OSTRと礒谷哲也による、東京の住戸改修「小茂根の家」。数年前にリフォーム済の空間を対象とした計画。既存の“ピカピカ”と創出する“新しい環境”の重なりを意図し、元玄関を約6倍に拡張した“中庭”を中央に据える構成を考案。全ての部屋と隣接して多様な役割を担う
OSTRと礒谷哲也による、東京の住戸改修「小茂根の家」。数年前にリフォーム済の空間を対象とした計画。既存の“ピカピカ”と創出する“新しい環境”の重なりを意図し、元玄関を約6倍に拡張した“中庭”を中央に据える構成を考案。全ての部屋と隣接して多様な役割を担う洋室1から建具越しに玄関を見る。 photo©OSTR
OSTRと礒谷哲也による、東京の住戸改修「小茂根の家」。数年前にリフォーム済の空間を対象とした計画。既存の“ピカピカ”と創出する“新しい環境”の重なりを意図し、元玄関を約6倍に拡張した“中庭”を中央に据える構成を考案。全ての部屋と隣接して多様な役割を担う左:パントリー、右:玄関 photo©OSTR
OSTRと礒谷哲也による、東京の住戸改修「小茂根の家」。数年前にリフォーム済の空間を対象とした計画。既存の“ピカピカ”と創出する“新しい環境”の重なりを意図し、元玄関を約6倍に拡張した“中庭”を中央に据える構成を考案。全ての部屋と隣接して多様な役割を担う洋室1から建具越しに玄関を見る。(生活の始まった状態) photo©OSTR
OSTRと礒谷哲也による、東京の住戸改修「小茂根の家」。数年前にリフォーム済の空間を対象とした計画。既存の“ピカピカ”と創出する“新しい環境”の重なりを意図し、元玄関を約6倍に拡張した“中庭”を中央に据える構成を考案。全ての部屋と隣接して多様な役割を担うダイニングから建具越しに玄関を見る。(生活の始まった状態) photo©OSTR

OSTR / 太田翔+武井良祐、礒谷哲也が設計した、東京の住戸改修「小茂根の家」です。
数年前にリフォーム済の空間を対象とした計画です。建築家は、既存の“ピカピカ”と創出する“新しい環境”の重なりを意図し、元玄関を約6倍に拡張した“中庭”を中央に据える構成を考案しました。そして、全ての部屋と隣接して多様な役割を担います。

初めて現地を訪れた際、築年数の経ったマンションの一室は、2年ほど前にリフォームされており、まるで新築のようにピカピカで、すぐにでも住める状態だった。

施主は南北の両面に抜けるバルコニーからの眺めを気に入り、ここに新たな住まいをつくることを決意した。しかし改修計画を始めようとすると、内装や設備があまりにも新しく、どこから手を加えるべきか判断に迷った。

建築家によるテキストより

できるだけ単純な方法で、この既存の“ピカピカ”とこれから生まれる“新しい環境”とを重ね合わせられないかと考えた。そこで部屋の中央に大きな中庭を設けることにした。中庭といっても、既存玄関のスケールを約6倍に拡張し、土間とも玄関とも中庭ともいえる曖昧な場とした。

この中庭はLDK・個室・水回りのほぼすべてに隣接し、施主は常に住まいの中心である中庭と関わりながら生活する。建具を開け放つと南北のバルコニーが連続して一体となり、空間全体がひとつの大きなバルコニーのようにも感じられる。個室は中庭と既存バルコニーの両側に囲まれ、明るい光の中で目覚め、風呂上がりには風が通り抜ける心地よい休憩の場にもなる。

建築家によるテキストより

もう一つの試みは、扉を開けるたびに新しい風景が現れる状態をつくることだ。
中庭に面した部屋、改修前のまま残した部屋、かつて繋がらなかった空間同士が行き来できるようにし、収納扉を開けると働く場が現れる。このように隣室が既存なのか改修された部屋なのかが交錯し、扉を開くたびに異なる世界が次々に現れる風景を描いた。同時に既存の部屋に新たな扉を設けたことで、動線の自由度が増し、空間全体に回遊性が生まれた。

全体は仕上げの質感や家具をわずかに補修・追加することでバランスを整えた。部屋の内側だけで完結させると、どうしても「マンションの一室」という閉塞感が残るため、外に広がる風景のスケールや色彩に合わせ、一室を超えた広がりを感じられるしつらえとした。

建築家によるテキストより
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フリーダムアーキテクツは、完全自由設計の注文住宅を手掛ける設計事務所です。
創業30年を経て、累計4000棟の注文住宅を手掛けてきました。規格住宅とは一線を画し、お施主様一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添いながら、オンリーワンの住まいを実現しています。

