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松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」

0.00松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」

architecture|feature
住戸平田かい東京松島潤平
松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 photo©KAI HIRATA
松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 photo©KAI HIRATA

松島潤平建築設計事務所が設計した、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」です。

ケヤキ並木に面する著名なヴィンテージ・マンションの内装デザイン。

高額マンションにおける不易な贅沢さを考えたとき、
“華美な内装材”や“美しいおさまり”といった次元ではなく、
“不易な価値を持つ緑豊かな眺望を増幅して室内を彩ること”
の贅沢さへと思い至った。

そこで窓面以外の三方に、斜めにガラスが嵌め込まれた
2200mm角 / 厚さ200mmの大きなスライディングドアを設置した。
個室やパントリーを仕切る建具やウォールキャビネットのカバーとしての役割だけでなく、
緑を映し込み部屋の隅々まで自然光を届けながら室のなかで自由に浮遊し、
状況に応じて空間を設えるアーキファニチャーとして機能する。

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松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 photo©KAI HIRATA
松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 photo©KAI HIRATA
松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 photo©KAI HIRATA
松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 photo©KAI HIRATA
松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 photo©KAI HIRATA
松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 photo©KAI HIRATA
松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 photo©KAI HIRATA
松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 photo©KAI HIRATA
松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 photo©KAI HIRATA
松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 photo©KAI HIRATA
松島潤平建築設計事務所による、東京の、ヴィンテージ・マンションの住戸の内装デザイン「Slash/Plush」 image©松島潤平建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


Slash/Plush

ケヤキ並木に面する著名なヴィンテージ・マンションの内装デザイン。

高額マンションにおける不易な贅沢さを考えたとき、
“華美な内装材”や“美しいおさまり”といった次元ではなく、
“不易な価値を持つ緑豊かな眺望を増幅して室内を彩ること”
の贅沢さへと思い至った。

そこで窓面以外の三方に、斜めにガラスが嵌め込まれた
2200mm角 / 厚さ200mmの大きなスライディングドアを設置した。
個室やパントリーを仕切る建具やウォールキャビネットのカバーとしての役割だけでなく、
緑を映し込み部屋の隅々まで自然光を届けながら室のなかで自由に浮遊し、
状況に応じて空間を設えるアーキファニチャーとして機能する。

視線を透過しつつ、正対する世界からわずかにずれた淡い鏡像が反射し合うことによって、
外の風景、緑、棚に納まる物々といった様々な要素が室内で断片化しながら混在し、
トーンを抑えた内装にやわらかい彩りを与える。
若干ラメの入ったビニルクロス、バイブレーション仕上げのステンレス巾木
といったマテリアルたちも、鈍く、優しく、光と色彩を湛えている。

各スライディングドアは80kgあり、引き始めにはなかなかの力を必要とする。
その重さから「建具を動かす」のではなく、「空間そのものを動かす」感覚を日々得てほしい。

Residential renovation of a famous vintage apartment facing an avenue of zelkova.

When considering the immutable luxury of a high priced apartment, we reached to discover it is not the dimension such as “beautiful materials” or “beautiful detail” but the luxury of “coloring the room by amplifying a lush view that has immutable value”.

Therefore, we installed large sliding doors (2200 mm square / 200 mm thickness) in which glass was fitted obliquely in three sides other than the window of the living room. These doors float freely in the space, delivering natural light to every corner of the room with reflecting the green.

This sliding doors not only plays a role as a cover of wall-cabinet and a partition among the private room or the pantry, but as an “archi-furniture” to set up the space depending on the situation.

The reflection of the pale mirror images which slightly deviated from the facing world gives a soft color for the grayish tint interior by fractionating and mixing various elements in the room such as outside scenery, green, and items in the cabinet.
Materials such as slightly lame-containing wall paper and vibration-finished stainless steel baseboard also wear a light and a color faintly and gently.

The weight of each sliding door is 80 kg, thus it requires quite a power to start pulling. We wish the resident to get the feeling of not “moving the door” but “moving the space itself” from its weight.

■建築概要
所在地:東京都
主要用途:住居
工事種別:改修
施工面積:90.10㎡
設計監理:松島潤平建築設計事務所 (担当:松島潤平 / 福田俊 / 立石遼太郎)
プロデュース:R100TOKYO produced by ReBITA
内装工事:タマリスク
建具・造作家具製作:坪原木工
設計期間:2018.05. – 2018.08.
施工期間:2018.08. – 2018.11.

