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大野力 / sinatoによる、東京・港区の、ワークプレイス「DENTSU DIGITAL」。約2,000人が時間や場所を自由に選び働く場。“特定多数のコモン”の均衡を目指し、多様な行動を促進する“道”を作りタスクに応じ占有できる“拠点”を配置。個人の自由と集団の生産性を両立
大野力 / sinatoによる、東京・港区の、ワークプレイス「DENTSU DIGITAL」。約2,000人が時間や場所を自由に選び働く場。“特定多数のコモン”の均衡を目指し、多様な行動を促進する“道”を作りタスクに応じ占有できる“拠点”を配置。個人の自由と集団の生産性を両立 photo©太田拓実
大野力 / sinatoによる、東京・港区の、ワークプレイス「DENTSU DIGITAL」。約2,000人が時間や場所を自由に選び働く場。“特定多数のコモン”の均衡を目指し、多様な行動を促進する“道”を作りタスクに応じ占有できる“拠点”を配置。個人の自由と集団の生産性を両立 photo©太田拓実
大野力 / sinatoによる、東京・港区の、ワークプレイス「DENTSU DIGITAL」。約2,000人が時間や場所を自由に選び働く場。“特定多数のコモン”の均衡を目指し、多様な行動を促進する“道”を作りタスクに応じ占有できる“拠点”を配置。個人の自由と集団の生産性を両立 photo©太田拓実
大野力 / sinatoによる、東京・港区の、ワークプレイス「DENTSU DIGITAL」。約2,000人が時間や場所を自由に選び働く場。“特定多数のコモン”の均衡を目指し、多様な行動を促進する“道”を作りタスクに応じ占有できる“拠点”を配置。個人の自由と集団の生産性を両立 photo©太田拓実

大野力 / sinatoが設計した、東京・港区の、ワークプレイス「DENTSU DIGITAL」です。
約2,000人が時間や場所を自由に選び働く場です。建築家は、“特定多数のコモン”の均衡を目指し、多様な行動を促進する“道”を作りタスクに応じ占有できる“拠点”を配置しました。そして、個人の自由と集団の生産性を両立する事が意図されました。

東京・汐留に建つ電通本社ビル内の2フロア、約2000人が働く電通デジタルのワークプレイス。

建築家によるテキストより

来客フロアでは、同ビルの特徴的な外壁形状を踏襲したガラスやスチールパイプによるパーテションを入れ子状に配置し、建築と一体となったシンボリックで大きな風景をつくりながら、分節感のある様々な居場所を設けた。それらは周囲に立つ壁の量や透明度によってスケールや見え隠れが異なり、社内外のコミュニケーションを混ぜながらシームレスに連続する環境を生み出している。

執務フロアでは、ワーカーの多様な動きを助長する道づくりに注力した。建築形状に呼応する様々な角度の道がフロア全体を繋ぎ、ワーカーはその時々のモードに合わせて最適な設えを選択しながら移動する。

建築家によるテキストより

また「ビレッジ」と呼ばれる「部署単位で長期間占有する拠点」を交通量の多くなる道の交差点に、「ハックルーム」と呼ばれる「プロジェクト単位で数日~数ヶ月の期間占有する拠点」を道の間の空地に複数配置した。これらの拠点は、その部署やプロジェクトに所属するメンバーしか使えず、「ここに居る必要はないがここに来ればチームと出会える可能性が高い」という場所で、ABWという働き方が当たり前となった同社において、ワーカー個人の自由度やフレキシビリティとチームの生産性や文脈共有を両立させる為の装置として機能している。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “あたらしい暮らし”の実現をビジョンに掲げる「NOT A HOTEL株式会社」が、リモート勤務での 建築デザイナー・プロジェクトマネージャー・ライフサイクルマネジメントを募集中
【ap job更新】 “あたらしい暮らし”の実現をビジョンに掲げる「NOT A HOTEL株式会社」が、リモート勤務での 建築デザイナー・プロジェクトマネージャー・ライフサイクルマネジメントを募集中
【ap job更新】 “あたらしい暮らし”の実現をビジョンに掲げる「NOT A HOTEL株式会社」が、リモート勤務での 建築デザイナー・プロジェクトマネージャー・ライフサイクルマネジメントを募集中

“あたらしい暮らし”の実現をビジョンに掲げる「NOT A HOTEL株式会社」の、リモート勤務での 建築デザイナー・プロジェクトマネージャー・ライフサイクルマネジメント募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

NOT A HOTELは、「世界をもっと楽しく」をビジョンに、スマホひとつで好きなときに好きな場所で自由に住むことができる「あたらしい暮らし」を世界中の人に提供することを目指しています。

「あたらしい暮らし」を一人でも多くの人に提供するために、既存の枠にとらわれない建築、金融、ソフトウェアをゼロから開発しています。オーナー向けのアプリから、住宅をスマートにコントロールするハードウェア、ホテル運営者のオペレーションシステムなどを統合的に開発し、これまでにないワクワクするような体験を生み出していきます。

