architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2020.2.18Tue
2020.2.17Mon
2020.2.19Wed
建築家の藤田雄介が立ち上げた建具メーカー 戸戸からリリースされた「木のレバーハンドル」と、論考「技術と素材と歴史が織りなす部材」
photo©長谷川健太

SHARE 建築家の藤田雄介が立ち上げた建具メーカー 戸戸からリリースされた「木のレバーハンドル」と、論考「技術と素材と歴史が織りなす部材」

architecture|design|feature
図面ありプロダクト藤田雄介長谷川健太
建築家の藤田雄介が立ち上げた建具メーカー 戸戸からリリースされた「木のレバーハンドル」と、論考「技術と素材と歴史が織りなす部材」 photo©長谷川健太

建築家の藤田雄介が立ち上げた建具メーカー 戸戸(こと)からリリースされた「木のレバーハンドル」と、その制作過程や歴史との繋がりを解説する論考「技術と素材と歴史が織りなす部材」です。この製品の販売ページはこちら。

我々は設計活動のかたわら「戸戸(こと)」という建具専門メーカーを立ち上げ、オリジナルの建具やその周辺のエレメントを流通してきた。それらは設計した建築の中で、必要に応じて生み出されたものであり、信頼している職人や作家との協働によりつくったものである。戸戸での流通に際しても、彼らと製品化していく生産体制を貫いている。

建築家によるテキストより

モダニズム黎明期の建築家の多くが、建築設計だけでなく家具や照明そしてドアハンドルなどを作り出していたが、我々はこれを彼らへのオマージュとしても考えた。20世紀初頭、ドイツを中心とした金物鋳造技術の発達がバウハウスやユーゲントシュティール、北欧など周辺国の建築家(アアルト・ヤコブセン・レヴェレンツなど)の建築金物を生み出したように、その時代の技術が新たな建築だけでなく付随するエレメントをつくりだしてきた。

建築家によるテキストより

また今後の展開として、今回の開発で得た知見をもとに、建築家各々が自らデザインしたレバーハンドルをつくれる仕組みをつくれないか模索している。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

建築家の藤田雄介が立ち上げた建具メーカー 戸戸からリリースされた「木のレバーハンドル」と、論考「技術と素材と歴史が織りなす部材」 photo©戸戸
建築家の藤田雄介が立ち上げた建具メーカー 戸戸からリリースされた「木のレバーハンドル」と、論考「技術と素材と歴史が織りなす部材」 photo©戸戸
建築家の藤田雄介が立ち上げた建具メーカー 戸戸からリリースされた「木のレバーハンドル」と、論考「技術と素材と歴史が織りなす部材」 photo©戸戸
建築家の藤田雄介が立ち上げた建具メーカー 戸戸からリリースされた「木のレバーハンドル」と、論考「技術と素材と歴史が織りなす部材」 photo©戸戸
建築家の藤田雄介が立ち上げた建具メーカー 戸戸からリリースされた「木のレバーハンドル」と、論考「技術と素材と歴史が織りなす部材」 photo©戸戸
建築家の藤田雄介が立ち上げた建具メーカー 戸戸からリリースされた「木のレバーハンドル」と、論考「技術と素材と歴史が織りなす部材」 photo©戸戸
建築家の藤田雄介が立ち上げた建具メーカー 戸戸からリリースされた「木のレバーハンドル」と、論考「技術と素材と歴史が織りなす部材」 photo©戸戸
建築家の藤田雄介が立ち上げた建具メーカー 戸戸からリリースされた「木のレバーハンドル」と、論考「技術と素材と歴史が織りなす部材」

以下、建築家によるテキストです。


技術と素材と歴史が織りなす部材

我々は設計活動のかたわら「戸戸(こと)」という建具専門メーカーを立ち上げ、オリジナルの建具やその周辺のエレメントを流通してきた。それらは設計した建築の中で、必要に応じて生み出されたものであり、信頼している職人や作家との協働によりつくったものである。戸戸での流通に際しても、彼らと製品化していく生産体制を貫いている。
今回の「木のレバーハンドル」は、キノカグヤ・中西さんという方との協働である。彼は木工を専門にしているが鉄工もできたり、CNCルーターを自作でつくりRhinocerosでモデルを立ち上げ加工できる多能工の職人である。「木のレバーハンドル」は中西さんの多彩な技術がなければつくり得ないものだった。

