ザハ・ハディド・アーキテクツとコックス・アーキテクチャーがコンペで勝利した、オーストラリアの「ウェスタン・シドニー空港」のCG動画です。2019年9月に完成した、ザハ・ハディド・アーキテクツらによる「北京大興国際空港」も弊サイトで特集して注目を集めました。
competition archive
王立英国建築家協会による、イギリス内の年間最も優秀な建築を決めるアワード・スターリング賞2019を、ミハイル・リッチズ(Mikhail Riches)+キャシー・ホウレー(Cathy Hawley)による、イギリス・ノリッジ市の集合住宅「Goldsmith Street」が受賞しています。プロジェクトの概要と審査コメントはこちらに。エネルギーや環境への考慮が評価されたことが語られています。建築家のサイトで写真と解説文が読めます。
以下は作品の動画。
以下に、最終候補に残っていた5作品の動画はこちら。
神奈川・横浜市にある3つの小学校に関する建替えプロポーザル結果と提案書が公開されています。
池上小学校建替え工事に伴う設計業務委託
受託候補者:株式会社ケー・アール建築研究所
榎が丘小学校建替え工事に伴う設計業務委託
受託候補者:株式会社濱田慎太建築事務所
勝田小学校建替え工事に伴う設計業務委託
受託候補者:株式会社日生建築計画研究所

原田祐馬・藤原徹平・中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2019」が開催されます。最優秀賞はアジア学生サミットへの招待と賞金30万円が贈られます。
登録締切は、2019年11月12日(火)。提出期限は、2019年11月22日(金)消印有効とのこと。事前登録フォームはこちら。【ap・ad】
テーマ:「ペインティング/塗ること」
絵画はペインティングといいます。でも単にペンキを塗ることもペインティング。形式でもあり、行為でもある。お化粧する、表面を守る、塗り潰す、塗り残る、塗り替える、塗り続ける、塗りたくる、重ね塗り、塗って削る。もしかしたら、行為が形式の確かさを揺るがしているのかもしれません。ペインティング、塗ること、を深く考えることで、身体と空間の関係、身体と環境の関係を本質的に捉えなおしてみて下さい。従来の建築やランドスケープや空間創造のアプローチとは異なる新たな創造の種がこのコンペから生み出されることを期待しています。
山口県の「山口市新本庁舎等」設計プロポーザルで、石本建築事務所九州オフィスが受託候補者として特定されています。
新本庁舎等基本設計・実施設計業務の委託を行うに当たり、公募型プロポーザルによる選考を実施し、次のとおり受託候補者を特定しました。詳細はページ下部の参考資料をご参照ください。
1 業務名
山口市新本庁舎等基本設計・実施設計業務2 受託候補者として特定した者
(1) 名 称 株式会社石本建築事務所九州オフィス
以下が提案書のPDFです。
- 特定テーマ1 「新庁舎の顔づくり」 [PDFファイル/3MB]
- 特定テーマ2 「これからの時代にふさわしい庁舎」 [PDFファイル/1.04MB]
- 特定テーマ3 「安全安心な庁舎」 [PDFファイル/3.17MB]
- 特定テーマ4 「山口らしい庁舎」 [PDFファイル/1.7MB]
本プロポーザル実施要領に基づき、技術提案書の一部を公表します。
なお、この資料には、一部に具体的なイメージ図や設計等が含まれていますが、プロポーザルの資料として、受託候補者の発想やアイデア、コンセプトを記載されたものであり、新本庁舎の具体的なデザインや設計として決定されたものではありません。設計の詳細については、今後、設計者と市の協働のもと、市民の皆様の御意見も伺いながら、検討していきます。
OMAによる、オーストリア・ウィーンの、ヴェステンデパート新建物設計コンペの勝利案の画像が13枚、archdailyに掲載されています。
岩手・住田町の「上有住地区公民館」設計プロポで、PERSIMMON HILLS architectsが最優秀者に選ばれていて、提案書も公開されています。
令和元年9月27日(金)に開催された上有住地区公民館新築工事設計業務プロポーザル審査委員会の審査結果を、以下の通りお知らせいたします。
また、これに併せて、各者の技術提案書を以下の通り公開いたします。
最優秀賞
PERSIMMON HILLS architects
優秀賞
喜多裕・福山弘・イー・エー・ユー設計共同体
入選
株式会社アトリエ・アンド・アイ
入選
一級建築士事務所滝川寛明建築設計事務所
入選
Poten-Poten・山内建築アトリエ設計共同体
入選
有限会社エーエーティープラスヨコミゾマコト建築設計事務所

モンゴル日本建築デザイン協会設立記念企画として行われる、Lumionで制作した動画の創造性を競う、学生対象の建築コンペ「第1 回 Lumion Youth Award2019」が開催されます。最優秀賞他には副賞として「賞金30万円、及び モンゴル/日本 招待旅行」が送られます。テーマは「Fantagy of Mongolia / Fantagy of Japan」。2019年11月30日応募締め切りです。応募にはこちらのページからに事前エントリーが必須です。【ap・pr】