社内には設計事務所やゼネコン出身である建築のプロの他に、ソフトウェアエンジニアや不動産販売、さらに食やホテルのプロフェッショナルが集まっています。

「すべての常識を“超えて”いく。」をVALUEに掲げたチームで、建築の垣根を超えて挑戦をしたい方をお待ちしています。

清水建設による、茨城・つくば市の「ゼロエミッション国際共同研究センター」。既存建物を国際共同研究の場とする計画。持続可能社会を構築する次世代型改修を目指し、廃棄物削減や省エネ等を考慮した設計を志向。キャノピーの“有機的な樹状デザイン”で施設の役割を象徴
清水建設による、茨城・つくば市の「ゼロエミッション国際共同研究センター」。既存建物を国際共同研究の場とする計画。持続可能社会を構築する次世代型改修を目指し、廃棄物削減や省エネ等を考慮した設計を志向。キャノピーの“有機的な樹状デザイン”で施設の役割を象徴本館車寄せまわり外観 photo©新建築社写真部
清水建設による、茨城・つくば市の「ゼロエミッション国際共同研究センター」。既存建物を国際共同研究の場とする計画。持続可能社会を構築する次世代型改修を目指し、廃棄物削減や省エネ等を考慮した設計を志向。キャノピーの“有機的な樹状デザイン”で施設の役割を象徴ゼロエミの木(庇-1)見上げ。 ガラス屋根の太陽光セルを樹木の葉に見立て、架構の間から木漏れ日のような光を演出。 photo©新建築社写真部
清水建設による、茨城・つくば市の「ゼロエミッション国際共同研究センター」。既存建物を国際共同研究の場とする計画。持続可能社会を構築する次世代型改修を目指し、廃棄物削減や省エネ等を考慮した設計を志向。キャノピーの“有機的な樹状デザイン”で施設の役割を象徴本館エントランスポーチ。 軒天井は、再塗装した既存金属パネルと照明内臓の新設アルミパネルの市松天井とした。ポーチ床は再生木デッキをオーバーレイすることで段差解消を図り、バリアフリーと廃棄物削減を両立した。 photo©新建築社写真部

清水建設が設計した、茨城・つくば市の「産業技術総合研究所 ゼロエミッション国際共同研究センター」です。
既存建物を国際共同研究の場とする計画です。建築家は、持続可能社会を構築する次世代型改修を目指し、廃棄物削減や省エネ等を考慮した設計を志向しました。また、キャノピーの“有機的な樹状デザイン”で施設の役割を象徴する事も意図されました。

本プロジェクトは、世界の叡智を結集し国際共同研究を実施する場として、2019年「グリーンイノベーション・サミット」において提案された「ゼロエミッション国際共同研究センター(研究センター長:吉野彰博士)」を産業技術総合研究所(以下,産総研)つくば西事業所に整備するものである。つくば西事業所の中央に位置する本館と別棟群(1976〜80年竣工)および本館車寄せ回りの改修・更新が整備対象である。

建築家によるテキストより

本館エントランスキャノピーは、産総研の歴史を物語る敷地内の豊饒な樹々をモチーフに得た有機的な樹状デザインとし、研究成果の成長発展や技術融合のシンボルとした。柱と梁がシームレスに連続するフラットバー鋼材の幹と枝はガラス屋根を支え、葉に見立てた発電セルと樹状架構により、光が木漏れ日のように入る明るく開放的なエントランスキャノピーとした。この複雑な形態の実現にあたって、設計から施工まで一貫したデジタル活用により高い建物品質を確保した。

建築家によるテキストより

ゼロエミッション志向のリノベーションにおいて、CO2排出と廃棄物削減を図るため、既存躯体と仕上げを活かしながら、老朽化した空間を再生した。また、更新する仕上げ材には木材を積極的に利用し、炭素固定による新たな価値を付加した。設計プロセスでは、複数の検討案を同時にシミュレーション・評価ができる当社開発の検証システムを用い、最適な省エネルギー提案を行った。

建築家によるテキストより
中村竜治建築設計事務所による、京都市の、デザイン展の会場構成「FormSWISS展示設計」。ビジュアル作品等を展示。限られたスペースを活かす為に、壁と床を“画鋲”を用いた“200mmグリッド”で覆って磁石で固定する仕組みを考案。均質な空間に不均質な作品群が重なり合う場を作る
中村竜治建築設計事務所による、京都市の、デザイン展の会場構成「FormSWISS展示設計」。ビジュアル作品等を展示。限られたスペースを活かす為に、壁と床を“画鋲”を用いた“200mmグリッド”で覆って磁石で固定する仕組みを考案。均質な空間に不均質な作品群が重なり合う場を作る photo©中村竜治
中村竜治建築設計事務所による、京都市の、デザイン展の会場構成「FormSWISS展示設計」。ビジュアル作品等を展示。限られたスペースを活かす為に、壁と床を“画鋲”を用いた“200mmグリッド”で覆って磁石で固定する仕組みを考案。均質な空間に不均質な作品群が重なり合う場を作る photo©中村竜治
中村竜治建築設計事務所による、京都市の、デザイン展の会場構成「FormSWISS展示設計」。ビジュアル作品等を展示。限られたスペースを活かす為に、壁と床を“画鋲”を用いた“200mmグリッド”で覆って磁石で固定する仕組みを考案。均質な空間に不均質な作品群が重なり合う場を作る photo©中村竜治

中村竜治建築設計事務所が設計した、京都市の、デザイン展の会場構成「FormSWISS展示設計」です。
ビジュアル作品等を展示する計画です。建築家は、限られたスペースを活かす為に、壁と床を“画鋲”を用いた“200mmグリッド”で覆って磁石で固定する仕組みを考案しました。そして、均質な空間に不均質な作品群が重なり合う場を作る事が意図されました。
京都dddギャラリーで開催され、会期は2022年11月20日まで。東京で行われた展示の会場構成も中村竜治建築設計事務所が手掛けており、アーキテクチャーフォトでは、特集記事として紹介しています。展覧会の公式サイトはこちら

京都dddギャラリーでのFormSWISS展の展示設計です。
展示内容はスイスのビジュアルコミュニケーションデザインに関する作品群とFormSWISSの企画者である丸山新さんによるデザイナー達への取材記録です。

建築家によるテキストより

東京、神戸に続く3度目の展示となりますが、東京や神戸の会場とは異なり展示可能な壁面の割合が多くかつコンパクトな会場だったので、前回までの床のみを使ったコンクリートブロックによるグリッドではなく、壁と床の両方を使った画鋲+磁石によるグリッドを用意しました。95m2ほどの四角い部屋に画鋲を200mmピッチで壁と床に設置しグリッドをつくり、それを利用し磁石で展示物を固定するという仕組の空間となっています。

建築家によるテキストより

丸山さんによる展示物のレイアウトは、それらを3つの文化圏(ドイツ語圏、フランス語圏、イタリア語圏)に区分しつつ、グリッドとは対象的に地形のような不均質な輪郭を形成するように配置するというものです。作品はケースに入れられることなく裸で展示され、また、限られたスペースでより多くの作品を紹介するため床に重ねて置かれ途中何度か入替もされます。そのような作品に対するラフで流動的な扱いは、デザイナー達のアトリエでのふるまいを意識したものでもあります。

