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2023.7.12Wed
2023.7.11Tue
2023.7.13Thu
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す
photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS

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日程
2023年6月23日(金)
–
7月14日(金)
architecture|exhibition|feature
会場構成建築展川原達也図面ありエレン・クリスティナ・クラウゼ建材(内装・造作家具)KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©Jan Lewandowski
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS

川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」です。
ハンブルク市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示です。建築家たちは、応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向しました。また、浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す事が意図されました。展覧会の公式サイトはこちら。会期は2023年7月14日まで。

ハンブルク市は2017年末よりFranz-Josef Hoing氏を新しい都市・建築監督官(Oberbaudirektor)として迎えてから2023年までの5年半の間に大小200以上のコンペに関与しまた主催もしてきました。しかし新型コロナウィルスの影響で通常のような展覧会が開催できずにいたところ、設計競技に参加したアーキテクトをはじめ様々な方面から結果発表や議論の場を設けてほしいとの声が上がり、これを受けてハンブルク市は今年のハンブルク建築トリエンナーレにおいて設計競技をテーマに大きな展覧会を開催することを決定しました。

この展覧会のキュレーションおよび会場構成が公募され、われわれKAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSと元Bauwelt副編集長のKaye Geipel氏をキュレーターとし、さらにグラフィックデザイナーのstrobo B M、コミュニケーションエイジェンシーのBUREAU Nを加えたチームが2段階の設計競技の末に選定されました。

建築家によるテキストより

200もの設計競技の中から、どれをどんな基準で選び出し、それらをどのようにグルーピングし、いかなるテーマを設けて展覧会を構成するのかという問いかけに、われわれは「すべて」を見せますという回答を提出しました。

200の設計競技に提出されたアイデアの総数は1500におよび、図面の数にして6000枚以上になります。この図面そのものを,展覧会を構成する主要なマテリアルとして使用することにし、その膨大な量の図面の中を歩くことで圧倒的な数のアイデアをフィジカルに経験してもらうことをアイデアの主要な軸としました。

建築家によるテキストより

すべての図面を展示するということは、言い換えるとアーカイブを構築する作業であることに思い至り、それからはグラフィックデザイナーとともに、それぞれのコンペに、参加チームに、そして提出図面の一枚一枚に固有のコードを与え、勝者敗者に関わらず、年代順、アルファベット順にひたすらドライに並べていくという作業に徹しました。

市が会場として用意したのはハーフェンシティーに残る最後の古い倉庫で、その圧倒的なスケールと、床がどこまでも続くようなこの広大な空間の特徴を生かせるよう、床を区切らずに足元を浮かせた、浮遊するアーカイブを構築することにしました。コードが与えられ整然と図面がレイアウトされた幅90センチ高さ3メートルの細長い垂れ幕は、その総数1100以上におよび、それらが集合して幅54メートル奥行き60メートルの巨大な浮遊するアーカイブを形成しています。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©Jan Lewandowski
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©Jan Lewandowski
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©Jan Lewandowski
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す2017年末から2023年4月までに開催されたコンペの数と提出されたアイデアの総数 image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す提出された図面数 image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す浮遊するアーカイブ image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促すアーカイブ内のインデックス image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す7つのかたちと7つのアイランド image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す図としての通りと広場 image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す図と地 image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促すレファレンスとしてのノリ・プラン image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す7つのアイランドと7つのカラー image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す平面図|7つの広場と7つのテーマ image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促すアクソメ image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促すアイランド一覧 image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促すアクソメ image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促すアクソメ 通りと広場 image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す図面に与えられたコード image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す模型写真 image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す模型写真 image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す模型写真 image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す模型写真 image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促すコンセプトモデル image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促すコンセプトモデル image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促すコンペ提出コラージュ image©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツでの建築展の会場構成「The Entire City」。市主催の5年半200以上のコンペを扱う展示。応募作を“すべて”見せる方針を考案し、膨大な図面の中でアイデアを“身体的”に経験する空間を志向。浮遊する“アーカイブ”の間にテーマ展示も設けて議論を促す展覧会キー・グラフィック image©strobo B M

