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野路敏之 / 野路建築設計事務所による、福井・大野市の住宅「百尺の平屋」。遠くに山々を望む広い敷地。自然の美しさの中に“ひっそりと佇む建築”を求め、諸機能を内包する“百尺の切妻屋根”を持つ平屋を考案。敢えて“作り込まない”庭で内部からの眺望を活かす
野路敏之 / 野路建築設計事務所による、福井・大野市の住宅「百尺の平屋」。遠くに山々を望む広い敷地。自然の美しさの中に“ひっそりと佇む建築”を求め、諸機能を内包する“百尺の切妻屋根”を持つ平屋を考案。敢えて“作り込まない”庭で内部からの眺望を活かす photo©白川雄太
野路敏之 / 野路建築設計事務所による、福井・大野市の住宅「百尺の平屋」。遠くに山々を望む広い敷地。自然の美しさの中に“ひっそりと佇む建築”を求め、諸機能を内包する“百尺の切妻屋根”を持つ平屋を考案。敢えて“作り込まない”庭で内部からの眺望を活かす photo©白川雄太
野路敏之 / 野路建築設計事務所による、福井・大野市の住宅「百尺の平屋」。遠くに山々を望む広い敷地。自然の美しさの中に“ひっそりと佇む建築”を求め、諸機能を内包する“百尺の切妻屋根”を持つ平屋を考案。敢えて“作り込まない”庭で内部からの眺望を活かす photo©白川雄太

野路敏之 / 野路建築設計事務所が設計した、福井・大野市の住宅「百尺の平屋」です。
遠くに山々を望む広い敷地に計画されました。建築家は、自然の美しさの中に“ひっそりと佇む建築”を求め、諸機能を内包する“百尺の切妻屋根”を持つ平屋を考案しました。また、敢えて“作り込まない”庭で内部からの眺望を活かす事も意図されました。

周囲には見晴らしを遮るものがなく、遠くに連なる山々を望む広い敷地。

建築の計画をするにあたり、太陽が照り付ける夏の昼下がりや、氷点下10℃の凍てつく晴天の朝にも訪れた。何度か更地に足を踏み入れしばらく周囲を眺めていると頭の中ではしだいに「この環境の中でどこまで建築の存在を消せるだろう」と考えるようになっていた。
それくらいに取り囲む自然は美しく、その中にひっそりと佇む建築が最良の計画なのだろうと感じていた。

建築家によるテキストより

敷地の面積は大きいのだが、その形や道路に接する部分はいびつだった。その中で方位や眺望を頭に置きながら暮らしを探り、生活と環境に馴染む形態にたどり着いた。それが百尺の切妻屋根を持つ、単純だが大胆な平屋だった。

建築家によるテキストより

ひとつの切妻屋根をぱさっと被せた下には、駐車スペース、通り土間、玄関土間、LDK、その奥に水廻りと寝室などのプライベートゾーンを横一列につなげている。とても素直で素朴などこにでもあるような形態だが、敷地に対する建物や庭のボリュームの地割は無駄をなくし、南に面した長い軒下は夏の日差しと冬の積雪から身を守るための重要な意味がある。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 地域での暮らしを楽しくする為の企画と運営を行う「株式会社マイキー」が、プロジェクトデザイン等に携わるスタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 地域での暮らしを楽しくする為の企画と運営を行う「株式会社マイキー」が、プロジェクトデザイン等に携わるスタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 地域での暮らしを楽しくする為の企画と運営を行う「株式会社マイキー」が、プロジェクトデザイン等に携わるスタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中

地域での暮らしを楽しくする為の企画と運営を行う「株式会社マイキー」の、プロジェクトデザイン等に携わるスタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社マイキーでは、事業拡大に伴い、新しいスタッフを募集することになりました。

弊社の手掛ける事業は二つのタイプがあります。

①自社事業としての、西千葉で運営するスペースの運営マネジメントとそれに紐づくイベント企画・実施
②クライアントワークとしての、まちづくり・公共空間・公共施設・場づくりなどに関する事業企画提案、プロデュース、コンテンツの企画と実施

そして、これらの仕事を「プロジェクト」と呼んでいます。
今回、この両方に携わるスタッフを求めています。

常に新しい領域に挑戦し、それによって成長し続けていたい人。
事業を通じて出会う人や関わる地域、そして社会全体に変化のきっかけを与える仕事がしたい人。
そんな価値観を共有できる仲間を探しています。