建築家によるテキストより
関西の建築界を牽引した石井修の、生誕100周年を記念した展覧会が開催。兵庫県立美術館のギャラリーを会場とし、倉方俊輔のキュレーションで、代表作品の図面・写真・模型を公開
関西の建築界を牽引した石井修の、生誕100周年を記念した展覧会が開催。兵庫県立美術館のギャラリーを会場とし、倉方俊輔のキュレーションで、代表作品の図面・写真・模型を公開

関西の建築界を牽引した石井修の、生誕100周年を記念した展覧会が開催されます。兵庫県立美術館のギャラリーを会場とし、倉方俊輔のキュレーションで、代表作品の図面・写真・模型が公開されます。会期は、2022年11月3日~2022年11月27日会場は、兵庫県立美術館ギャラリー棟3ギャラリーです。【ap・ad】

2022年は、六甲山東端の甲山の南斜面に位置する目神山町に自邸を構え、関西の建築界を牽引してきた建築家・石井修の生誕100年となります。「建築に外観はいらない」と語った石井は、自然の地形を最大限に生かし、樹木や周辺環境と共存した建築を多く手がけました。今回、石井修の生誕100年を記念し、代表的な作品の図面・写真・模型を展示する展覧会を開催します。また、シンポジウムを開催するとともに、全作品をアーカイブした作品集の出版も行います。本展は、多様な展示資料を通して建築家・石井修の建築・理念・活動を多くの人々に知っていただくことを目的としています。

以下に、キュレーションを手掛けた倉方俊輔のテキストも掲載します。

吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化
吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化 photo©太田拓実
吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化 photo©太田拓実
吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化 photo©太田拓実

吉野優輔 / YYAが設計した、和歌山・田辺市の「森の歯科」です。
歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅です。建築家は、患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案しました。そして、経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化する事も意図されました。

兵庫県芦屋で院長を勤めた歯科医が和歌山県白浜からほど近い田辺市に第二の人生を送る為の、歯科医院併設住宅の計画である。

建築家によるテキストより

まず考えたことは患者さんがこの歯科医院を初めて訪れたときに、どういう感じ方をされるかを考えた。患者さんが求めているのは怖くなく、リラックスできて、通いやすいそんなシンプルな環境を整えてあげることが一番ではないかと考えた。


一方施主は芦屋から田辺という環境が全くことなるエリアで一から歯科医院を開業することの意味を考え、患者さんが来やすい環境を整えること、シンプルに痛くない治療を行うなど、普段歯科医が当たり前にしていることを再定義し、それを経営の骨子とした。
また今計画ができることで、歯科医師として地域貢献をしていきたいという施主の思いもあるような計画である。

建築家によるテキストより

作りたい空間を優先し、その中に治療スペースを設けるような解き方ではなく、治療スペースから、その他のものを決めていく演繹法のような解き方をすることで、恣意的な操作を一切排除し、あくまでも患者さんの為の空間を最優先とした建築とすることで、患者さんが来やすく、何度でも通ってもらえるような歯科医院になるのではないかと考えた。

建築家によるテキストより
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国の「杭州国際スポーツセンター」。サッカー場・屋内アリーナ・プール等を収容。試合のない日にも活用される施設を目指し、プログラムの検討と共に敷地の約半分を公共空間として設計。換気や発電と排水に関しても環境への最適化を行う
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国の「杭州国際スポーツセンター」。サッカー場・屋内アリーナ・プール等を収容。試合のない日にも活用される施設を目指し、プログラムの検討と共に敷地の約半分を公共空間として設計。換気や発電と排水に関しても環境への最適化を行う image©Proloog
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国の「杭州国際スポーツセンター」。サッカー場・屋内アリーナ・プール等を収容。試合のない日にも活用される施設を目指し、プログラムの検討と共に敷地の約半分を公共空間として設計。換気や発電と排水に関しても環境への最適化を行う image©Proloog
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国の「杭州国際スポーツセンター」。サッカー場・屋内アリーナ・プール等を収容。試合のない日にも活用される施設を目指し、プログラムの検討と共に敷地の約半分を公共空間として設計。換気や発電と排水に関しても環境への最適化を行う image©BrickVisual

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国の「杭州国際スポーツセンター」です。
サッカー場・屋内アリーナ・プール等を収容する建築です。建築家は、試合のない日にも活用される施設を目指し、プログラムの検討と共に敷地の約半分を公共空間として設計しました。また、換気や発電と排水に関しても環境への最適化を行う事も計画されています。

こちらはリリーステキストの翻訳

ザハ・ハディド・アーキテクツが杭州国際スポーツセンター建設へ
中国・杭州

ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)は、新しい杭州国際スポーツセンターの設計コンペに勝利しました。

杭州国際スポーツセンターは、6万人収容のサッカースタジアムと練習場、1万9000人収容の屋内競技場、50mプール2面を備えたアクアティクスセンターを含む設計となっています。杭州市の未来科学技術文化地区内に位置するこのスポーツセンターには、新しいリバーフロントパークと公共広場が設けられ、拡大する市内の地下鉄網の3号線と5号線に直接アクセスできるようになっています。

世界有数の電子商取引の中心地のひとつである杭州には、中国最大のテクノロジー企業が数多くあり、それらが、IT専門家や起業家を引き付け、全国から集まり、この街で生活や仕事をするようになりました。杭州の人口増加に対応するため、国際スポーツセンターは、草の根のプレーヤーからプロのアスリートまで、さまざまな施設を提供できるよう設計されています。各会場はコンパクトに設計され、その方向性や構成と共に、敷地のほぼ半分を街の新しい公共空間として生まれ変わらせることができます。街の都市計画や川沿いの自然景観と一体化したこのセンターには、イベントやレクリエーション、リラクゼーションのための新しい公園や集会場が組み込まれています。