以下、建築家によるテキストです。


背景
ドイツでは設計競技がとても頻繁に行われます。それぞれの街に設計競技を通し、長い時間をかけ検討されてきた都市計画があり、その都市計画に基づいた、より小さな区画のマスタープランがまた設計競技により吟味され、さらにそこに建つ建築のひとつひとつがさらなる設計競技により選定されます。建築のみならずランドスケープ、インフラストラクチャーについても同様で、様々なスケールで多種多様な設計競技が行われています。

またドイツの建築事情の特徴として、都市計画上重要な場所においては、建築主の資本の力と法規の遵守だけでは建築許可を得られないことが挙げられます。

ディベロッパーとアーキテクトが好き勝手に開発を行うということが極めて起こりにくく、仮にそのようにプロジェクトを進めたとしても、建築許可申請の時にふりだしに戻され、設計競技というフォーマットを用いた専門家からなる審査会での議論を経て、適切なアイデアを選定することを指示されます(またこのとき紙に描かれたアイデアを選定するのであり、これまでの実績など図面外で知りうる情報をもってアーキテクトを選定する態度は禁じられています)。このため市が関与する設計競技の数が多く、特にハンブルク市はその数が極めて多いことで知られています。

そうして行われた設計競技は審査終了後、展覧会の形で市民にお披露目されることが通常で、それに付随するプレスカンファレンスやシンポジウムを通して、市民にさらなる議論の場を開いていきます。

ハンブルク市は2017年末よりFranz-Josef Hoing氏を新しい都市・建築監督官(Oberbaudirektor)として迎えてから2023年までの5年半の間に大小200以上のコンペに関与しまた主催もしてきました。しかし新型コロナウィルスの影響で通常のような展覧会が開催できずにいたところ、設計競技に参加したアーキテクトをはじめ様々な方面から結果発表や議論の場を設けてほしいとの声が上がり、これを受けてハンブルク市は今年のハンブルク建築トリエンナーレにおいて設計競技をテーマに大きな展覧会を開催することを決定しました。

この展覧会のキュレーションおよび会場構成が公募され、われわれKAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSと元Bauwelt副編集長のKaye Geipel氏をキュレーターとし、さらにグラフィックデザイナーのstrobo B M、コミュニケーションエイジェンシーのBUREAU Nを加えたチームが2段階の設計競技の末に選定されました。

キュレーション
200もの設計競技の中から、どれをどんな基準で選び出し、それらをどのようにグルーピングし、いかなるテーマを設けて展覧会を構成するのかという問いかけに、われわれは「すべて」を見せますという回答を提出しました。

200の設計競技に提出されたアイデアの総数は1500におよび、図面の数にして6000枚以上になります。この図面そのものを、展覧会を構成する主要なマテリアルとして使用することにし、その膨大な量の図面の中を歩くことで圧倒的な数のアイデアをフィジカルに経験してもらうことをアイデアの主要な軸としました。

浮遊するアーカイブとアイランド群
すべての図面を展示するということは、言い換えるとアーカイブを構築する作業であることに思い至り、それからはグラフィックデザイナーとともに、それぞれのコンペに、参加チームに、そして提出図面の一枚一枚に固有のコードを与え、勝者敗者に関わらず、年代順、アルファベット順にひたすらドライに並べていくという作業に徹しました。

市が会場として用意したのはハーフェンシティーに残る最後の古い倉庫で、その圧倒的なスケールと、床がどこまでも続くようなこの広大な空間の特徴を生かせるよう、床を区切らずに足元を浮かせた、浮遊するアーカイブを構築することにしました。コードが与えられ整然と図面がレイアウトされた幅90センチ高さ3メートルの細長い垂れ幕は、その総数1100以上におよび、それらが集合して幅54メートル奥行き60メートルの巨大な浮遊するアーカイブを形成しています。

