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田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す
photo©Gottingham

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店舗神奈川Gottingham図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(外装・壁)建材(内装・その他)田﨑敦士Studio8
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #018)", 2022 ©︎ Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #220)", 2022 ©︎ Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #277)", 2022 © Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham

田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designが設計した、神奈川・藤沢市の美容室「“NEON” hair salon」です。
メーカー住宅の1階に計画されました。建築家は、自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向しました。そして、今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す事が意図されました。店舗の場所はこちら(Google map)。

神奈川県鵠沼海岸駅から徒歩30秒程の商店街に位置するヘアサロンの計画。
この商店街には通勤や通学、買い物、立ち話をする人から、サーファーやスケーターといった多様な人々が往来している。

建築家によるテキストより

サロンが入居したのは、大手ハウスメーカーが新築したばかりの建物で、1階が店舗、2階、3階が住居となっており、それぞれの入口は通りに面して並列している。外装は窯業系サイディングとアルミサッシで構成され、効率化された日本ではよく見る建物であり、郊外育ちの自身にとっても身近なものである。

工業化によって生まれたこの風景に対し、私はどこかコンプレックスを抱えながらも自身の原風景になっていることを自覚している。この矛盾を抱えた原風景へどのようにアプローチをするか考えた。

建築家によるテキストより

クライントからの依頼は、「必要な席数を確保すること」、「ヘアサロンらしくないものにすること」のみであった。入口は細く奥が鍵上に広くなっている形状で必要な機能を配置すると自然に平面が埋まるため、平面計画の自由度は高くはない。

そこで、流通建材や既製品を軸として、それらを通常とは少しずれた使い方を重ねることで、ものや空間の見え方に小さな変化や違和感を与えていく。一般化された風景に寄り添いながらも、どこか今までとは異なる風景を生み出し、利用者に何かの気づきを与えられるような空間を目指した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #018)", 2022 ©︎ Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す photo©Atsushi Tasaki
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #175)", 2022 ©︎ Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #357)", 2022 ©︎ Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #132)", 2022 ©︎ Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #069)", 2022 ©︎ Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #220)", 2022 ©︎ Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #277)", 2022 © Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #147)", 2022 ©︎ Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #237)", 2022 ©︎ Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #058)", 2022 ©︎ Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す"Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #299)", 2022 ©︎ Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham photo©Gottingham
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す平面図 image©Atsushi Tasaki Architecture and Design
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す断面パース image©Atsushi Tasaki Architecture and Design
田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す可動式のテーブル image©Atsushi Tasaki Architecture and Design

以下、建築家によるテキストです。


神奈川県鵠沼海岸駅から徒歩30秒程の商店街に位置するヘアサロンの計画。
この商店街には通勤や通学、買い物、立ち話をする人から、サーファーやスケーターといった多様な人々が往来している。

サロンが入居したのは、大手ハウスメーカーが新築したばかりの建物で、1階が店舗、2階、3階が住居となっており、それぞれの入口は通りに面して並列している。外装は窯業系サイディングとアルミサッシで構成され、効率化された日本ではよく見る建物であり、郊外育ちの自身にとっても身近なものである。

工業化によって生まれたこの風景に対し、私はどこかコンプレックスを抱えながらも自身の原風景になっていることを自覚している。この矛盾を抱えた原風景へどのようにアプローチをするか考えた。

クライントからの依頼は、「必要な席数を確保すること」、「ヘアサロンらしくないものにすること」のみであった。
入口は細く奥が鍵上に広くなっている形状で必要な機能を配置すると自然に平面が埋まるため、平面計画の自由度は高くはない。

そこで、流通建材や既製品を軸として、それらを通常とは少しずれた使い方を重ねることで、ものや空間の見え方に小さな変化や違和感を与えていく。一般化された風景に寄り添いながらも、どこか今までとは異なる風景を生み出し、利用者に何かの気づきを与えられるような空間を目指した。

スタッドを敷き詰めた壁と可動式のテーブル(+電源)、目地に合わせて隆起したタイルのスツール、ハンガーラックを兼ねた照明など、ものの扱い方やスケールに対して、それぞれのアフォーダンスがずれていくような設計を行った。また、これらのずれに対し自然と意識が向くように、邪魔にならないディティールを心がけた。

全体のトーンは新築の建物に寄せつつポリカーボネートによって微妙な対比を作り出し、ライン照明の連続的な設置で通りからの視線誘導を行うことで、サロンへの関心と微細な違和感を抱くような設計をした。

■建築概要

題名:“NEON” hair salon
所在地:神奈川県藤沢市鵠沼海岸2-5-4
主用途:美容室
設計:Atsushi Tasaki Architecture and Design
担当:田﨑敦士
施工:Studio8
計画面積:50.22㎡
設計:2022年7月~2022年8月
工事:2022年9月~2022年10月
竣工:2022年11月
写真:Gottingham

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

ツインカーボ タフネス(AGC)+角スタッド45×65

内装・床床

ダスト602パール(sanwacompany)

内装・壁壁

PB t12.5+クロス TH30245(サンゲツ)

内装・壁壁

PB t12.5+シナ合板+クリア塗装

内装・壁壁

角スタッド40×45

内装・天井天井

PB t12.5+クロス TH30245(サンゲツ)

その他収納

RK-6300(AICA)

内装・照明ダウンライト

AD1112(コイズミ)

内装・照明スポットライト

AS51465(コイズミ)

内装・照明ライン照明

AH50571(コイズミ)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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店舗神奈川Gottingham図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(外装・壁)建材(内装・その他)田﨑敦士Studio8
2023.06.20 Tue 13:01
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    photo©八代写真事務所

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    architecture|feature
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    建築家によるテキストより

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    建築家によるテキストより

    敷地に正方形プランを置き、上階の床を対角線で分節した。床をスキップさせて地面とのパラメータを増やし、螺旋状の縦移動でつなげることで、場所ごとに様々なパースペクティブを持った3層構成とした。各フロアは最小限の機能に抑え、家具や植物で自由に場が作れる「がらんどうの空間」である。

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    建築家によるテキストより
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    • 隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造建築について学ぶ“参加費無料”のオンライン講座を開催。都市部で木造を取り入れた耐火建築物“アーブル自由が丘”の設計者や、伝統工法と現代性を融した木造住宅で知られる“土佐派の家”の設計者が登壇

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