皆様のご応募をお待ちしています。

川上真誠+植村卓也 / クラウドアーキテクツによる、愛知・半田市の「さくらい腎泌尿器科クリニック」。この地域で育った施主の為の診療所に母が長年営む理髪店を併設。育まれた“コミュニティー”の継承を求め、“光庭”を中心とした安心感ある居場所の構築を志向。街の風景や環境との接点も作り地域に接続させる
川上真誠+植村卓也 / クラウドアーキテクツによる、愛知・半田市の「さくらい腎泌尿器科クリニック」。この地域で育った施主の為の診療所に母が長年営む理髪店を併設。育まれた“コミュニティー”の継承を求め、“光庭”を中心とした安心感ある居場所の構築を志向。街の風景や環境との接点も作り地域に接続させる外観 photo©太田拓実
川上真誠+植村卓也 / クラウドアーキテクツによる、愛知・半田市の「さくらい腎泌尿器科クリニック」。この地域で育った施主の為の診療所に母が長年営む理髪店を併設。育まれた“コミュニティー”の継承を求め、“光庭”を中心とした安心感ある居場所の構築を志向。街の風景や環境との接点も作り地域に接続させる外観 photo©太田拓実
川上真誠+植村卓也 / クラウドアーキテクツによる、愛知・半田市の「さくらい腎泌尿器科クリニック」。この地域で育った施主の為の診療所に母が長年営む理髪店を併設。育まれた“コミュニティー”の継承を求め、“光庭”を中心とした安心感ある居場所の構築を志向。街の風景や環境との接点も作り地域に接続させる待合 photo©太田拓実

川上真誠+植村卓也 / クラウドアーキテクツが設計した、愛知・半田市の「さくらい腎泌尿器科クリニック」です。
この地域で育った施主の為の診療所に母が長年営む理髪店を併設した建築です。建築家は、育まれた“コミュニティー”の継承を求め、“光庭”を中心とした安心感のある居場所の構築を志向しました。また、街の風景や環境との接点も作り地域に接続させる事も意図されました。

愛知県半田市で施主のご両親が長年営んできた理髪店を建て替え、腎臓内科・泌尿器科クリニックと施主のお母様が営む理髪店を併設した建物を計画した。

施主は半田市で生まれ育ち、これまでも勤務医として近隣のクリニックで長年勤めてきた方であり、施主のお母様もこの地で長年理髪店を営んできた方である。そんな長年この地で育まれてきたコミュニティーを未来に渡って継承していく場のあり方を考えた。

建築家によるテキストより

計画が始まったのはコロナ渦まっ只中の2021年であり、密閉、密集、密接の3密が良くない事とされていた。
そんな状況にあっても、人が集う事を否定せず、コミュニティーを育んでゆける安心感のある居場所をつくりたいという思いから、光に満たされ新鮮な風が抜ける安心感を生む空間の象徴として、LightGarden(光庭)を空間の中心に据え、機能的特性の違う6つのボリューム(部屋)と3つのボイド(庭)を組合せることで全体を構成し、まちの風景や環境との接点を多く持った、地域環境に接続する建築の在り方を考えた。

建築家によるテキストより

様々な特性を持った部分(部屋)がそれぞれの特性を保ちながら結合することで生まれる建築の在り方は、どこかバラバラと無秩序に形成されているような街の風景を好意的に捉えつつ、それらの結節点となり、時間を掛け徐々に変化していくこれからの街の手がかりとなるような建築ができたのではないかと考えている。

建築家によるテキストより
熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の、商業ビル「エンハコビル」。住居エリアと商業エリアの境界に位置する敷地。行き交う地域住民が立ち寄りたくなる存在を目指し、木質系で有機的な軒を持つ“縁側”空間を考案。“街に手を差し伸べている”様な建築を作る
熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の、商業ビル「エンハコビル」。住居エリアと商業エリアの境界に位置する敷地。行き交う地域住民が立ち寄りたくなる存在を目指し、木質系で有機的な軒を持つ“縁側”空間を考案。“街に手を差し伸べている”様な建築を作る外観 photo©岡村幸則
熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の、商業ビル「エンハコビル」。住居エリアと商業エリアの境界に位置する敷地。行き交う地域住民が立ち寄りたくなる存在を目指し、木質系で有機的な軒を持つ“縁側”空間を考案。“街に手を差し伸べている”様な建築を作る外観 photo©岡村幸則
熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の、商業ビル「エンハコビル」。住居エリアと商業エリアの境界に位置する敷地。行き交う地域住民が立ち寄りたくなる存在を目指し、木質系で有機的な軒を持つ“縁側”空間を考案。“街に手を差し伸べている”様な建築を作る2階、えんがわバルコニー photo©岡村幸則

熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインが設計した、埼玉・戸田市の、商業ビル「エンハコビル(縁箱BLDG)」です。
住居エリアと商業エリアの境界に位置する敷地です。建築家は、行き交う地域住民が立ち寄りたくなる存在を目指し、木質系で有機的な軒を持つ“縁側”空間を考案しました。そして、“街に手を差し伸べている”様な建築を作る事が意図されました。

エンハコ(縁箱)ビルは、都心のベッドタウンの郊外の市町村に位置し、駅から徒歩15分くらいの住居エリアと商業・官公庁エリアのエッジ(境界)にあります。敷地が幹線道路から1ブロック引いた位置にあり、テナント商業ビルとして人の流れを掴めるか?というところを施主から相談され、本計画を提案しました。

建築家によるテキストより

住居エリアと商業・官公庁エリアのエッジに存在し、行き交う市民の「止まり木」となり、街の人に親しんでもらえ、「一休みできる縁側」をもつ建物の計画をしようと考えました。

建築家によるテキストより

エンハコビル周辺の状況は、駅前などのように大きな流動が望めないながら、確実に地域住民の移動が発生していることに着眼し、道なりに縁側、そして立体縁側のバルコニーを設け、木質感かつ有機的な形をした軒下を作ることで、近づきたいと思うような工夫を施し、最終的にそれがこのビルのデザインを担っています。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 国内外のメンバーが集まり、デジタル技術と建築設計の知見を融合させる「NOIZ」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 国内外のメンバーが集まり、デジタル技術と建築設計の知見を融合させる「NOIZ」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 国内外のメンバーが集まり、デジタル技術と建築設計の知見を融合させる「NOIZ」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中null2, image: NOIZ

国内外のメンバーが集まり、デジタル技術と建築設計の知見を融合させる「NOIZ」の、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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NOIZでは、現在、公共建築からホテル・集合住宅・個人住宅と、複数の建築プロジェクトが進行中です。
この度、建築設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集します。

2007年に豊田啓介と蔡佳萱が設立、2016年新たにパートナーとして酒井康介が加わり、2022年3月には15周年を迎えました。
東京・台北の2拠点をベースに活動しており、建築設計やインテリアデザインを軸としながら、インスタレーションから都市計画、デザイン監修、コンサルティングまで幅広いジャンルで活動をしています。

NOIZは、デジタル技術と建築設計の知見とを融合しながら、国内外から集まった多様な背景やスキルを持ったメンバーによるチームで構成されています。
UnityやBlender,プログラミングなど、建築とその周辺技術も積極的に活用し、建築設計やインテリアデザイン、インスタレーションなどに積極的に取り入れることで、より実践的で横断的なスキルを磨くことも可能です。

実際にゲームエンジンやVRによる検討を取り入れることで、デザインの解像度を高め、新素材の積極的な採用を試みるなど、設計デザインの在り方と可能性を常に探求しています。

また、多様な企業やアーティスト、プログラマーとのコラボレーションを前提としたインスタレーションやプロダクトのデザイン、さらにはメタバースやコモングラウンドと呼ばれる、バーチャル空間での建築や空間設計の在り方にも積極的に取り組んでいます。

木漏れ日や水面などの“自然の情景を映す”、パナソニックのダウンライト型プロジェクター「BioSHADOW(バイオシャドー)」が発売。購入数に応じて“照明器具”や“スピーカー”が 貰えるキャンペーンも開催中
木漏れ日や水面などの“自然の情景を映す”、パナソニックのダウンライト型プロジェクター「BioSHADOW(バイオシャドー)」が発売。購入数に応じて“照明器具”や“スピーカー”が 貰えるキャンペーンも開催中コミュニケーションスペース イメージ / 木漏れ日

木漏れ日や水面などの“自然の情景を映す”パナソニックのダウンライト型プロジェクター「BioSHADOW(バイオシャドー)」が発売されています。購入数に応じて“照明器具”や“スピーカー”がもらえるキャンペーンも開催されています。“ご購入キャンペーン”についてはこちらから。【ap・ad】