センター内で最大の施設として、13万5,000㎡のサッカースタジアムが、新しい公園の東側に位置し、街に面しています。スタジアムの西側と南側には、インドアアリーナとアクアティクスセンターがあり、敷地内を縫うように配置された基壇によってスタジアムに接続されています。

杭州の丘陵地帯に広がる茶畑の段々畑をイメージした縞模様の45,000㎡の基壇には、トレーニング、フィットネスホール、ロッカールーム、オフィス、ショップ、レストラン、カフェなどのスポーツセンターの付帯設備があり、基壇の中庭とテラスを見渡すことができます。

多くのスタジアムの強固なファサードとは異なり、杭州国際スポーツセンターのスタジアムのファサードは、ルーバーで外部に開放されており、保護されたテラスには様々な飲食店が入っていて、街のパノラマビューを楽しむことができます。FFIFA規格に基づき設計されたスタジアムの客席は、観客がプレイフィールドとできるだけ近くなるように構成されており、どの席からも最高の眺望をもたらします。そして、スタジアム全体を通して、ピッチ上の選手とスタジアムの座席に座るファンのために、マッチデーの雰囲気を盛り上げます。これらのプログラム要件は、ルーバーのファサードの起伏として表現されるジオメトリを定義しています。

スタジアムのルーバーファサードは、内部と外部の境界を曖昧にしています。ルーバーの素材感やディテールは、近くから見ると、スタジアムが地層的な固まりであるかのように見えます。遠くから見ると、ルーバーのファサードは透明になり、スタジアムの客席の下にある公共空間と都市をつなぎます。

【ap job更新】 建築に加え家具製作やスクール運営も手掛け、地域の課題解決を目指す「ようび建築設計室」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とサポートスタッフ(アルバイト)を募集中
【ap job更新】 建築に加え家具製作やスクール運営も手掛け、地域の課題解決を目指す「ようび建築設計室」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とサポートスタッフ(アルバイト)を募集中
【ap job更新】 建築に加え家具製作やスクール運営も手掛け、地域の課題解決を目指す「ようび建築設計室」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とサポートスタッフ(アルバイト)を募集中[ようび 本社]

建築に加え家具製作やスクール運営も手掛け、地域の課題解決を目指す「ようび建築設計室」の、設計スタッフ(経験者・既卒)とサポートスタッフ(アルバイト)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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岡山県・西粟倉村にある「ようび建築設計室」では、建築設計士(正社員)とサポートスタッフ(アルバイト)を募集しています。

私たちは、宿泊施設、店舗、学育施設、研究所、作業所、モバイルハウス、サウナ、Fab Lab や、古民家や廃校の再生、場づくり、まちづくりなど、新築・リノベーション双方で、多岐にわたる建築業務に携わっています。

社内に設計事務所や家具什器の工房もあり、クライアントのビジョンを、多種多様な専門性を持った人と協力して、より良いビジョンにしていく事を大切にしています。
ここでしか、出来ない可能性があります。

■ようび建築設計室の特徴
【企画から設計まで、幅広く業務に携わることができます】
企画営業、コンセプト、プラン、イメージパースの作成から、設計、施工に至るまで。その建物に必要な構造、工法、素材、設備、施工、企画、 運営方法など、ひとつひとつの建物に最適な答えを導き出します。

【コミュニケーション力とネットワーク力を活かします】
ようび建築設計室は、お客様とのコミュニケーションを何より大事にします。地域の住民の方々との対話やワークショップなども得意です。また、建築や他の様々な分野における、全国のスペシャリストや職人たちとのネットワークを生かし、事業者様とも協力しながら、お客様の家族、地域、組織の未来のために、設計致します。

【「地方」を熟知した設計室です】
岡山県西粟倉村という、人口およそ1400人、森林が95%という地方に実際に身を置き、地方での課題解決に関わっています。リアルな地方の生活で培った経験と「価値を生み出す場」を創り出すノウハウを基に、建築設計業務を行なっています。

成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜の宿泊施設「お宿Onn 中津川」。木材の企業が地域活性の為に計画。地元の“素材”とエリアの“地形”を出発点に、様々な“ヒノキ”の要素を散りばめ山裾を再現した共用空間を考案。客室等でも異なる方法でヒノキの魅力を引き出す
成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜の宿泊施設「お宿Onn 中津川」。木材の企業が地域活性の為に計画。地元の“素材”とエリアの“地形”を出発点に、様々な“ヒノキ”の要素を散りばめ山裾を再現した共用空間を考案。客室等でも異なる方法でヒノキの魅力を引き出す photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜の宿泊施設「お宿Onn 中津川」。木材の企業が地域活性の為に計画。地元の“素材”とエリアの“地形”を出発点に、様々な“ヒノキ”の要素を散りばめ山裾を再現した共用空間を考案。客室等でも異なる方法でヒノキの魅力を引き出す photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜の宿泊施設「お宿Onn 中津川」。木材の企業が地域活性の為に計画。地元の“素材”とエリアの“地形”を出発点に、様々な“ヒノキ”の要素を散りばめ山裾を再現した共用空間を考案。客室等でも異なる方法でヒノキの魅力を引き出す photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜の宿泊施設「お宿Onn 中津川」。木材の企業が地域活性の為に計画。地元の“素材”とエリアの“地形”を出発点に、様々な“ヒノキ”の要素を散りばめ山裾を再現した共用空間を考案。客室等でも異なる方法でヒノキの魅力を引き出す photo©西川公朗

成瀬・猪熊建築設計事務所が設計した、岐阜の宿泊施設「お宿Onn 中津川」です。
木材の企業が地域活性の為に計画しました。建築家は、地元の“素材”とエリアの“地形”を出発点に、様々な“ヒノキ”の要素を散りばめ山裾を再現した共用空間を考案しました。また、客室等でも異なる方法でヒノキの魅力を引き出す事が意図されました。施設の公式サイトはこちら

このホテルは、中津川で木材関係事業を中心に展開する丸山木材ホールディングス株式会社が、地域を盛り上げるべく計画した建築だ。

中津川は岐阜県東部に位置し、古くから信仰の対象であった恵那山の裾野の北側に、かつての中山道の宿場町中津川宿として栄えた地域である。古くから木曽檜の産地の一つでもあり、丸山木材ホールディングスもこの地で約100年、森林経営を行い続けてきた企業である。

