ランサ・アトリエによる、サーペンタイン・パヴィリオン2026「a serpentine」。毎年一組が選ばれ造られる期間限定の建築。“身近な素材や形態を再解釈”する設計姿勢に基づき、周辺の建物や伝統的な蛇行する壁から着想した煉瓦壁を用いた建築を考案。壁の意味も再考して“透過性”を付与する
ランサ・アトリエによる、サーペンタイン・パヴィリオン2026「a serpentine」。毎年一組が選ばれ造られる期間限定の建築。“身近な素材や形態を再解釈”する設計姿勢に基づき、周辺の建物や伝統的な蛇行する壁から着想した煉瓦壁を用いた建築を考案。壁の意味も再考して“透過性”を付与するSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Exterior view © LANZA atelier, Photo Iwan Baan, Courtesy Serpentine.
ランサ・アトリエによる、サーペンタイン・パヴィリオン2026「a serpentine」。毎年一組が選ばれ造られる期間限定の建築。“身近な素材や形態を再解釈”する設計姿勢に基づき、周辺の建物や伝統的な蛇行する壁から着想した煉瓦壁を用いた建築を考案。壁の意味も再考して“透過性”を付与するSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Exterior view © LANZA atelier, Photo Iwan Baan, Courtesy Serpentine.
ランサ・アトリエによる、サーペンタイン・パヴィリオン2026「a serpentine」。毎年一組が選ばれ造られる期間限定の建築。“身近な素材や形態を再解釈”する設計姿勢に基づき、周辺の建物や伝統的な蛇行する壁から着想した煉瓦壁を用いた建築を考案。壁の意味も再考して“透過性”を付与するSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Interior view © LANZA atelier, Photo Iwan Baan, Courtesy Serpentine.
ランサ・アトリエによる、サーペンタイン・パヴィリオン2026「a serpentine」。毎年一組が選ばれ造られる期間限定の建築。“身近な素材や形態を再解釈”する設計姿勢に基づき、周辺の建物や伝統的な蛇行する壁から着想した煉瓦壁を用いた建築を考案。壁の意味も再考して“透過性”を付与するSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Exterior view © LANZA atelier, Photo Iwan Baan, Courtesy Serpentine.

ランサ・アトリエ(LANZA atelier)による、イギリス・ロンドンの、サーペンタイン・パヴィリオン2026「a serpentine」です。
毎年一組が選ばれ造られる期間限定の建築です。建築家は、“身近な素材や形態を再解釈”する設計姿勢に基づき、周辺の建物や伝統的な蛇行する壁から着想した煉瓦壁を用いた建築を考案しました。また、壁の意味も再考して“透過性”を付与しています。
会期は、2026年6月6日~10月25日まで。施設の公式ページはこちら


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

イサベル・アバスカル(Isabel Abascal)とアレッサンドロ・アリエンゾ(Alessandro Arienzo)によって設立されたメキシコの建築スタジオ、ランサ・アトリエ(LANZA atelier)が設計した2026年のサーペンタイン・パヴィリオンは、2026年6月6日にオープンします。ゴールドマン・サックスは、この年次プロジェクトを12年連続で支援します。

2026年のパヴィリオンは、ゴールドマン・サックスによる12年連続の支援を受けます。また、今年より、ロレックスがサーペンタイン・パヴィリオンのオフィシャル・タイムピースに就任することをお知らせできることを嬉しく思います。

パヴィリオンが第25回を迎えるにあたり、サーペンタインは、ザハ・ハディド財団およびアーキテクチュラル・アソシエーションとの特別な協働を通じて、この記念すべき節目と初代パヴィリオン建築家であるザハ・ハディドの遺産を称えます。

サーペンタイン・パヴィリオンは、その歴史を通じて、新進の才能のための大きな期待を集めるショーケースへと成長してきました。パヴィリオンは長年にわたり、サーペンタインによる実験的かつ学際的なコミュニティ・プログラムおよび教育プログラムのための、参加型の公共的・芸術的プラットフォームとして発展してきました。

ランサ・アトリエは、イサベル・アバスカルとアレッサンドロ・アリエンゾによって2015年に設立された、メキシコシティを拠点とする建築スタジオです。彼らの協働的な実践は、職人技、技術、そして空間デザインの伝統に細心の注意を払うことで、身近な素材や形態を再解釈しています。彼らの作品は、対話と共同体験を前面に据える建物のつくり方を提案しています。

二人は、ドローイングや模型制作といった実際に手を動かす設計手法を特に重視しており、それらを素材、形態、構造について思考を深めるための能動的なツールとして捉えています。グローバルに活動する同スタジオは、建築的実践を、批評的かつ積極的に関与する視点を通じて、文化的領域、住宅プロジェクト、公共インフラ、家具デザインの間を柔軟に横断するものとして捉えています。

