SHARE 塩塚隆生アトリエによる、福岡・福岡市の「dot.(大分県拠点施設)」
塩塚隆生アトリエが設計した、福岡・福岡市の「dot.(大分県拠点施設)」です。施設の公式サイトはこちら。施設が入居するビル本体の設計は松岡恭子で2003年に竣工しています。
大分県が企画管理するUIJターンを促すために福岡市に設けた施設です。
大分県から福岡市に就学や就職をした人たちが、大分県の企業情報や就職に関する相談を受けたり、企業もこの場所を使ってプレゼンやコミュニケーションをはかります。
場所は、福岡市中心部の大名エリアに建つテナントビルの2階です。カフェとコワーキングを設け、それぞれのエリアは活動の内容によって柔軟に設定できます。
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以下、建築家によるテキストです。
大分県が企画管理するUIJターンを促すために福岡市に設けた施設です。
大分県から福岡市に就学や就職をした人たちが、大分県の企業情報や就職に関する相談を受けたり、企業もこの場所を使ってプレゼンやコミュニケーションをはかります。
場所は、福岡市中心部の大名エリアに建つテナントビルの2階です。カフェとコワーキングを設け、それぞれのエリアは活動の内容によって柔軟に設定できます。
前面の通りからは、県産ヒノキの角材を組み合わせた天井の木格子が人目を引くようにしました。格子は、場所によって疎になったり密になったりすることで空間に変化をつくります。
壁の仕上げはFL+2100までとし、躯体と干渉せずそれ自体で自立し、床・壁の500mmピッチの目地は活動や設えの補助線となります。壁を巡るスチールのボーダーやフラットバーを組み合わせた棚が、掲示や展示をサポートします。
■建築概要
名称:dot.(大分県拠点施設)
所在地:福岡県福岡市
設計:塩塚隆生アトリエ
延床面積:278.70㎡
構造:S造7階建の2階部分の改装
竣工:2020年3月
撮影:八代哲弥(八代写真事務所)
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
内装・床 | 床 | フリーアクセスフロア:ニチアスシグマフロア(ニチアス) |
内装・壁 | 壁1 | フレキシブルボード |
内装・壁 | 壁2 | スチール溶融亜鉛メッキ |
内装・天井 | 天井 | 大分県産ヒノキ |
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