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第33回村野藤吾賞を、谷口吉生と「鈴木大拙館」が受賞

第33回村野藤吾賞を、谷口吉生と「鈴木大拙館」が受賞しています。こちらのPDFで候補に挙がった建築のリストも見ることができます

 第33回村野藤吾賞の選考は2020年2月18日(火)、加茂紀和子、佐野吉彦、中川武、平田晃久の各氏と本会代表の古谷誠章による5名の選考委員により厳正に行なわれ、 3月24日(火)に開催された村野藤吾記念会委員会において、第33回村野藤吾賞を下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。
 受賞決定から発表が大幅に遅れましたのは、受賞発表と共にご案内申し上げておりました授賞式および受賞記念パーティーの開催の日程が決定できなかったためでした。
 例年、村野藤吾の生誕記念日の5月15日に授賞式を挙行してまいりましたが、本年は新型コロナウイルス感染拡大のため延期を余儀なくされました。 授賞式は今秋の開催を目指していますが、いまだ開催を確定できないため、受賞発表のみを先行し、授賞式および受賞記念パーティーは改めてご案内いたします。

受賞者|谷口 吉生(たにぐち・よしお)
受賞作品|鈴木大拙館
選考委員|古谷誠章、加茂紀和子、佐野吉彦、中川武、平田晃久

くまもとアートポリス「(株)エバーフィールド木材加工場」設計プロポの結果と提案資料などが公開

くまもとアートポリス「(株)エバーフィールド木材加工場」設計プロポーザルの結果と提案資料などが公開されています。
最優秀賞に選ばれたのは「小川次郎/アトリエ・シムサ+kaa」、優秀賞は「倉掛・秋山・井上・川崎建築設計共同企業体」でした。

最終候補に残った5者の提案書(PDF)はこちら。

伊東豊雄による審査講評はこちらで閲覧できます。

以下は、最終候補者によるプレゼンテーションの動画です。

建築界の登竜門として知られる「SDレビュー」が、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、2020年の開催を中止に

建築界の登竜門として知られる「SDレビュー」が、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、2020年の開催を中止にすることを発表しています。

日本建築設計学会が立ち上げた“第3回日本建築設計学会賞”の大賞を、山田紗子の「daita2019」が受賞

日本建築設計学会が立ち上げた“第3回日本建築設計学会賞”の大賞を、山田紗子の「daita2019」が受賞しています。

非公開で行われました大賞選定審査会にて大賞作品が決定しました。
審査結果は以下の通りです。

【日本建築設計学会賞大賞】
「daita2019」 山田紗子(山田紗子建築設計事務所)

【日本建築設計学会賞】(5作品)
「伊達の家」 青木弘司(AAOAA)
「UTSUROI TSUCHIYA ANNEX」 垣田博之(垣田博之建築設計事務所)
「サンカクヤネノイエ」 桑田豪(桑田豪建築設計事務所)
「古澤邸」 古澤大輔(リライト_D)
「金峯神社」 渡辺菊眞(D 環境造形システム研究所)

竹山会長からの審査講評につきましてはこちらよりご覧ください。
また、大賞を含む計6作品の授賞式は、社会状況を考慮して現状未定ですが、詳細決定次第お知らせします。

bews / ビルディング・エンバイロメント・ワークショップによる、2020年日本建築学会作品選奨に選ばれた「コロナ電気 新社屋工場1+2期」の資料

bews / ビルディング・エンバイロメント・ワークショップによる、2020年日本建築学会作品選奨に選ばれた、茨城・ひたちなか市の「コロナ電気 新社屋工場1+2期」の資料がPDFで公開されています。この作品はアーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介されています。2020年日本建築学会賞の各賞についてはこちらで閲覧可能

原田真宏+原田麻魚 / MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOによる、2020年日本建築学会賞(作品)を受賞した「道の駅 ましこ」の資料

原田真宏+原田麻魚 / MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOが設計して、2020年日本建築学会賞(作品)を受賞した栃木の「道の駅 ましこ」の資料がPDFで公開されています。竣工は2016年。施設の公式サイトはこちら。2020年は3作品の受賞があり、乾久美子による「延岡駅周辺整備プロジェクト」、竹中工務店による「パナソニックスタジアム吹田」が同時受賞しています。2020年日本建築学会賞の各賞についてはこちらで閲覧可能

「福島県立医科大学助産師養成施設」設計プロポの結果と提案書が公開

「福島県立医科大学助産師養成施設」設計プロポーザルの結果と提案書が公開されています。最優秀提案者に洗体されたのは、ティ・アール建築アトリエ。次点者は、辺見設計でした。

