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2025.11.19Wed
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YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案
photo©イヨンベク

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YKAAイヨンベクオフィスツインスタープランニングザイロテクトマリアナ・コワリュチュク山崎貴生建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)図面あり事務所北海道札幌
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案外観、西側の交差点より見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、左:ロフトへの梯子、正面「座処」 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案ロフト photo©イヨンベク

山崎貴生+マリアナ・コワリュチュク / YKAAが設計した、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」です。
“漠然とした環境”の中での計画です。建築家は、様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向しました。そして、地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案しました。

敷地は細長く緩やかに傾斜しており、周辺は大きな高架や電波塔、そして交通量の多い道路という人工的環境や、真駒内川やサイクリング道路に面して既存樹木の緑が広がるような自然的環境が入り混じる。
このような場所に、人々が集まり、語らい、夢を共有出来るような小さな居場所が求められた。

建築家によるテキストより

様々な人々の利用が想定され、使い方さえも流動的であるということから、私達はこの建物が長い時間この世界の中で生き続け、様々な変化に柔軟に応えられる様な、柔らかくも強い形式を考えた。

建物は4,550mmの正方形空間と最低限の水廻りで構成されており、このとても小さなフットプリントの中、コストを前提としつつ如何に開放的で自由な空間を作るかを思考した。

建築家によるテキストより

まず建物ボリュームを地面に720mm埋め込みベースとしての基壇を作る。基壇の天端からは4周すべてに開口を設けることで、歩く / 座る / 作業する / 食事する等の様々な行為を促しながら、周囲の庭を取り込むように水平の広がりを確保する。

また、空間の中心に45度振った象徴的な柱と、それに交わる斜めの梁によって上部のロフト床を浮かせ、4周共吹抜けとすることで上下階を繋ぐように断面の広がりも獲得する。

通常4550mmのスパンだと大きな梁を架けることで無柱空間を実現出来るが、この小空間に大きな部材は似合わない。
むしろ中心の柱と斜めの梁が拠り所となり、小さな空間にさらに細分化された4つのスペースを浮き彫りにさせる。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案外観、西側の交差点より見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案外観、南東側より見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案外観、南東側より見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案外観、南東側より見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案外観、南西側より見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案外観、南側より見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案外観、北東側より見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案外観、屋根と外壁の詳細 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案外観、屋根と外壁の詳細 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、左:「座処」、右:エントランス photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、「座処」から開口部越しに外部を見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、「座処」、エントランスへの階段を見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、「座処」、エントランスへの階段。
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、「座処」 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、「座処」から開口部越しに外部を見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、「座処」から開口部越しに外部を見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、「座処」から開口部越しに外部を見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、「座処」から開口部越しに外部を見る。 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、「座処」、開口部 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、「座処」、架構の詳細 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、「座処」、架構の詳細 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階、左:ロフトへの梯子、正面「座処」 photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案ロフト photo©イヨンベク
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案1階平面図 image©YKAA
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案ロフト平面図 image©YKAA
YKAAによる、北海道・札幌市の「Hiraya Pavilion」。“漠然とした環境”の中での計画。様々な人々が集まる“小さな場所”として、変化にも柔軟に応えられる“柔らかくも強い形式”を志向。地面に埋め込んだ“基壇”と“四周の開口部”で様々な行為を促す建築を考案断面図 image©YKAA

以下、建築家によるテキストです。


敷地は細長く緩やかに傾斜しており、周辺は大きな高架や電波塔、そして交通量の多い道路という人工的環境や、真駒内川やサイクリング道路に面して既存樹木の緑が広がるような自然的環境が入り混じる。
このような場所に、人々が集まり、語らい、夢を共有出来るような小さな居場所が求められた。

様々な人々の利用が想定され、使い方さえも流動的であるということから、私達はこの建物が長い時間この世界の中で生き続け、様々な変化に柔軟に応えられる様な、柔らかくも強い形式を考えた。

建物は4,550mmの正方形空間と最低限の水廻りで構成されており、このとても小さなフットプリントの中、コストを前提としつつ如何に開放的で自由な空間を作るかを思考した。

まず建物ボリュームを地面に720mm埋め込みベースとしての基壇を作る。基壇の天端からは4周すべてに開口を設けることで、歩く / 座る / 作業する / 食事する等の様々な行為を促しながら、周囲の庭を取り込むように水平の広がりを確保する。

また、空間の中心に45度振った象徴的な柱と、それに交わる斜めの梁によって上部のロフト床を浮かせ、4周共吹抜けとすることで上下階を繋ぐように断面の広がりも獲得する。

通常4550mmのスパンだと大きな梁を架けることで無柱空間を実現出来るが、この小空間に大きな部材は似合わない。
むしろ中心の柱と斜めの梁が拠り所となり、小さな空間にさらに細分化された4つのスペースを浮き彫りにさせる。

漠然とした環境の中で小さな世界をつくり、様々な居場所や選択性を生み、様々な解釈を持ち得る様なそんな自由を生み出す。

■建築概要

題名:Hiraya Pavilion
所在地:北海道札幌市南区石山東
主用途:事務所
設計:YKAA 担当/山崎貴生、マリアナ・コワリュチュク(共同設計)
施工:合同会社オフィスツインスタープランニング
構造設計:ザイロテクト株式会社
設備:株式会社グリット
プレカット:株式会社ニッショウ
構造:木造
階数:地上2階
敷地面積:882.55㎡
建築面積:25.63㎡
延床面積:33.14㎡
設計:2024年5月~2025年3月
工事:2025年5月~2025年9月
竣工:2025年9月
写真:イヨンベク