このコンテストはLumionで作られた1分半のムービーに込められたビジュアルで空間的な世界観の創造性を競うものである。同時にこのコンテストは日本とモンゴルという2国間の若い世代に、互いの文化的な差異と共通性を理解し魅力の発見や再自覚につながるような文化的交流を促進することにも目的がある。そこでモンゴルの皆さんには日本のイメージを、日本の皆さんにはモンゴルのイメージをファンタスティックに表現してもらうことを共通のテーマとしたい。
ファンタジーは空想的で幻想的なエンターテイメントでなくてはならないが、同時にある程度の現実感や現実世界との繋がりも持たなければ成立できない。したがってムービーに登場する建築や構造物、環境などに実現性がなかったり、自然の法則に完全に合致しなくても構わない一方で、そのファンタスティックな要素を十分に楽しめるような演出が必要である。お互いにそれぞれの国が持つ魅力的イメージを可能な限り幻想的に膨らませ、その世界観を最も堪能できるオリジナリティのある視覚的体験をムービー化した先に、2国間の新たな認識と協調のあり方が見えてくるのではないだろうか。
審査委員長 池田 靖史

中村好文が審査する「第26回ユニオン造形デザイン賞」が応募作品を募集しています。参加資格は学生(大学生、大学院生、専門学校生)及び実務経験10年以内の社会人(但し、1990年1月1日以降生まれの方)。賞金総額は約200万円以上です。作品応募期間は、受付開始:2019年10月28日~締切り:2019年12月27日。こちらで過去の受賞作品の画像を見ることができます。【ap・ad】
●テーマ「働きものの住宅」 ●審査員 建築家 中村 好文
学生時代から憧れていたシェーカー教徒の「家具」と「建築」を実際にこの目で見、この手で触れるために、アメリカ東部に点在するシェーカー村々を初めて訪れたのは1989年の初夏でした。
以来、繰り返しシェーカー村を巡る旅を繰り返すことになったのですが、最初の訪問のとき、村の中に点在しているいくつかの建物が、そこに暮らす人たちの日々の生活に役立つ有用な道具として機能するように考えられていることに気付き、そのことに大きく心を動かされました。奇妙な表現に聞こえるかもしれませんが、ぼくの目にはそうした建物のひとつひとつが甲斐甲斐しく立ち働く「働きもの」に見えた‥‥と言ったら、そのニュアンスが伝わるかもしれません。
そして、そのことに気付くと同時に、建築雑誌などに華々しく取り上げられる建築家の設計した建物、とりわけ住宅作品に「働きもの」を感じることがないことに思い至りました。
残念ながら建築家の手がける住宅作品の多くは、必ずしもそこに住まう人の日々の暮らしに役立っているようには思えません。そうした「住宅作品」は新奇性や独創性を誇示することや、話題性を獲得することには役立っていますし、なによりも建築家自身が自己満足することに大いに役立ってはいますが、そのことに腐心するあまり、日々の暮らしの細部への目配りや思い遣りはないがしろにされがちのように見受けられるのです。
そうしたことに思いを馳せつつ、今回のテーマを「働きものの住宅」としたいと思います。
このテーマについて少し補足しておきます。
今回のテーマは「働きものの住宅」ですが、「働きものの建築」という言葉からぼくがまっ先に連想するのは「水車小屋」です。小川の水で水車でまわし、内部で精米したり、製粉したりする水車小屋は文字どおり健気な「働きものの建築」そのものだと思うのです。そして、その水車小屋からさらにぼくが連想するのは、水道管を流れる水流で発電する極小の発電機です。この発電機は公共トイレの男性用の小便器に取り付けられていて、使用後に少量の水を流すための電力をまかなっています。言ってみれば先端技術を駆使した水車小屋といったところでしょうか。
ローテクとハイテクの水車小屋の例は、出題者であるぼくからのヒントです。太陽光や、風や、雨などの自然の恵みを、有効かつ巧みに利用できる住宅も「働きものの住宅」と呼べると思います。その利用方法がローテクであっても、ハイテクであってもかまいません。肝心なのは「働きものの住宅」の前に「市井の生活者のための」という言葉を付けることを忘れないことです。
日々の暮らしの機微を愛し、建築的な創意工夫をこよなく愛するぼくが、思わず共感と称賛の拍手を贈りたくなる作品に巡り会えることを期待しています。
審査員 中村 好文
以下に、応募概要を掲載します
シーラカンスK&Hが最優秀者に選ばれた、山形の「庄内町立図書館」設計プロポーザルの提案書が公開されています。
次点者の有限会社 マル・アーキテクチャの提案書(PDF)はこちら。審査講評についてはこちらのPDFに掲載。
※プロポーザル方式は、「設計者(人)」を選ぶものであり、技術提案書に表現されたイメージが、そのまま設計になるものではありません。今後、基本設計業務において、具体的な設計を進めていきます。
※ 技術提案書は、著作権が提案者に所属するため、印刷できない設定としています。