建築家によるテキストより

敷地はこうした中津川の中心的な場所である、旧中山道沿いの一角にある。
残念ながら当時の宿場町の面影を残す場所は、敷地から少し離れており、周囲は昭和の商店街の空気感を漂わせている。一方で地形は恵那山にむけて緩やかな勾配となっており、この地が恵那山の裾野に発展してきた街であることを今に伝えている。

そこで今回私たちは、この地形とヒノキを設計の出発点とし、少し人通りが少なくなった旧中山道に新たな刺激を与える建築を作ることにした。

建築家によるテキストより

まず行ったのは、1階共用部を地形と連続させることである。1F部分を上層部よりインセットし、ピロティ状の空間を作り、さらにコンクリートの壁や格天井などのエレメントを、内外に貫通させ、連続感を高めた。内部では複数のレベルの床を地形に沿って階段やスロープで繋ぎ、恵那山へ登る地形を再現している。

ヒノキについては、鉄骨を支える木構造の柱(燃エンウッド)・前述の格天井・なぐり加工の床・飲食スペースの腰壁・レジンで固めた受付カウンター・製材所の雰囲気を再現したアートワーク・大浴場の衝立など、さまざまな要素をこの地形の中に散りばめ、山の斜面にヒノキを植林するようなイメージで空間を構成した。

建築家によるテキストより
OMA / AMOによる、アメリカ・シカゴの店舗「STONE ISLAND GLOBAL STORES」。企業のアイデンティティをコンセプト化した店。典型的素材を個性的に変える同社のアプローチを参照して、様々な素材を加工したコンクリートや石の様な建材を開発。空間を通して思想を地域社会に発信
OMA / AMOによる、アメリカ・シカゴの店舗「STONE ISLAND GLOBAL STORES」。企業のアイデンティティをコンセプト化した店。典型的素材を個性的に変える同社のアプローチを参照して、様々な素材を加工したコンクリートや石の様な建材を開発。空間を通して思想を地域社会に発信 Photograph by Marco Cappelletti, Courtesy of OMA / AMO and Stone Island
OMA / AMOによる、アメリカ・シカゴの店舗「STONE ISLAND GLOBAL STORES」。企業のアイデンティティをコンセプト化した店。典型的素材を個性的に変える同社のアプローチを参照して、様々な素材を加工したコンクリートや石の様な建材を開発。空間を通して思想を地域社会に発信 Photograph by Marco Cappelletti, Courtesy of OMA / AMO and Stone Island
OMA / AMOによる、アメリカ・シカゴの店舗「STONE ISLAND GLOBAL STORES」。企業のアイデンティティをコンセプト化した店。典型的素材を個性的に変える同社のアプローチを参照して、様々な素材を加工したコンクリートや石の様な建材を開発。空間を通して思想を地域社会に発信 Photograph by Marco Cappelletti, Courtesy of OMA / AMO and Stone Island

OMA / AMO サミール・バンタルが設計した、アメリカ・シカゴの店舗「STONE ISLAND GLOBAL STORES」です。
企業のアイデンティティをコンセプト化した店として計画。建築家は、典型的素材を個性的に変える同社のアプローチを参照して、様々な素材を加工したコンクリートや石の様な建材を開発しました。そして、空間を通して思想を地域社会に発信することが意図されました。企業の公式サイトはこちら

こちらはリリーステキストの翻訳です

OMA / AMO、ストーン・アイランドとのパートナーシップにより新しいリテール・アイデンティティを発表。シカゴに1号店をオープン

シカゴ、2022年10月24日 – OMA / AMOはストーン・アイランドと提携し、イタリアブランドの店舗の新しいアイデンティティをコンセプト化しました。ストーン・アイランドのデザインと製品操作に関する研究と実験が、新しい店舗を定義し、その豊かな経験をコミュニティと共有するスペースにもなっています。

OMA / AMOによる新しいストアコンセプトは、ストーン・アイランドのテクノロジーと開発への献身を強調する祭壇のようなスペースが特徴で、フォロワーたちと共有することができます。ラヴァリーノ本社にあるストーン・アイランドのラボでの長年の実験の成果であるアーカイブ作品やプロトタイプのためのニッチは、プロダクトデザインに関する過去の思考と未来の野心を展示しています。

ショップの営業時間外には、パブリックプレゼンテーション、サロン、ワークショップ、プライベートイベントなどが開催されます。店舗は、ブランドのオンラインでのプレゼンスを補完し、既存および新規顧客のための拠点を形成しています。

ストーン・アイランドは、典型的な素材をユニークなものに変えるというアプローチで、OMA / AMOによる新店舗の建築にインスピレーションを与えています。

実際のコンクリートや石を使わず、特別に加工された既成の素材を使って、石のようなパレットを形成しています。シュレッダー紙と樹脂を高圧で圧縮し、耐久性のある「コンクリートパネル」に仕上げています。ストーンアイランドの店舗の中心的な素材であるコルクは、焼かれ、サンドブラストされ、コーティングされて、吸音性と調湿性を維持しながら、黒く質感のあるものに変化しています。コールゲートスチールパネルにサンドコートを施し、ソフトな表面を獲得しています。天井から吊り下げられた大きなデジタルシャンデリアは、ストーンアイランドの文化を地域コミュニティに発信しています。

小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の「領域の家」。江戸時代から住み継がれた敷地。時間を遡った“領域的”住宅を目指し、土間等の構成と断面等の形態操作で都市から住宅内部まで段階的に領域を構築。古典と現代の手法の混合でこの土地の建築を作る
小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の「領域の家」。江戸時代から住み継がれた敷地。時間を遡った“領域的”住宅を目指し、土間等の構成と断面等の形態操作で都市から住宅内部まで段階的に領域を構築。古典と現代の手法の混合でこの土地の建築を作る photo©吉田誠
小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の「領域の家」。江戸時代から住み継がれた敷地。時間を遡った“領域的”住宅を目指し、土間等の構成と断面等の形態操作で都市から住宅内部まで段階的に領域を構築。古典と現代の手法の混合でこの土地の建築を作る photo©吉田誠
小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の「領域の家」。江戸時代から住み継がれた敷地。時間を遡った“領域的”住宅を目指し、土間等の構成と断面等の形態操作で都市から住宅内部まで段階的に領域を構築。古典と現代の手法の混合でこの土地の建築を作る photo©吉田誠