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

塩ビ系シート防水(田島ルーフィング)

外装・壁外壁

ガルバリウム鋼板大波板 [シルバー]、一部縦平葺き(日鉄鋼板)

内装・床主要箇所 床

土間コンクリートの上、防塵塗装
塩ビタイル モルタライク(田島ルーフィング)

内装・壁主要箇所 壁

シナ合板t=6、一部PBt=12.5の上EP白塗装

内装・天井主要箇所 天井

シナ合板t=6、一部PBt=12.5の上EP白塗装

内装・照明内部スポットライト

OS047241BR(オーデリック)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2025.11.19 Wed 15:20
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    東京オフィスはまだ小規模ですが、これからのLIGHTLINKSの発展を共に楽しみ、切磋琢磨しながら成長できる設計者を募集しています!

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    2025.11.19 Wed 11:18
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    【ap Masterpiece】OMAによる、フランスの「ボルドーの家」(1998年)
    By Hans Werlemann, Copyright OMA

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    ap MasterpieceOMAフランスレム・コールハース住宅図面あり
    【ap Masterpiece】OMAによる、フランスの「ボルドーの家」(1998年) By Hans Werlemann, Copyright OMA
    【ap Masterpiece】OMAによる、フランスの「ボルドーの家」(1998年) By Hans Werlemann, Copyright OMA
    【ap Masterpiece】OMAによる、フランスの「ボルドーの家」(1998年) By Hans Werlemann, Copyright OMA
    【ap Masterpiece】OMAによる、フランスの「ボルドーの家」(1998年) By Hans Werlemann, Copyright OMA

    「ap Masterpiece」は、世界中に存在する名作と言える建築を、アーキテクチャーフォトのウェブサイト上で紹介するシリーズです。

    OMAが設計した、フランスの「ボルドーの家」(1998年) です。


    こちらは建築家によるテキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

    ボルドーの家は、ボルドーを見下ろす岬のような丘の上に建つ、3つのフロアのある個人住宅です。下の階は、家族の最も親密な生活のために設計された、丘をくり抜いてつくられた一連の洞窟です。地上階は庭の高さにあり、半分が屋内、半分が屋外という住むためのガラスの部屋です。上階は子ども用と親用のエリアに分けられています。この家の中心には、3メートル×3.5メートルのエレベータープラットフォームがあります。これは3つのフロアを自由に移動し、リビングやキッチンの一部となったり、親密な書斎へと姿を変えたりします。また、本や美術品、ワインセラーへのアクセスも可能にします。

    ある夫婦が、ボルドーにある非常に古く美しい家に住んでいました。彼らは新しい家を望んでいて、おそらくそれはとてもシンプルな家でした。彼らは様々な建築家を探していました。その後、夫が自動車事故に遭いました。彼は死にかけましたが、助かりました。現在は車椅子が必要です。

    2年後、夫婦は再び家のことを考え始めました。今や新しい家は、古い家と中世の街並みが、夫にとっての牢獄と化していたその状況から、解放できるかもしれないものでした。「あなたが予想するのとは逆かもしれませんが」と彼は建築家に言いました。「私はシンプルな家を望んでいるわけではありません。複雑な家がほしいのです。なぜなら、その家が私の世界を形づくることになるからです…」。彼らは街を一望できる丘の上の土地を購入しました。

    建築家は一つの家を提案しました──いや、正確には、三つの家が重なり合うように積み重なったものでした。その男性には自分専用の「部屋」、いやむしろ「拠点」とも言える場所がありました。それはエレベータープラットフォームでした。エレベーターの動きが、絶えず家のアーキテクチャーを変化させます。その中心にあるのは一台の機械です。

    • 残り40枚の写真と建築家によるテキスト
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    ap MasterpieceOMAフランスレム・コールハース住宅図面あり
    2025.11.19 Wed 06:47
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    2025.11.17Mon
    • 【ap job更新】 坂茂建築設計が、東京事務所での建築設計とインテリアデザインのスタッフを募集中
    • 谷口吉生と高宮真介による、静岡・掛川の「資生堂アートハウス」(1978年) が、2026年6月末で閉館へ。1979年度の日本建築学会賞 (作品) 受賞作品。アート支援活動は銀座の “資生堂ギャラリー”に集約
    • パナソニックが運営する、東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”を会場に「『現し』を考える。展ver.3.0」が開催。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修手掛ける、“現し”をテーマとした展示。次なる展開として“壁”と“床”に注目し、“配線方法”を検討。ver.2.0で製作した“現し天井標準化マニュアル”等も出品
    • 永冶建築研究所とdddessinによる、岐阜・多治見市の「アイコットリョーワ本社オフィス」。タイルメーカー本社での改修計画。ブランドイメージを体現する“普遍的な美しさ”を求め、“新旧の構造を調和”させる設計を志向。既存トラス梁などを生かして“3列5つのフレーム”を空間に挿入する構成を考案

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