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ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」
photo©Edmund Sumner

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architecture|feature
2.5アーキテクツ森藤文華葛沁芸エドモンド・サムナージュリアンウォラル・スぺーシーズ図面あり
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner

ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)が設計した、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」です。

“UBARA BEACHOUSE” は、日本に住むオーストラリア人の兄弟夫妻がその両親や家族とともに余暇を過ごすための別荘として計画された。敷地は成田空港からも近い千葉の外房の地、太平洋に面した海岸沿いにある。敷地眼下に広がる海の眺望を最大に取り入れつつ、家族それぞれが静かに過ごす事のできる空間を計画した。

建築は、過酷な自然環境と対峙する海岸に置かれたキューブが、家族を包み込むイメージからスタートした。そのキューブをGLより+約3000浮いた空中に鉄骨と木の混構造の架構として配し、南西方向に大開口を設けることで海の眺望を最大限に生かした。また、水平線の彼方には兄弟の故郷オーストラリアが位置する。

建築家によるテキストより

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ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
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ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
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ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Fumika Morito
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Fumika Morito
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 photo©Edmund Sumner
ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 image©ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ
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ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」 image©ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ

以下、建築家によるテキストです。


“UBARA BEACHOUSE” は、日本に住むオーストラリア人の兄弟夫妻がその両親や家族とともに余暇を過ごすための別荘として計画された。敷地は成田空港からも近い千葉の外房の地、太平洋に面した海岸沿いにある。敷地眼下に広がる海の眺望を最大に取り入れつつ、家族それぞれが静かに過ごす事のできる空間を計画した。

建築は、過酷な自然環境と対峙する海岸に置かれたキューブが、家族を包み込むイメージからスタートした。そのキューブをGLより+約3000浮いた空中に鉄骨と木の混構造の架構として配し、南西方向に大開口を設けることで海の眺望を最大限に生かした。また、水平線の彼方には兄弟の故郷オーストラリアが位置する。

この海へと開かれたキューブはリビングスペースであり、建築の中心的空間となっている。キューブの周囲へ補助的空間を付加し、多角形とキューブの複合した形態となった。この形態は施主家族、兄ジュリアンと弟ステファンの空間への好みの「複合と対立」を表現しているとも言えるだろう。兄ジュリアンは幾何学的形態(ここではキューブ)への好みと、クロウズ・ネスト的な小空間への好みを表明していた。一方で、弟ステファンは、空間の最大化を常に理想としており、1ミリでも天井を高く、また可能な限り空間を遮る要素を減らすことを要求した。その結果、リビング上部のロフトや、そこから潜戸を抜けて出る小さなルーフテラス、リビンクに隣接するキッチン、小さな三角形のバルコニー、本棚スペース、そういった小空間がそれぞれの空間性を保ちながらもリビングと連続的に接続する内部空間となった。下階の二つの寝室や、浴室、トイレ等も鉄骨階段のある土間の吹き抜けを介し、上階の大空間と一体化する。小空間を大事にしつつもキューブによって立体的に大きな気積を成立させることで、ミニマムだが窮屈さを感じさせない建築を実現した。

外装や内装の使用マテリアルは、海からの絶え間ない潮風や砂といった厳しい自然環境への応答として、鵜原の伝統的漁村や海岸部のインフラ設備から着想を得た、焼杉及び亜鉛鍍金処理した鋼材、及び船舶から着想を得た帆布やロープ等の繊維材を意識的に用い、バナキュラーの現代的実践を目指した。

また、このプロジェクトで挑戦したこととして、建築を介したコミュニケーションの新しい形態の模索がある。小さな建築が完成するまでに膨大なやり取りが行われ、沢山の人々が関わることは世界中で度々起こっていることだろうし、建築家にとっても珍しいことではない。しかしやり取りの軌跡や感情はその家族にとって一度きりのものであり、建築体験の重要な部分であると言えるのではないか。コミュニケーションのプロセスを通じた建築体験を、どのように記録し、後世に伝達することができるのか。

1つの試みは、和室の寝室に設置した「鵜原ユートピア」と題した障子絵の製作である。「鵜原理想郷」とは敷地付近にある実際の地名だ。都市史学者である兄とアートコレクターである弟の両者に捧げるトリビュートとして製作した、建築表現と芸術表現の混紡としての作品である。すでに一種の職人術と化してしまった手描きによる建築図面表現を用い、敷地環境を緻密なドローイングとして描き出した。竣工時の集落と建築の姿を書き留めた記録でもあるこの障子絵は、昼は外の光によって浮かび上がり、夜は行灯のように灯る。

こういった建築にまつわる表現と記録は、私たちと施主とのコミュニケーションであると同時に、この建築に関わった全ての人々と将来別荘の主人となる兄弟夫妻の子供達とのコミュニケーションともなることを願っている。