小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOが設計した、京都市の「領域の家」です。
江戸時代から住み継がれた敷地に計画されました。建築家は、時間を遡った“領域的”住宅を目指し、土間等の構成と断面等の形態操作で都市から住宅内部まで段階的に領域を構築しました。また、古典と現代の手法の混合でこの土地の建築を作る事も意図されました。

京都市の洛北に江戸後期から代々住み継がれている土地があった。
まとまった土地には親族が各々の住宅や仕事場を建て、付かず離れずの生活をしていた。今でこそ制度に基づく所有の境界はあるが、ついこの間までは用事があれば土地の境界をまたいで互いに行き来していて、実態としては緩い境界であった。ここに持続する時間の長さでいえば、住宅は刹那的であり土地は永続的であるから、ここに住むときには住宅に住む感じはもとより土地に住む感じがするだろう。

建築家によるテキストより

この土地に建つ2棟の住宅と仕事場を取り払って1棟の住宅を建てることになった。ここに住宅をつくるとき、現代で量産されている住宅の形式は適当でないと思われた。というのも現代には近代法にもとづく私有財産制や個人主義が実装されているので、一家族の城となる住宅は、土地を塀と門扉で囲み、住空間を外壁と玄関扉で囲み、都市と住空間を遮断し、それぞれの家族に限定された世界を確保する形式となっている。

しかし、この土地には近代法以前の前近代の緩い境界の面影が残っているので、近現代よりも時代を少し遡って住宅形式を考え直したほうが良いように思われた。確固とした境界による遮断的な住宅ではなく、意識の広がりと世界への根ざしがある領域的な住宅ができないものか。

建築家によるテキストより

この住宅プロジェクトにはプライバシーと明るさが求められていた。
これらを空間に直訳するならば、現代の量産住宅の標準仕様のように、確固とした外壁と内壁を設け、適切な方位に適切な大きさの窓を設け、明度の高い内装を施すことになるだろう。
しかしここでは“プライバシーと明るさ”を“領域性と開放性”と読み替えたうえで、相反するこのふたつを均衡させることが望ましいように思われた。新しく開発された小さな土地ではなく、都市と親族の文脈がある大きな土地だからこそ、領域性と開放性で住宅をつくることに可能性がある。

建築家によるテキストより
建築家の山田誠一による書籍『Process of the Works 住宅の設計方法』を先行プレビュー。静岡を拠点に質の高い住宅をつくり続ける建築家による初の書籍。写真・ドローイング・設計図など多数収録
建築家の山田誠一による書籍『Process of the Works 住宅の設計方法』を先行プレビュー。静岡を拠点に質の高い住宅をつくり続ける建築家による初の書籍。写真・ドローイング・設計図など多数収録山田誠一による書籍『Process of the Works 住宅の設計方法』

建築家の山田誠一による書籍『Process of the Works 住宅の設計方法』を先行プレビューします。
オーム社より刊行。静岡を拠点に質の高い住宅をつくり続ける建築家による初の書籍です。また、写真・ドローイング・設計図なども多数収録されています。発売は2022年11月20日を予定しています。【ap・ad】

書籍概要

心揺さぶる建築。
追い求め続けた、
その思考をたどる。

静岡を拠点に、質の高い住宅をつくり続けるひとりの建築家がいる――。
住宅や木造設計の経験もなく独立。
「建築家になるにはもう手遅れなのかもしれないと思っていた」と語る。

ここまであまり多くを語ってこなかった著者が、初めて自身の設計について書き下ろした。

手探りの日々から生み出された最初期の「富里の家」から自邸「西千代田町の家」までの全9軒。

写真、ドローイング、設計図など多数収録。

リリーステキストより

山田誠一によるコメント

この本では、いままでの建築思考の変遷を「空間・構築・中庸・意志」という4つのテーマでまとめている。
これらは時系列に考えてきたことではあるが、各テーマで取り上げている建築の完成時期とは必ずしも一致しない。それは各テーマが独立した建築への扉であると同時に、ひとつながりの螺旋の環と捉えているからである。

建築へ向かうプロセスは、ひとつではない。多様に開かれた可能性を見いだし、どれを選択するかは自分自身を掘り下げた先の覚悟と決断による。「良い問いは、最良の答えよりも常に偉大なものである。」とルイス・カーンはいった。

読者がこの本をひとつの問いと捉え、建築へ向かうそれぞれのプロセスを見いだしていく一助となれば幸いである。

リリーステキストより

以下に、プレビュー画像を掲載します。

【ap job更新】 住宅を中心に、リノベや街づくりにも取り組む「テレデザイン一級建築士事務所」が、スタッフ(経験者・既卒)とパートを募集中
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住宅を中心に、リノベや街づくりにも取り組む「テレデザイン一級建築士事務所」の、スタッフ(経験者・既卒)とパート募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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テレデザイン一級建築士事務所がスタッフを募集しています。
詳しい情報は以下でご確認ください。

テレデザイン一級建築士事務所は、住宅を中心として、リノベーションやまちづくりなど、様々なタイプのプロジェクトにチャレンジする設計事務所です。
http://www.tele-design.jp

