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五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツによる、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」
五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツによる、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」 photo©寺島博美
五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツによる、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」 photo©寺島博美
五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツによる、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」 photo©寺島博美

五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツが設計した、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」です。

2020年8月、札幌市豊平区西岡に竣工しました多目的スペース『SPACE 0034』。
調剤薬局が経営する施設です。

子供から高齢者まで、幅広く地域の人々が集い、気軽に利用できることを目指しました。

建築家によるテキストより

求められたことは、
『使い方の可能性を限定しないこと』
『ポジティブになれる空間』
『コスト管理』です。

多目的にするために、様々な機能を設けるのではなく、必要最小限の機能に留めることを目指しました。

その代わり、ごく一般的に使われる長尺塩ビシート、垂木、べニアなどを90度回転させることで、日常感を打破しています。

建築家によるテキストより
リュウ・ジャークンが2015年に完成させた、中国・成都市の、コミュニティスペースの役割を果たす巨大な中庭を持ち立体的な公園のような構成の商業施設「West Village」の動画。市民に建築が使いこなされる様子をレポート

リュウ・ジャークン(Liu Jiakun)が2015年に完成させた、中国・成都市の、コミュニティスペースの役割を果たす巨大な中庭を持ち立体的な公園のような構成の商業施設「West Village」の動画です。制作は一条。市民に建築が使いこなされる様子をレポートしています。こちらのページに写真と図面が18枚掲載されています建築家のサイトでも生き生きとした写真がたくさん見られます

Chengdu architect Liu Jiakun designed and built the 45,000㎡ Chengdu West Village, which resembles a giant “hot pot” but looks unfinished. Hot pot in bamboo forest, rooftop runway, square dance stage, creative market… people of all ages can find fun in this “unfinished building”. This fall, YIT went to Chengdu to meet Liu Jiakun. In the West Village, we captured the leisure time of Chengdu people after the outbreak.

菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」
菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」 photo©宮本裕也
菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」 photo©平井広行
菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」 photo©平井広行

菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也が設計した、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」です。

種から育つ樹木のように、植物が根から枝の先の葉まで連続しているように、建物も自らの意思を持ち、それぞれの部位が少しずつ素材や形を変えて、大地から空に向かい伸びているように出来ていると良いと思った。

外壁は、庇で保護した木毛セメント板を白く塗装して柔らかい印象とし、大きめに設けた開口にはレースカーテンを設けてぼんやりとした様を作る。

2階の床から400ミリ上がる庇は、2階の様子をニワに伝え、室内には反射光より柔らかい明るさと広がりを与える。

間仕切りは、厚さ、大きさ、留め釘、下地の見え方に種類を持たせた。

建築家によるテキストより
アルキテクトゥラ-Gによる、ストックホルムの元銀行を改修した、アクネストゥディオズの店舗の写真。古典を想起させる柱や、石材による什器が固有の空気感をもたらす

スペインを拠点とするアルキテクトゥラ-G(arquitectura-G)が設計した、ストックホルムの元銀行を改修した、アクネストゥディオズの店舗の写真が8枚、designboomに掲載されています。ちなみに、名古屋のアクネストゥディオズの店舗もアルキテクトゥラ-Gが手掛けていて、その写真はこちらで閲覧可能

小畑奈智+田中翔太+仁賀亮太 / サロンアーキテクツによる、和歌山・橋本市の、木造住宅の改修「nak house」
小畑奈智+田中翔太+仁賀亮太 / サロンアーキテクツによる、和歌山・橋本市の、木造住宅の改修「nak house」 photo©大竹央祐
小畑奈智+田中翔太+仁賀亮太 / サロンアーキテクツによる、和歌山・橋本市の、木造住宅の改修「nak house」 photo©大竹央祐

小畑奈智+田中翔太+仁賀亮太 / サロンアーキテクツが設計した、和歌山・橋本市の、木造住宅の改修「nak house」です。

これは築約60年の住宅の改修プロジェクトです。
かつて家族5人で賑やかだった家は、現在は子育てを終えた夫婦2人だけとなりました。

和歌山の広い敷地に建つこの家は、建物の周囲を庭がぐるりと囲います。
60年前は田畑しかなかったまちの景色はここ数十年で大きく変化しましたが、この庭は変わらず、住む者に四季の移ろいを感じさせてくれます。