商品コンセプト

バイオシャドーは埋め込み型のプロジェクターです。

木漏れ日や水面など、あらかじめインストールされた自然を感じるコンテンツを空間に映し出します。
日常生活に自然の情景を取り込むことで、より豊かな暮らしを演出。「感じるあかり」バイオシャドーが、空間に新しい価値を生み出します。

自然とともに進化してきた人は、本能的に自然を求め、その情景に心を癒され、心地よさを感じます。
バイオシャドーは、訪れる人をたえまなくうつろう自然の情景へといざないます。

東海林健建築設計事務所による、新潟・長岡市の住宅「hara house」。農村集落の既に様々な建物がある大きな土地に計画。既存の“利活用”と近隣に“家を開く”との要望に、一戸で完結しない不完全な“弱い建築”を提案。人や出来事を引き寄せる“余白”となる事も意図
東海林健建築設計事務所による、新潟・長岡市の住宅「hara house」。農村集落の既に様々な建物がある大きな土地に計画。既存の“利活用”と近隣に“家を開く”との要望に、一戸で完結しない不完全な“弱い建築”を提案。人や出来事を引き寄せる“余白”となる事も意図 photo©村井勇
東海林健建築設計事務所による、新潟・長岡市の住宅「hara house」。農村集落の既に様々な建物がある大きな土地に計画。既存の“利活用”と近隣に“家を開く”との要望に、一戸で完結しない不完全な“弱い建築”を提案。人や出来事を引き寄せる“余白”となる事も意図 photo©村井勇
東海林健建築設計事務所による、新潟・長岡市の住宅「hara house」。農村集落の既に様々な建物がある大きな土地に計画。既存の“利活用”と近隣に“家を開く”との要望に、一戸で完結しない不完全な“弱い建築”を提案。人や出来事を引き寄せる“余白”となる事も意図 photo©村井勇

東海林健建築設計事務所が設計した、新潟・長岡市の「hara house / 中之島の家」です。
農村集落の既に様々な建物がある大きな土地に計画されました。建築家は、既存の“利活用”と近隣に“家を開く”との要望に、一戸で完結しない不完全な“弱い建築”を提案しました。また、人や出来事を引き寄せる“余白”となる事も意図されました。

敷地は、新潟県長岡市鶴ヶ曽根(旧中之島町)農村集落内。
クライアントが将来継承することとなる大きな土地には、すでに母屋(実家)・作業小屋・農舎・車庫・ビニールハウスといった沢山の建築が建っている。
十分な収納や水回り、沢山の個室といった機能をすでにもつ、この大きな土地の一角に、夫婦と子供二人が暮らす家を計画。

建築家によるテキストより

一戸の小さな建築から始まる、周辺の建築群の利活用、さらには集落の賑わいまでを射程とする「強い環境」作りに対する解答として、私たちは、不足があり不完全な「弱い建築」を提案。
周辺にたくさんあるビニールハウスや農舎の架構を踏襲し、全ての材に小さな120mm角材を利用したシンプルなトラスの反復構造とし、弱い材の組み合わせや連続による、強く大きなそして軽くおおらかなテントのような空間を実現。

建築家によるテキストより

収納や仕切り、個室をできる限り取り除き、大きなワンルームとし、不足やはみ出しを他に頼らざるおえない状況とし、既存建築の利活用を促し、決して一個では完結しえない、建築群としての家づくり、暮らし方を目指した。

この不足ある建築は使い手に工夫や知恵を求めもするが、建築に手をかけたり腰をかけたりを許容する包容性も持ち合わせ、「家に入る」というよりは、より身体に近しく「家を使う」という言葉が相応しく思う。

建築家によるテキストより
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・品川区の「L LINE Office」。建設工事に関わる企業の事務所。従業員の“やりがい”と“活躍”を実現する在り方を求め、事務職から現場職まで多様な人々を受容する“器”となる建築を志向。企業スタンスに合わせた柔軟に変化できる空間も意図
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・品川区の「L LINE Office」。建設工事に関わる企業の事務所。従業員の“やりがい”と“活躍”を実現する在り方を求め、事務職から現場職まで多様な人々を受容する“器”となる建築を志向。企業スタンスに合わせた柔軟に変化できる空間も意図 photo©Masaaki Inoue / BOUILLON
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・品川区の「L LINE Office」。建設工事に関わる企業の事務所。従業員の“やりがい”と“活躍”を実現する在り方を求め、事務職から現場職まで多様な人々を受容する“器”となる建築を志向。企業スタンスに合わせた柔軟に変化できる空間も意図 photo©Masaaki Inoue / BOUILLON
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・品川区の「L LINE Office」。建設工事に関わる企業の事務所。従業員の“やりがい”と“活躍”を実現する在り方を求め、事務職から現場職まで多様な人々を受容する“器”となる建築を志向。企業スタンスに合わせた柔軟に変化できる空間も意図 photo©Masaaki Inoue / BOUILLON

SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎が設計した、東京・品川区の「L LINE Office」です。
建設工事に関わる企業の事務所です。建築家は、従業員の“やりがい”と“活躍”を実現する在り方を求め、事務職から現場職まで多様な人々を受容する“器”となる建築を志向しました。また、企業スタンスに合わせた柔軟に変化できる空間も意図されました。施主企業の公式サイトはこちら

近年、リモートワークを行うオフィスが圧倒的に増えた中で、改めてオフィスの役割、在り方が再考されることが増えてきたように思う。

L LINE Officeは、土工や躯体一式工事などの事業を行っている、株式会社エルラインのオフィスのインテリア(リノベーション)プロジェクトである。

建築家によるテキストより

「仲間たちが働く現場をより良くしたい」という思いから事業をスタートしたクライアントのオフィスでは、オフィスワークをフルタイムでこなす従業員の方のみならず、仕事現場から直帰してくるようなワークスタイルの方まで、多様な人を受け入れる器となり、それぞれのフィールドでやりがいをもって活躍ができるようなレイアウトが求められた。また、「新機軸」を現場でも徹底しながら成長してきた会社であることもあり、事業にあわせて、フレキシブルに変化させられる空間も求められた。

建築家によるテキストより

「新機軸」を現場でも徹底しながら成長してきた会社であることもあり、事業にあわせて、フレキシブルに変化させられる空間も求められた。そこで、L Lineのカンパニーカラーであるパープル、木、そしてブラックをポイントとしながら、執務空間には出来るだけニュートラルなライトグレーを採用し、座席の高低で働き方に変化を出すことができるようにレイアウトを行った。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOが、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)、秘書広報、アルバイトを募集中
【ap job更新】 MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOが、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)、秘書広報、アルバイトを募集中
【ap job更新】 MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOが、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)、秘書広報、アルバイトを募集中道の駅ましこ / Roadside Station in Mashiko ©藤塚光政 / Mitsumasa Fujitsuka

MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)、秘書広報、アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOは業務拡張のため、「スタッフ」「シニアスタッフ」「秘書・広報」「アルバイト」を募集します。

公共施設、商業施設、住宅や別荘、集合住宅やホテル等々を主として、時には街づくりから、プロダクトデザインまで、建築設計を中心とした多様なデザイン活動を行っています。空間・計画的な視点に加えて、構造や構法・素材といった構築的な側面から建築・都市・環境を捉えていく特徴があります。

建築は世界を、具体的に、良く変えていくことができる心躍る活動です。
真剣で前向きな、仲間を求めます。

柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、高知・室戸市の、客室改修「紺碧の洞窟」。海岸線を観光資源とする地域での計画。周辺の“たくましい風景”を活かす為に、天井高を抑え部屋の重心を下げて“外”への意識を高める設計を志向。様々な場所や姿勢で海を眺められる状況を作り出す
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、高知・室戸市の、客室改修「紺碧の洞窟」。海岸線を観光資源とする地域での計画。周辺の“たくましい風景”を活かす為に、天井高を抑え部屋の重心を下げて“外”への意識を高める設計を志向。様々な場所や姿勢で海を眺められる状況を作り出す photo©ToLoLo studio
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、高知・室戸市の、客室改修「紺碧の洞窟」。海岸線を観光資源とする地域での計画。周辺の“たくましい風景”を活かす為に、天井高を抑え部屋の重心を下げて“外”への意識を高める設計を志向。様々な場所や姿勢で海を眺められる状況を作り出す photo©ToLoLo studio
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、高知・室戸市の、客室改修「紺碧の洞窟」。海岸線を観光資源とする地域での計画。周辺の“たくましい風景”を活かす為に、天井高を抑え部屋の重心を下げて“外”への意識を高める設計を志向。様々な場所や姿勢で海を眺められる状況を作り出す photo©ToLoLo studio

柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsが設計した、高知・室戸市の、客室改修「紺碧の洞窟」です。
海岸線を観光資源とする地域での計画です。建築家は、周辺の“たくましい風景”を活かす為に、天井高を抑え部屋の重心を下げて“外”への意識を高める設計を志向しました。また、様々な場所や姿勢で海を眺められる状況を作り出す事も意図されました。施設の公式サイトはこちら(「特別室」として計画されました)。

