SHARE 特集”フォルム・木村浩一建築研究所” 拡散する家 / 2008
photo©太田拓実
フォルム・木村浩一建築研究所が設計した、滋賀県守山市の住宅”拡散する家”です。
photo©太田拓実
以下、建築家によるテキストです。
このプロジェクトは、30代夫婦の為の家である。クライアントの要望は開放的でありながら変化に富んだ空間を創ることであった。敷地は、田園風景の残る分譲住宅地の一角にあり敷地の東側からは丘陵地の景観を望む事が出来る。プランの形態は、この景観を取り入れつつ近隣からのプライバシーを守る為、外部に繋がりつつ内に閉じる構成とした。また、単一の空間でも過度に分節された空間でもない”拡散された空間”は、切り取られた風景・導かれた光・フレキシブルなスペースにより多様な居場所を住み手に提供している。
■建築概要
所在地:滋賀県守山市
設計:木村浩一/フォルム・木村浩一建築研究所
竣工年:2008年
構造:木造軸組
規模:
敷地面積 150,24㎡
延床面積 150,52㎡