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平田晃久が、群馬の「太田西複合拠点公共施設」設計プロポで最優秀者に特定。提案書も公開
平田晃久が、群馬の「太田西複合拠点公共施設」設計プロポで最優秀者に特定。提案書も公開 image courtesy of 平田晃久建築設計事務所

平田晃久建築設計事務所が、群馬の「太田西複合拠点公共施設」設計プロポーザルで最優秀者に特定されています。また提案書もPDFで公開されています。次点者は、新居千秋都市建築設計でした。

令和3年3月19日(金)に、技術提案書を提出した業者からプレゼンテーション及びヒアリングを実施し、その後、選定委員5名により厳正な審査を行った結果、以下のとおりとなりました。

40歳未満の建築家を対象とする「ARTPLAZA U_40 建築家展」が、全国からの出展者を募集
40歳未満の建築家を対象とする「ARTPLAZA U_40 建築家展」が、全国からの出展者を募集

40歳未満の建築家を対象とする「ARTPLAZA U_40 建築家展」が、全国からの出展者を募集しています。磯崎新が設計した大分のアートプラザ(旧大分県立大分図書館)を会場とし行われる建築展です。募集締切は2021年5月7日まで。過去11回の展覧会のアーカイブはこちらから閲覧可能です。【ap・ad】

今年で12回目となる「ARTPLAZA U_40 建築家展」

大分出身で国際的建築家の磯崎新氏設計のアートプラザを会場に40歳未満の若手建築家たちの「表現の場」としてきました。
この会は2010年に大分にゆかりのある40歳未満の若手建築家により発足し、出展者を更新しながら、毎回それぞれの個性溢れる展覧会となっています。

これまで、出展者の対象を大分や九州にゆかりのある建築家に限定しておりましたが、今年は全国から公募し、より開かれた展覧会になることを目指しています。

リリーステキストより

概要
ARTPLAZA U_40 建築家展 2021
会期:2021年11月16日(火)~11月22(月)
会場:アートプラザ アートホール
※新型コロナウイルス感染症の影響により、中止の可能性もあります。

リリーステキストより
アトリエ・ジャン・ヌーベルによる、中国の「深センオペラハウス」。国際設計コンペが行われ「海の光」をテーマにした本提案が1等に選定
アトリエ・ジャン・ヌーベルによる、中国の「深センオペラハウス」。国際設計コンペが行われ「海の光」をテーマにした本提案が1等に選定 image©Ateliers Jean Nouvel
アトリエ・ジャン・ヌーベルによる、中国の「深センオペラハウス」。国際設計コンペが行われ「海の光」をテーマにした本提案が1等に選定 image©Ateliers Jean Nouvel

アトリエ・ジャン・ヌーベルによる、中国の「深センオペラハウス」です。国際設計コンペが行われ「海の光(Light of the Sea)」をテーマにした本提案が1等に選定されました。

※以下はリリーステキストの翻訳・抜粋です

深センオペラハウスの国際建築設計競技の受賞作品が発表されました。2008年にプリツカー建築賞を受賞した著名な建築家、ジャン・ヌーヴェル率いる設計チームが提出した「海の光」をテーマにした設計案が、このコンペの1等賞に選ばれました。

音楽と海が出会う名作

世界の巨匠によるオリジナルデザイン
最優秀賞を受賞した作品は、2008年のプリツカー建築賞受賞者であり、世界的な巨匠であるジャン・ヌーヴェル氏の設計によるものです。光と影の戯れで独特のロマンティックな雰囲気を醸し出すことに長け、フィルハーモニー・ド・パリ、ルーブル・アブダビ、カタール国立博物館など、世界的に有名な公共建築を数多く手がけています。オペラハウスの設計では、敷地やプロジェクトのテーマに抽象的かつ具体的に対応し、都市、山、海の視点から音楽と海の物語を描くというオリジナリティの高いものになっています。また、従来のオペラハウスのような閉鎖的な形態ではなく、海岸線に溶け込むように建物を配置し、グレーターベイエリアに芸術と生活が見事に調和した世界水準のビジョナリーな公共文化のランドマークを提示しています。

24時間いつでも誰でも参加できるダイナミックなパブリックスペース
軽やかで透明感のある浮遊感のある曲線の屋根の下に、オペラホールやコンサートホールなどの中核となるパフォーマンススペースが海の近くに配置され、海岸に直接つながる公共の道と視覚的な回廊が設けられています。開かれたアートの区域は、公共の音楽体験、公共のパフォーマンス、その他の文化的な集まりに理想的な場所です。オペラハウスの主軸は、興味深いものを通して、来訪者を極めて未来的な公共空間へと誘います。