以下の職種の方を募集しています。興味のある方は応募方法に従いご連絡下さい。

正社員/契約社員/パートタイム

現在、英語を必要としているプロジェクトが進行中。日常会話程度の英語ができれば尚うれしいです。

桔川卓也 / NASCAによる、千葉・柏市の「道の駅しょうなん てんと」。約4万㎡の敷地。公設民営として“地域のゲート”を目指し、農業ハウスを模る家型の連なりが複数のアクセスに対して正面性を持つ構成を考案。反復する構造体と強い色の天井で多様な活動を包み込む
桔川卓也 / NASCAによる、千葉・柏市の「道の駅しょうなん てんと」。約4万㎡の敷地。公設民営として“地域のゲート”を目指し、農業ハウスを模る家型の連なりが複数のアクセスに対して正面性を持つ構成を考案。反復する構造体と強い色の天井で多様な活動を包み込む photo©淺川敏
桔川卓也 / NASCAによる、千葉・柏市の「道の駅しょうなん てんと」。約4万㎡の敷地。公設民営として“地域のゲート”を目指し、農業ハウスを模る家型の連なりが複数のアクセスに対して正面性を持つ構成を考案。反復する構造体と強い色の天井で多様な活動を包み込む photo©淺川敏
桔川卓也 / NASCAによる、千葉・柏市の「道の駅しょうなん てんと」。約4万㎡の敷地。公設民営として“地域のゲート”を目指し、農業ハウスを模る家型の連なりが複数のアクセスに対して正面性を持つ構成を考案。反復する構造体と強い色の天井で多様な活動を包み込む photo©淺川敏
桔川卓也 / NASCAによる、千葉・柏市の「道の駅しょうなん てんと」。約4万㎡の敷地。公設民営として“地域のゲート”を目指し、農業ハウスを模る家型の連なりが複数のアクセスに対して正面性を持つ構成を考案。反復する構造体と強い色の天井で多様な活動を包み込む photo©淺川敏

桔川卓也 / NASCAが設計した、千葉・柏市の「道の駅しょうなん てんと」です。
約4万㎡の敷地に計画されました。建築家は、公設民営として“地域のゲート”を目指し、農業ハウスを模る家型の連なりが複数のアクセスに対して正面性を持つ構成を考案しました。また、反復する構造体と強い色の天井で多様な活動を包み込む事も意図されました。施設の公式サイトはこちら

千葉県柏市に建つ道の駅しょうなんの拡張計画である。
穏やかな水辺空間と豊かな自然環境や農地に恵まれている手賀沼の畔に建つ新しい道の駅は、農産物直売所と駐車場の拡張の他に,この地域の顔として、交流人口の増加を図る役割を期待されていた。

建築家によるテキストより

道の駅は、公共が施設を建設し、運営を民間事業者に委託する「公設民営」である。半分は商業施設で、半分は公共的な機能を持っていなければならい。つまり、単なる商業施設ではなく、手賀沼を回遊させるための拠点(ゲート)をつくる必要があった。地域のエントランスゲートとなるこの道の駅は、多くの人びとの通過動線・滞留空間となり、駅前広場や空港の発着ロビーのように来訪者と目的地を結ぶ場所として賑わう広場にしたいと考えた。

建築家によるテキストより

約40,000m2の広大な敷地に対し、建築はひと目で分かるシンボルになることが必要だったため、農業ハウスの屋根勾配を模った家型を連ね、農村地域の風景に溶け込むことを目指した。また、67.5m四方の矩形平面の角を45度でカットし、我孫子(南東)・柏(南西)・手賀沼(北西・北東)方面からのアプローチに対してそれぞれの正面性と誘引性をつくり、シンボルとしてふさわしい多面多臂像のような建築のあり方を考えた。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/10/17-10/23]
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/10/17-10/23]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/10/17-10/23)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 榊原節子建築研究所による、大阪市の、設計者の事務所兼自邸「大開のアトリエ住居」。商店街の建物を改修。街に開かれた仕事と暮らしが連続する建築を目指し、既存スラブの一部を撤去した“空まで抜ける外部空間”を考案。“足し算”と“引き算”で過去と未来が混ざる重層的な場を作る
  2. 佐藤陽+馬場亮平+和田彦丸 / OOO architectureによる、神奈川の「鎌倉の家」。坂の中腹の敷地。環境を活かす建築を目指し、海への視界が開く2階を生活の中心として特徴的な階段室を配置。上階と下階で対比的な断面と開口を考案して異なる質の空間を生み出す
  3. 小山光+KEY OPERATIONによる、東京の「新橋の路地裏ビル」。駅近の昭和の雰囲気が残る地域に計画。コロナ禍以降の飲食店の在り方を考慮し、常連客以外の入り易さも考慮した店内と路地が一体化する様な空間を設計。階段の正面配置で上階へのアクセス性も思案
  4. BIGによる、デンマーク・オーフスの集合住宅「Sneglehusene」。開発された新地区に計画。モジュラーハウジングのコンセプトで構想され、コミュニティの中心となる池の周囲に6棟の建物が緩やかにカーブする構成を考案。雨水を池に集め再利用する仕組みも導入
  5. 塚本由晴、千葉学、セン・クアン、田根剛のキュレーションによる、TOTOギャラリー・間での建築展「How is Life?」の会場写真。建築以前の“生活”に注目して企画。“持続的成長ではなく成長なき繁栄”を主題とし日本と世界から注目すべき試みを収集。建築媒体が減少する中で展覧会の意味を再考し批評や議論を巻き起こす役割も意図
  6. 齋藤精一 / Panoramatiksの監修と高橋匠 / HAKUTENの設計による、神奈川・横須賀市のモニュメント「平和の軸」。旧日本軍の施設跡地の公園に計画。“平和の象徴”を目指し、夜間に1000m超の光を放つ建築を考案。様々な要素は永遠を意味する円をモチーフとして市民の協力や敷地の情報を参照して作る
  7. MVRDVによる、フランスの商業施設の改修「リヨン・パール・デュー」。70年代に竣工した都心型施設の再生計画。街並みから切り離された内向的な建物を、既存素材の再利用やプログラム変更で“再社会化”を志向。屋上庭園も新設し“街の一部として”分断された場を接続
  8. ノーマン・フォスターが、自身の為にデザインした家具の展覧会をレポート。カリモク家具と協業して家具6型を製品化し展示。会場自体も現地の雰囲気を伝えるべくフォスター+パートナーズと共に構成
  9. 齋藤隆太郎+福地和来 / DOGによる、東京・豊島区の「ID学園高等学校 池袋キャンパス」。駅前ビルの通信と通学を組合わせた高校。勉強への集中と交流の促進を目指して、教室と共用部に独自の関係性を作る1.8mスパンの“木製棚”を考案。生徒達の活動を“様々な解像度”で映し出す
  10. フォルム・木村浩一建築研究所による、滋賀・大津市のオフィス「RW-Office」。駅直結のビルに計画。社員の交流促進と創造性育成の場との要望に、固有性ある部屋を回遊動線で繋いで移動の中で様々な体験が展開する空間を考案。色彩や質感に着目した素材の選択で現代性も演出
  11. 黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesによる、東京・品川区の住宅「ESPACE」。住宅密集地に建つ木造建築。プライバシーに配慮した広がりのある空間を目指し、フルワイド窓で中庭と高窓から採光する構成を考案。ラーメン構造を採用し“門型フレーム”を作る事で実現
  12. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  13. 小田真平建築設計事務所+アトリエロウエによる、大阪・高槻市の、百貨店内の生花店「フローリスト蘭蘭」
  14. 芦沢啓治建築設計事務所とトラフ建築設計事務所による「大阪北港マリーナ『PARK HULL』」。湾岸のカフェやホテルのある施設の一角に計画。アップサイクルを楽しみ学べる場を目指し、遊具や家具とグラフィックを一体化させたランドスケープを構築。様々な要素は廃材も活用して製作
  15. 麻殖生龍哉 / マイオ建築研究所による、東京の「杉並の家」。住宅街の南に開けた敷地。場の特性を生かす開放的な建築を求め、“南”の恩恵の享受とネガティブ要素の排除を叶える可動式巨大ルーバーを考案。衣服の様に環境を適正化し公私を柔らかく隔てる
  16. noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る
  17. MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応
  18. 隈研吾が設計を進め2023年の完成を予定する、東京の「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」の基本設計概要版が公開
  19. 畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる
  20. 【ap job更新】 志高く楽しく働ける環境作りに取り組む「古谷デザイン建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とプレス秘書を募集中