SHARE 平田晃久が、台湾・新竹市の図書館設計コンペに勝利
平田晃久が、台湾・新竹市の図書館設計コンペに勝利しています。現地のニュースサイトでも報じられています。
以下は、市長がfacebookに投稿した提案の画像。
隈研吾建築都市設計事務所・昭和設計・ウエスコ設計共同体が、兵庫の「県庁舎等再整備基本計画策定支援」プロポで、受託候補者に選定されています。今のところ提案書は公開されていません。
県庁周辺地域は、建築後約50年を経過する県庁舎の耐震性不足や周辺県有施設の老朽化、元町駅を挟む南北の交通の分断など、様々な課題を抱えていることから、県庁舎及び周辺地域等の再整備の基本的な考え方となる「県庁舎等再整備基本構想」を策定したところです。
そこで、本基本構想の具体化を図るため、リーディングプロジェクトとなる「県庁舎ゾーンの再整備計画」と景観形成に対する考え方等を含めた「にぎわい交流ゾーンの整備計画」を並行して検討し、『県庁舎等再整備基本計画』としてとりまとめます。
この策定支援業務には、高度な企画力や技術力、豊富な知識や経験が求められることから、公募によるプロポーザルを実施し、受託候補者を選定します。
広島南警察署設計プロポで設計候補者に選ばれた、大旗・吉田設計共同体(大旗連合建築設計事務所株式会社・吉田豊建築設計事務所)の提案書が公開されています。次点者はNSP・今川設計共同体で提案書(PDF)はこちらです。講評はこちら(PDF)。その他の最終候補者の提案書は名前が伏せられた状態でこちらのページで公開されています。
広島県建築設計者選定委員会広島南警察署審査部会が行った,広島南警察署建設工事に伴う基本・実施設計委託の公募型建築プロポーザルに係る審査の結果を踏まえ,ダウンロードファイルのとおり技術提案書を特定し,設計候補者を決定しました。
なお,特定者,次点者及び非特定者の技術提案書並びに講評についても併せて掲載します。
隈・安井設計共同企業体が優秀者に選ばれた、滋賀の「守山市新庁舎」設計プロポの提案書が公開されています。
次点者は、東畑・遠藤克彦設計共同企業体でした。
第一次審査の通過者は以下でした。
令和元年7月2日に第一次審査委員会を行い、提出のあった参加表明書等を審査した結果、以下の通り第二次審査に進む7者を選定しました。
受付番号1 株式会社新居千秋都市建築設計事務所
受付番号2 RIA・SPEAC共同企業体
受付番号3 隈・安井設計共同企業体
受付番号4 東畑・遠藤克彦設計共同企業体
受付番号5 株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ
受付番号6 株式会社佐藤総合計画 関西オフィス
受付番号7 有限会社SANAA事務所
隈・安井設計共同企業体が、滋賀の「守山市新庁舎」設計プロポで優秀者に選ばれています。次点者は東畑・遠藤克彦設計共同企業体でした。一次審査をSANAAや新居千秋を含む7組が通過し、公開プレゼンも行われ注目されていました。
第二次審査(技術提案書等審査)の結果(令和元年8月26日更新)
令和元年8月23日、第一次審査を通過した7者について公開プレゼンテーションおよびヒアリングを実施し、審査委員会で技術提案書を評価した結果、下記のとおり優秀者と次点者を決定しましたのお知らせします。
優秀者
受付番号3 隈・安井設計共同企業体次点者
受付番号4 東畑・遠藤克彦設計共同企業体(評価のポイント)
・動線計画やゾーニング含めすべてが明快に解決されている
・窓口のワンストップ化についての考え方
・歳出および歳入の両面からのコスト面における考え方 などです。なお、全体の審査講評につきましては後日掲載予定です。

長谷川逸子・中村拓志らが審査する、JIA・大光電機 主催の「あかりコンペ2019」が応募エントリーを受付中です
長谷川逸子・中村拓志・大草徹也・小坂竜・武石正宣・前芝辰ニが審査する、JIA(日本建築家協会)・大光電機(株)主催の「建築家のあかりコンペ2019」が、応募エントリーを受付ています。応募資格は「年齢、国籍、資格を問わず照明デザインに興味のある方※製品化対象に選ばれた際、実行できる方」。
応募エントリーの締切日は2019年8月26日(月)。入賞作品は商品化される可能性もあり。最優秀賞の副賞は30万円です。【ap・ad】
2019年度募集テーマ:「人に優しいランドスケープのあかり」
ランドスケープデザインの素材は、土、水、緑、花、ベンチ、橋、手すりなどです。そうした素材をやさしく美しくみせる照明デザインはどうあったらいいかを考えた“あかり”を求めたい。これまでの屋外照明はLEDが導入されてからも電球や蛍光灯のときのデザインのまま強い光を物体に当てるものが多く、散歩道や樹木を輝かしすぎて人工化してしまっています。公園や庭園の散歩道を心地よく癒し、ストレスケアのため訪れるひとたちの気持ちを受けとめる“人に優しいあかり”をランドスケープに導入し、LEDの特徴を生かしたランドスケープと共にある“あかり”の新しいデザインを期待しています。長谷川 逸子(建築家のあかりコンペ2019審査委員長)
詳細は以下でどうぞ。