多様でロマンチックな屋内パフォーマンス空間
パフォーマンス・ホールとループ・コリドーの両方で、広大な海の景色を楽しむことができます。また、屋上テラスからは遠くの山と海を見渡すことができます。パフォーマンスホールのインテリアは、「海の光」をテーマにしています。穏やかな光沢を持つ白蝶貝を不規則なリズムで採用し、バルコニーの曲線や壁の音響的な幾何学性を強調し、海と音楽の創造的な出会いを演出しています。

デザインコンセプトと特徴
文化と技術を融合させた「ドリームワークス」のコンセプトに基づいてデザインされています。リボンが舞うようなオペラハウスの屋根は、機能的には合理的でありながら、形としてはロマンチックです。すべてのホールが海岸線に向かって伸びており、共有ロビーも海に面しているため、敷地内および周辺の自然資産を最大限に活用し、観客に比類のない景観を提供します。

SANAAによる、中国の「深セン海洋博物館」。国際コンペが行われSANAAによる「海の上の雲」をテーマにした提案が選定
SANAAによる、中国の「深セン海洋博物館」。国際コンペが行われSANAAによる「海の上の雲」をテーマにした提案が選定 image©SANAA
SANAAによる、中国の「深セン海洋博物館」。国際コンペが行われSANAAによる「海の上の雲」をテーマにした提案が選定 image©SANAA
SANAAによる、中国の「深セン海洋博物館」。国際コンペが行われSANAAによる「海の上の雲」をテーマにした提案が選定 image©SANAA

SANAAによる、中国・深セン市の「深セン海洋博物館(Shenzhen Maritime Museum)」です。国際コンペが行われ、妹島和世と西澤立衛率いるSANAAによる「海の上の雲(The Cloud on the Ocean)」をテーマにした提案が選定されました。

以下は、リリーステキストの翻訳です

先日、深セン海事博物館(Shenzhen Maritime Museum)の国際建築設計競技の審査結果が発表され、プリツカー建築賞を受賞した妹島和世氏と西沢立衛氏が率いる設計チームが提出した「The Cloud on the Ocean」をテーマにしたデザイン案が、審査委員会によって最優秀作品に選ばれました。それでは、魅力的なデザインのアイデアを早速ご紹介しましょう。

山と海の間に浮かび上がる “海の上の雲”
SANAAの共同設立者である妹島和世氏と西沢立衛氏は、プリツカー建築賞を受賞した世界的に著名な建築家です。彼らは、地域の文化的特性を抽出し、文化的目的のための象徴的な公共建築を作ることに精通しています。彼らの作品は、大きなガラスのファサードが特徴的で、空気中に浮かんでいるような軽やかで優美な印象を与え、メディアからは「透過的で流動的な建築」と評価されています。代表的な作品には、フランスのルーブル・ランス美術館やEPFLロレックス・ラーニング・センターなどの国際的な美術館・博物館があります。

今回の受賞作品「The Cloud on the Ocean」も、SANAAが丹精込めて開発した作品です。地元の文化、敷地の特徴、海の要素を組み合わせたこの作品は、大鵬地区の山と海のコンテクストによくマッチしており、体系的で純粋なデザイン用語を用いて、流動的でダイナミックな建築空間を表現しています。

SANAAが、中国・深セン市の博物館「Shenzhen Maritime Museum」国際設計コンペに勝利。提案の画像も公開

SANAAが、中国・深セン市の博物館「Shenzhen Maritime Museum」国際設計コンペに勝利しています。リンク先はarchdaily、画像が5枚掲載されています。提案は「Clouds on the Sea」と名付けられています。

平田晃久建築設計事務所が優先交渉権者に選ばれた、新潟・小千谷市の「図書館等複合施設設計業務」設計プロポの提案書が公開
平田晃久建築設計事務所が優先交渉権者に選ばれた、新潟・小千谷市の「図書館等複合施設設計業務」設計プロポの提案書が公開 image courtesy of 平田晃久建築設計事務所

平田晃久建築設計事務所が優先交渉権者に選ばれた、新潟・小千谷市の「図書館等複合施設設計業務」設計プロポーザルの提案書が公開されています。また、次点交渉権者のマル・アーキテクチャの提案書、第二次審査対象事業者に選ばれていた西澤徹夫建築事務所・タカバンスタジオ設計共同体の提案書も公開されています