今年のサーペンタイン・パヴィリオンにおいて、ランサ・アトリエは、パヴィリオンの片側を形成する、サーペンタイン・ウォール(serpentine wall)またはクリンクル・クランクル・ウォール(crinkle-crankle wall)として知られる建築的要素から着想を得ました。この種のレンガ壁は、交互に連なる曲線によって構成されており、イングランドのサフォーク州で一般的に見られますが、その起源は古代エジプトにあり、その後オランダ人技師によってイングランドにもたらされました。その曲線的な形状は側方支持によって安定性をもたらすため、レンガ1枚分の厚さしかないサーペンタイン・ウォールは、直線の壁よりも少ないレンガで構築することができます。この同名の特徴はまた、蛇を思わせる緩やかな曲線にちなんで名付けられた近くのサーペンタイン湖にも、さりげなく言及しています。

周囲の景観との対話のなかで、第2の壁は樹冠を損なうことなくそれと調和し、一方で主要な構造体は敷地の北側に配置されています。半透明の屋根は、木立を想起させるレンガの柱の上に軽やかに載せられています。パヴィリオンの構成は、光と風が空間に行き渡ることを可能にし、囲われた状態と開放性との境界をやわらげています。

ランサ・アトリエは、イングランドの庭園文化の伝統を称えるとともに、かつてティー・パヴィリオンであったサーペンタイン・サウス・ギャラリーの既存のレンガ造りのファサードとの対話を生み出すため、レンガを主要な素材として選びました。壁を不透明なものから透過性のあるものへと変化させるレンガ柱のリズミカルな反復によって構成されたこのパヴィリオンは、壁を隔てるための要素とみなす考え方を問い直し、来場者がその向こうを見通せることで、つながりを促します。

ランサ・アトリエは、パヴィリオンのための椅子やスツールもデザインしており、家具と建築を異なるスケールにおける同一のデザインプロセスの一部として捉える彼らの実践を継続しています。サペリ材の広葉樹から製作されたこれらの椅子とスツールは、現地で製作されています。

ランサ・アトリエは次のように述べています。「このコミッションにとって記念すべき節目の年となる第25回サーペンタイン・パヴィリオンの建築家に選ばれたことを光栄に思います。私たちは、自らの仕事をより幅広い人々に紹介する機会を得られたこと、そして空間的な実験と人々の出会いの場として続いてきたパヴィリオンの遺産に貢献できることに、深く感謝しています。自然界を想起させる庭園の中に設けられたこのプロジェクトは、サーペンタイン・ウォールの形態をとっています。この壁は、見せると同時に隠す装置として構想されており、動きを形づくり、リズムを調整し、近接、方向性、そして立ち止まることの境界を枠づけます。

私たちは、創造と保護の力としての蛇の姿に着想を得て、気候を和らげ、避難場所を生み出し、成長を可能にする構造物であるイングランドの蛇行する果樹壁になぞらえています。この発想から生まれたのが、素朴な粘土レンガで建てられたパヴィリオンです。それは、地域に根ざした職人技と、人々を結びつける建築の根源的な力を前面に据えています。2026年のパヴィリオンは、透過性を備え、穏やかな幾何学によって形づくられ支えられ、そしてその中を行き交う人々に絶えず応答する建築形態を提案しています」

【ap job更新】 公共プロポから地域のプロジェクトまで、大小様々な建築を手掛ける「STA土屋辰之助アトリエ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
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公共プロポから地域のプロジェクトまで、大小様々な建築を手掛ける「STA土屋辰之助アトリエ」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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設計スタッフ(主任/契約)募集

【主宰者について】
主宰者である土屋辰之助は 大学研究室から香山壽夫に師事し、香山壽夫建築研究所にて「国立科学博物館上野本館保存再生」「世界遺産 熊野本宮館」や多くの学校建築など、主に公共建築の実績を積んできました。
2011年の伊勢神宮内宮参集殿改修プロジェクトを機に株式会社土屋辰之助アトリエを設立、その後日本建築学会作品選集新人賞を受賞しました。
また各大学にて設計課題を指導、自らも社会人博士課程に在籍し、実務と研究の活動を並行しています。

【組織とアトリエの中間】
事務所の大きな特徴として2000㎡前後の公共施設をプロポーザルから設計監理まで行いつつ、組織設計とのJVによる1万㎡程度の学校等の実績もあります。
一方で地域とのつながりによるプロジェクト、規模の大きい別荘や住宅建築等も手掛けており、組織設計・アトリエ事務所の双方での活動を経験できます。
東北での小学校復興プロジェクトでは、地域にしっかりと入り込み、公共建築賞地域特別賞、東北建築賞、JIA東北建築大賞なども受賞。建築をつくるという職能により、さまざまな地域への貢献を果たすことを実行しています。

