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2023年12月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40
2023年12月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40

アーキテクチャーフォトで、2023年12月に注目を集めた記事をランキング形式でご紹介します。


  1. 鈴木理考建築都市事務所+座二郎+高橋みのり による、東京の、建蔽率50%の敷地を最大限活用する為に屋根のないリビングを計画した住宅「オープンスカイハウス」
  2. 相坂研介設計アトリエによる、東京・世田谷区の「代田の住宅」。間口が狭く隣地から見下ろされる敷地。明るさや広さの最大化を求め、反射光を呼込む“ライトコート”を含む“大小4つの外部空間”を援用する建築を考案。植栽や屋根の形状等で周囲の視線からプライバシーも守る
  3. 御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる
  4. ヘザウィック・スタジオが低層部デザインを手掛けた、東京・港区の「麻布台ヒルズ」。都心の約2.4haの敷地に計画。東京の建物が密集する多様性を称賛し、施設を“立体的で探索可能”なランドスケープと組合せる設計を志向。エグゼクティブアーキテクトとして日本設計・日建設計・山下設計も参画
  5. 諸江一紀建築設計事務所による、愛知・一宮市の「家具工房とピアノ教室のある家」。歴史ある街道に面する敷地。道行く人が仕事の様子を感受できる建築を求め、工房と作業場にもなる庭を通りに向かって開放する構成を考案。街との接点となる“少しだけ開かれた家”は住まい手の地元への意識も変える
  6. 安藤忠雄による、オーストラリア・メルボルンの「MPavilion 10」。建築家が招聘されパヴィリオンを造る企画の10番目の作品。人々の記憶に永遠に残る存在を求め、古代からの秩序をもたらす手段“原初の幾何学形態”を用いた建築を考案。人間の想像の原点となる“余白”を生み出す
  7. 藤本壮介+東畑建築事務所+梓設計による、2025年大阪・関西万博の「大屋根(リング)」。外側高さ約20mで内径約615mの世界最大級の木造建築。会場の主動線として交通空間であると共に、雨風等を遮る快適な滞留空間としても機能。屋上には緑の丘が広がり瀬戸内海の景観を眺望
  8. ツバメアーキテクツによる、神奈川・相模原市の「虫村 第一期工事」。山間部の“移住をサポートする実験場”としての集落。移住にまつわる諸問題を解決する存在を目指し、母屋・三軒長屋・仕事場を中心とする場を構想。第1期の完成した母屋は多様な人々を迎えるホールをメインに構成
  9. 徳野由美子建築設計事務所による、福岡市の住戸改修「梅光園の家」。団地の正方形に近い形状の区画。外部環境の享受を求め、間口幅を活かしたバルコニーに面する“家族のくつろぎの空間”から光と風が住戸全体に行渡る構成を考案。明確なゾーニングは家族に必要な距離感の創出も意図
  10. 五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の「市松の家」。住宅街の角地に計画。暮らしの変化に柔軟に応える存在を目指し、諸機能を収めた“大きな壁柱”を対角線上に配置してスラブを片持ちで支える建築を考案。柱と床を行き来して“思い思いの場で生活できる”空間を作る
  11. 稲山貴則建築設計事務所による、神奈川・逗子市の「緑道の家」。奥側で“緑道”に面する旗竿敷地に計画。豊かな環境を最大限に導入する空間を求め、床レベルと窓配置等の操作で歩行者の視線を意識せず“自然を眺められる”内外の関係性を構築。緑道と共に過ごす生活を提案する
  12. noizによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる
  13. 佐藤陽+馬場亮平+和田彦丸 / OOOarchitectureによる、東京・北区の「CAT TOWN GREEN HOUSE」。“最低”高さ制限のある短冊敷地に建つ“二階建”住宅。与条件となった“気積”を主要素として、施主の望んだ“猫と植物が幸せに暮らせる”空間を志向。天井高の配分と開口部の配置で“光に満ちた空間”を作り出す
  14. 原山大+村上芙美子 / HaMAoによる、広島・尾道市の二世帯住宅「向島の家」。本土から島へ移住する家族の住まい。近隣との関係性の構築を主題とし、新たな建築を“既に存在する周囲の多様な状況”と繋ぎ合わせる設計を志向。庇や外壁等の様々な要素が敷地境界を越えて周りと関わるように作る
  15. 阿部悠子設計アトリエによる、熊本市の二世帯住宅「本山の自邸」。住宅等が建て込む地域に計画。近隣との距離の確保を求め、“閉じた家型のヴォリューム”の中に設けた“細長い中庭”を中心に生活が展開する構成を考案。環境との繋がり方を操作した中庭で雑多な状況も美しく見せる
  16. 小松隼人建築設計事務所による、広島・呉市の「Oshigome Base」。事務所と住宅に加え“会所”機能を持つ建築。地域に貢献する存在を求め、庭と一体となる“かつての民家の庭先”の様な“セミパブリックな性質”の空間を考案。外観を特徴づける“草屋根”は周辺環境との連続も意図
  17. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  18. 武保学 / きりんによる、三重・伊賀市の住宅「森の中の浮き床」。山あいの広大な敷地に計画。周囲の木々の植生の変化に着目し、環境を“ここにしかない”風景として実感できる建築を志向。外まで伸びる“十字壁”で空間を分割し其々の領域と風景を関係づけるように開口部を設計
  19. 井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・鎌倉市の「木洞窟の住居」。日照が懸念される“谷”の様な敷地に計画。与件の下に“明るい空間”を求め、建面を限度まで使ったヴォリュームの上階に3つの吹抜を設けて採光する構成を考案。大きな気積で家族間の“心地よい距離感”も生み出す
  20. 村上譲+菊田康平 / Buttondesignによる、東京の住戸改修「足立小台のアパートメント」。一階の庭のある区画での計画。限られた面積で“豊かな住空間”を作る為、暮らしの原点に立ち返る対話を行い“特定の寝室を持たない”生活に着到。個室の無い“曖昧な平面”とし床の高低差や素材の切替で空間を構築