【働く環境】
社内には100名以上の設計者が在籍しており、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが活躍中です。経験や知識が豊富な先輩たちに囲まれながら、困ったときには気軽に相談できるため、安心して自分に合ったキャリア形成ができます。

設計者として着実にステップアップしたい方にもおすすめ!
一棟ごとに深く向き合う意匠設計の技術はもちろん、社内で長期的に活躍するための多様なキャリアパスが用意されています。経験豊富な先輩たちから実践的なノウハウを吸収しながら、プロとして腰を据えて腕を磨ける環境です。

□先輩たちの主な前職
アトリエ系設計事務所、工務店、ハウスメーカー、個人設計事務所、組織設計事務所…など

また、国内初BIM確認申請など、BIMの活用で業務の効率化や最適化、デザインの向上を実現しています。
VRや3次元モデルも導入し、図面だけでは伝わりにくい設計イメージをお客さまに分かり易く説明できるようになりました。天井の高さやキッチンの作業台の高さなど、細かなイメージもすり合わせることが可能です。

【成長環境を完備】
当社では、2021卒~2026卒の新卒定着率90%超という高い水準を維持しています。
これまで未経験や経験の浅い状態から、設計の主担当へ社員を育成してきた豊富な実績があります。
現場目線で求められるきめ細やかなサポート体制が整っている点は、当社ならではの大きな強みです。
ご契約から着工、お引き渡しまで一貫して携われる裁量の大きい働き方だからこそ、若手のうちから自分の作品を創造するという手応えのある経験を積むことができます。

ワン・シュウとルー・ウェンユーによる建築展が、ワタリウム美術館で開催。入場チケットをプレゼント。2012年にプリツカー賞を受賞した中国を拠点とする建築家の展覧会。図面・模型・映像に加え、原寸モックアップや現代茶室も展示
ワン・シュウとルー・ウェンユーによる建築展が、ワタリウム美術館で開催。入場チケットをプレゼント。2012年にプリツカー賞を受賞した中国を拠点とする建築家の展覧会。図面・模型・映像に加え、原寸モックアップや現代茶室も展示寧波博物館、2008年竣工、浙江省寧波市、延床面積 30,000 ㎡ 撮影:富井雄太郎

ワン・シュウとルー・ウェンユーによる建築展「ワン・シュウ+ルー・ウェンユー展 建築すなわち庭」が、ワタリウム美術館で開催されます。
アーキテクチャーフォトでは、入場チケットを抽選でプレゼントいたします。2012年にプリツカー賞を受賞した中国を拠点とする建築家の展覧会です。図面・模型・映像に加え、原寸モックアップや現代茶室も展示されます。
会期は、2026年12月4日~2027年3月28日まで。美術館の公式ページはこちら。
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年11月27日(金)13時まで(応募はお一人様1回までとさせていただきます。複数回ご応募いただいた場合も、抽選対象は1件として扱います)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

ワンとルーは、1997年に中国・杭州でアマチュア・アーキテクチャー・スタジオ(業余建築工作室)を設立して以来、急速な都市化と経済成長が進む現代中国において、独自の建築実践を続けてきました。

彼らが掲げる「建築すなわち庭(建築即園林)」という考え方は、中国の伝統的な庭園である「園林」への深い洞察から生まれたものです。園林とは、木、石、水、橋、亭などの要素が組み合わされ、自然物と人工物が溶け合うことによって、ひとつの世界を立ち上げる空間です。それは、ありのままの自然ではなく、自然と人間の想像力が交わることで生まれる、もうひとつの環境でもあります。ワンとルーは、この文人的な庭の思想を現代建築へと引き受けながら、園林、山水画、詩文、工芸、そして土地に根ざした素材や技術を手がかりに、建築の新しい可能性を切り拓いてきました。解体された村落から集められた瓦やレンガ、土、木、竹といった素材は、彼らの建築において単なるリサイクル材ではありません。それらは、失われつつある土地の記憶を呼び覚まし、新しい都市生活のなかに、別の時間を流れ込ませるための重要な媒体です。

本展では、原寸モックアップ、図面、模型、スケッチ、映像、写真、そして今回新たに設計・施工される茶室などを通じて、自然と人工、素材と身体、記憶と未来が交わる彼らの建築世界を紹介します。ワタリウム美術館の展示空間をひとつの「庭」として歩きながら、時間をかけて成熟してきた彼らの建築の魅力を体感する展覧会です。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

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