また審査講評はこちらに掲載されています。

3月13日(土曜日)に開催した旧小千谷総合病院跡地整備事業 図書館等複合施設設計業務 公募型プロポーザル審査委員会の第二次審査(プレゼンテーション及びダイアローグ)において選定された最優秀提案者及び優秀提案者を踏まえ、市では優先交渉権者及び次点交渉権者を次のとおり決定しました。

平田晃久建築設計事務所が、新潟・小千谷市の「図書館等複合施設設計業務」設計プロポで優先交渉権者に

平田晃久建築設計事務所が、新潟・小千谷市の「図書館等複合施設設計業務」設計プロポで優先交渉権者に選定されています。次点者はマル・アーキテクチャでした。今のことろ提案書は公開されていません。

堀部安嗣が「2020毎日デザイン賞」を受賞。選考委員には、岸和郎・深澤直人・岡﨑乾二郎らが名を連ねる
堀部安嗣が「2020毎日デザイン賞」を受賞。選考委員には、岸和郎・深澤直人・岡﨑乾二郎らが名を連ねる photo©Tetsuya Ito

堀部安嗣が「2020毎日デザイン賞」を受賞しています。選考委員には、岸和郎・深澤直人・岡﨑乾二郎・大貫卓也・面出薫が名を連ねています。過去の受賞者は公式サイトのこちらのページから閲覧できます。こちらのページには受賞にあたっての堀部のインタビュー動画が掲載されています。

デザインの全分野において傑出した成果に贈られる「2020毎日デザイン賞」(毎日新聞社主催)の選考委員会が開催され、建築家の堀部安嗣氏の「立ち去りがたい建築」に決まり、3日発表された。

堀部安嗣氏は住宅建築の第一人者として知られる。堀部氏は1995年のデビュー作「南の家」「ある町医者の記念館」から近年の代表作「竹林寺納骨堂」まで、一貫して建築が本来持っていた基本的な役割と心を落ち着けられるたたずまいを追求してきた。氏の作品に共通する「居心地のよい空間」「人の確かな居場所」のデザイン力が高く評価され、今回の受賞となった。

選考委員会では、コロナ禍にあって、あらためてパーソナルな「居心地のよい場所」が見直されているという声が相次いだ。選考委員で建築家の岸和郎氏は「どこか時代の流れを超越したような雰囲気を漂わせる堀部安嗣の空間は、そんな2020年の時間の中での救いだったのではないかと考える」と講評している。

リリーステキストより

◇2020毎日デザイン賞選考委員
大貫卓也(アートディレクター)/岡﨑乾二郎(造形作家・批評家)/岸和郎(建築家)/深澤直人(プロダクトデザイナー)/面出薫(照明デザイナー)(敬称略)

リリーステキストより

以下は、代表作品の写真。

青木茂建築工房が、山梨・富士吉田市の「明見中学校長寿命化改修工事」設計プロポで特定者に。提案書も公開

青木茂建築工房が、山梨・富士吉田市の「明見中学校長寿命化改修工事」設計プロポで特定者に選ばれていて、提案書も公開されています。

参加者の実績や技術者の資格、総合的な提案内容に加え、明見中学校の全生徒による生徒投票の結果を点数化し、各評価委員が採点を行いました。
採点結果は事務局にて集計し、確認と意見交換が行われ、特定者及び次点者が決定されましたので公表します。

 特定者:㈱青木茂建築工房 459.00点
 次点者:㈱教育施設研究所 409.80点

※プロポーザルは、設計方針等についての提案(技術提案)を求め、「設計者(人)」を選ぶ方式であり、コンペ方式とは違い技術提案書が設計として確定するものではありません。

藤本壮介・松井設計JVが「大分空港海上アクセス旅客ターミナル」設計プロポで最優秀者に選定、提案書も公開。

藤本壮介建築設計事務所松井設計設計業務委託共同企業体が「大分空港海上アクセス旅客ターミナル」設計プロポで最優秀者に選定されていて提案書も公開されています。次点者は、坂茂建築設計・東九州設計工務設計業務委託共同企業体で、こちらで提案書のPDFを見ることができます
審査結果と講評はこちらのPDFに。

令和3年2月19日に開催した第3回大分空港海上アクセス旅客ターミナル建設工事設計者選定委員会(第2次審査)において、最優秀者及び次点者が下記のとおり選定されましたのでお知らせします。

最終候補に残っていたのは、以下の6組でした。

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・北京の、国際展示センター第二期工事設計コンペの勝利案。中国の伝統建築の筒状屋根から着想を得る
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・北京の、国際展示センター第二期工事設計コンペの勝利案。中国の伝統建築の筒状屋根から着想を得る image©Atchain
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・北京の、国際展示センター第二期工事設計コンペの勝利案。中国の伝統建築の筒状屋根から着想を得る image©Atchain