我々は、これまで「木のつまみ」「木のドアノブ」といったエレメントを生産流通してきたが、今回のレバーハンドルは製品化する上での難易度の高いものだった。その理由としては、力の掛かり方が大きく木のみでは耐久性が出ないため、鉄とのハイブリッドが必要なためだ。
そのために取った方策は、一度仕上がりの形にした無垢材を上下で割り、中に鉄部を組み込むための溝をCNCルーターで掘り込み、鉄の軸と芯棒受けを入れて、無垢材を再接着するというものだった。ちなみに、CNC用のデータ作成から鉄部の加工や溶接も全て中西さんが行なっている。木工・鉄工・CNCのハイブリッドにより、無垢材で仕上がったレバーハンドルが生まれたのである。

モダニズム黎明期の建築家の多くが、建築設計だけでなく家具や照明そしてドアハンドルなどを作り出していたが、我々はこれを彼らへのオマージュとしても考えた。20世紀初頭、ドイツを中心とした金物鋳造技術の発達がバウハウスやユーゲントシュティール、北欧など周辺国の建築家(アアルト・ヤコブセン・レヴェレンツなど)の建築金物を生み出したように、その時代の技術が新たな建築だけでなく付随するエレメントをつくりだしてきた。そうして生まれた建築は、全体と部分が分かちがたく統合され、ある時代の空気をまとっていた。そのような建築が現代においても可能か?という問いへの投げ掛けとして、このレバーハンドルを位置付けたい。また今後の展開として、今回の開発で得た知見をもとに、建築家各々が自らデザインしたレバーハンドルをつくれる仕組みをつくれないか模索している。

■製品概要

素材:タモ無垢材, ブラックチェリー無垢材 蜜蝋ワックス仕上げ、鉄製軸・芯棒
用途:室内開き戸用
扉厚:28~40mm
サイズ:W=125mm, H=25mm, D=50mm *丸座含まず
開発期間:2018年12月〜2020年2月
販売ページ:http://koto.tools/stories/木のレバーハンドル/

  • SHARE
図面ありプロダクト藤田雄介長谷川健太
2020.02.18 Tue 16:35
0
permalink

#藤田雄介の関連記事

  • 2024.10.01Tue
    建築家の藤田雄介による書籍『建具の手がかり: 境界を操作する39の手法』をプレビュー。建具メーカーも運営する建築家による初の単著。スカイハウスほか26作品と著者自身による13作品を取り上げ、“建具”と“境界”に着目して読み解く
  • 2024.4.03Wed
    藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする
  • 2023.9.15Fri
    藤田雄介が手掛ける、建具ブランド“戸戸”の展覧会「戸戸 CASE STUDIES」が、都内2箇所で開催。会期中にトークイベントも行われる
  • 2023.9.14Thu
    【シリーズ・部分から広がる建築思考】藤田雄介インタビュー・後編「建築家としての活動の延長線上で“建具メーカー”を運営する」
  • 2023.8.31Thu
    【シリーズ・部分から広がる建築思考】藤田雄介インタビュー・前編「試行錯誤の中で発見した自身のテーマ“建具”を展開して建築の新たな可能性を追求する」
  • 2023.3.28Tue
    藤田雄介+伊藤茉莉子 / Camp Designによる、東京・北区の「野縁の家」。建て込んだ場の再建築不可の木造住宅の改修。採光確保を設計の主題として、天窓等からの光を拡散する“半透明ポリカの光天井”を考案。内部建具の見付も“極限まで”細くして光で満たされる空間を作る
  • 2023.3.20Mon
    藤田雄介+伊藤茉莉子 / Camp Designによる、神奈川・藤沢市の住戸改修「白と黒の家」。壁式RC造の団地での計画。間取り変更が難しい条件での“生活の更新”を求め、用途を一室にまとめる等の“必要諸室の在り方の再構成”を志向。入念に物の配置を検討して施主の求める“気持ち良さ”も作る
  • 2022.9.16Fri
    SDレビュー2022の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  • 2022.4.07Thu
    藤田雄介+伊藤茉莉子 / Camp Designによる、茨城の店舗兼住宅「常陸太田の町家」。地域との接点になる生業の場を併設との施主の要望に、“離れつつ繋がる”状態を意識して“通り土間”を挟む構成と“軒の出が変わる屋根”等を考案、対象を選びながら町・店・住居の連続性をつくる
  • 2021.4.15Thu
    /
    TOTO通信の2021年春号「特集:建築家のもうひとつの仕事」のオンライン版が公開。寳神尚史・藤田雄介・菅原大輔・小泉誠に設計ではない仕事の話を聞く
  • view all
view all