標記プロポーザルの審査結果について、審査等の手続きが終了しましたので、下記のとおり公表します。

1 最優秀提案者
  株式会社ティ・アール建築アトリエ 代表取締役 五十嵐 徹

2 次点者
  有限会社辺見設計 代表取締役 邉見 啓明

ヒアリングに進んだ6者の提案書(PDF)はこちら。

その他の参加者の提案書は匿名で公開されています。

審査講評(PDF)はこちら。

SALHAUSによる、2020年日本建築学会作品選奨を受賞した「大船渡消防署住田分署」の解説資料

SALHAUSが設計した、2020年日本建築学会作品選奨を受賞した「大船渡消防署住田分署」の解説資料がPDFで公開されています。写真や図面なども掲載。竣工は2018年。2020年日本建築学会賞の各賞についてはこちらで閲覧可能

こちらは建築家公式の概要。

住田町は人口約5,000人の山間の町であり、森林資源の活用に力を入れている。数年前に木造の町役場が完成して以降、町は中心市街地の木質化を推進しようとしているが、一方で江戸時代から栄えた街道筋に残る伝統的まちなみの整備・活用も課題となっている。現代性と伝統性を併せ持つ新しい木造建築が求められた状況で私たちは、柱・梁の接合部に日本の伝統建築に見られる貫(ぬき)構法を利用し、金物を一切使用せずにつくる「貫式ラーメン構造」による木造積層建築を提案した。接合部単体の強度は決して高くないものの、梁を多段にし、接合部の箇所数を増やすことで建物全体の剛性を確保するこの方式は、大量の木材を使用することで初めて成立する。木材のボリューム感と、それにより獲得された透明性が同居することで、伝統木造建築に相通ずるシンボリックさと、地域社会に開かれた親密さの両方を備えた建築となった。また、複数の大規模木造建築が隣り合って建つことで、木材の質感に溢れた独特の親密な都市空間が生まれた。地域資源を最大限に活用して生み出されたこれらの空間と風景は、これからの地域社会における公共建築のあり方や、景観形成の手法として大きなモデルケースになると考えている。

大成建設による、2020年日本建築学会作品選奨を受賞した、銀座の商業ビル「La・La・Grande GINZA」を解説する動画

大成建設(中藤泰昭・高岩遊・今村水紀※現miCo.)による、2020年日本建築学会作品選奨を受賞した、銀座の商業ビル「La・La・Grande GINZA」を解説する動画です。2020年日本建築学会賞の各賞についてはこちらで閲覧可能

こちらは大成建設公式の概要。

銀座の泰明通り近くのテナントビルです。
貸床面積が最大となる計画を行うと、ファサードには、避難階段・EVホール・エントランス・避難バルコニーが並びます。
この4つの機能を、慣習的な形からずらし、縁側の質を持つ、ひとつのファサード空間で作ることにしました。
一方で、このビルは一般的なテナントビルと同様にスケルトンの状態で竣工しています。
仕上とも躯体ともとれるコンクリートの未完成のビルは、街の側にもインテリアの側にも属することのできる縁側空間を持つことで、テナント設計を受入れ、街の変化と共に永遠に作り続けられる建築となります。
それは、ここを使う人々だけでなく、この街のデザインへとつながっています。

東急設計コンサルタントと小嶋一浩+赤松佳珠子 / CAtによる、2020年日本建築学会作品選奨に選ばれた「渋谷ストリーム」の業績紹介資料

東急設計コンサルタント(遠藤郁郎・酒井良仁)と小嶋一浩+赤松佳珠子 / CAtによる、2020年日本建築学会作品選奨に選ばれた「渋谷ストリーム」の業績紹介資料がPDFで公開されています。受賞の情報はこちらのページで。渋谷ストリームの竣工は2018年です。

竹中工務店による、2020年日本建築学会賞(作品)を受賞した「パナソニックスタジアム吹田」の動画と資料

竹中工務店(大平滋彦・浜谷朋之・奥出久人)による、2020年日本建築学会賞(作品)を受賞した「パナソニックスタジアム吹田」の動画と資料です。資料はPDFで28枚のものが公開されています。2020年は3作品の受賞があり、乾久美子による「延岡駅周辺整備プロジェクト」、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOによる「道の駅 ましこ」が同時受賞しています。2020年日本建築学会賞の各賞についてはこちらで閲覧可能

日本建築学会による今年の各賞受賞者が発表。日本建築学会賞(作品)は、乾久美子の「延岡駅周辺整備プロジェクト」、竹中工務店の「パナソニックスタジアム吹田」、MOUNT FUJIの「道の駅 ましこ」の3作品に

日本建築学会による今年(2020年)の各賞受賞者が発表されていて、日本建築学会賞(作品)は、乾久美子の「延岡駅周辺整備プロジェクト」、竹中工務店の「パナソニックスタジアム吹田」、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの「道の駅 ましこ」の3作品が選ばれています。その他の各賞の情報はリンク先でどうぞ。

以下に受賞作品の動画を掲載します。

乾久美子による「延岡駅周辺整備プロジェクト」。

竹中工務店による「パナソニックスタジアム吹田」。PDF資料はこちら

MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの「道の駅 ましこ」については、PDF資料が公開されています。