  21. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京・渋谷区のギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」。実験的な姿勢のアートギャラリーの為に新築で計画。法規制と要望から形態を導き出し、所属作家が外壁ペイント等を施して“それ自体がアートピース”となる建築を具現化。屋外部分も展示可能なように素材等を選択
  22. 小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「池袋テラスビル」。駅前の間口の狭い敷地に建つ商業ビル。隣接建物の後退に着目し、角部に積層させたテラスが“大きな袖看板”の様に賑わいを周知する建築を考案。軒裏を第二のファサードと捉えて意識的な素材選択と照明計画も行う
  23. 倉俣史朗の椅子「ミス・ブランチ」が、サザビーズのオークションのデザイン製品として、史上最高額で落札
  24. 建築家の千葉学と西澤徹夫の対談「穴が開くほど見る―建築写真から読み解く暮らしとその先 第9回」の動画がLIXILのサイトで期間限定で無料配信。其々が選んだ、アルド・ファン・アイク、吉村順三、OMA、香山アトリエ/環境造形研究所の作品の写真を題材に、建築と写真の関係性や可能性を議論
  25. 小田真平建築設計事務所とランディ・マリエ・ジェンセンによる、大阪市の住戸改修「弁天の住居」。施主の日本滞在用の住まい。自身が考える日本の“伝統的空間”の導入を目指し、和紙で仕上げた“透過性”の異なる二つの面を用いて“その先を連想させる”空間を構築。既存を活かし最小限の解体と追加で完成させる
  26. BIGによる、ブータン・ゲレフーの、マスタープラン「マインドフルネス・シティ」。1000km2を超えるエリアに新たな経済拠点を作る計画。国の文化や精神性に基づいた建築を目指し、地域の建材や様式を参照する建築を志向。国際空港・水力発電ダム・人が住める橋などが構想される
  27. 畝森泰行による、プリズミックギャラリーでの建築展「ゆっくり庭をつくるように」。進行中の中学校のプロジェクトをメインに据えた展示。建築の“不確かで曖昧な”側面に着目し、それを“庭”と呼んで展覧会のテーマにも設定。他作品のドローイングや模型も並置して“関係性や時間の流れ”も見せる
  28. 伊庭野大輔と藤井亮介による、大阪・箕面市の「スプラインの住宅」。住宅地の端で森に隣接する敷地。緑との“豊かな関係性”構築を目指し、曲面で囲まれたテラスで“立体的な回遊性”と内部からの“多様な風景”を生成。木造の制約を意識させない“自由な建築”も意図
  29. ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、サンフランシスコの20世紀初頭に完成した発電所を改修した複合施設「Power Station」。約12万㎡の湾岸地域の再開発計画の一部として計画
  30. OMA / デイヴィッド・ジャーノッテンによる、オランダのオフィスビル「アポロラーン171」。近代的なビルと歴史的な住宅が混在する緑豊かな大通り沿いの敷地。近隣との結びつきを求め、ファサードに“ガラス”と“レンガ”を用いた二面性を備えた建築を考案。既存建物の基礎を活用し廃棄量を最小限に抑える
  31. 二俣公一 / ケース・リアルによる、佐賀・唐津市の「Whale Brewing」。空家増加の課題を抱える町の古民家を改修した醸造所。地域の活気への貢献を求め、内側が“通りに滲み出る”ように二層吹抜のガラスファサードの建築を考案。既存空間の強さと新機能を掛け合わせランドマークを作る
  32. スキーマ建築計画の長坂常へのインタビュー「予算から自由になるための創意」。“デザイン手法”から“事務所の運営”までも語る内容。聞き手をCHArの連勇太朗が勤める
  33. 清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る
  34. ザハ・ハディド事務所による、中国・珠海市の「珠海金湾市民芸術センター」。舞台芸術・科学・美術の三施設を内包する建築。現代の創造拠点として、公共広場を中心に諸機能を配置し“渡り鳥の飛行パターン”を参照した形の屋根で覆う構成を考案。特徴的な屋根は施工性や機能性も考慮して設計
  35. MVRDVによる、ドイツ・ベルリンの「Atelier Gardens Haus 1」。映画スタジオの再開発の一環として施設の入口近くの既存ビルを改修。キャンパスの象徴を目指し、鮮やかな黄色と屋上まで続く外部階段を特徴とする建築を考案。持続可能性を考慮した建材と設備で建物の寿命も伸ばす
  36. ザハ・ハディド事務所による、チェコ・プラハの複合ビル「マサリチカ」。歴史的な駅と一体化し公共広場も提供する建築。旧市街の建築や都市と呼応するファサードを備えると共に、ホームや駅周辺の様々な場所への交通路を再編。上層のオフィスでは各フロアから屋外テラスへの出入りも可能
  37. 小田切駿 / ハヤオオダギリアーキテクツによる、東京・港区の店舗「MIKAGE SHIN AOYAMA」。構築的な特徴を持つモードブランドの初の実店舗。“足を運びたくなる”場を目指し、身体・衣服・建築が融合する“インスタレーション”としての空間を志向。機能も担う“約40mの金属の曲線”を全体に駆巡らせる
  38. 早坂直貴+斧田裕太 / 邸宅巣箱による、神奈川・葉山町の住宅「ポジティブ・イミテーション」。海沿いの別荘地に計画。イミテーション肯定での“豊かな建築体験”の創出を意識し、眺望確保の為の“仮想の崖”の上に“大開口の平家”を載せる構成を考案。模造品を“現代技術の結晶”として捉え“美点”を見出す
  39. トラフ建築設計事務所による、京都・下京区の、店舗「Aesop 京都髙島屋店」。百貨店内のモノトーンの共用部に面する区画。店がオープンする秋の京都の景色に着想を得て、イチョウを想起させる“黄金色のカーペット”を敷詰めた空間を考案。商品棚には“幹”を思わせる濃い色調の合板を用いる
  40. 萬代基介による、東京・港区の「WALL_alternative」。古いビルの一室を改修した“オルタナティブスペース”。積み重なった塗装の剥離から計画を始め、壁や柱の研磨等で“自然が持つ不均質さ”をまとった空間を創出。既存の段差を削り出して岩の様な質感の“崖”も作る