#長谷川健太の関連記事

  • 2025.4.17Thu
    小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「佐仁の家」。施主が扱う建材の体験なども目的とした貸別荘。機能に捉われない“様々な顔を持つ”存在とする為、風土から導かれる“建築の原型”と向き合い計画。地域と繋がりの深い“土俵”の構造形式を引用と再編集して造る
  • 2025.3.18Tue
    トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「ROTOTO STORE」。ソックスブランドの旗艦店。地域に根付いた“居場所”も目指し、ソックス型のテーブルのある多目的スペースを備えた空間を考案。靴下を履いた様なオリジナルのスツールは試着時のみならずイベント時の活用も可能
  • 2025.2.24Mon
    山路哲生建築設計事務所による、東京・江東区の店舗「MONNAKA COFFEE」。近い将来の解体と再利用を前提とした計画。物流と工法を主要テーマとし、輸送性を意図したコンテナサイズの木構造ユニットを組合わせて造る建築を考案。持続可能性も考慮して地産材の活用や端材での家具製作も行う
  • 2025.2.21Fri
    畠中啓祐建築設計スタジオによる、千葉・習志野市の飲食店「圓心茶荘」。台湾の伝統的手法で茶を提供する店。給仕までの一連の動作を円滑かつ直に楽しめるように、給水・加熱・排水の機能を備えたオリジナルのカウンターを考案。銘木と浸透性の左官材を主要素材として設備類を埋め込む
  • 2025.2.18Tue
    栫井寛子+徳永孝平 / atelier SALADによる、鹿児島の「指宿白水館 白砂の間」。老舗旅館にコンセプトルームを作る計画。地域の“砂むし温泉”に着目し、体験から得られる“生命の原初に回帰した様な解放感”の表現を志向。砂の手触り等を想起させる素材を用いて海へと視線が抜ける空間を作る
  • 2025.2.14Fri
    會田倫久 / TAAOと日高海渡 / swarmによる、栃木・那須郡の「Mr.forest」。森の中にある“プライベートキャンプ施設”の計画。自然との対峙を後押しする存在を求め、できるだけ小さく“身を隠す”建築を志向。“竪穴式住居”から着想を得た断面構成として活動をサポートする諸機能を収める
  • 2025.1.30Thu
    ゲンスラーと竹中工務店による、愛知の「MARUWA 瀬戸工場」。郊外に建つセラミック素材メーカーの新工場。目指すべき企業像の表現も目指し、企業と世界・敷地と地域・伝統と未来を繋ぐ“架け橋”となる存在を志向。水平方向に伸びるテラスと屋根を特徴とする建築を考案
  • 2025.1.29Wed
    坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・銀座の、大型店舗内のディスプレイ「TDS New Balance FW24」。新製品の発表の為に計画。ブランドが掲げる”ジェンダーニュートラル”の強調を求め、サイズ違いで陳列した際の“丈の変化”に沿う“傾いた什器”を考案。このシーズンの製品から着想して“虹色”の仕上げとする
  • 2025.1.22Wed
    トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す
  • 2025.1.16Thu
    元木大輔 / DDAAによる、東京・千代田区のオフィス「HAKUHODO Gravity」。新築ビルの二つの階での計画。現代の労働環境に求められる“複雑な状況”に応える為、多様な選択肢が“相互に関係しながら機能”する空間を志向。合理性も考慮して既存のフロア材を転用した家具等で場を作り上げる
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    【ap job更新】 末光弘和+末光陽子/株式会社SUEP.が、福岡アトリエでの設計スタッフを募集中

    ap job 【ap job更新】 末光弘和+末光陽子/株式会社SUEP.が、福岡アトリエでの設計スタッフを募集中

    architecture|job
    建築求人情報
    【ap job更新】 末光弘和+末光陽子/株式会社SUEP.が、福岡アトリエでの設計スタッフを募集中
    【ap job更新】 末光弘和+末光陽子/株式会社SUEP.が、福岡アトリエでの設計スタッフを募集中淡路島の住宅
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    末光弘和+末光陽子/株式会社SUEP.の、福岡アトリエでの設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    株式会社SUEP.では、現在、福岡アトリエで設計スタッフを募集しております。

    SUEP.では、これまで地球環境をテーマにした建築デザインを多く手がけてきました。ここ数年は、そういった思想に共感していただく国内外の方から依頼も増え、日本だけでなく、様々な国でプロジェクト展開をしています。特にアジアの蒸暑気候における開放系の建築や都市空間に興味を持っており、これからのアジアモデルともいえるデザインを研究し、日本から発信していきたいと考えています。

    今回は、今後の活動展開の拠点となる福岡アトリエでのスタッフ募集です。勤務地は福岡アトリエ(福岡市中央区天神)になりますが、東京事務所とも時々往来しながら勤務してもらうことになります。