ピーター・ズントーと、トッド・ウィリアムズ&ビリー・チェンが対話するイベントが、オンラインでライブ配信

ピーター・ズントーと、トッド・ウィリアムズ&ビリー・チェンが対話するイベントが、オンラインでライブ配信されます。会場はルイス・カーンが設計したイェール・センター・フォーブリティッシュ・アートです。配信は、日本時間2022年10月28日7時30分から(現地時間2022年10月28日18時30分から)。公式ページはこちら

(翻訳)
建築家ピーター・ズントーと建築家ビリー・チェン、トッド・ウィリアムズとの対談。

ピーター・ズントーについて
1943年、スイスのバーゼルに生まれたツムトールは、スイスのハルデンシュタインという高山地帯で約30人のスタッフとともに、クンストハウス・ブレゲンツ(オーストリア)、テルメ・ヴァルス(スイス)、コロンバ美術館(ドイツ)、ステイルネセット記念館(ノルウェー)などのオリジナルな建築物を制作しています。1963年、バーゼルの美術工芸学校Kunstgewerbeschuleで学び始め、1966年にはニューヨークのプラット・インスティテュートに交換留学生として留学し、工業デザインと建築を学びました。

1979年、アトリエ・ピーター・ズントーを設立。建築は実際に体験してみないとわからないという考えから、彼の作品は大部分が出版されていない。1999年にEU現代建築賞ミース・ファン・デル・ローエ賞、2008年に高松宮殿下記念世界文化賞、2009年にプリツカー建築賞など、数々の賞を受賞している。2012年、RIBAロイヤルゴールドメダル受賞。現在、ロサンゼルス郡立美術館のデヴィッド・ゲフィン・ギャラリーの設計を担当。

ビリー・チェン&トッド・ウィリアムズについて
トッド・ウィリアムズとビリー・チェンの夫妻による建築事務所は、1986年にニューヨークで設立されました。ウィリアムズとチェンは1977年に一緒に仕事をするようになりました。最近のプロジェクトとしては、オバマ大統領記念センター(シカゴ)、バーンズ財団(フィラデルフィア)、フェニックス美術館(フェニックス)、アメリカ民俗芸術博物館(ニューヨーク)、ダートマス大学フード博物館(ニューハンプシャー州ハノーファー)などがあります。

(原文)
Peter Zumthor, architect, in conversation with architects Billie Tsien and Tod Williams.

About Peter Zumthor
Born in 1943 in Basel, Switzerland, Zumthor works with around three dozen people in the alpine setting of Haldenstein, Switzerland, producing architecture originals like Kunsthaus Bregenz, Bregenz, Austria; Therme Vals, Vals, Switzerland; Kolumba Museum, Cologne, Germany; and the Steilneset Memorial, Vardo, Norway. In 1963, he began studies at the Kunstgewerbeschule, an arts and crafts school in Basel, and studied industrial design and architecture as an exchange student at Pratt Institute in New York in 1966.

Zumthor founded Atelier Peter Zumthor in 1979. His work is largely unpublished because he believes that architecture must be experienced first-hand. He is the recipient of numerous awards including the European Union Prize for Contemporary Architecture—Mies van der Rohe Award (1999); the Praemium Imperiale (2008); and the Pritzker Architecture Prize (2009). In 2012, he was awarded the RIBA Royal Gold Medal. He is currently designing the David Geffen Galleries at the Los Angeles County Museum of Art, Los Angeles.

About Billie Tsien and Tod Williams
Husband-and-wife architecture firm Tod Williams Billie Tsien Architects | Partners, was founded in 1986 in New York City. Williams and Tsien began working together in 1977. Their firm focuses on institutions such as museums, schools, and nonprofit organizations, including the following recent projects: the Obama Presidential Center, Chicago; Barnes Foundation, Philadelphia; Phoenix Art Museum, Phoenix; American Folk Art Museum, New York; and the Hood Museum, Dartmouth College, Hanover, New Hampshire.

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