最も注目を集めたトピックス[期間:2023/12/25-12/31]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/12/25-12/31]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/12/25-12/31)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 相坂研介設計アトリエによる、東京・世田谷区の「代田の住宅」。間口が狭く隣地から見下ろされる敷地。明るさや広さの最大化を求め、反射光を呼込む“ライトコート”を含む“大小4つの外部空間”を援用する建築を考案。植栽や屋根の形状等で周囲の視線からプライバシーも守る
  2. ツバメアーキテクツによる、神奈川・相模原市の「虫村 第一期工事」。山間部の“移住をサポートする実験場”としての集落。移住にまつわる諸問題を解決する存在を目指し、母屋・三軒長屋・仕事場を中心とする場を構想。第1期の完成した母屋は多様な人々を迎えるホールをメインに構成
  3. 稲山貴則建築設計事務所による、神奈川・逗子市の「緑道の家」。奥側で“緑道”に面する旗竿敷地に計画。豊かな環境を最大限に導入する空間を求め、床レベルと窓配置等の操作で歩行者の視線を意識せず“自然を眺められる”内外の関係性を構築。緑道と共に過ごす生活を提案する
  4. 柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用
  5. タイプ・エービーと橋本組による、静岡・焼津市のオフィスビル「B.B.BOX やいづ」。建設会社の新社屋の計画。社員全員のプロジェクトへの関与を目指し、意見交換での与件整理や技能に合わせた作業分担で設計施工するプロセスを考案。街への貢献も意図して地上階を地域の人々に向けて開放する
  6. 甘粕敦彦と簾藤麻木による、東京・原宿の飲食店「ヴィーガンビストロ じゃんがら」。表参道に面したビルの中での計画。食と空間のテーマの共鳴を求め、“植物性由来の料理”から着想して“自然資源を生かした”設計を志向。外の木々を享受する平面と複数の緑色を組合せた配色を特徴とする空間を考案
  7. 馬場兼伸 / B2Aarchitectsによる、東京・武蔵小金井市の店舗「高架下のベーカリー」。高架下整備の一環として細長い敷地に計画。長大な文脈全体を対象とした創造を目指し、高架と付帯物の関係性と同様の“質”を備えた建築を志向。一般建材が“場当たり的”に貼り付いている様な外観を意図的に作る
  8. BIGによる、ブータン・ゲレフーの、マスタープラン「マインドフルネス・シティ」。1000km2を超えるエリアに新たな経済拠点を作る計画。国の文化や精神性に基づいた建築を目指し、地域の建材や様式を参照する建築を志向。国際空港・水力発電ダム・人が住める橋などが構想される
  9. 佐久間達也空間計画所による、埼玉・戸田市の住宅の改修「Ornament for the Piano room」
  10. 山本稜 / Spicy Architectsによる、沖縄の「南城の家」。沖縄特有のRCの家が並ぶ住宅街での計画。周辺の文脈の踏襲と与件への応答を求め、木造ながらも“四角い躯体”と“長い雨端”を備えた建築を考案。内部では複数のグレーの素材を統合して“背景”の様な空間を作る
  11. 井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・鎌倉市の「木洞窟の住居」。日照が懸念される“谷”の様な敷地に計画。与件の下に“明るい空間”を求め、建面を限度まで使ったヴォリュームの上階に3つの吹抜を設けて採光する構成を考案。大きな気積で家族間の“心地よい距離感”も生み出す
  12. 徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、宮城・仙台市のシェアオフィス「STUDIO 080 [extend]」。旧工場の未着手の大空間に施設を拡張する計画。巨大機械が主役だった場に対し、“人のための空間”へ転用する設計を志向。既存の中に執務機能を収めた箱を“入れ子状”に配置する構成とし効率的に必要性能も確保
  13. OMA / デイヴィッド・ジャーノッテンによる、オランダのオフィスビル「アポロラーン171」。近代的なビルと歴史的な住宅が混在する緑豊かな大通り沿いの敷地。近隣との結びつきを求め、ファサードに“ガラス”と“レンガ”を用いた二面性を持つ建築を考案。既存建物の基礎を活用し廃棄量を最小限にも抑える
  14. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  15. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京・渋谷区のギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」。実験的な姿勢のアートギャラリーの為に新築で計画。法規制と要望から形態を導き出し、所属作家が外壁ペイント等を施して“それ自体がアートピース”となる建築を具現化。屋外部分も展示可能なように素材等を選択
  16. 阿部悠子設計アトリエによる、熊本市の二世帯住宅「本山の自邸」。住宅等が建て込む地域に計画。近隣との距離の確保を求め、“閉じた家型のヴォリューム”の中に設けた“細長い中庭”を中心に生活が展開する構成を考案。環境との繋がり方を操作した中庭で雑多な状況も美しく見せる
  17. 村上譲+菊田康平 / Buttondesignによる、東京・渋谷区のギャラリー「編阿弥庵」。伝統と前衛を融合させるブランドの為に計画。既存躯体に可能性を見いだし、施主の理念と共鳴する“新旧や素材の質の違いを融合”させる空間を志向。新規仕上は黒和紙と白塗装に限定して不完全な状態を意図的に作る
  18. NANKAによる、東京の店舗「アトモス ピンク フラッグシップ 原宿店」。女性用のスニーカーとアパレルを扱う店。ネット普及時代の実店舗を“思い出を作りに行く場所”と捉え、ダンススタジオを併設する空間を考案。内装は歩道からの人々を迎え入れる為に外から内へ連続するように作る
  19. 藤本壮介+東畑建築事務所+梓設計による、2025年大阪・関西万博の「大屋根(リング)」。外側高さ約20mで内径約615mの世界最大級の木造建築。会場の主動線として交通空間であると共に、雨風等を遮る快適な滞留空間としても機能。屋上には緑の丘が広がり瀬戸内海の景観を眺望
  20. 馬場正尊+加藤優一 / OpenAとOSTRによる、佐賀市の、旧校舎を改修した宿泊等の複合施設「SAGA FURUYU CAMP」。設計と運営をセットにしたプロポで選定され、既存詳細を生かし面影を残しつつ地域産木材の積極的活用により、建物自体でエリア価値も表現する

