architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2020.8.21Fri
2020.8.20Thu
2020.8.22Sat
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」
photo©中村晃

SHARE 伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」

architecture|feature
東京中村晃住戸図面あり世田谷区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・建具)建材(内装・キッチン)建材(内装・水廻り)建材(内装・造作家具)伯耆原洋太伯耆原智世
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃

伯耆原洋太+伯耆原智世が設計した、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」です。設計者は竹中工務店設計部に所属する建築家。

コンセプトは「wonder the one room」。壁で区切るのでなく、雰囲気や空気感で仕切り、どこからでも螺旋階段とトップライトを感じることのできる、少し不思議な「ワンルーム」を目指した。
モンゴルのゲルを代表とする原初的な住居の在り様として、「ワンルーム」はある。壁を立てず、ゾーンやコーナーを一つの空間にレイアウトし、中央に天窓のある住まい。今回のリノベーションは、ライフスタイルが多様化する現代における「ワンルーム」へのスタディそのものである。

一つの空間にリビングコーナー、ベッドコーナー、ダイニング・ワーキングコーナー、ストックコーナー全てをレイアウトし、各々のコーナー同士が適切な「距離感」を保つために、壁ではない3つの「wonder」を散りばめた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©伯耆原洋太
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©伯耆原洋太
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©伯耆原洋太
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©伯耆原洋太
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©伯耆原洋太
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©伯耆原洋太
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 photo©中村晃
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 image©伯耆原洋太+伯耆原智世
伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」 image©伯耆原洋太+伯耆原智世

以下、建築家によるテキストです。


竹中工務店設計部に入社し、丸5年。夫婦共に30歳の節目となるこの年、中古マンションを購入し、自分達でリノベーションすることを計画した。会社で携わっているオフィスビルや商業施設等の規模の大きい建物とは全くスケールの異なる個人住宅の設計を試みた。

コンセプトは「wonder the one room」。壁で区切るのでなく、雰囲気や空気感で仕切り、どこからでも螺旋階段とトップライトを感じることのできる、少し不思議な「ワンルーム」を目指した。
モンゴルのゲルを代表とする原初的な住居の在り様として、「ワンルーム」はある。壁を立てず、ゾーンやコーナーを一つの空間にレイアウトし、中央に天窓のある住まい。今回のリノベーションは、ライフスタイルが多様化する現代における「ワンルーム」へのスタディそのものである。

一つの空間にリビングコーナー、ベッドコーナー、ダイニング・ワーキングコーナー、ストックコーナー全てをレイアウトし、各々のコーナー同士が適切な「距離感」を保つために、壁ではない3つの「wonder」を散りばめた。

一つ目はコーナーを横断する土間。玄関からトップライト下を通りベッド手前まで、ワンルームの中央にはモルテックスの土間が貫入する。各コーナーのゾーンとは関係ない位置となるように土間範囲を決めることで、それぞれのコーナーが分かれながらも繋がっている、不思議な距離感を生むと考えた。

二つ目は、寝室のプライベート感と空間の奥行感・つながり感を生み出す仕掛けとしてのS字フルハイトカーテン。1枚のカーテンの裏側には寝室・クローゼットがあり、寝室との間にL型のカーテンをもう1枚配置している。2枚のカーテンを閉じることで視線を遮ることができる。自分達の気分やトップライトからの光に合わせて、空間の透け感を選択できるように計画した。

三つ目は、本棚であり、倉庫であり、ディスプレイであり、テレビボードであり、化粧台であり、照明であり、テレワークスペースである、暮らしを凝縮したフレーミングウォール。

建築学科に入った時からずっと夢だった、「自分達のデザインした場所で暮らす」ということ。30歳になったこの年、ひとつの夢が実現したこの作品を境に、「建築家」としても自分達のキャリアを考えるきっかけとしたい。

■建築概要

設計:伯耆原洋太+伯耆原智世
施工:ルーヴィス
主構造:壁式RC造
用途:住宅
規模:地上3階建
専用面積:57㎡
築年数:18年

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床1

複層フローリングt15 カンヌコムサ マットコート(IOC)