高知・室戸のホテルの客室改修の計画。

建築家によるテキストより

室戸市は高知県と徳島県の間の突端にあり、海岸線はタービダイト層というのこぎり型の岩肌が見えるジオパークとして観光資源となっています。一方で台風の影響も強いため、既存の客室は窓が小さく、また和風のインテリアがゆえに広縁が景色に対して閉ざした印象を生み出していました。

建築家によるテキストより

東海岸のたくましい風景を活かす改修を行いました。
まずは浴室をエントランスの前に置き、広縁としての洗面室を設け、エントランスから浴室を通して海が見える計画としました。和洋室は窓側を居間、反対側を小上がりがある別途を設え、寝ながらも海が見通せる環境としました。

紺碧の船底天井は低いところで1950mmとし、部屋の重心を下げて、窓への意識を高めています。また窓から光が曲面に沿って反射します。見る角度によって色が変わり、客間・浴室から海を眺めながら、1日の移り変わりを楽しめます。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 伝統工芸を取り入れ、“選ぶのではなく造る”建築を目指す「シオ建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 伝統工芸を取り入れ、“選ぶのではなく造る”建築を目指す「シオ建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 伝統工芸を取り入れ、“選ぶのではなく造る”建築を目指す「シオ建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中7 Gates Lounge、ラウンジ全景

伝統工芸を取り入れ、“選ぶのではなく造る”建築を目指す「シオ建築設計事務所」の、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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シオ建築設計事務所は、NAP建築設計事務所から独立した子浦が主催する設計事務所です。 

現在弊社ではオフィス、保育施設、発達支援施設、美術館の会場構成、銀行などのプロジェクトが進行中です。
弊社は建築の設計監理のみならず、コンサルティング業務からデザイン監修、インテリア・オリジナル家具デザイン、オリジナル素材開発まで、空間設計に関わり設計活動を行っております。
これまでの竣工事例としては、住宅、集合住宅、飲食店、店舗、オフィス、物流倉庫の休憩ラウンジと様々な物件を手掛けております。

弊社では
・日本の歴史をリスペクトし、日本各地に伝わる伝統工芸を建築に取り入れ、現代人の生活に寄添い愛情と誇りの持てる建築
・弊社では日本の歴史をリスペクトし、日本各地に伝わる伝統工芸を建築に取り入れ、現代人の生活に寄添い愛情と誇りの持てる建築
・ものの持っている力を大切にし、選ぶのではなく、造る建築
を信条に設計活動をしております。

そのうえで日常生活の解像度をあげ、人間らしく豊かで幸せな暮らしができ、それを設計活動に還元できるようにするためにはどうすればよいのかと考えています。

このたび業務拡大のため、新規設計スタッフを募集します。
事務所は高橋是清記念庭園に面した緑の多い気持ちの良い場所になります。青山一丁目から事務所まで赤坂御用地の緑がとても良いです。
弊社の成長と共に長く勤めたい方、これまで培った自身の能力を十分に発揮したい方、独立志望の方など、設計活動に意欲のある方のご応募お待ちしております。

倉俣史朗の展覧会「倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙」が、世田谷美術館で開催。会期は2023年11月~2024年1月
倉俣史朗の展覧会「倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙」が、世田谷美術館で開催。会期は2023年11月~2024年1月倉俣史朗《ミス・ブランチ》 1988年 富山県美術館蔵 ©Kuramata Design Office

インテリアデザイナーの倉俣史朗の展覧会「倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙」が、世田谷美術館で開催されます。会期は2023年11月18日~2024年1月28日です。アーキテクチャーフォトの「倉俣史朗 タグ」でも、近年の倉俣に関わるトピックをまとめていますので参考にご覧ください。

倉俣史朗(1934-1991)は、今なお世界から高い評価を受け、影響を与え続けているデザイナーです。アクリルやガラスのほか、建築用金属素材も用いた家具やインテリアの仕事は、見るものを日常の外へと誘いだす力を持っています。東京では20数年ぶりの個展となる本展覧会では、初期から晩年までの作品に加えて、その制作の背景となる夢日記やスケッチも紹介。倉俣史朗という人物に改めて向き合う機会となることを願います。