三重大学教授の富岡義人による講演「ライトの建築ーその造形と思想のありか」の動画。豊田市美術館でのライト展の関連イベントとして2023年12月に行われたもの

三重大学教授の富岡義人による講演「ライトの建築ーその造形と思想のありか」の動画です。豊田市美術館でのフランク・ロイド・ライト展の関連イベントとして2023年12月に行われたものです。

「フランク・ロイド・ライト−世界を結ぶ建築」関連イベントとして、三重大学教授で、フランク・ロイド・ライトの主著『自然の家』の訳者でもある富岡義人氏による講演会を開催します。
ライトが近現代の建築に及ぼしたもの、その本当の価値を、造形と思想の両面から解説していただきます。

建築写真家のイワン・バーンの講演の動画。自身のヴィトラ・ミュージアムでの展覧会のオープニングイベントとして2023年10月に行われたもの

建築写真家のイワン・バーンの講演の動画です。自身のヴィトラ・ミュージアムでの展覧会のオープニングイベントとして2023年10月に行われたもの。後半には、建築家のリナ・ゴッドメマニュエル・ヘルツが参加した鼎談も収録されています。
アーキテクチャーフォトでは、バーンの展覧会を特集記事として掲載しています。

(翻訳)
イワン・バーンは、今日の建築と建設環境を撮影する写真家の第一人者の一人です。展覧会「Iwan Baan: Moments in Architecture」展のオープニングでは、彼の創作過程についての洞察が披露されました。建築家のリナ・ゴッドメ、マニュエル・ヘルツとともに、激動する世界における建築とアーバニズムについて、そして写真がこの世界をどのように描き、影響を与えることができるかについて議論しました。このトークは、展覧会のキュレーターであるメア・ホフマンがホスト役を務めました。

(原文)
Iwan Baan is one of today’s leading photographers of architecture and the built environment. During the opening of the exhibition “Iwan Baan: Moments in Architecture”, he offered insights into his creative process. Together with architects Lina Ghotmeh and Manuel Herz, he discussed architecture and urbanism in a world in upheaval – and about how photography can depict and influence this world. The talk was hosted by Mea Hoffmann, curator of the exhibition.

トラフ建築設計事務所による、東京の店舗「暮らしの香り 丸の内店」。地域を象徴するビル内のフレグランス店。ブランドの理念の表現も意図し、色や質感が様々な素材の組合わせで静的であると同時に“動きや柔らかさ”もある空間を構築。中央に据えた“象徴的な什器”で回遊動線も作る
トラフ建築設計事務所による、東京の店舗「暮らしの香り 丸の内店」。地域を象徴するビル内のフレグランス店。ブランドの理念の表現も意図し、色や質感が様々な素材の組合わせで静的であると同時に“動きや柔らかさ”もある空間を構築。中央に据えた“象徴的な什器”で回遊動線も作る共用通路から店内を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京の店舗「暮らしの香り 丸の内店」。地域を象徴するビル内のフレグランス店。ブランドの理念の表現も意図し、色や質感が様々な素材の組合わせで静的であると同時に“動きや柔らかさ”もある空間を構築。中央に据えた“象徴的な什器”で回遊動線も作る別の共用通路から店内を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京の店舗「暮らしの香り 丸の内店」。地域を象徴するビル内のフレグランス店。ブランドの理念の表現も意図し、色や質感が様々な素材の組合わせで静的であると同時に“動きや柔らかさ”もある空間を構築。中央に据えた“象徴的な什器”で回遊動線も作るカシミヤカーペットの床 photo©長谷川健太

トラフ建築設計事務所が設計した、東京・千代田区の店舗「暮らしの香り 丸の内店」です。
地域を象徴するビル内のフレグランス店の計画です。建築家は、ブランドの理念の表現も意図し、色や質感が様々な素材の組合わせで静的であると同時に“動きや柔らかさ”もある空間を構築しました。また、中央に据えた“象徴的な什器”で回遊動線も作りました。店舗の公式サイトはこちら

フレグランス商品を扱う「暮らしの香り」メインストア銀座店に続く、2店舗目となる丸の内店の内装計画。
ビジネス街を象徴する丸の内ビルディングの4階において、ブランドイメージをさらに向上させる訴求力のある店舗空間が求められた。