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・北京の、国際展示センター第二期工事設計コンペの勝利案です。中国の伝統建築の筒状のセラミックタイルの屋根の質感からインスピレーションを得た形状に設計されています。

以下は、建築家によるテキストの要約・抜粋

ザハ・ハディド・アーキテクツは、北京の国際展示センターの第二期工事の設計コンペの優勝者に選ばれました。

中国の文化、学術、市民の中心地である北京は、世界のコミュニケーションと科学研究の中心地としても発展してきました。北京地下鉄15号線に駅を構える国際展示センターは、北京首都国際空港に隣接しており、世界中からの代表者が参加する会議、見本市、産業博覧会の重要な会場として成長してきました。

このような成長に対応するため、ザハ・ハディド・アーキテクツによる国際展示センターの新しい438,500㎡のフェーズ2は、展示スペースを大幅に拡大し、知識と国際交流の中心地としての国際的な地位を高めます。北京市順義区の国際空港新都市の中心部に位置するこのセンターは、地元住民だけでなく、中国国内はもとより世界各国からの訪問者をも迎え入れ、総合的なイベントプログラムを展開します。

展示ホール、会議センター、ホテルが一体となった関係は、センターの構成にも反映されています。中国の伝統的な建築の中にある筒状のセラミックタイルの屋根の質感からインスピレーションを得て、線と幾何学的な形を相互に連結し配置されます。その銅色と大きな窓は、視覚的にダイナミックな覆いをさらに表現しています。

中央の南北の軸線は東西の展示ホール間の主要な接続スペースであり、機能的な明快さ、最大の柔軟性と効率性を提供し、また、非公式なミーティングやリラクゼーションのための共有の中庭を定義します。それに加え、手入れの行き届いた庭園、カフェ、屋外の公共のイベントスペースを提供しています。高層階にあるブリッジは、センターの施設ネットワーク間の接続性をさらに高めています。

カンファレンスセンターとホテルが敷地の北側に位置しているため、センター内の人、物、車の移動は3つのルートに分かれすことで最適化され、進行中のイベントへの混乱を避けることができるようになっています。

複合屋根システムは、内部環境を遮断し、最大の吸音性を提供するように設計されています。屋根の対称的な幾何学的形状は効率的な軽量の大スパンの構造を作成し、柱のない柔軟な空間を提供します。展示会や使用の性質の変化に迅速に適応することができます。その工業的な材料性とスケールは、その流動的な建築言語とのバランスがとれています。モジュール式の製作と建設方法により、センターの建設時間、投資、運営コストを最小限に抑えることができます。

また、スマートなビル管理システムが必要に応じてセンターのハイブリッド換気を調整し、最適な自然換気を確保し、必要に応じて高効率の冷暖房機器でサポートすることで、室内の空気の質を向上させ、電力需要をさらに削減します。雨水の収集と中水のリサイクルは、広大な庭園と自然の景観を補完するものであり、持続可能な建築技術の進歩は、二酸化炭素と排出量を最小限に抑えることを目標としています。

徳島の旧印刷工場を改修して活用するアイデアと空間提案を競う建築コンペ「awa 臨港プロジェクト」の2次審査が行われ、最優秀作品が決定

※最終候補各社の提案書も公開されましたので追記しました(21/1/20)

徳島の旧印刷工場を改修して活用するアイデアと空間提案を競う建築コンペ「awa 臨港プロジェクト」の2次審査が行われ、最優秀作品が決定されています。
最優秀作品は、ジオ‐グラフィック・デザイン・ラボ泉設計室構造計画研究所一級建築士事務所共同企業体による「『おきのすインドアパーク』全ての世代が徳島に住み続けたくなる、魅力的な余白」でした。

※以下は転載ではなく公開されているデータへの直接リンクです

以下に提案書6枚がPDFで公開されています。

最優秀作品

本コンペは『今は使われなくなった印刷工場をリノベーションして、「建築の力」で地方における生活を豊かにするためのきっかけづくりを目指す、徳島県主催のプロジェクト』として行われ、注目を集めていました(建築デザインと共にプログラムを提案する点も珍しかったと思います)。

以下は、最終候補者の提案書です。

優秀作品

入賞作品

入選作品

入選作品

前田建設・吉成建設・内藤廣建築設計が、鳴門市新庁舎整備事業 実施設計施工者選定プロポで優先交渉権者に

前田建設吉成建設内藤廣建築設計特定建設工事共同企業が、徳島県の鳴門市新庁舎整備事業 実施設計施工者選定プロポーザルで優先交渉権者に選定されています。デザインビルドとして行われたプロポーザルです。リンク先のPDFに提案の画像が7枚掲載されています。次点交渉者は、鹿島・大建・隈研吾・福井組 特定建設工事共同企業体でした。