内装・床床2

樹脂モルタル:モールテックス

内装・床螺旋階段踏面

樹脂モルタル:モールテックス

内装・壁壁

ボードペンキ
一部躯体壁表し

内装・天井天井

ボードペンキ

内装・キッチンキッチン

ラワン合板 オイルフィニッシュ

内装・建具カーテン

カーテンレール:WAVE(サイレントグリス)
カーテン:Materio(Kvadrat)

内装・造作家具壁面収納

フレーム部:FB t4×40ダブル全溶接 黒皮塗装研磨仕上げ
棚板部:アカマツ垂木40×30接着 オイルフィニッシュ

内装・水廻り洗面棚

アイキャビ(AICA)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

あわせて読みたい

サムネイル:コー・アーキテクチャー・インターナショナルによる、東京都世田谷区のスパ「Aqua Sports & Spa」
コー・アーキテクチャー・インターナショナルによる、東京都世田谷区のスパ「Aqua Sports & Spa」
  • SHARE
東京中村晃住戸図面あり世田谷区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・建具)建材(内装・キッチン)建材(内装・水廻り)建材(内装・造作家具)伯耆原洋太伯耆原智世
2020.08.21 Fri 19:35
0
permalink

#伯耆原洋太の関連記事

  • 2025.4.16Wed
    伯耆原洋太と伯耆原智世による、東京の住戸改修「切断の諸相06『Pale Veil』」。西側に大きなバルコニーのある区画。内外が一体的な“縁側としての住居”を求め、日照の変化等にも対応する“環境装置”を備えた空間を考案。蔀戸を参照した“バタフライ状に開閉するタープ”を開発して開口に設置
  • 2024.3.28Thu
    伯耆原洋太 / HAMS and, Studioと風間健による、東京の住戸改修「切断の諸相05『A Round and Around』」。改修済みの空間を部分的に再改修。愛着のある“物に囲まれた生活”の要望に、外壁のR形状から着想した“円環の本棚”でリビングを包み込む構成を考案。既存仕上げを“地形”と捉えて様々な“様相”を積極的に受容
  • 2023.9.20Wed
    伯耆原洋太 / HAMS and, Studioによる、東京の住戸改修「切断の諸相04『One Nuance』」。共働きの夫婦の為の住居。多様な活動の受容と将来の変化への追従を求め、構成・色・素材の操作で空間全体に“微妙な差異”をつくる設計を志向。各部屋毎に異なる建具を用いて主空間のリビングの多様な表情も作る
  • 2022.8.10Wed
    伯耆原洋太+伯耆原智世 / HAMS and, Studioによる、東京・世田谷区の住戸改修「切断の諸相02 Ring on the Green」。高密度地に建つ集住内の設計者の自邸。多様な活動を許容する拠点を目指し、“住宅らしさ”を排した空間に照明も兼ねた鉄のフレームが横断する構成を考案。全ての開口部に設けた緑の層が近隣との関係を調整
  • view all
view all