建築家によるテキストより

2つの通路に面した敷地にどちらの面からでもアクセス出来るようにし、象徴的なアイランド什器を囲む構成にすることで回遊性あるスムーズな動線を計画した。

建築家によるテキストより

店舗中央にはガラスポットに収められたオリジナルフレグランス全30種が並ぶメインテーブルが設置され、カシミヤカーペットの床が、硬質な床材の通路からの来客をやさしく迎える。
長方形の什器や濃紺に染色したバーチ合板、バイブレーション仕上げのステンレスなどの組み合わせが静的な印象を与える空間に、揺らぎを感じさせる桂剥きの木目や有機的な凹凸を持つ木毛セメント板の壁面が動きや柔らかさを与え、ブランドコンセプトである「寄り添うやさしさ」を素材の色と質感で表現した。

建築家によるテキストより
山本稜 / Spicy Architectsによる、沖縄の「南城の家」。沖縄特有のRCの家が並ぶ住宅街での計画。周辺の文脈の踏襲と与件への応答を求め、木造ながらも“四角い躯体”と“長い雨端”を備えた建築を考案。内部では複数のグレーの素材を統合して“背景”の様な空間を作る
山本稜 / Spicy Architectsによる、沖縄の「南城の家」。沖縄特有のRCの家が並ぶ住宅街での計画。周辺の文脈の踏襲と与件への応答を求め、木造ながらも“四角い躯体”と“長い雨端”を備えた建築を考案。内部では複数のグレーの素材を統合して“背景”の様な空間を作る外観 photo©楠瀬友将
山本稜 / Spicy Architectsによる、沖縄の「南城の家」。沖縄特有のRCの家が並ぶ住宅街での計画。周辺の文脈の踏襲と与件への応答を求め、木造ながらも“四角い躯体”と“長い雨端”を備えた建築を考案。内部では複数のグレーの素材を統合して“背景”の様な空間を作る1階、リビングダイニングから玄関側を見る。 photo©楠瀬友将
山本稜 / Spicy Architectsによる、沖縄の「南城の家」。沖縄特有のRCの家が並ぶ住宅街での計画。周辺の文脈の踏襲と与件への応答を求め、木造ながらも“四角い躯体”と“長い雨端”を備えた建築を考案。内部では複数のグレーの素材を統合して“背景”の様な空間を作る2階、ルーム2 photo©楠瀬友将

山本稜 / Spicy Architectsが設計した、沖縄の「南城の家」です。
沖縄特有のRCの家が並ぶ住宅街での計画です。建築家は、周辺の文脈の踏襲と与件への応答を求め、木造ながらも“四角い躯体”と“長い雨端”を備えた建築を考案しました。また、内部では複数のグレーの素材を統合して“背景”の様な空間を作ることが意図されました。

3人家族のための住宅。敷地は沖縄県南部、80年代の新興住宅地の高台に位置する。

周辺地域では、コンクリートの四角い躯体形状に低く長い雨端(※沖縄の民家の深く庇の出た部分)を設けた沖縄特有の住まいの工夫が多く見受けられた。それは亜熱帯特有の暴風雨から守り、陰をつくり、室内への強い直射日光の侵入を防ぐ。

建築家によるテキストより

本プロジェクトでは求められている機能と建設コストを考慮し、木造を選択する必要があったのだが、先人たちに習い木造でも先ほど見られたコンテクストを踏襲することを考えた。

建築家によるテキストより

建物は南側に目一杯に庭を、東側に車庫をつくる様に配置。1階には下屋を2階には屋根を張り出し、サッシ上端まで目深く被らせて強烈な陽射しから守られた深い影をつくる。下屋と屋根にヴォリュームを持たせることで、地域の中で近隣住居との親和性を図る外観イメージをつくった。

内部の仕上げは、複数素材をグレーで色味をコントロールすることでキャンバスの様な背景をつくった。この背景に対して、無着色の梁や家具は際立って見え、場所に落ち着きを与えるよう意図した。

建築家によるテキストより
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【ap job更新】 吉祥寺に新社屋が完成した「佐久間徹設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
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吉祥寺に新社屋が完成した「佐久間徹設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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吉祥寺に新社屋が完成!事業拡大に伴い「佐久間徹設計事務所株式会社」が、スタッフ(経験者)を募集 

現在、設計スタッフ/広報・事務スタッフ計16名で編成され、共同住宅や福祉施設などの比較的規模の大きな案件を中心とし、個人邸を含め国内30以上のプロジェクトが進行中です。

2023年1月に、吉祥寺に自社設計の社屋が完成。
業務拡大に伴い、即戦力となって活躍してくださる設計スタッフ(経験者)/CG作成スタッフ(アルバイト)を募集します。

*新卒の方は1月末頃にご案内させていただきます。現時点でご興味のある方は、個別でご連絡ください。

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【わたしたちについて】
設計にあたって、コミュニケーションを大切にしています。言葉にしやすい思いも、言葉にしにくい思いも、感じ取ることが出発点です。
スタッフ全員で高尾山を登ったり、運動会をしたり、時にはお客さまや他の設計事務所の方を招いてパーティーを開き、佐久間が手料理を振る舞うことも…。明るくポジティブに、粘り強く、建築設計に取り組んでくださる方、ご応募お待ちしております。