リリーステキストより

以下に掲載する画像は拡大可能です。

隈研吾事務所が最優秀者に選ばれた「新福岡県立美術館」設計プロポの、二次審査参加者の提案書が公開

隈研吾建築都市設計事務所が最優秀者に選ばれた「新福岡県立美術館」設計プロポーザルの、二次審査参加者の提案書が公開されています。次点者は、青木淳と品川雅俊のASでした。

本プロポーザルの最優秀者及び次点者について、二次審査の結果のとおり、最優秀者を株式会社隈研吾建築都市設計事務所、次点者を株式会社ASに特定しました。

【最優秀者】隈研吾建築都市設計事務所

【次点者】AS

SUEP・昭和設計共同体

西澤・EIKA studio 設計共同体

審査講評

岸本吉正設計事務所による、神奈川の「HouseH」。郊外の住宅地に計画。“四畳半”を構成単位とする“ルール”を設けた上で、敷地条件や要望に応えていくプロセスで設計。広くも狭くもない“スケール感”の連なりで“空間が相互に影響し合う”状態を作る
岸本吉正設計事務所による、神奈川の「HouseH」。郊外の住宅地に計画。“四畳半”を構成単位とする“ルール”を設けた上で、敷地条件や要望に応えていくプロセスで設計。広くも狭くもない“スケール感”の連なりで“空間が相互に影響し合う”状態を作る外観 photo©山内紀人
岸本吉正設計事務所による、神奈川の「HouseH」。郊外の住宅地に計画。“四畳半”を構成単位とする“ルール”を設けた上で、敷地条件や要望に応えていくプロセスで設計。広くも狭くもない“スケール感”の連なりで“空間が相互に影響し合う”状態を作る1階、キッチンから庭を眺める。 photo©山内紀人
岸本吉正設計事務所による、神奈川の「HouseH」。郊外の住宅地に計画。“四畳半”を構成単位とする“ルール”を設けた上で、敷地条件や要望に応えていくプロセスで設計。広くも狭くもない“スケール感”の連なりで“空間が相互に影響し合う”状態を作る1階、サンルーム photo©山内紀人
岸本吉正設計事務所による、神奈川の「HouseH」。郊外の住宅地に計画。“四畳半”を構成単位とする“ルール”を設けた上で、敷地条件や要望に応えていくプロセスで設計。広くも狭くもない“スケール感”の連なりで“空間が相互に影響し合う”状態を作る1階、サンルーム photo©山内紀人

岸本吉正設計事務所が設計した、神奈川の「HouseH」です。
郊外の住宅地に計画されました。建築家は、“四畳半”を構成単位とする“ルール”を設けた上で、敷地条件や要望に応えていくプロセスで設計しました。そして、広くも狭くもない“スケール感”の連なりで“空間が相互に影響し合う”状態を作りだしました。

住まいを構成する単位として4畳半グリッドを採用した。
そのグリッドに沿って領域を配置する、分割するというルールで構成する。

これはかつての二間取、三間取といった日本建築の構成システムの延長にある。
単純なルールで構成でき、小空間にも大空間にもなるというフレキシブルさがあり、多様な機能に対応できる柔軟な形式である。

4畳半グリッドはいくつ繋げても、どの方向に繋いでも良い、外殻が自由な計画とした。
その上で敷地条件や、施主の要望を取り入れ、住まいの全体像を作ることにした。

建築家によるテキストより

敷地は1980年代に丘陵地を宅地開発した段丘状の造成地の一画で、敷地南側には街路樹や庭が並び、建築協定によって緑豊かで良好な住環境が計画的に作られた郊外の住宅地である。

お施主さんは若いご夫婦、子供、犬、猫である。
お施主さんからは広い庭で遊べること、開放的なLDK、子供の成長に合わせてコミュニケーションやプライバシーの確保がしやすい間取り、和室、屋上、駐車場などの要望があった。

建築家によるテキストより

結果的にできた間取りは、4畳半という、収納を作るとコンパクトな空間で、一人で過ごすには少し広い、大人数で過ごすには狭い、という微妙なスケール感によって、少しずつその境界がずらされたり、分割されたり、多様な空間が相互に影響し合う住まいとなった。