変わるまち。変化する家族のかたち。変わらない庭。
庭に面した出隅部の壁をガラスの開口に変更し、室内から広く庭を見渡せるようにすることで、ここで始まる夫婦2人の新たな暮らしを、家族で慣れ親しんだ景色が包んでくれるものとしました。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 ofa / 小原賢一+深川礼子が、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイトを募集中
【ap job更新】 ofa / 小原賢一+深川礼子が、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイトを募集中
【ap job更新】 ofa / 小原賢一+深川礼子が、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイトを募集中神戸市六甲最高峰トイレ+クサハラプロジェクト / 都市のすぐそばにある山の魅力を向上する(供用開始)

ofa / 小原賢一+深川礼子の、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

ofa/小原賢一+深川礼子 は設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバーを募集します。

私たちは神戸を拠点に、建築設計を軸としてインテリアから住宅、公共建築、まちづくりなど、多様な規模と方法で「環境のデザイン」を行う建築設計事務所です。
ありたい、あるべき都市や地域・社会に向かって、建築を通して何が創造できるかを考え、空間のデザインを通して実現したいと考えています。

業務は基本実施設計、監理まで一貫して行うことを原則としており、得られる経験は設計業務全般にわたります。プロポーザルに積極的に参加し、地域と共に進めるプロジェクトのデザインにも取り組んでいます。

プロジェクトの意味やビジョンなど根幹から考え、スケッチや模型、3Dデータによるスタディと議論を並行して設計を進めています。CLTによる木造にも取り組み、建築の技術や社会性に幅広い視野と興味を持ちながら、ディテールまで丁寧にデザインすることを大切にしています。

メンバーはフルタイム5名+プロジェクトメンバー、アルバイト数名の構成です。さまざまな建築と都市の経験を共有すべく、勉強会や見学会に参加したり、事務所旅行や見学報告会をしたり、建築に携わることを楽しんで仕事をしています。

建築を通して社会に新しい価値を提案し、つくりだす空間によって暮らしや地域が変わっていく姿に携われることがofaでの仕事の魅力です。
建築設計をベースに、プロジェクトの企画や作り方、デザイン、将来の地域や都市、社会の姿まで、一緒に考えて、デザインして、実現したい方を募集します。

川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS

川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展「urbainable – stadthaltig」における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーションです。

これからの都市化(urbanization)のあり方を持続可能な(sustainable)方法で見つめてみようという「urbainable(アーベイナブル)」(urbanizationとsustainableからの造語)という総合タイトルのもと,ベルリン芸術院(Akademie der Künste Berlin)の建築部門が企画したグループ展に招待されました.特に都市の高密化に対して,33組のアーキテクトがそれぞれの構想を提示しています.展示ブースは,支給されたコンクリートの型枠を利用したもので,展示内容に合わせて大きさやかたちを33組それぞれが設計しています.

ヒトやモノや活動など,さまざまな事象がぎゅっと集まったとき,ある事象Aから事象BへのTransition Space -たとえば公と私の緩衝空間や内と外の遷移空間などの閾空間-の豊富化が,コンプレックスとしての全体の現れ方に大きく寄与していることは経験的にも歴史的にもよく知られるところです.目的を特に与えられなかったTransition Spaceが,そこで活動する共同体全体にとっては実は使い方をもっともよく発見できる場所であるという例は数多く見られ,またそれらは身体的スケールのものから都市的スケールのものまでさまざまで,それゆえに入れ子状に重層して現れる空間現象でもあります.目的や機能を与えられていないがゆえに経済的合理性のみでは説明しえないこうした空間が近年ますますこぼれ落ちていく中,みなが経験知として共有できるはずのTransition Spaceの重要性にもう一度注意を促すべく,ここではルネサンスから現在まで72の建築を世界中から選び出し並べてみることにしました.

建築家によるテキストより
スティーブン・ホールが完成させた、アメリカ・ヒューストンの現代美術館「Nancy and Rich Kinder Museum」の写真

スティーブン・ホールが完成させた、アメリカ・ヒューストンの現代美術館「Nancy and Rich Kinder Museum」の写真が20枚、archdailyに掲載されています。

【ap job更新】 建築を基盤とするツール開発から先端テクノロジーを用いたソリューション提供までを行う「AMDlab」が、フルリモートでのBIMコンサルタント・Webエンジニア(共に正社員)を募集中
【ap job更新】 建築を基盤とするツール開発から先端テクノロジーを用いたソリューション提供までを行う「AMDlab」が、フルリモートでのBIMコンサルタント・Webエンジニア(共に正社員)を募集中
【ap job更新】 建築を基盤とするツール開発から先端テクノロジーを用いたソリューション提供までを行う「AMDlab」が、フルリモートでのBIMコンサルタント・Webエンジニア(共に正社員)を募集中ロゴ

建築を基盤とするツール開発から先端テクノロジーを用いたソリューション提供までを行う「AMDlab」の、フルリモートでのBIMコンサルタント・Webエンジニア(共に正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

AMDlabは、この度、更なる事業拡大のため正社員を募集します。

弊社は、誰もが、よりクリエイティブな活動に集中できる社会を実現するため、建築を基盤とするツール開発から、機械学習、IoT、VRなど先端テクノロジーを用いたソリューション提供まで、幅広い領域で事業を展開しています。