■建築概要

UBARA BEACHOUSE
設計:Julian Worrall Spaces + 2.5 architects
監理:2.5 architects
構造:Structured Environment
竣工年月:2017年6月
所在地:千葉県勝浦市
敷地面積:100.08㎡
有効敷地面積:95.13㎡
許容建ぺい率:70%
許容容積率:200%
用途:一戸建ての住宅
工事種別:新築工事
構造:木造
階数:2
最高高さ:8,730mm
軒高:5,400mm
建築面積:55.60㎡
建ぺい率:58.4%
GF床面積:50.92㎡
1F床面積:47.40㎡
延床面積:98.32㎡
容積率:103.4%

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2.5アーキテクツ森藤文華葛沁芸エドモンド・サムナージュリアンウォラル・スぺーシーズ図面あり
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    photo©大竹央祐

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    多和良屋住宅杉中真由美杉中浩之杉中瑞季杉中俊介図面あり大竹央祐神奈川横浜
    杉中浩之+杉中真由美+杉中俊介+杉中瑞季 / 多和良屋による、神奈川・横浜市の住宅「反町の家」 photo©大竹央祐

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    建築家によるテキストより
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    多和良屋住宅杉中真由美杉中浩之杉中瑞季杉中俊介図面あり大竹央祐神奈川横浜
    2020.04.08 Wed 16:46
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    荒川修作+マドリン・ギンズが2005年に完成させた集合住宅 三鷹天命反転住宅をテーマにしたドキュメンタリー「死なない子供、荒川修作」が期間限定で無料公開

    SHARE 荒川修作+マドリン・ギンズが2005年に完成させた集合住宅 三鷹天命反転住宅をテーマにしたドキュメンタリー「死なない子供、荒川修作」が期間限定で無料公開

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    マドリン・ギンズ荒川修作三鷹市集合住宅東京
    荒川修作+マドリン・ギンズが2005年に完成させた集合住宅 三鷹天命反転住宅をテーマにしたドキュメンタリー「死なない子供、荒川修作」が期間限定で無料公開されています
    www.architectural-body.com

    荒川修作+マドリン・ギンズが2005年に完成させた、東京・三鷹の集合住宅 三鷹天命反転住宅をテーマにしたドキュメンタリー「死なない子供、荒川修作」が期間限定で無料公開されています。公開終了は2020年6月末を予定とのこと。

    新型コロナウイルスの影響によって世界中が不安な時を過ごしている今日、私たち一人一人が繋がりを持つ様々なコミュニティーとの絆は心強い支えとなっています。荒川修作+マドリン・ギンス東京事務所、並びにニューヨークのReversible Destiny Foundationスタッフ一同、改めて皆様との絆に深く感謝申し上げます。

    都市の封鎖や外界との断絶が強いられる状況の下、多くのアーティスト、美術館をはじめアート界では、新しい手法で芸術の可能性を発表し共有できる取り組みを始めています。荒川修作+マドリン・ギンス東京事務所とReversible Destiny Foundationも、皆様と荒川+ギンズが創造した様々な哲学やプロジェクトを共有したく、この度新しく隔週でニューズレター『Distraction Series』の配信を始めます。

    architectural-body.com

    映画『死なない子供、荒川修作』/ Children Who Won’t Die, ARAKAWA
    本編: 80分 / 言語: 日本語 / 字幕: 英語
    配信終了予定:2020年6月末日

    テーマパーク「養老天命反転地」、死なないための住宅「三鷹天命反転住宅」、巨大な円筒建造物「奈義の龍安寺」など、奇想天外な作品群で世界中に大きな波紋を投げかけてきた荒川修作が、2010年5月19日午前0時35分、ニューヨークで急逝した。生前、自身の建てた「三鷹天命反転住宅」について荒川はこう語っている。「ここに住むと身体の潜在能力が引き出され、人間は死ななくなる」と。

    常識を軽々と越えた荒川氏の言葉の数々をはじめ、宇宙物理学者・佐治晴夫氏のインタビュー、三鷹の“死なない家”で生活する人々の身体的変化、そこで生まれ育った子供の記録映像を織り交ぜながら、芸術・科学・哲学を総合した斬新な都市計画を構想するまでに至った荒川の全活動を振り返る本作は、全人類の誰もが想像すらできなかった世界の可能性を浮き彫りにするとともに、壮大な生命賛歌を高らかに歌い上げる。

