2022年にアーキテクチャーフォトで注目された作品トップ10をご紹介します。
アーキテクチャーフォトで特集記事として紹介させていただいた実作品を対象としています(2022年に紹介された作品だけでなく、それ以前に紹介された作品も対象になります)。集計方法としては、各記事の閲覧ユニークユーザー数を基準としています(ページビューではないので各人が複数回閲覧した場合でも、その数値は1となります)。
また、最も注目された作品を「ap賞(アーキテクチャーフォト賞)」の受賞作品としてトロフィーを贈呈、10位までの作品にミニトロフィーを贈呈させていただきます。
過去の「ap賞(アーキテクチャーフォト賞)」大賞作品
(2020年よりトップ10までの表彰に変更し、最も閲覧された作品は「ap賞 大賞」とさせていただきます)
- 2021年:小山光+KEY OPERATIONによる「MAPPAスタジオ分室」
- 2020年:五十嵐理人 / IGArchitectsによる「宇品のカフェ」
- 2019年:松葉邦彦 / TYRANTによる「町田邸」
- 2018年:石上純也による「JINS SWFC Shop(JINS上海環球金融中心店)」
- 2017年:佐々木慧+佐々木翔 / INTERMEDIAによる「あたご保育園」
- 2016年:五十嵐淳建築設計事務所による「hat H」
- 2015年:長坂常 / スキーマ建築計画による「鳩ヶ谷の家」
- 2014年:吉村靖孝建築設計事務所による「窓の家」
2022年の結果は以下よりご確認ください。
本年も皆様のご連絡とご投稿をお待ちしております。
- 【ap賞 大賞】Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京の住宅「Todoroki House in Valley」
- 【ap賞 入賞】石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
- 【ap賞 入賞】三輪直樹 / FUDOによる、神奈川・鎌倉市の、設計者の自邸「Yamanone no ie」。地域特有の谷地形“谷戸”の台形旗竿地に計画、地形から削り出た様な在り方と山の連なりに寄り添う構成を志向し各要素を設計、内外が織り交ざる多様な居場所を持つ空間を作り出す
- 【ap賞 入賞】湯浅良介による、神奈川・大磯町の住宅「FLASH」。人間としてあることの喜びを表層に見出し、建物の“面”に注目して在るべき姿を求めスケッチを描き続け検討、模様・形・色の自由な選択で“見せる”と“隠す”を突き詰めるプロセスで建築をつくる
- 【ap賞 入賞】ナノメートルアーキテクチャーによる、大阪・堺市の、三住戸の改修「2020年度 茶山台団地のリノベーション」。若年層向けの働く場を持つ住まいで、使い方への想像を引き出す為に中央空間と周囲の小割空間からなる“ロの字プラン”を考案、寸法設定でも想像し易さを意識し生活変化の受容も目指す
- 【ap賞 入賞】植木幹也+進士茶織 / スタジオシナプスによる、群馬・太田市の飲食店「WANDERLUST」。地域に根差し約40年営業するパン店の建替え計画、店の“あたりまえ”を引継いだ上で“集い・学び・交流する場”との要望に応える為に周辺までを視野に入れて設計、人々の多様な振舞の起点となる建築をつくる
- 【ap賞 入賞】長坂常 / スキーマ建築計画による、京都左京区南禅寺草川町の「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」
- 【ap賞 入賞】渕上達矢 / zeal architectsによる、熊本・玉名郡の「江田の家」。設計者と施主が幼少期を過ごした家の隣に計画、場への想いを受け継ぐ事を目指して共通記憶の“切妻のシルエット”を基に形状等を設計、開口は合理化も進めつつ河川側に開き記憶の中の“川辺の景色”を再現
- 【ap賞 入賞】ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化
- 【ap賞 入賞】武田清明建築設計事務所による、東京・練馬区の住宅「鶴岡邸」のレポート。周辺環境の自然と対話する建築の在り方を躯体のもつ質感で実現
ap賞受賞作品の写真付ダイジェストは以下に掲載します