#中村晃の関連記事

  • 2025.4.16Wed
    伯耆原洋太と伯耆原智世による、東京の住戸改修「切断の諸相06『Pale Veil』」。西側に大きなバルコニーのある区画。内外が一体的な“縁側としての住居”を求め、日照の変化等にも対応する“環境装置”を備えた空間を考案。蔀戸を参照した“バタフライ状に開閉するタープ”を開発して開口に設置
  • 2024.3.28Thu
    伯耆原洋太 / HAMS and, Studioと風間健による、東京の住戸改修「切断の諸相05『A Round and Around』」。改修済みの空間を部分的に再改修。愛着のある“物に囲まれた生活”の要望に、外壁のR形状から着想した“円環の本棚”でリビングを包み込む構成を考案。既存仕上げを“地形”と捉えて様々な“様相”を積極的に受容
  • 2024.1.19Fri
    赤池一仁 / ARED ARCHITECTSと冨永識による、東京・世田谷区の住戸改修「Material Waltz」。ワルツの創作過程を設計手法に取り入れた計画。改修における“装飾の舞踏”の表現を求め、既存の規則を“楽譜”と捉え“斜めの空間軸”で新たな“譜面”を構築。“音符”として素材を扱い機能を超えた造形を与える
  • 2023.9.20Wed
    伯耆原洋太 / HAMS and, Studioによる、東京の住戸改修「切断の諸相04『One Nuance』」。共働きの夫婦の為の住居。多様な活動の受容と将来の変化への追従を求め、構成・色・素材の操作で空間全体に“微妙な差異”をつくる設計を志向。各部屋毎に異なる建具を用いて主空間のリビングの多様な表情も作る
  • 2022.12.22Thu
    小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる
  • 2022.10.28Fri
    鎌松亮 / note architectsによる、群馬・草津町の「草津別荘」。切妻屋根の山荘を改修。周辺環境の性質を最大限に顕在化する建築を目指し、外部に面する長手側の気積を大きく取り“森と対峙する空間”を考案。日常の喧騒から離れた特別な余暇の場を作る
  • 2022.8.10Wed
    伯耆原洋太+伯耆原智世 / HAMS and, Studioによる、東京・世田谷区の住戸改修「切断の諸相02 Ring on the Green」。高密度地に建つ集住内の設計者の自邸。多様な活動を許容する拠点を目指し、“住宅らしさ”を排した空間に照明も兼ねた鉄のフレームが横断する構成を考案。全ての開口部に設けた緑の層が近隣との関係を調整
  • 2022.3.11Fri
    青木律典 / デザインライフ設計室による、東京・多摩市の住宅「高基礎の家」。隣地と高低差のある旗竿地に計画、閉塞感回避の為の眺望採光を基礎の高さ設定で実現しそれを内部空間でも活用、機能的な諸室配置を行いつつも多様な光を取り込む事で新たな振舞を引き出す
  • 2022.2.23Wed
    齋藤弦 / Strings Architectureによる、東京・中央区の住戸改修「勝どきのタワーマンション」。都市と住空間が直結する関係性とそこに住む意義を再考し計画、レイヤー構成により活動に応じて都市との距離感を調節できるよう設計、建築形態の特徴である“眺望”を生かすプランニングも意図
  • 2020.8.31Mon
    マ・アーキテクツ / 宮本裕也+留目知明+三浦寛滋による、東京・武蔵野市の、靴紐店「KIXSIX KICHIJOJI」
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,858
    • Follow
    82,002
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    写真家の安齊重男さんが亡くなりました

    SHARE 写真家の安齊重男さんが亡くなりました

    art
    訃報安齊重男
    写真家の安齊重男さんが亡くなりました
    www.tokyo-np.co.jp

    写真家の安齊重男さんが亡くなりました。リンク先は東京新聞です。

    • SHARE
    訃報安齊重男
    2020.08.21 Fri 18:53
    0
    permalink
    カウンタースペースのスマヤ・ヴァリーとハンス・ウルリッヒ・オブリストのオンライン対談の動画

    SHARE カウンタースペースのスマヤ・ヴァリーとハンス・ウルリッヒ・オブリストのオンライン対談の動画

    architecture|video
    講演録ハンス・ウルリッヒ・オブリストカウンタースペーススマヤ・ヴァリー

    カウンタースペースのスマヤ・ヴァリー(Sumayya Vally)とハンス・ウルリッヒ・オブリストのオンライン対談の動画です。2020年5月19日に収録されたものです。カウンタースペースは2020年のサーペンタイン・ギャラリー・パヴィリオンの設計者に選定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で実現は2021年に延期されました。

    • SHARE
    講演録ハンス・ウルリッヒ・オブリストカウンタースペーススマヤ・ヴァリー
    2020.08.21 Fri 18:39
    0
    permalink
    「仙台市役所建て替え、公募型提案方式で選定 審査委員に伊東豊雄氏ら」(河北新報)

    SHARE 「仙台市役所建て替え、公募型提案方式で選定 審査委員に伊東豊雄氏ら」(河北新報)

    architecture|culture
    伊東豊雄庁舎宮城仙台
    「仙台市役所建て替え、公募型提案方式で選定 審査委員に伊東豊雄氏ら」という記事が、河北新報に掲載されています
    www.kahoku.co.jp

