SHARE 須藤雅志+齋藤健 / INVI inc.による、埼玉・川越市のレストラン「SENTIAMO」
須藤雅志+齋藤健 / INVI inc.が設計した、埼玉・川越市のレストラン「SENTIAMO」です。
「SENTIAMO」 は、小江戸と称される情緒あふれる川越に店舗を構えるイノベーティブフュージョンレストラン。
店名はイタリア語で『聞く』『感じる』『繋がり』の3つの意味がこの一つの言葉に含まれている。
食本来の楽しさを五感で体感し、料理と酒を楽しんで欲しいというのがシェフのコンセプトであり、この世界観を表現し、体感してもらえるような空間となるよう設計した。扉を開けるとエントランスにはアーティスト、ハシヅメユウヤ氏によるシェフをイメージしたアートが印象的に飾られている。
ターンテーブルやレコードコレクションを眺めながら中に一歩踏み入れると、そこには象徴的に浮遊するガラス照明とダイナミックなウォールナットのカウンターが広がる。
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以下、デザイナーによるテキストです。
「SENTIAMO」 は、小江戸と称される情緒あふれる川越に店舗を構えるイノベーティブフュージョンレストラン。
店名はイタリア語で『聞く』『感じる』『繋がり』の3つの意味がこの一つの言葉に含まれている。
食本来の楽しさを五感で体感し、料理と酒を楽しんで欲しいというのがシェフのコンセプトであり、この世界観を表現し、体感してもらえるような空間となるよう設計した。
扉を開けるとエントランスにはアーティスト、ハシヅメユウヤ氏によるシェフをイメージしたアートが印象的に飾られている。
ターンテーブルやレコードコレクションを眺めながら中に一歩踏み入れると、そこには象徴的に浮遊するガラス照明とダイナミックなウォールナットのカウンターが広がる。
オープンキッチンカウンターは、他のお客様を意識させることなくプライベートな空間を確保するためスキップフロアによりカウンター天板をクロスさせ、高低差を付けた。
上段のカウンター席は床を650mm上げ、キッチンを見渡す事ができ、下段のカウンター席はウォールナットの天板と人造大理石の調理天板をフラットにする事によりシェフとの距離感を感じさせず、臨場感を生み出す。
キッチンカウンターの天井は、エッジの厚みを薄くすることにより、浮遊する天井が空間を軽やかに調和させる。
2つの個室と食前酒や食後のデザートを楽しむための空間としてカウンターの脇に植物に囲まれたテラスを設計。ロゴは人と人との繫がりを感じられるようなデザインを真鍮切り文字で制作。
濃淡をつけた左官仕上げや凹凸の土壁や錆鉄板をイメージさせるタイル等モノトーンの色調を異なる素材で構成し、客席とキッチンにも同様の素材を使用することで調和のとれた空間を意図した。
食本来の楽しさを五感で体感できる「SENTIAMO」の世界観を表現した。
(齋藤健)
■建築概要
物件名:SENTIAMO
所在地:埼玉県川越市新富町1-3-5 Actreeビル3F
設計事務所名:INVI inc.
デザインチーム:須藤雅志、齋藤健
クライアント:株式会社昧専
施工会社:アンドエス
グラフィックデザイン:uNdercurrent 田中麻子
照明計画:トレックス/樋引良太
延べ床面積:122.4㎡
竣工年月日:2020.04
施工期間:2020.02~04
撮影者:志摩大輔
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
内装・床 | エントランス床 | |
内装・壁 | エントランス壁 | |
内装・床 | メインフロア床 | |
内装・照明 | メインフロア照明 | |
内装・家具 | メインフロア椅子 | |
内装・壁 | 個室壁 | |
内装・照明 | 個室照明 | |
内装・家具 | 個室椅子 | |
内装・壁 | 厨房壁 | |
内装・造作家具 | 厨房天板 |
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