【キャリア形成とOB】
このような多彩なプロジェクトの経験から、在籍中に資格を取得し、大手ゼネコン、組織設計や大学助手と両立しながらの設計活動に向かう、もしくは地域や住宅設計に目を向けてコミュニケーション能力を発揮し活動する等、様々なケースが見られます。
設計事務所として成長を続けており、主任に配置されたスタッフは雑誌、学会等の発表でも氏名を連ね、事務所として個人としてのキャリアを着実に重ねていくことを目指していきます。
主軸として事務所運営に積極的に関わることができる人材は特に評価優遇し、パートナーとして運営に関わって頂くことも視野に入れています。

OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「杭州プリズム」。集合住宅や事務所などを内包する複合ビル。私的用途と都市空間が分離する状況に挑戦し、基部に誰もがアクセス可能な“屋外アトリウム”を配する構成を考案。イベントやコミュニティ活動での交流を最大化する
OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「杭州プリズム」。集合住宅や事務所などを内包する複合ビル。私的用途と都市空間が分離する状況に挑戦し、基部に誰もがアクセス可能な“屋外アトリウム”を配する構成を考案。イベントやコミュニティ活動での交流を最大化する photo by Tu Xi Meng, courtesy of OMA
OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「杭州プリズム」。集合住宅や事務所などを内包する複合ビル。私的用途と都市空間が分離する状況に挑戦し、基部に誰もがアクセス可能な“屋外アトリウム”を配する構成を考案。イベントやコミュニティ活動での交流を最大化する photo by Zhu Wen Qiao, courtesy of OMA
OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「杭州プリズム」。集合住宅や事務所などを内包する複合ビル。私的用途と都市空間が分離する状況に挑戦し、基部に誰もがアクセス可能な“屋外アトリウム”を配する構成を考案。イベントやコミュニティ活動での交流を最大化する photo by Tu Xi Meng, courtesy of OMA
OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「杭州プリズム」。集合住宅や事務所などを内包する複合ビル。私的用途と都市空間が分離する状況に挑戦し、基部に誰もがアクセス可能な“屋外アトリウム”を配する構成を考案。イベントやコミュニティ活動での交流を最大化する photo by Zhu Wen Qiao, courtesy of OMA

OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「杭州プリズム」です。
集合住宅や事務所などを内包する複合ビルの計画です。建築家は、私的用途と都市空間が分離する状況に挑戦し、基部に誰もがアクセス可能な“屋外アトリウム”を配する構成を考案しました。そして、イベントやコミュニティ活動での交流を最大化します。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

OMAの杭州プリズムが完成

OMA / クリス・ヴァン・ドゥインが設計した杭州プリズムが完成しました。新湖不動産グループにより未来科技城地区向けに委託されたプリズムは、OMAにとって杭州で初めて完成したプロジェクトです。

杭州プリズムは、ホテル、住宅ユニット、都市的なアメニティを備えたオフィス、そして公共広場を含む、43,000㎡の複合用途で構成されています。そのヴォリュームを貫く2つの斜めの切り込みによって特徴づけられたプリズムのシルエットは、スカイラインの中でもひと目で認識できます。これらの切り込みは、プリズムを、北西に位置する新しい高速鉄道駅と南東に位置する公園と視覚的に結び付けています。個別のテラスは各ロフト住戸にプライベートな屋外空間を提供し、杭州とその周辺の風景を一望する広がりのある眺望を備えています。

杭州の未来科技城の中心に位置するこのプロジェクトは、私的なプログラムと都市空間との分離に挑戦しています。プリズムは周辺の街路、運河、公園と結ばれており、その開かれた敷地へと一般の人々を誘います。建物の基部では、大きな屋外アトリウムが市民的な中心を形成しており、周辺の街路、運河、公園から誰でもアクセスすることができます。また、自発的なものから企画されたものまで、さまざまなイベントのための環境を提供しています。

このデザインは、多様なプログラムと利用者を受け入れています。私的な空間と共有空間は慎重にバランスが取られています。上部に配置されたロフト住戸は静けさと特別感を提供する一方で、庭園と共用空間は居住者、ホテル宿泊客、ワーカー、来訪者の交流を可能にしています。明確な頂点へと立ち上がるプリズムは、力強い視覚的存在感を生み出し、杭州の新たに形成されつつある中心業務地区におけるランドマークとしての役割を強化しています。

OMAパートナーのクリス・ヴァン・ドゥインは次のように述べています。「杭州プリズムは、中国で最も成功したイノベーションエリアの一つである杭州未来科技城開発の中核に位置しています。プリズムのデザインは、この革新への志向を共有しています。典型的な住宅タワーの集合体は、この単一の透過性を持つ構造体へと変換され、若いプロフェッショナルや来訪者のための立体的な村を創り出しました。それは、イベントやコミュニティ活動、そして楽しみのための機会を通じて、相乗効果と交流を最大化するデザインです」

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