    「仙台市役所建て替え、公募型提案方式で選定 審査委員に伊東豊雄氏ら」という記事が、河北新報に掲載されています。

    • SHARE
    伊東豊雄庁舎宮城仙台
    2020.08.21 Fri 18:23
    0
    permalink
    デイビッド・アジャイとハンス・ウルリッヒ・オブリストがオンラインで対談している動画

    SHARE デイビッド・アジャイとハンス・ウルリッヒ・オブリストがオンラインで対談している動画

    architecture|video
    デイヴィッド・アジャイ講演録ハンス・ウルリッヒ・オブリスト

    デイビッド・アジャイとハンス・ウルリッヒ・オブリストがオンラインで対談している動画です。収録日は2020年6月30日(ソース)。

    • SHARE
    デイヴィッド・アジャイ講演録ハンス・ウルリッヒ・オブリスト
    2020.08.21 Fri 17:41
    0
    permalink
    ノーマン・フォスターとハンス・ウルリッヒ・オブリストがオンラインで対談している動画

    SHARE ノーマン・フォスターとハンス・ウルリッヒ・オブリストがオンラインで対談している動画

    architecture|video
    ノーマン・フォスター講演録ハンス・ウルリッヒ・オブリスト

    ノーマン・フォスターとハンス・ウルリッヒ・オブリストがオンラインで対談している動画です。2020年8月20日に公開されたものです。収録日は不明。

    • SHARE
    ノーマン・フォスター講演録ハンス・ウルリッヒ・オブリスト
    2020.08.21 Fri 17:08
    0
    permalink
    ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、中国・西安市の、6万人収容規模のサッカースタジアム「Xi’an International Football Centre」
    image©Atchain

    SHARE ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、中国・西安市の、6万人収容規模のサッカースタジアム「Xi’an International Football Centre」

    architecture|feature
    中国ザハ・ハディドスタジアム
    ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、中国・西安市の、6万人収容規模のサッカースタジアム「Xi’an International Football Centre」 image©Atchain
    ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、中国・西安市の、6万人収容規模のサッカースタジアム「Xi’an International Football Centre」 image©Atchain
    ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、中国・西安市の、6万人収容規模のサッカースタジアム「Xi’an International Football Centre」 image©Negativ

    ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、中国・西安市の、6万人収容規模のサッカースタジアム「Xi’an International Football Centre」です。

    西安には2つのプロサッカークラブがあり、2023年に中国で開催されるアジアサッカー連盟(AFC)アジアカップのホスト都市となるそうで、サッカーに最適な条件を提供し、2023年の大会後も世代を超えて最大限に利用できるように設計されるのだそう。採用された超軽量のロングスパンのケーブルネット屋根構造は、荷重と材料のフットプリントを最小限に抑え、スタジアムの主要な構造物を削減する役割を担っています。そして、広い周囲の屋根のオーバーハングは建物の外郭内の施設を保護すると共に、日陰のオープンエアテラスと公共のコンコースを作り出し、また大規模な植栽を取り入れることで、西安の暑い大陸の夏の気候に快適な条件を提供するとのこと。

    The new Xi’an International Football Centre will be 60,000-seat stadium for national and international matches as well as domestic league games, youth training academies, entertainment performances and cultural events. The centre will be located in Xi’an’s Fengdong New District with its stations on the city’s expanding metro network.

    建築家によるテキストより

    The design employs an ultra-lightweight long span cable-net roof structure, resulting in a minimum load and material footprint that in turn reduces the stadium’s primary structure. Wide perimeter roof overhangs shelter facilities within the building’s envelope while the large, shaded, open-air terraces and public concourses incorporates extensive planting on all levels, providing comfortable conditions in Xi’an’s hot continental summer climate.

    Supported by the tensioned cable-net structure, a translucent membrane over the seating protects spectators from inclement weather and direct sunlight while also allowing the most amount of natural light to reach the playing surface, promoting the growth of grass on the pitch to provide playing conditions of the highest standard.