加えてアーカイブの中に大小の通り抜けを計画,さらに大通りに面してはそれぞれ固有のテーマを設けたアイランドを設けました。

テーマも、1)ハウジング、2)インフラストラクチャー、3)オフィス、4)ランドスケープ、5)カルチャー・スポーツ、6)リモデリング・リユース、7)シティー・プランニングという、専門外の市民にも馴染みのある一般的なカテゴライズを踏襲しました。

アイランドでは都市計画上重要な設計競技のみならず、その種類の多様さと受賞者の世代の幅広さを際立たせることができるような設計競技を選び、提出図面をオリジナルの大きさで展示しています。アイランドに与えられたカラースキームはハンブルク在住のアーティスト綿引展子さんによるもので、そこに展示される図面で使用されている色を考慮しながら注意深くなされた配色計画は十二単の配色からもその想をえていて、図面の背景としてだけでなく、個々のアイランドにアイデンティティーを与え、来場者にオリエンテーションを与えるサイン計画としても機能しています。

図と地
厳格に並べられたアーカイブの中で、来場者がふらっと小道の角を曲がって近道をする様子や、そうした拍子に不意に他の来場者に出会い、ハローと挨拶をしている場面、またアイランドという広場で何人かが集まって議論している姿を眺めていると、それはまるで都市のミニチュアのようです。アーカイブという「地」に埋め込まれた、大小の通りと広場からなる「図」はまさにその側面を図式的にも示しています。

一度にすべてを見せること
このプロジェクトの特徴はなんと言ってもその過剰さにあります。すべてを見せるという過剰さ、扱う設計競技の数と提出されたアイデア、そのために描かれた図面の枚数、それを展示する垂れ幕のサイズと数、それが作る浮遊するアーカイブ全体のサイズの過剰さ、そしてそれぞれがコード化され、年代順にアルファベット順に並べるという極めてドライな扱いの過剰さ。そしてこの過剰さが可能にするのは、一度に膨大なすべてを整然と見せるという単純なアイデアです。

一度にすべてを見渡すことの面白さは、個々の設計競技の意義や特徴が背景として後退し、あるプロジェクトとあるプロジェクトが互いにどのように関係しているのか、その関連性を前景としてを浮かび上がらせるところにあるように思います。

他者との関連のなかでその意義が変わってくるということ。ひとつひとつを精査するのではなく、ざっくりと見渡すことで見えてくる解釈が開かれた全体像。それはプロジェクト同士の関係性でもあれば、世代間の関係性、あるいはわれわれ現代の建築観と過去のそれとの関連性でもあります。この展覧会が提供するこの多重に意味を貯めこんだ開かれた見晴らしの中にこそ、これからの都市計画におけるビジョンのポテンシャルが潜んでいるのではないかと思うのです。

■建築概要

題名:The Entire City(独:Die ganze Stadt)
場所:ドイツ、ハンブルク
───
プロジェクトチーム
設計:KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS 担当/川原達也、Ellen Kristina Krause
キュレーター:Kaye Geipel
グラフィックデザイナー:strobo B M
コミュニケーションエイジェンシー:BUREAU N
協力:ephem Architekten
クライアント:Team BSW 担当/Pia Brueckner、Mirjam Lenzen、Kerstin Schaefer、Constanze von Szombathely
───
会場面積(倉庫使用可能面積):6,150 ㎡
高さ:9.6m(中央部)~11m(外壁部)
インスタレーション:3.138 ㎡
大きさ:54mx60m
高さ:3.9m
会期:2023年6月23日〜7月14日
写真:Jan Lewandowski、KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・造作家具什器

垂れ幕:防炎・防水布(900×3,000mm)
アルミバー
ワイヤー
アイランド(Aluvisionシステム)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    大滝雄二郎 / YUJIRO OTAKIによる、東京・原宿の、飲食店「DIG THE LINE DOORS」。商業施設の奥まった区画のクラフトビールを扱う店。通行人の足を止める“ひき”の創出を求め、白い内装に青緑色の“象徴的”な什器を中央配置した空間を考案。キーカラーはビールにとって大切な“水”をイメージ photo©Kenta Hasegawa