伊東豊雄らが審査する、学生含め満35歳以下が応募可能な、くまもとアートポリスの実施コンペ「立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ 公開設計競技」の要項等が公開

伊東豊雄らが審査する、学生含め満35歳以下が応募可能な、くまもとアートポリスの実施コンペ「立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ 公開設計競技」の要項等が公開されています。

熊本市の中心部から東北に位置する標高152mの立田山は、市街地に残された貴重な自然緑地です。都市化の進展とともに行われる緑地の開発を防ぎ、県民の生活環境を保全するため、自然の森に復元し、憩いの場をつくることで生活環境保全林「立田山憩の森」として、多くの県民の健康づくりやふれあいの場として活用されてきました。
この設計競技は、熊本市北区立田山憩の森・お祭り広場に、県が建設する公衆トイレの設計者を広く公募するもので、熊本県が推進する「くまもとアートポリス」プロジェクト事業として実施するものです。
多くの方々にこの地にふさわしい公衆トイレ計画を提案していただき、設計に参画してもらうために実施します。

福島県「双葉駅西側地区災害公営住宅等」設計プロポの結果と提案書が公開

福島県「双葉駅西側地区災害公営住宅等」設計プロポーザルの結果と提案書が公開されています。
最優秀提案者は、ブルースタジオパシフィックコンサルタンツ設計共同体、次点者は、飯田善彦鈴木弘人杜設計共同体でした。

標記プロポーザルの審査結果について、審査等の手続きが終了しましたので、次のとおり公表します。

審査結果

1 最優秀提案者
  ブルースタジオ・パシフィックコンサルタンツ設計共同体(東京都)
  (代表者)株式会社ブルースタジオ 代表取締役 大地山 博 

2 次点者
  飯田善彦・鈴木弘人・杜設計共同体(神奈川県)
  (代表者)株式会社飯田善彦建築工房 代表取締役 飯田 善彦

最終候補者6組の提案書のPDFはこちら。

その他のプロポーザル参加者の提案書も匿名で、こちらのページで公開されています。

審査講評のPDFはこちら。

広島の「(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等」設計プロポの結果と提案書が公開

広島の「(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等」設計プロポーザルの結果と提案書が公開されています。
契約候補者に、香山あい設計共同が、次点候補者にシーラカンスアンドアソシエイツが選定されています。

(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等建設工事に伴う設計業務の委託業者選定にあたり、第二次審査を実施した結果、次のとおり契約候補者及び次点候補者を決定しましたのでお知らせします。

提案事業者から提出された技術提案書及びプレゼンテーションを基に、(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等建設工事設計者選定委員会で審査、採点を行いました。

選定結果
契約候補者 : 香山・あい設計共同体 【得点 83.83点/100点】
次点候補者 : 株式会社 シーラカンスアンドアソシエイツ 【得点 82.83点/100点】

こちらは各者の提案書のPDFです。
(一次審査を通過していたのは、NSP設計、遠藤克彦建築研究所・アトリエコJV、香山壽夫建築研究所・あい設計JV、シーラカンスアンドアソシエイツ、内藤建築事務所、村田相互設計の6者でした。)

審査講評のPDFはこちら

藤森照信が、令和元年度日本芸術院賞を受賞

藤森照信が、令和元年度日本芸術院賞を受賞しています。「ラ コリーナ近江八幡 草屋根」(平成27年竣工)が対象作品のようです。

賞の概要

日本芸術院では,会員以外の者で,卓越した芸術作品と認められるものを制作した者及び芸術の進歩に貢献する顕著な業績があると認められる者に対して,毎年,恩賜賞と日本芸術院賞を授与しています。
日本芸術院賞は,昭和16年から戦中,戦後の一時期を除いて毎年授与しており,平成30年度において第75回を数えています。
恩賜賞は日本芸術院賞を受賞した者の中から特に選ばれて贈られる賞です。
恩賜賞には賜品が,日本芸術院賞には賞状,賞牌,賞金が贈られます。
平成30年度恩賜賞・日本芸術院賞の授賞式は,天皇皇后両陛下の行幸啓を仰ぎ,令和元年6月24日に挙行されました。

日本芸術院についてはこちら。

役割

日本芸術院は,芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関です。
また,芸術の発達に寄与する活動を行うとともに,芸術に関する重要事項を審議し,これを文部科学大臣又は文化庁長官に意見を述べることができるとされています。

沿革

日本芸術院は,明治40年6月に文部省美術展覧会(文展)を開催するために設けられた美術審査委員会を母体とし,大正8年9月に「帝国美術院」として創設されました。
その後,昭和12年6月に美術のほかに文芸,音楽,演劇,舞踊の分野を加え「帝国芸術院」に改組されるなどの拡充を経て,昭和22年12月に「日本芸術院」と名称を変更し,今日に至っています。

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