    建築家によるテキストより
    • 残り7枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    中国ザハ・ハディドスタジアム
    2020.08.21 Fri 11:02
    0
    permalink
    五十嵐淳建築設計事務所が計画している、北海道・倶知安町の、宿泊機能を中心とした複合施設「Talo Niseko」
    image©中川幸之助建築デザイン

    SHARE 五十嵐淳建築設計事務所が計画している、北海道・倶知安町の、宿泊機能を中心とした複合施設「Talo Niseko」

    architecture|feature
    北海道五十嵐淳宿泊施設図面あり長谷川大輔中川幸之助建築デザイン
    五十嵐淳建築設計事務所が計画している、北海道・倶知安町の、宿泊機能を中心とした複合施設「Talo Niseko」 image©中川幸之助建築デザイン
    五十嵐淳建築設計事務所が計画している、北海道・倶知安町の、宿泊機能を中心とした複合施設「Talo Niseko」 image©中川幸之助建築デザイン

    五十嵐淳建築設計事務所が計画している、北海道・倶知安町の、宿泊機能を中心とした複合施設「Talo Niseko」です。2021年末の完成を目指して進行しているプロジェクト。事業者による紹介ページはこちら。

    このプロジェクトは北海道の西部に位置するニセコエリアに計画された。標高1,308mのニセコアンヌプリを頂点に連なる山々に囲まれ、中央には清流日本一の尻別川が流れる、自然豊かなエリアである。夏は登山、カヌーやラフティング、ゴルフなどのアクティビティ。冬はスキーやスノーボード。2030年末には北海道新幹線も開業し、世界的なリゾート地として成長する注目のエリアに位置している。

    1階はファミリー・グループ旅行者向け宿泊施設として計画。風除室を兼ねたドライルームにはスーツケース、スキー、スノーボード、ブーツやウェアを収納。室内はワンルーム空間。諸機能はコア内に納められている。

    2階は、1階と同様に旅行者向け宿泊施設として計画。羊蹄山を眺めることができる広いテラスがあり、アウトドアリビングでもなる。2階も大きなワンルーム空間とし諸機能はコア内に納められている。奥にはもう一つのテラスがあり、空間にさらに広がりを作り出す。

    3階はオフィスやテナントスペースとして計画。広いバルコニーからは、遠くに羊蹄山を望むことができる。全面道路や街からの視認性を高めることでテナントスペースの魅力を向上。内部はフレキシブルな空間構成。

    暮らしながら仕事と自然を楽しみ収益も得られる建築計画であり、都市と地方の2拠点生活など、未来への多様なライフスタイルへの提案である。

    建築家によるテキストより
    • 残り7枚の写真を見る
    • SHARE
    北海道五十嵐淳宿泊施設図面あり長谷川大輔中川幸之助建築デザイン
    2020.08.21 Fri 10:23
    0
    permalink
    宮川清志 / SESNによる、東京・港区の、ロボットを開発している企業のオフィス「UNIVERSAL ROBOTS」
    photo©見学友宙

    SHARE 宮川清志 / SESNによる、東京・港区の、ロボットを開発している企業のオフィス「UNIVERSAL ROBOTS」

    architecture|design|feature
    東京事務所見学友宙港区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)宮川清志SESN
    宮川清志 / SESNによる、東京・港区の、ロボットを開発している企業のオフィス「UNIVERSAL ROBOTS」 photo©見学友宙
    宮川清志 / SESNによる、東京・港区の、ロボットを開発している企業のオフィス「UNIVERSAL ROBOTS」 photo©見学友宙
    宮川清志 / SESNによる、東京・港区の、ロボットを開発している企業のオフィス「UNIVERSAL ROBOTS」 photo©見学友宙

    宮川清志 / SESNが設計した、東京・港区の、ロボットを開発している企業のオフィス「UNIVERSAL ROBOTS」です。

    港区にある協業できるロボットを開発しているユニバーサルロボット社のオフィスデザイン。
    ロボットの持つ、複雑性と単純性が同居するデザインを目指しています。複雑な物をシンプルに、シンプルな物で複雑さを表現できる様に見る位置や角度など視点が変われば多様性を持てる様な空間としています。