馬場兼伸 / B2Aarchitectsによる、東京・武蔵小金井市の店舗「高架下のベーカリー」。高架下整備の一環として細長い敷地に計画。長大な文脈全体を対象とした創造を目指し、高架と付帯物の関係性と同様の“質”を備えた建築を志向。一般建材が“場当たり的”に貼り付いている様な外観を意図的に作る
馬場兼伸 / B2Aarchitectsによる、東京・武蔵小金井市の店舗「高架下のベーカリー」。高架下整備の一環として細長い敷地に計画。長大な文脈全体を対象とした創造を目指し、高架と付帯物の関係性と同様の“質”を備えた建築を志向。一般建材が“場当たり的”に貼り付いている様な外観を意図的に作る鳥瞰 photo©B2Aarchitects
馬場兼伸 / B2Aarchitectsによる、東京・武蔵小金井市の店舗「高架下のベーカリー」。高架下整備の一環として細長い敷地に計画。長大な文脈全体を対象とした創造を目指し、高架と付帯物の関係性と同様の“質”を備えた建築を志向。一般建材が“場当たり的”に貼り付いている様な外観を意図的に作る外観、店舗部分を見る。 photo©山岸剛
馬場兼伸 / B2Aarchitectsによる、東京・武蔵小金井市の店舗「高架下のベーカリー」。高架下整備の一環として細長い敷地に計画。長大な文脈全体を対象とした創造を目指し、高架と付帯物の関係性と同様の“質”を備えた建築を志向。一般建材が“場当たり的”に貼り付いている様な外観を意図的に作るイートイン photo©山岸剛

馬場兼伸 / B2Aarchitectsが設計した、東京・武蔵小金井市の店舗「高架下のベーカリー」です。
高架下整備の一環として細長い敷地に計画されました。建築家は、長大な文脈全体を対象とした創造を目指し、高架と付帯物の関係性と同様の“質”を備えた建築を志向しました。そして、一般建材が“場当たり的”に貼り付いている様な外観を意図的に作りました。店舗の場所はこちら(Google Map)。屋号は「キィニョン 武蔵小金井ののみち店」です。

JR中央線武蔵小金井駅と東小金井駅間の高架下に建つ地元ベーカリーの工場と店舗。

鉄道の高架化で生まれた新たな場所の開発は専門の会社が担っていて、駅近傍では商業中心ですが、駅間では地域との関係を重視した柔軟な取り組みを行って、かつて南北に断絶を生んでいた鉄軌道を地域に寄り添う場所とするため、周辺環境に応じた機能を誘導し、合わせて遊歩道やポケットパークの整備を進めています。

敷地は高架下なので奥行き10m×長さ100mほどと細長く、東側は交差点、北側が道路、南側隣地では新市庁舎建設の計画が進んでいました。交差点に面してポケットパークの整備が決まっていて、西側は搬入の車寄せになるため、どの面にも裏表が定めづらく、東西にはどこまでも高架下が続いているという状況でした。

建築家によるテキストより

ここでの「高架」は全てに先立つ絶対的存在。
俯瞰すれば全体的にスカスカで、色々なものがそこに取り付いたり挟まったり転がったりしているように見えます。建物にこのような質を生みだす設計ができれば、巨大な高架と小さな建物という対比を避けられるし、この長大なコンテキスト全体を対象にできるのではないかと考えました。

建築家によるテキストより

設計に当たっては、プレファブ工法と呼ばれる軽量鉄骨造の架構を標準モジュールに忠実に、かつ高架に対して勝ち負けがないように配置して、周辺でよく使われている建材(ALC版、角波鋼板、一文字葺き鋼板、大波鋼板)がそこに場当たり的に貼り付いているような見え方を目指しました。

屋根を3分割して勾配を南北にスイッチしたり、外壁を架構からずらして動きを作っていますが、これによって南北に裏表が生まれず、売場へのアプローチや広場とつながるデッキ、お客さま用の駐輪スペース、従業員用のエントランスなどを上手く作ることができました。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中湧泉の宿 ゆあむ 客室「かわみ」

企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」の、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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建築とインテリアの設計スタッフを募集します。

to-rippleでは、今まで以上に丁寧にものごとを進めるため、またデザイン精度を高めていくためにスタッフの募集をします。

【to-rippleの特徴】
to-rippleは建築やインテリアの企画から設計、監理、家具のデザインまで一気通貫でプロジェクトを行うことが特徴です。ビルディングタイプはホテル、グランピング施設、商業施設、オフィス、マンションなど多岐に渡ります。

またスケールも20,000㎡を超えるものから50㎡程度のコンパクトなものまであります。これらの案件を個人のスキルや将来のビジョンに応じて担当してもらいます。

与件の整理からコンセプト立案まで行う企画設計、
建築の形や詳細を詰めていく基本設計、
つくれる形状に納め、全体統合する実施設計、
コミュニケーション能力と判断力を必要とする現場監理、
手に触れるためミリ単位の調整をする家具デザイン、

フェーズによって行うことは変わりますが、その都度プロジェクトをより良くするには何ができるのかを考え、ベストな提案をしていきます。

建築家の職能が拡張し、ユーザーのライフスタイルがシームレスになってきたいま、ビルディングタイプに縛られない生き生きとした建築を一緒につくることができる環境があると考えています。

【to-rippleの業務範囲】
建築設計・インテリアデザインはもちろん、建築企画、プロダクトデザイン、グラフィックデザインと業務の幅はとても広いです。クライアントの事業を成功させるためにベストな回答は何かを、ワクワクしながら一緒に探れる方だと、自分の可能性を大きく拡張できる環境だと思います。