    大滝雄二郎 / YUJIRO OTAKIが設計した、東京・原宿の、飲食店「DIG THE LINE DOORS」です。
    商業施設の奥まった区画のクラフトビールを扱う店の計画です。デザイナーは、通行人の足を止める“ひき”の創出を求め、白い内装に青緑色の“象徴的”な什器を中央配置した空間を考案しました。また、キーカラーはビールにとって大切な“水”をイメージしています。店舗の公式サイトはこちら。

    国内外のクラフトビールを取り扱う「DIG THE LINE」の新店舗「DIG THE LINE DOORS」の内装計画です。

    建築家によるテキストより

    東京、原宿の商業施設「WITH HARAJUKU」の奥まった場所にあるこの区画は知っている人しか行かない、通ってもお店に強い惹きがなければ通り過ぎてしまうような場所でした。また、ポップアップ専用の区画のため床壁天井は現状から変更出来ず、区画には既にモルタルのカウンターが用意された状態でした。

    建築家によるテキストより

    通った人の目を引くよう中央に象徴的なビールタップ、ショーケースを配置することにしました。
    DIG THE LINEが扱うクラフトビールは水が大切な要素の商品です。そこで水の色をイメージしたブルーグリーンの塗装を空間の中心となるこの什器に採用しました。ステンレスにグラデーションの塗装を施した什器はホワイトキューブの空間とコントラストを生み、通りがかった人の目を引きます。その周りに配置したテーブルやベンチはグレーの塗装としており、中央の什器をさらに強調するようにしています。

    建築家によるテキストより
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    東京店舗長谷川健太図面あり渋谷区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)大滝雄二郎accamplish
    2023.07.12 Wed 13:01
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    隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2023年度のオープンキャンパスの申込を受付中。CLTを活用した木造校舎や林業機械の本格的な実演などが見学可能

    SHARE 隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2023年度のオープンキャンパスの申込を受付中。CLTを活用した木造校舎や林業機械の本格的な実演などが見学可能

    日程
    2023年8月5日(土)
    architecture|exhibition|promotion
    隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2023年度のオープンキャンパスの申込を受付中。CLTを活用した木造校舎や林業機械の本格的な実演などが見学可能
    隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2023年度のオープンキャンパスの申込を受付中です
    kochi-forestry.ac.jp

    隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2023年度のオープンキャンパスの申込を受付中です。
    CLTを活用した木造校舎や、林業機械の本格的な実演などが見学可能なイベントです。2023年8月5日(土)の午前・午後の計2回の開催で、定員は各回50名(先着順)です。こちらのページからの事前申込制で2023年8月1日(火)必着となっています。また事前にご連絡すれば、いつでも見学・説明OKな「エブリデイオープンキャンパス(要予約)」も実施中。【ap・ad】

    校長を務める世界的な建築家 隈研吾氏からのメッセージ

    「木の時代」をリードする志ある人材を育成

    森林が県土の84%を占め、林業の中心地とも言える高知県で学ぶということは、非常に意味のあることだと思っています。周囲の森と一体になったこの素晴らしい環境に立地する本校は、高知県が林業・木材産業をいかに重要視しているかの象徴です。私が校長就任時に掲げた「林業を再生し、活性化するプラットフォーム」というビジョンは、すでに形になりつつあります。木に関する多様な領域を合わせるプラットフォームは、世界から見ても非常に貴重な存在であり、本校から巣立った人材は、高知県のみならず、日本全国、そして世界の「木の産業」にとって、重要な人材となります。21世紀は木の世紀・木の時代が来ると、私は予測してきました。本校で学ぶ人は木の時代のリーダーになれる人だと思っています。木の時代を担っていく人材という自覚を持って、互いに切磋琢磨していただきたい。志を持った皆さん、日本一の高知県の森で、共に学び、成長していきましょう。

    kochi-forestry.ac.jp

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