    デザイナーによるテキストより
    • 残り13枚の写真を見る
    • SHARE
    東京事務所見学友宙港区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)宮川清志SESN
    2020.08.21 Fri 09:13
    0
    permalink
    畠中啓祐建築設計スタジオによる、愛知・岡崎市の、犬の美容院「dog salon GRUM」
    photo©太田拓実

    SHARE 畠中啓祐建築設計スタジオによる、愛知・岡崎市の、犬の美容院「dog salon GRUM」

    architecture|feature
    店舗畠中啓祐愛知太田拓実図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(内装・家具)建材(外装・建具)トクテック建築設計事務所
    畠中啓祐建築設計スタジオによる、愛知・岡崎市の、犬の美容院「dog salon GRUM」 photo©太田拓実
    畠中啓祐建築設計スタジオによる、愛知・岡崎市の、犬の美容院「dog salon GRUM」 photo©太田拓実
    畠中啓祐建築設計スタジオによる、愛知・岡崎市の、犬の美容院「dog salon GRUM」 photo©太田拓実

    畠中啓祐建築設計スタジオが設計した、愛知・岡崎市の、犬の美容院「dog salon GRUM」です。2016年4月竣工の作品。畠中はスキーマ建築計画出身の建築家です。店舗の公式サイトはこちら。

    愛知県岡崎市の小型犬専門サロンの増築計画。既存は築年数も浅い平屋建ての住宅兼サロンの併用住宅であった。ここで新たに雑貨やグッズを取り扱うショップを展開するために「2階」を作ってほしいという要望から始まった計画だ。

    まずプロジェクト全体を見通した時、遠隔地であるこの現場の設計監理を限られて予算のなかどのようにコンパクトに執り行うかが命題となった。そこで我々は家具を組上げる様に各パーツを個別に作り上げ乾式で施工する方法を基本として,かつ構造→造作→設備と工手が工程上交差しない計画とした。

    具体的な仕様としてはまず構造には階下に車2台は並列して駐車できる様、ロングスパンが可能な鉄骨造を選択した。工場から古い木造建築そしてプレファブ住宅がとりとめもなく続くまちなみの中、外装は折板屋根や合板など見慣れた材料で仕上げ、そこにサッシや設備機器を丁寧に並べるだけで構成した。そして武骨な鉄骨はシルバーで塗装することで適度に空や風景を反射し柔らかくまちなみに溶け込むように計画した。簡素なつくりだがサッシはペアガラスを採用し屋根も二重構造として断熱材を充填、さらに可能な限り深くとった庇と屋外ブラインドのおかげで一年を通じて熱環境は安定している。

    建築家によるテキストより
    • 残り24枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    店舗畠中啓祐愛知太田拓実図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(内装・家具)建材(外装・建具)トクテック建築設計事務所
    2020.08.21 Fri 07:11
    0
    permalink
    2020.8.20Thu
    • 日建設計の山梨知彦によるエッセイ『「新しい集まり方」を考える』
    • 「住宅における換気によるウイルス感染対策について」(日本建築学会)
    • 「信濃川河川事務所 VR・ARを活用した監督検査を試行中」(建設通信新聞DEGITAL)
    2020.8.22Sat
    • バロッツィ・ヴェイガの設計で完成した、スイス・ローザンヌの、細長いヴォリュームとファサードのレンガ壁のリブが特徴的な美術館「Musée cantonal des Beaux-Arts」の写真と図面
    • 藤野高志 / 生物建築舎による、群馬の斜面に建てられた住宅「ケーブルカー」の様子や設計プロセスを解説した動画
    • 写真家の小川重雄が東京藝術大学で行った特別授業「建築写真の世界 場と光の選択」のアーカイブ動画が公開中
    • MVRDVが計画を進めている、中国・深セン市の、工場を改修したオフィス「If Factory」
    • 杉本博司がデザインして、京都市京セラ美術館に展示されている「硝子の茶室 聞鳥庵(モンドリアン)」で、茶室披きを行っている動画

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,858
    • Follow
    82,002
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white