SHARE 京都の静原に事務所を構える「森田一弥建築設計事務所」の日常を捉えた動画の2019年版
京都の静原に事務所を構える「森田一弥建築設計事務所」の日常を捉えた動画の2019年版が公開されています。2017年に公開されたヴァージョンはこちらで。
京都の静原に事務所を構える「森田一弥建築設計事務所」の日常を捉えた動画の2019年版が公開されています。2017年に公開されたヴァージョンはこちらで。
小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所が設計した、中国の、限界集落の6棟を解体して宿泊施設を新築し村を再生するプロジェクト「大山初里-Origin Villa-」です。
中国農村部の廃れた限界集落(空心村)の6棟を解体して宿泊施設を新築し村を再生するプロジェクト。
集落の中に点在する形でホテルが入り込む為、当然周囲の民家との景観的な調和は求められた。地元の土を使って作る土壁は美しい。ただ、どっしりとした土壁で囲まれた空間は閉塞感があり、室内から周囲の美しい景観を満足に望むことができない。また、生活感溢れる土壁でできた集落に馴染みすぎてしまっては、旅行客の集客は望めない。
この地の豊かな自然環境を十分に享受する(開く)ことと、周辺の集落との調和(土壁で閉じる)する必要もある、相反する2つの条件が課題となった。
森田一弥建築設計事務所が改修を手掛けた、京都の住宅「下鴨の家」の写真が18枚公開されています。
京都市の下鴨神社に近い住宅地に建つ木造建物を改修した小さな住宅である。前面道路は京都と日本海をつなぐ街道の1つ鞍馬街道で、ゆるくカーブした道の両側には町家などの古い民家も点在する。
門から続く「路地庭」を歩いていくと玄関に着く。室内はコンクリートの土間で仕上げられ、土間のすぐ先に庭の緑が感じられる。土間部分の壁と天井もまた白漆喰で覆われているが、垂れ壁を設けてガラス面を切り取り、漆喰の入隅を丸めて洞窟のように仕上げることで、庭をすぐそばに感じながらも適度に壁に包まれた安心感を得ることができる。
庭に面した土間空間と対照的に、一階のキッチンと二階の寝室は、既存の木造軸組や古い土壁をできる限り露出することで、この建物の経てきた歴史と構造的な成り立ちを感じられるようにしている。
ガラス張りの白い浴室を通過して、寝室にはいつも明るい光が届く。そして寝室から洗面室を通り抜けた先にあるベランダからは再び、アプローチの「路地庭」を見渡すことができる。
森田一弥建築設計事務所のウェブサイトに、京都の住宅「銀閣寺前町の家」の写真が18枚掲載されています。
京都市の銀閣寺への参道に近い、哲学の道に面した敷地に建つ住宅。周辺は塀や生垣に囲まれた住宅が並ぶ閑静な住宅地の一角にあたる。
「塀に囲まれた邸宅」という周辺地域に共有された配置を踏襲し、敷地の中央に長方形のボリュームを配置し、周囲に残った細長いスペースを庭として楽しめるような計画とした。
一階部分はできる限り明るく開放的な空間となるよう、コンクリートのコアとスチールのスレンダーな柱で支えられた構造として、障子を開ければどの方角にでも住宅を取り囲んだ庭を楽しめるようにしている。
開放的な一階から一転して、二階部分はごく限られた窓を持つ木造の空間である。階段を上った先にあるサンルームでは南側の哲学の道に対する眺望を確保しつつ、寝室では近隣の住宅から室内のプライバシーを守っている。
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsが設計した、神奈川・横浜市の学童保育施設「PUZZLE」です。
横浜・元街小学校放課後キッズクラブの改修計画である。内装は一切手を付けられず、家具のみで小学校の標準教室的な雰囲気を一新してほしいという条件であった。子供が自分で居場所を見出し、作り上げられるきっかけに満ちたインテリアを提案した。
住宅用の置くだけのタイルカーペットを用いて幾何学模様を作り、色や種類を変えて踏み心地のバリエーションを生み出した。タイルカーペットの大きさに合わせた箱家具は磁石によって家具同士がぴたりと着くようになっている。S極とN極が直感的にわかるように着色を行った。
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