Location : Tokyo
Principal use : Residence
Category : Renovation
Construction area : 90.10 sq.m
Design and Supervision : JP architects (Matsushima-JP / Suguru Fukuda / Ryotaro Tateishi)
Produce : R100TOKYO produced by ReBITA
Carpentry work : TAMARIX
Sliding Door/Furniture making : Tsubohara Factory
Design Period : 2018.05. – 2018.08.
Construction Period : 2018.08. – 2018.11.

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    川島範久論考
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    アーティスト トム・サックスの、小山登美夫ギャラリーでの展覧会「Smutshow」で公開された作品です。※こちらの展示の会期は既に終了していますが、東京オペラシティアートギャラリーにて2019年6月23日までトム・サックス展「ティーセレモニー」が開催中です。また関連イベントとして、長編映像プログラム「The Hero’s Journey」「A Space Program」の特別上映と、トム・サックスに茶道を指導したジョニー・フォグによる普段公開していないTea Houseの内部をオープンにした、実際のティーセレモニーも行われます。
    アーキテクチャーフォトでは、西澤徹夫による、3つのトム・サックス展のレビュー「Tom Sachs」も掲載しています。
    以下はトム・サックスの経歴です。

    【トム・サックスについて】

    ニューヨークを拠点に活動しているトム・サックス(1966年、ニューヨーク生まれ)は 、 モダニズムやデザインのアイコンから着想を得た作品で知られるアーティストです。サックスはトム・サックススタジオならではの簡素な素材を用いながら、半実用的な立体作品が組み込まれたパラレルワールドを作り上げています。そして、彼や彼のスタジオアシスタントにより、「Nutsy’s」(2001-03年)や「Space Program」(2007、2012、2016-17年)といったインタラクティブなプロジェクトにも展開されています。

    サックスの作品は、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館、ホイットニー美術館、J・ポール・ゲティ美術館、ポンピドゥー・センター、サンフランシスコ近代美術館、アストルップ・ファーンリ現代美術館など、世界の数多くの美術館に永久収蔵されています。
    主な個展開催場所に、ナッシャー彫刻センター(ダラス、2017-18年)、イエルパ・ブエナ芸術センター(サンフランシスコ、2016-17年)、ノグチ美術館(ニューヨーク、2016年)、ブルックリン美術館(ニューヨーク、2016年)、ザ・コンテンポラリー・オースティン(テキサス、2015年)、パーク・アベニュー・アーモリー(ニューヨーク、2012年)、オルドリッチ現代美術館(コネチカット、2009年)、ガゴシアン・ギャラリー(ロサンゼルス、2007年)、リーバ・ハウス(ニューヨーク、2008年)、プラダ財団(ミラノ、2006年)、ドイツ・グッゲンハイム美術館(ベルリン、2003年)、Bohen Foundation(ニューヨーク、2002年)、サイト・サンタフェ(1999年)などがあります。

    2016年の映像作品「A Space Program」(ツァイスガイスト・フィルムズにより公開)では、トム・サックススタジオの活動や哲学の一端と、2012年にニューヨークのパーク・アベニュー・アーモリーで開催した「A Space Program」プロジェクト(協力: Creativ Time *ニューヨークのアートNPO)にまつわる物語を紹介しています。

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    東京建築士会による「第5回これからの建築士賞」の結果

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    「安藤忠雄 初期建築原図展 個の自立と対話」が、国立近現代建築資料館で開催

    0.00 「安藤忠雄 初期建築原図展 個の自立と対話」が、国立近現代建築資料館で開催

    日程
    2019年6月8日(土)
    –
    9月23日(月)
    architecture|exhibition|remarkable
    安藤忠雄建築展
    「安藤忠雄 初期建築原図展 個の自立と対話」が、国立近現代建築資料館で開催されます
    nama.bunka.go.jp

    「安藤忠雄 初期建築原図展 個の自立と対話」が、国立近現代建築資料館で開催されます。会期は2019年6月8日~9月23日まで。

     安藤忠雄氏は1941年に大阪に生まれ、独学で建築を学び、69年にアトリエ(安藤忠雄建築研究所)を設立しました。今年でちょうど半世紀になりますが、この間に世界の各地で氏の建築が建てられ、さらに展覧会や講演会が開催され書店には氏に関する本が並んで、今や「世界のANDO」と言われ、世界で最も著名な現代建築家のひとりと評されるに至っています。