    このような私たちの考え方に共感し、一緒に建築を楽しんで設計していく方の応募をお待ちしております。チーム性でフラットな議論を進めるのもSUEP.の特徴です。興味のある方は、是非ご連絡ください。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2020.02.18 Tue 17:32
    0
    permalink
    レゴのアーキテクチャーシリーズで「東京」が発売
    サムネイル:レゴのアーキテクチャーシリーズで「東京」が発売

    SHARE レゴのアーキテクチャーシリーズで「東京」が発売

    architecture|culture
    東京レゴ

    レゴのアーキテクチャーシリーズで「東京」が発売されています
    amzn.to

    レゴのアーキテクチャーシリーズで「東京」が発売されています。2020年1月に販売開始した商品です。リンク先のamazonに写真が7枚掲載されています。

    アイコニックな建築や名所を本格的に再現した大人向けのレゴアーキテクチャー 「東京」をその手で組み立てて、活気にあふれる日本の首都を再現しよう。

    東京タワー、モード学園コクーンタワー、東京ビッグサイト、東京スカイツリー、千鳥ヶ淵公園、渋谷交差点などのスケールモデルがそろった、東京での思い出がよみがえるコレクターズ組み立てセットです。

    「Tokyo」のネームプレートと基礎版付きで、自宅やオフィスでのディスプレイにも適合です。東京についての豆知識やレゴデザイナーについての記事が読めるブックレットが付属しています。

    レゴがはじめてでも簡単に組み立てられる大人向け(対象年齢:16歳以上)の建築モデルセットは、東京に行ったことがある人やいつか行ってみたい人、東京に住んでいる人や住んだことがある人へのギフトにもぴったりです。

    amazon.co.jp
    • SHARE
    東京レゴ
    2020.02.18 Tue 11:02
    0
    permalink
    ジャン・プルーヴェの書籍『構築の人、ジャン・プルーヴェ』
    サムネイル:ジャン・プルーヴェの書籍『構築の人、ジャン・プルーヴェ』

    SHARE ジャン・プルーヴェの書籍『構築の人、ジャン・プルーヴェ』

    architecture|design|book
    ジャン・プルーヴェ
    ジャン・プルーヴェの書籍『構築の人、ジャン・プルーヴェ』がamazonで発売されています
    amzn.to

    ジャン・プルーヴェの書籍『構築の人、ジャン・プルーヴェ』がamazonで発売されています。こちらでは詳細な目次がPDFで公開されています。プルーヴェのwikipediaページはこちら。

    フランス・ロレーヌ地方の鉄鋼の町ナンシーで、エコール・ド・ナンシーの美術家を父に育ったジャン・プルーヴェ(1901-1984)。その地で鋳鉄職人としてものづくりを始め、先進的な建築家たちと共に制作を行ううち、自らがフランス・モダニズムを先導する建築家となっていた。
    戦後、復興期のフランスで、人々の暮らしの再建に必要な住宅を直ちに供給すべく、逸早く住宅の工業生産化にとりくみ、アルミニウム素材を大胆に用いた部材、組立て・解体が容易なプレファブ工法の住宅を考案。その技術を応用した革新的な建設法を駆使して、公共施設、個人住宅、学校建築、学生用の家具などを次々とつくりだしてゆく。晩年にはポンピドゥー文化センター国際競技設計の審査員長も務めたが、生涯、公認の建築家の資格を得ることはなかった。
    プルーヴェの手になる構築物は、その部材のひとつひとつにまで、構造を知り、素材に従うことで生まれる正直な「かたち」が息づいており、頑健でありながらどこか愛らしい佇まいの建築や家具は、時をこえ人々を魅了しつづけている。
    20世紀デザイン史で異彩を放つ真の「構築家」の作品と人生を、アトリエ・ジャン・プルーヴェのプロジェクト・チーフとして協働した建築家・早間玲子の編訳でおくる。

    amazon.co.jp

    • SHARE
    ジャン・プルーヴェ
    2020.02.18 Tue 10:45
    0
    permalink
    【ap job更新】 田中哲也建築構造計画が、スタッフ(新卒・中途)とアルバイトを募集中

    ap job 【ap job更新】 田中哲也建築構造計画が、スタッフ(新卒・中途)とアルバイトを募集中

    architecture|job
    建築求人情報
    【ap job更新】 田中哲也建築構造計画が、スタッフ(新卒・中途)とアルバイトを募集中
    【ap job更新】 田中哲也建築構造計画が、スタッフ(新卒・中途)とアルバイトを募集中
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    田中哲也建築構造計画の、スタッフ(新卒・中途)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    田中哲也建築構造計画では一緒に頑張れる仲間を募集しています。