ザハ・ハディド・アーキテクツがコンペで勝利した、中国・深センの高層タワー「Tower C at Shenzhen Bay Super Headquarters Base」。低層部が公園と一体化し市民にパブリックスペースを提供
ザハ・ハディド・アーキテクツがコンペで勝利した、中国・深センの高層タワー「Tower C at Shenzhen Bay Super Headquarters Base」。低層部が公園と一体化し市民にパブリックスペースを提供 image courtesy of Zaha Hadid Architects
ザハ・ハディド・アーキテクツがコンペで勝利した、中国・深センの高層タワー「Tower C at Shenzhen Bay Super Headquarters Base」。低層部が公園と一体化し市民にパブリックスペースを提供 image courtesy of Zaha Hadid Architects

ザハ・ハディド・アーキテクツがコンペで勝利した、中国・深センの高層タワー「Tower C at Shenzhen Bay Super Headquarters Base」です。低層部が公園と一体化し市民にパブリックスペースを提供する設計が特徴的です。

以下はプロジェクト概要の要約。

ザハ・ハディッド・アーキテクツは「深センベイ・スーパー・ヘッドクォーター・ベースのCタワー(Tower C at Shenzhen Bay Super Headquarters Base)」建設の設計コンペの優勝者として発表されました。

深圳ベイ・スーパー・ヘッドクォーター・ベースは、広東省、香港、マカオのグレーター・ベイエリアにサービスを提供する深センの重要なビジネス・金融センターとなり、毎日30万人の従業員を収容するグローバル・テクノロジー・ハブの中に企業本社のクラスターを統合します。

ザハ・ハディッド・アーキテクツによる「タワーC」は、市内の南北に計画されている緑の軸線と深センの東西の都市回廊が交差する場所に位置し、そこに対応するようにデザインされています。隣接する公園や広場と直接接続し、2つのタワー内で上向きに伸びる広く段々になったランドスケープに変化します。そして、文化やレジャーのアトラクションがタワーをつなぎ、建物の中心部にあるブリッジ部では、市民にパノラマビューを提供します。

ザハ・ハディッド・アーキテクツが開発した3Dモデリングツールにより、C棟のデザインは、建築物の質量、向き、ファサードと床の比率の効率を最適化されています。この建築は、約400mの高さにある2つのタワーからなる多次元の垂直都市で、柱のない自然光のオフィススペース、ショッピング、エンターテイメント、ダイニング設備、ホテル、コンベンションセンター、展示ギャラリーを備えた文化施設を提供します。

フジワラボ・タト・トミト設計共同体が、兵庫・神戸市の「新垂水図書館・ロータリー・原動機付自転車駐車場」設計プロポで委託先候補に

フジワラボタトトミト設計共同体(株式会社フジワラテッペイアーキテクツラボ・株式会社タトアーキテクツ・株式会社トミトアーキテクチャ(設計共同体))が、兵庫・神戸市の「新垂水図書館・ロータリー・原動機付自転車駐車場」設計プロポで委託先候補に特定されています。提案書等は公開されていませんが、審査の総評が掲載されています。

特定された委託先候補事務所

フジワラボ・タト・トミト設計共同体

(株式会社 フジワラテッペイアーキテクツラボ・株式会社 タトアーキテクツ・株式会社 トミトアーキテクチャ(設計共同体))

ヒアリング対象事業者に残っていたのは以下の事務所でした。

募集・選定結果

参加表明書提出者:17者
ヒアリング対象事業者:5者(五十音順)

島根県邑南町立石見中学校改築プロポで、シーラカンスアンドアソシエイツが受託候補者に。技術提案書も公開

島根県邑南町立石見中学校改築プロポーザルで、シーラカンスアンドアソシエイツが受託候補者に選定されています。二次審査に選ばれていた4社の技術提案書が公開されています。

令和2年11月25日(水)邑南町矢上公民館を会場に、一次審査通過者による公開プレゼンテーション及び非公開質疑応答を実施し、選定委員会により評価基準に基づく二次審査を実施した結果は次のとおりです。

審査結果
発表順    名 称
1 有限会社ナック建築事務所
2 株式会社浦辺設計 【次点者】
3 共同設計・ラーバンデザインオフィス 設計共同体
4 株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ【受託候補者】

技術提案書のPDFはこちらで

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