     このたび、安藤氏の「初期」建築資料、すなわち1990年頃までの手描きによる建築設計図面とスケッチなどを用いて、「安藤忠雄初期建築原図展」を開催することになりました。「住吉の長屋」(1976)、「小篠邸」(81)、「六甲の集合住宅Ⅰ」(83)、「TIME’SⅠ」(84)、「城戸崎邸」(86)、「水の教会」(88)、「光の教会」(89)などの国内に現存する作品の図面が並びます。

     展覧会のテーマ「個の自立と対話」は、都市・自然・光・歴史風土などとの対話を通して個々人が自らを見いだし、深め、自立するための空間づくりを追い求めた、「初期」の安藤氏が常に抱いていた思い(言い換えれば、基本理念・動機)を表すものです。

     「私は1枚の図面の中に設計者の意思を凝縮させたい」と安藤氏は言います。実際、氏の「空間」に対する思いそのままに、平面図に断面図・透視図・アクソノメトリック図などを重ね合わせて3次元性を高めた精緻で美しい図面がたくさん展示されます。ぜひ、会場に足をお運びください。

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    安藤忠雄建築展
    2019.06.07 Fri 09:23
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    写真家・阿野太一の、愛知・瀬戸市での個展「瀬戸 2015」の会場写真

    0.00 写真家・阿野太一の、愛知・瀬戸市での個展「瀬戸 2015」の会場写真

    architecture|art|exhibition|feature
    阿野太一
    写真家・阿野太一の、愛知・瀬戸市での個展「瀬戸 2015」の会場写真 photo©阿野太一

    写真家・阿野太一の、愛知・瀬戸市での個展「瀬戸 2015」の会場写真です。Art Space & Cafe Barrackにて2019年6月30日まで開催されています。詳細は下部に掲載します。

    瀬戸・2015 写真 阿野太一

     安土桃山から江戸時代に急速な都市化を迎える瀬戸の中心部は、現在に至るまでその歴史の痕跡を風景の中に見出すことができるが、それは土地の所有が常に彼方/此方を分け続けることで生まれる政治そのものである。
     壁、フェンス、パイロン、唐突に接続され分断される私道、かつてあった建物の痕跡、それを覆い尽くしていく草むら、町並みが脈絡なく駐車場や家庭菜園へと姿を変える。一角に「お天王さん」の祠。その一方で山を切り土留し土地を改変してまで宅地の造成を繰り返す。
     一見すると非常に混沌とした風景であるが、目を凝らすと実に多くのことが読み取れる。大都市では不動産として主に数字として見られることの多い土地が、ここではその比重が入れ替わり生々しく人が生きる/生きたところとして姿をあらわしはじめる。それが瀬戸の風景の面白さなのではないだろうか。
     撮影は2015年のいま頃、ちょうど大金鶏菊が咲いている6月に行った。写真の多くは旧市街地と私が勝手に呼んでいる尾張瀬戸駅を中心とした旧瀬戸村と思われる地域である。その後も継続的に撮影を行っているが、撮り始めた時期の初期衝動的な熱量がよく写真に表れていると感じたので、このBarrackのための構成とした。

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    阿野太一
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    佐藤可士和 / SAMURAIによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」

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    SAMURAI佐藤可士和太田拓実工場滋賀
    佐藤可士和 / SAMURAIによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」 photo©太田拓実
    佐藤可士和 / SAMURAIによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」 photo©太田拓実
    佐藤可士和 / SAMURAIによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」 photo©太田拓実

    佐藤可士和 / SAMURAIのクリエイティブディレクションによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」です。

    日清食品関西工場の工場見学施設のクリエイティブディレクション、インテリアデザインを手がけた。

    まるでポップアートのような巨大なカップヌードルがアイコニックなエントランスに迎えられ、全長200mにもおよぶ真っ赤な見学通路では、1分間に400食ものスピードで次々とカップヌードルが作られる映像を、生産ラインで発生する音をサンプリング、リミックスしたエレクトロニック・ミュージックと共に40台の大型モニターで視聴することができる。

    敷地の広さは甲子園球場2.6個分(10万㎡)、1年間で最大10億食もの製品を生産することが可能な、最新鋭の設備とIoT技術を備えた国内最大級の食品工場の一つである。

    また、世界に一つだけのオリジナルのカップヌードルが作れる「マイカップヌードルファクトリー」、来場者に商品パッケージのステッカーを貼ってもらう参加型アートも設置され、体験型工場見学の最新形を提示している。

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    SAMURAI佐藤可士和太田拓実工場滋賀
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