甘粕敦彦と簾藤麻木による、東京・原宿の飲食店「ヴィーガンビストロ じゃんがら」。表参道に面したビルの中での計画。食と空間のテーマの共鳴を求め、“植物性由来の料理”から着想して“自然資源を生かした”設計を志向。外の木々を享受する平面と複数の緑色を組合せた配色を特徴とする空間を考案
甘粕敦彦と簾藤麻木による、東京・原宿の飲食店「ヴィーガンビストロ じゃんがら」。表参道に面したビルの中での計画。食と空間のテーマの共鳴を求め、“植物性由来の料理”から着想して“自然資源を生かした”設計を志向。外の木々を享受する平面と複数の緑色を組合せた配色を特徴とする空間を考案店舗が入るビルの外観。 photo©甘粕敦彦
甘粕敦彦と簾藤麻木による、東京・原宿の飲食店「ヴィーガンビストロ じゃんがら」。表参道に面したビルの中での計画。食と空間のテーマの共鳴を求め、“植物性由来の料理”から着想して“自然資源を生かした”設計を志向。外の木々を享受する平面と複数の緑色を組合せた配色を特徴とする空間を考案エレベーター前から客室を見る。 photo©甘粕敦彦
甘粕敦彦と簾藤麻木による、東京・原宿の飲食店「ヴィーガンビストロ じゃんがら」。表参道に面したビルの中での計画。食と空間のテーマの共鳴を求め、“植物性由来の料理”から着想して“自然資源を生かした”設計を志向。外の木々を享受する平面と複数の緑色を組合せた配色を特徴とする空間を考案レジカウンターから開口部側を見る。 photo©甘粕敦彦

甘粕敦彦 / 甘粕建築設計事務所簾藤麻木 / nenlinが設計した、東京・原宿の飲食店「ヴィーガンビストロ じゃんがら」です。
表参道に面したビルの中での計画です。建築家は、食と空間のテーマの共鳴を求め、“植物性由来の料理”から着想して“自然資源を生かした”設計を志向しました。そして、外の木々を享受する平面と複数の緑色を組合せた配色を特徴とする空間を考案しました。店舗の公式ページはこちら

1984年創業のとんこつラーメン店が、新業態として立ち上げたヴィーガン料理専門店(植物性由来のみの料理)の内装改修です。
場所はJR原宿駅近くの表参道に面した複合ビルの2階です。この店舗は1986年にオープンし、とんこつラーメンブームの火付け役として長く親しまれてきました。現在でも、1階ではとんこつラーメン店を営業しています。

建築家によるテキストより

クライアントは、社会の多様化、健康意識の高まり、環境問題、今後の食糧不足など社会を取り巻く多くの課題に目を向け、自分たちの役割を改めて考えました。そしてたどり着いたのが、ヴィーガン料理の可能性でした。日本ではまだ店舗も少なく、食べる人が限定的な料理を、かつてとんこつラーメンを広く社会に浸透できたように、親しまれる食文化の一つにしようと計画がはじまりました。

私たちは、植物性由来のみの料理に着想を得て、空間も同じく自然資源を生かしたものにすることで、食と空間のテーマが共鳴するのではないかと考えました。

建築家によるテキストより

恵まれたことに、店内からは表参道のケヤキ並木が見ることができました。ちょうど、目線の高さは、ケヤキの太い幹と樹幹の中間にあり、開かれた視界と木漏れ日が両方感じられます。さらに視線の先には、明治神宮と代々木公園の深い森も見ることができます。

テナントビルという限られた空間でも、都市の希少な自然を身近に感じながら快適な食事ができる場にするため、いかに外部の環境を内部に染みこませることができるかを試みました。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)と学生アルバイトを募集中
【ap job更新】 実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)と学生アルバイトを募集中
【ap job更新】 実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)と学生アルバイトを募集中

実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)と学生アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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HUNE Architectsでは業務拡大の為、設計スタッフを募集します。

弊社は伊東豊雄建築設計事務所出身の玉木浩太とJulia Liそして林盛による設計事務所です。

私たちはこれまでのプロジェクトにおいて、新たな建築の可能性を模索し、実験的な建設プロセスや越境的なデザインスタディによって新しい建築や場所のあり方を提案してきました。これまでの建築よりも柔軟で軽やかな建築を目指しています。

現在、首都圏での戸建て住宅、集合住宅、オフィスビルの設計監理、シェアハウスのデザイン監修、関西の展示施設、国外でのSOHOの設計など複数のプロジェクトが進行中です。
事務所は3人の共同代表と6名のスタッフのほか、国内外の協力事務所やコラボレーターと一緒にプロジェクトを進めています。

今回の募集では、新卒の方から中途採用まで正社員を広く募集しますが、特に基本設計から実施設計を経験され、一人で図面を作成できる方を優遇したいと考えております。勤務形態は週休完全二日制で基本的に事務所に出勤いただきますが、個々の事情に配慮いたしますので、まずは希望をご相談ください。

また、合わせて模型・CG制作のアルバイトも募集しておりますので、ぜひご応募ください。

柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用鳥瞰、左:新設の公民館、右奥:民俗資料館 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用新設の公民館と民俗資料館 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用「中土間」 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用ホール photo©中村絵

柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsが設計した、岩手・住田町の「上有住地区公民館」です。
林業が基幹産業の地域での計画です。建築家は、町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案しました。また、木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用しています。施設の場所はこちら(Google Map)。

岩手県気仙郡住田町、公民館の建て替え計画である。
住田町は北上川と岩手県沿岸部に挟まれた山間部にある林業が基幹産業の町であり、町内公共施設を木造で建て替える取り組みを行ってきた。

建築家によるテキストより

公民館の隣には町民から愛されてきた民俗資料館がある。この建築は旧小学校であり、気仙大工と呼ばれる首都圏でも寺社仏閣を手掛けた地元の大工がつくった地域の誇りである。建て替え決定時には住民の要望で曳家・保存が決まったが、曳家された位置は旧公民館の裏側のような場所で、資料館が大事に見えない状況となっており、この資料館の存在を際出せるのが配置計画の始まりとなった。