    Cast: 荒川修作、佐治晴夫、山岡遊眞、山岡想乃、三鷹天命反転住宅の住人
    監督: 山岡信貴
    音楽: 渋谷慶一郎
    ナレーター:浅野忠信

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    マドリン・ギンズ荒川修作三鷹市集合住宅東京
    2020.04.08 Wed 10:38
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    グラフィックデザイナー 西村祐一 / Rimishunaと、京都国立近代美術館のキュレーター 本橋仁の展示デザインによる、展覧会「チェコ・デザイン 100年の旅」
    photo©守屋友樹

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    architecture|design|exhibition|feature
    Rimishuna本橋仁守屋友樹西村祐一デザイン展
    グラフィックデザイナー 西村祐一 / Rimishunaと、京都国立近代美術館のキュレーター 本橋仁の展示デザインによる、展覧会「チェコ・デザイン 100年の旅」 photo©守屋友樹

    グラフィックデザイナー 西村祐一 / Rimishunaと、京都国立近代美術館のキュレーター 本橋仁の展示デザインによる、展覧会「チェコ・デザイン 100年の旅」です。
    京都国立近代美術館でのこの展示は現在臨時休館中です。

    美術館での展示におけるパネルやキャプションなどの文字情報の扱いは、日頃から細心の注意を払いたいと考えている。この展覧会は1900年から現代までのデザインをクロノロジーで紹介するものだ。紹介される作品の多くは「日用品」である。もしこれが、絵画作品や彫刻といった美術作品(Fine Art)であれば、作品名が書かれたキャプションを作品の近くに設置することは妥当な選択といえるだろう。
    しかし、展示されるものが本展のように日用品である場合、どうだろうか。当然、普段の生活では日用品にベタベタとキャプションなど貼られていない。デザイン展においては作品が、あまりに「作品然」としすぎることは、応用美術(Applied Art)を扱うデザインにおいてはリアリティを失ってしまう。

    設計者によるテキストより
    • 残り45枚の写真と建築家によるテキスト
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    Rimishuna本橋仁守屋友樹西村祐一デザイン展
    2020.04.08 Wed 10:20
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    トラフによる、東京・代官山の店舗「ミナ ペルホネン ネウトラーリ」の写真

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    architecture|fashion
    渋谷区店舗禿真哉東京鈴野浩一代官山
    トラフのウェブサイトに、東京・代官山の店舗「ミナ ペルホネン ネウトラーリ」の写真が掲載されています
    torafu.com

    トラフのウェブサイトに、東京・代官山の店舗「ミナ ペルホネン ネウトラーリ」の写真が14枚掲載されています。

    ファッションブランド、ミナ ペルホネンの新たな直営店として代官山ヒルサイドテラスにオープンした、ミナ ペルホネン ネウトラーリの内装計画。隣地の庭を望む、間口5.4m、奥行き10.8mの矩形の空間が敷地となった。“ネウトラーリ”はフィンランド語で“ニュートラル”を意味し、ミナ ペルホネンが考える“ニュートラル”という視点から新たにつくられた、コレクションラインと合わせやすいシンプルなアイテムを販売する。

    窓の外の庭を森に見立てて借景とし、その風景と連続するように、チークの古材で覆われた小屋を配置した。この小屋にストック、レジカウンター、フィッティングルームなどの機能をもたせ、そのまわりを売り場とした。手前と奥に設けられた壁面のミラーが景色を増幅させ、大きなタマゴ型をした小屋が中央に建っているような錯覚を起こす。チークの古材板が描く緩やかなカーブや、浮遊感のある黒皮鉄のハンガーのラインは、店内奥へと人々を自然に導く。床は既存のフローリングをグレーに染色、壁も白く塗装し、洋服の色が映えるよう、空間の色のトーンを抑えた。

    小屋や庭、ミラーといった要素が内外の境界を曖昧にし、小さな敷地であっても広がりの感じられる空間を目指した。

    torafu.com
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    渋谷区店舗禿真哉東京鈴野浩一代官山
    2020.04.08 Wed 07:03
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    藤本壮介が基本構想とデザイン監修を、佐藤可士和がグランドプロデューサーを務めた、屋上が公園状になっている「ユニクロ パーク横浜ベイサイド店」の写真

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    店舗商業施設神奈川藤本壮介佐藤可士和横浜
    藤本壮介が基本構想とデザイン監修を、佐藤可士和がグランドプロデューサーを務めた、屋上が公園状になっている「ユニクロ パーク横浜ベイサイド店」の写真が、WWDに掲載されています
    www.wwdjapan.com

    藤本壮介が基本構想とデザイン監修を、佐藤可士和がグランドプロデューサーを務めた、屋上が公園状になっている「ユニクロ パーク横浜ベイサイド店」の写真が9枚、WWDに掲載されています。

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    店舗商業施設神奈川藤本壮介佐藤可士和横浜
    2020.04.08 Wed 06:26
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