を与える。

窓際にはウォーク・スルー・クローゼット(W.T.C.)を設け、
L字の耐力壁のまわりを回遊するプランとした。
クローゼットの扉を開けば、リビングと寝室を個室化することができる。

斜めに屈折する鏡像を強調するように床材はヘリンボーン・フローリング、
壁にも矢筈模様のタイルを用いており、部屋をめぐる回遊性も助長する効果を与えている。

生活するうえでネガティヴな存在であったものを、
テクスチャーの力によって生活を日々楽しむための存在として転生させることを目指した。

Interior design of a show home in whole renovated apartment.

The building is a wall-type structure with an L-shaped bearing wall placed in the center of the main room; thus when the entrance door is opened, the bearing wall at the end of hall comes into eyes firstly. Accordingly, the impression of the space is darkish, and we forced to adopt the plan that shredding main room.

Therefore, by verifying the 3D model, we fitted a mirror on the wall at the opposite side of the window at an angle of 1.69°, moreover also fitted a mirror on the diagonally opposite bearing wall at an angle of 4.87°; Thus a natural light of outside is able to reach to the entrance by coupled mirror effect. Although it is a virtual image, cooped-up feeling is eliminated dramatically, and it gives a sense of raveling the strong room outline.

In addition, we set a walk-through closet (W.T.C.) beside the window, and installed a circulation plan that can go through around the L-shaped bearing wall. By opening the closet door, the living room and the bedroom can be converted into an individual room.

In order to emphasize the mirror image that is bent in an oblique direction, the floor has been mapped by a herringbone-flooring and the wall has been mapped by a tile with a nock pattern. These patterns also have the effect of promoting the circulating flow.

We aimed to reincarnate what was a negative existence in living as an existence for enjoying daily life by the power of texture.

■建築概要
所在地:東京都
主要用途:住居
工事種別:改修
施工面積:63.17㎡
設計監理:松島潤平建築設計事務所 (担当:松島潤平 / 立石遼太郎 / 福田俊)
プロデュース:リビタ
内装工事:リムズ
設計期間:2018.05. – 2018.08.
施工期間:2018.08. – 2018.10.

Location : Tokyo
Principal use : Residence
Category : Renovation
Construction area : 63.17 sq.m
Design and Supervision : JP architects (Matsushima-JP / Ryotaro Tateishi / Suguru Fukuda)
Produce : ReBITA inc.
Carpentry work : Limbs
Design Period : 2018.05. – 2018.08.
Construction Period : 2018.08. – 2018.10.

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    今年度は、これらの多様な価値観と人がつながる住環境として、これまでの団地再生の取組に新たな活力となる人々を呼び込めるような、ルームシェアのプランを新たに求めます。

    以下は、募集の概要です。

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    インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』の発売記念トークイベントが、二子玉川 蔦屋家電で開催

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    architecture|exhibition
    インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』の発売記念トークイベントが、二子玉川 蔦屋家電で開催

     
    インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』の発売記念トークイベントが、二子玉川 蔦屋家電で開催されます

    インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』の発売記念トークイベントが、二子玉川 蔦屋家電で開催されます。開催日は2019年6月17日。要事前申し込み。

    『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』の発売を記念し、トークイベントを実施します。

     ご登壇いただくのは監修者の古澤大輔さん/リライト、岡部修三さん/upsetters architects、山道拓人さん/ツバメアーキテクツ、そしてインタビュイとして本書に登場する酒井康介さん/noiz、蘆田暢人さん/蘆田暢人建築設計事務所、落合正行さん/日本大学理工学部まちづくり工学科 落合研究室、と総勢6人の豪華メンバーです。

     先行き不透明でシビアな社会情勢のなか、消費者の趣向も多岐に渡り、建築企画も一体どういったものを建てたら多くの人に利用されるのか、経営的に成立するのかを含め、建築家が相談を受けることも増えているようです。

     今回のトークイベントでは、そういった企画・リサーチ・コンサルティングといった領域に積極的に関わっている建築家とともに、よりよい設計ができるような環境を整えること、そして多様化する社会にプロジェクトを対応させ、歴史文化やコミュニティに貢献する事業を生み出すなど、建築家が“設計周辺”に職能を広げることへの可能性を探っていきます。

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    八木敦之 / アトリエMEMEによる、神奈川・川崎市の住宅「houseG」
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    アトリエMEME住宅図面あり下里卓也神奈川八木敦之
    八木敦之 / アトリエMEMEによる、神奈川・川崎市の住宅「houseG」 photo©下里卓也
    八木敦之 / アトリエMEMEによる、神奈川・川崎市の住宅「houseG」 photo©下里卓也

    八木敦之 / アトリエMEMEが設計した、神奈川・川崎市の住宅「houseG」です。

    2世帯住宅の計画。子供の成長、物の増加、世帯の変化などを見込み、計画には最大限の床面積が求められた。そこで、直交グリッドでプランを組んだ後、各スペースが床面積を取り合うように押し合いへし合いした結果、グリッドが微妙にゆらぐという状態を見立てた。ゆらいだグリッドの間にはふくらみがうまれ、視線や身体はゆらぎに応じて動く。四角四面の空間に親密さがもたらされる。構成・構造・建材・設備、どれも特殊なものはない建築だが、いわば平凡ではない普通さといった類の、静かな喜びに満ちた住宅が立ち上がった。

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    アトリエMEME住宅図面あり下里卓也神奈川八木敦之
    2019.06.06 Thu 10:39
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    2019.6.05Wed
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