    弊社では構造技術者としての安全性の確保や技術的な側面はもちろんのこと、プロジェクトの実現に向けた様々なハードルをクリア出来る様に、建築家をはじめとしたチームを構造の面からサポートします。建築は設計から完成するまでに多くの“人”とチームとして協働するため、“仲間”のことを常に心掛けながら一緒に苦労や喜びを共有できることを楽しみにしています。

    これまで、
    インスタレーションから土木スケールの構造物まで
    RC造、鉄骨造、木造、ハイブリッド、免制震など様々な構造形式
    新築だけでなくリノベーション、耐震診断、耐震補強
    伝統木造(重要文化財)から新しい工法、素材まで

    といった幅広いプロジェクトに携わってきた経験を活かしながら、より洗練されたデザインになる様に最適解の提案かつ新しいことへのチャレンジすることを心掛けています。

    ■弊社で得られること
    将来独立を考えている人も大歓迎です。計画から設計、現場監理までの建築ができるまでの流れを全て経験できること、幅広い多くのプロジェクトを通じて将来の糧になる様な経験やノウハウを得られると思います。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2020.02.18 Tue 07:33
    0
    permalink
    森美術館での展覧会「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命 ― 人は明日どう生きるのか」の会場動画

    SHARE 森美術館での展覧会「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命 ― 人は明日どう生きるのか」の会場動画

    architecture|art|design|video
    アート展デザイン展テクノロジー建築展

    森美術館での展覧会「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命 ― 人は明日どう生きるのか」の会場動画です。会期は2020年3月29日まで。山梨知彦、五十嵐太郎、WOHA、ビャルケ・インゲルス、MAD、竹中工務店などが出展、noizが関わったインスタレーションも見ることができます。出展者の詳細はこちらでどうぞ。

    以下は展覧会公式の概要。

    テクノロジーの発達は、いま、私たちの生活のさまざまな側面に大きな影響を与えようとしています。近い将来、人間は多くの判断を AI(人工知能)に任せるようになり、AIが人類の知能を超え、私たちの社会や生活に急激な変化をもたらす「シンギュラリティ」が到来すると言われています。また、ブロックチェーン技術は、社会システムに新たな信用と価値を作り出し、多様なバイオ技術は、食や医学、そして環境に多大な影響を与えることになるでしょう。私たち人間が身体機能を拡張させ、いま以上に長寿を享受する時代もそう遠くない話なのかもしれません。そうした急激な変化がもたらす未来は決して明るいものだけではないかもしれませんが、私たちは、少なくとも20-30年後の未来のヴィジョンについて考えることが必要なのではないでしょうか。それは同時に、豊かさとは何か、人間とは何か、生命とは何かという根源的な問いにもつながるのです。

    本展は、「都市の新たな可能性」、「ネオ・メタボリズム建築へ」、「ライフスタイルとデザインの革新」、「身体の拡張と倫理」、「変容する社会と人間」の5つのセクションで構成し、100点を超えるプロジェクトや作品を紹介します。AI、バイオ技術、ロボット工学、AR(拡張現実)など最先端のテクノロジーとその影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築を通して、近未来の都市、環境問題からライフスタイル、そして社会や人間のあり方をみなさんと一緒に考える展覧会です。

    mori.art.museum
    • SHARE
    アート展デザイン展テクノロジー建築展
    2020.02.18 Tue 07:21
    0
    permalink
    2020.2.17Mon
    • 【ap job更新】 中村拓志&NAP建築設計事務所が、設計スタッフ、広報・秘書スタッフを募集中
    • 最も注目を集めたトピックス [期間:2020/2/10-2/16]
    2020.2.19Wed
    • OSTR / 太田翔+武井良祐による、大阪市の2軒連なる長屋を改修した、自身のオフィス兼イベントスペース「本庄西の現場」
    • スタジオ・バロッツィ・ヴェイガによる、スイス・チューリッヒの文化施設「Tanzhaus Zürich Cultural Center」の写真など
    • 【ap job更新】 環境に配慮した建築と場づくりをおこなう「ビオフォルム環境デザイン室」が、設計スタッフ(正社員・プロジェクト契約社員等)を募集中(特に環境建築に興味のある方)
    • VUILDが2019年に完成させた、富山・利賀村の短期滞在型シェア別荘「まれびとの家」の動画
    • ルーチョ・フォンタナの、アメリカのギャラリーでの展覧会「Walking the Space: Spatial Environments, 1948 – 1968」の会場動画

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white