資料館の配置軸と敷地の地形軸から新公民館の外形は導かれ、資料館の前広場でありつつ、地形と新しい公民館で囲われた広場とも感じられるような屋外空間を生んだ。また、その2軸の交点を半屋外の三角土間とし、エントランスであり、広場での活動を支える空間とした。

建築家によるテキストより

このプロジェクトは4つ目の小中規模木造公共施設事業である。小中規模木造施設の着工数は住宅に比べ未だ少なく、町内の集成材工場は大断面集成材を主力製品にしづらい背景がある。

この建築は「一品物」の大断面集成材ではなく、住宅の延長線上にある部材を多用することで、無理なく中大規模木造の実現可能性を示すものであり、持続可能な木材の循環システムを担保する上で極めて再現性の高いモデルケースである。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 駅や広場から住宅まで、様々な規模と用途を手掛ける「sinato」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 駅や広場から住宅まで、様々な規模と用途を手掛ける「sinato」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 駅や広場から住宅まで、様々な規模と用途を手掛ける「sinato」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中Shoto S / 住宅 / 580㎡

駅や広場から住宅まで、様々な規模と用途を手掛ける「sinato」の、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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建築とインテリアの設計スタッフを募集します。

駅や広場のような大きなものと、イスやテーブルのような小さなものを、常に同時並行でデザインしている設計事務所なので、建築が得意だけどインテリアもやってみたい、インテリアが得意だけど建築もやってみたい、という方は特に楽しめると思います(もちろん、私は〇〇だけを極める!という方も大歓迎です)。

また、小さな設計事務所の割に、大きな企業とのプロジェクトが多いのも特徴かもしれません。
JR東日本さん、ルミネさん、森ビルさん、アマゾンジャパンさん、HYUNDAI(韓国)さんなどなど、国内外で多くの人々の生活に関わりが深い事業を行う皆さんと協働することで、狭義のデザインだけではない射程の広い学びがあります。

ワークスタイルとしては、クリエイティビティと生産性の両立を重視しており、具体的な時間管理やタスク配分の元、全スタッフが適材適所で最大限に能力を発揮できるチームを目指しています。

また、スタッフの成長を最大限支援するという方針の元、下記のユニークな制度を設けています。

【書籍代全額補助】
読みたい本があれば、その書籍代は全額事務所が負担します。しかも無制限、事前申請も不要です。

【美術館観覧料全額補助】
見たい展覧会があれば、その観覧料は全額事務所が負担します。しかも無制限、事前申請も不要です。

【セミナー等受講料全額補助】
聴きたいセミナーやトークイベントがあれば、その受講料は全額事務所が負担します。しかも無制限、事前申請も不要です。

【生命保険料全額補助】
公的な社会保険とは別に民間の生命保険に加入し、その保険料は全額事務所が負担します(保険金受取人はご家族)。つまりsinato在籍中は、個人での生命保険加入が不要です。

【ap job更新】 万博のプロジェクト等を手掛け、若手建築家のアワードも受賞する佐々木慧の「axonometric株式会社」が、意匠設計スタッフ(既卒・経験者)と総務職を募集中
【ap job更新】 万博のプロジェクト等を手掛け、若手建築家のアワードも受賞する佐々木慧の「axonometric株式会社」が、意匠設計スタッフ(既卒・経験者)と総務職を募集中
【ap job更新】 万博のプロジェクト等を手掛け、若手建築家のアワードも受賞する佐々木慧の「axonometric株式会社」が、意匠設計スタッフ(既卒・経験者)と総務職を募集中NOT A HOTEL FUKUOKA ©YASUTAKA KOJIMA

万博のプロジェクト等を手掛け、若手建築家のアワードも受賞する佐々木慧の「axonometric株式会社」の、意匠設計スタッフ(既卒・経験者)と総務職募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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佐々木慧率いるaxonometricでは、設計スタッフ、事務職(広報・経理など)を募集します。

現在、axonometric株式会社では国内外で多様な規模・用途のプロジェクトに取り組んでいます。〈2025年日本国際博覧会ポップアップステージ〉〈NOT A HOTEL FUKUOKA〉など話題のプロジェクトが進行中で、〈Under 35 Architecture Exhibition 2022〉ではゴールドメダルを受賞しました。一緒に新しいものを追求する、チャレンジ精神溢れる仲間を募集します。

【代表経歴】
佐々木 慧(ささき けい)
建築家 / axonometric主宰
1987年長崎県生。九州大学卒業後、2013年東京藝術大学大学院修了。藤本壮介建築設計事務所を経て2018年に独立、2021年にaxonometric株式会社を設立。家具デザインから複合施設、ホテル、住宅、プレファブ建築開発、都市計画まで、多岐にわたるプロジェクトを手がける。九州大学や九州産業大学の非常勤講師を歴任。

【ap job更新】 坂茂建築設計が、東京事務所での 建築設計・インテリアデザイン・事務のスタッフを募集中
【ap job更新】 坂茂建築設計が、東京事務所での 建築設計・インテリアデザイン・事務のスタッフを募集中
【ap job更新】 坂茂建築設計が、東京事務所での 建築設計・インテリアデザイン・事務のスタッフを募集中

坂茂建築設計の、東京事務所での 建築設計・インテリアデザイン・事務のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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東京事務所での建築設計スタッフ、インテリアデザインスタッフ、事務スタッフ募集

坂茂建築設計は、東京、パリ、ニューヨークに事務所を置き、国内外において素材と構法を駆使した実験的かつ革新的な建築を実現してきました。

この度、東京事務所では、設計スタッフ(設計監理経験者、2024年3月卒業予定者)、インテリア専門スタッフ、事務スタッフを募集いたします。

好奇心旺盛に取り組める方を歓迎します。

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