建築家によるテキストより
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ザハ・ハディド事務所による、リトアニア・ヴィリニュスの複合ビル。事務所や公共機能を内包した街の中心広場に隣接する建築。街の“新しい集いの場”となるよう、様々なレベルに勤労者や地域住民の為のテラスや広場を配置。省エネに加え建設段階や解体後の環境負荷軽減も考慮
ザハ・ハディド事務所による、リトアニア・ヴィリニュスの複合ビル。事務所や公共機能を内包した街の中心広場に隣接する建築。街の“新しい集いの場”となるよう、様々なレベルに勤労者や地域住民の為のテラスや広場を配置。省エネに加え建設段階や解体後の環境負荷軽減も考慮
ザハ・ハディド事務所による、リトアニア・ヴィリニュスの複合ビル。事務所や公共機能を内包した街の中心広場に隣接する建築。街の“新しい集いの場”となるよう、様々なレベルに勤労者や地域住民の為のテラスや広場を配置。省エネに加え建設段階や解体後の環境負荷軽減も考慮 image©Frontop
ザハ・ハディド事務所による、リトアニア・ヴィリニュスの複合ビル。事務所や公共機能を内包した街の中心広場に隣接する建築。街の“新しい集いの場”となるよう、様々なレベルに勤労者や地域住民の為のテラスや広場を配置。省エネに加え建設段階や解体後の環境負荷軽減も考慮 image©Frontop

ザハ・ハディド・アーキテクツが設計して建設が始まる、リトアニア・ヴィリニュスの複合ビル「ビジネス・スタジアム・セントラル」です
事務所や公共機能を内包した街の中心広場に隣接する建築です。建築家は、街の“新しい集いの場”となるよう、様々なレベルに勤労者や地域住民の為のテラスや広場を配置しました。また、省エネに加え建設段階や解体後の環境負荷軽減も考慮されています。

こちらはリリーステキストの翻訳です

ビジネス・スタジアム・セントラルの計画が承認される

リトアニアのデベロッパー ハンナー社のためにザハ・ハディド・アーキテクツが設計したビジネス・スタジアム・セントラルが、ヴィリニュス市から承認されました。ビリニュス市の都市計画の中に組み込まれ、敷地に隣接する人気の高い公共広場と一体化したビジネス・スタジアム・セントラルは、街の新しい集いの場となることでしょう。

8階建てと9階建ての2つの低層タワーからなるこのセンターは、道路レベルで、中庭のアトリウムと2階分の公共施設によってつながっており、24,000㎡の広さのデザインは、5階でスカイブリッジによって2つのタワーをつないでいます。センターのファサードの曲線と片持ちのバルコニーは、街の中心部にある歴史的なゲディミナス城の塔に向けられています。

近隣の既存の市民建築のダイナミックな幾何学模様を再解釈したビジネス・スタジアム・セントラルのデザインには、11,750㎡のランドスケープテラス、ルーフガーデン、プラザが組み込まれ、マーサ・シュワルツのデザインによる公共広場に直接開かれています。カフェや レストラン、ショップが立ち並ぶアトリウムの中庭は、地域住民やオフィスワーカー、観光客に利用されます。エレベーターで最上階に上がると、2つのパブリックプール、サウナ、スチームルーム、サンデッキがあり、ヴィリニュスの歴史的な旧市街を一望することができます。

各タワーの中心階に配置されたフレキシブルなオフィススペースは、開発のライフサイクルを延長するために最大限の適応性を持つように設計されています。スタートアップから国際的な大企業まで、さまざまな企業に対応できるようサイズやレイアウトが異なるこれらのワークプレイスは、景観の良いルーフガーデンやテラスでつながっており、周囲の街の景色を眺めることができます。このセンターのガラス張りのファサードは、精密に制御された外部ルーバーを備え、ビジネス・スタジアム・セントラルのインテリアでは、温かみのある木材をベースにした素材に変化していきます。

ヴィリニュスの湿度の高い大陸性気候の中に位置し、毎年の太陽熱分析により、ファサードのルーバーとバルコニーの構成が決まり、夏の日射による直射を減らす一方で、寒い時期の太陽熱取得を最適化するようにしました。この外部遮光装置は、10月から4月にかけての太陽の低い位置(約38度)に合わせ、ヴィリニュスの夏の空で最も高い位置(151度)には垂直になるように設置されています。

サステイナブルな建築システムは、建設時のエンボディド・カーボンと運用時のエネルギー使用量を削減します。デジタル最適化デザインプロセスにより、構造体に必要な材料の量を最小限に抑え、プロジェクトのリサイクル率を高める調達システムと統合しています。インテリアに使用する木材は、認証された地元の供給源から調達し、配送距離を短縮するために確立されたプロジェクト全体の供給網の中に含まれることになります。すべての指定材料は、建物の運用期間終了後に解体して再利用できるように評価されています。

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