メンバーに加わっていただけると…
実際に実務で使用される前提で、ITを用いたソリューションの提案、実装まで行っているため、業界の最先端に関われます。
受託開発だけではなく、自社サービスも複数開発しているため、多様な経験を積むことが可能です。
建築関係の方だけではなく、WebエンジニアやUI/UXデザイナーなどたくさんの個性が集まっていますので、刺激を受けながら成長できます。

少しでもご興味があればご応募ください。

鈴木弘人設計事務所による、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」
鈴木弘人設計事務所による、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」 photo©Photo Studio MONORIS
鈴木弘人設計事務所による、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」 photo©Photo Studio MONORIS
鈴木弘人設計事務所による、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」 photo©Photo Studio MONORIS
鈴木弘人設計事務所による、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」 photo©Photo Studio MONORIS

鈴木弘人設計事務所が設計した、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」です。

仙台市泉区は高度経済成長期から丘陵地の宅地開発が進められ、郊外に幾つものニュータウンが形成されてきた。泉の杜幼稚園は、ニュータウンに移住してきたファミリー層の子どもの受け入れ先として1985年に開園した郊外型の幼稚園である。本計画では、園舎の老朽化に伴う建て替えに合わせて、幼保連携型認定こども園へと運営体制を移行した。

工事期間中も幼稚園が仮設園舎無しで運営を続けられるように、建設のプロセスを入念に検討した。敷地が道路からの工事動線と幼稚園の動線を分ける事が出来ない形状であった為、仮使用の許可を受け工事中の園舎の一部を使用して運営を続ける事が認められなかった。そこで、建物のボリュームを2つに分け、工事時期をずらすことで申請を2度行い、工事に合せ段階的に幼稚園を運営する場所を移していく計画とした。

建築家によるテキストより
加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectによる、東京・日野市の住宅「タープ」
加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectによる、東京・日野市の住宅「タープ」 photo©新良太
加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectによる、東京・日野市の住宅「タープ」 photo©新良太
加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectによる、東京・日野市の住宅「タープ」 photo©新良太

加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectが設計した、東京・日野市の住宅「タープ」です。

敷地は多摩の丘陵地。
目の前は電車の車両基地で、伸びやかな眺望が広がる。敷地がかつての丘のままであれば、その傾斜に寝そべり電車を眺める。そしてきっとタープを張る。

タープを張ると瞬時に居場所ができる。鋭角に張れば閉じ、緩めれば開くといった具合に周囲に対しての距離の取り方も自在である。安易に組み立てられ、雨風に耐える強度も持つ。そんな居住性と合理性を持った建築を目指した。

具体的には、切妻屋根から棟木のみを敷地傾斜に合わせ登り梁とする。桁梁は平行のまま。そこに掛かる垂木は徐々に角度をつけHPシェルを形成する。棟木が傾斜しブレースと同様の役割を持たせ軸組自体で安定する架構となるため、垂木は梁の上に載せてビスを打つだけで済む。HPシェルが持つ曲面と相まって、軽やかで柔らかな幕をかけたような天井が実現した。外に出ると、軒先は棟木と逆方向に勾配がつくのでそれに沿わせて樋をつけるだけ。豪雨であっても無理なく雨水を受け流す屋根になる。

建築家によるテキストより
コールハースとAMOディレクターのサミール・バンタルらによる、グッゲンハイム美術館で行われた“田舎”をテーマにした建築展「Countryside, The Future」の会場設営の様子を紹介するタイムラプス動画

レム・コールハースとAMOディレクターのサミール・バンタルらによる、グッゲンハイム美術館で行われた“田舎”をテーマにした建築展「Countryside, The Future」の会場設営の様子を紹介するタイムラプス動画です。なお既に会期は終了しています。展覧会の会場写真はアーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介しました。

最も注目を集めたトピックス [期間:2020/11/9-11/15]
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/11/9-11/15]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/11/9-11/15)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 東日本旅客鉄道+JR東日本建築設計による、神奈川の横浜駅西口駅ビル「JR横浜タワー」
  2. 松本光索 / KOSAKUによる、東京・新宿区の、集合住宅の住戸リノベーション「漂いの家」
  3. 西沢立衛・石上純也・ホンマタカシの対話を収録した記事。妹島和世のドキュメンタリーの話から妹島の建築の作り方等も語られる
  4. “建築と今” / no.0004「中村竜治」
  5. 岸本貴信 / CONTAINER DESIGNによる、愛知・名古屋市の住宅「天白区梅が丘の家」
  6. 篠原明理建築設計事務所 / m-saと望月蓉平による、東京・渋谷区の、ビルのワンフロアを賃貸用の居住空間とするプロジェクト「千駄ヶ谷のリノベーション」
  7. 松本樹 / 愛知工業大学大学院+白石卓央 / 愛媛建築研究所による、愛媛・松山市の、アート事業の交流拠点「ひみつジャナイ基地」
  8. 杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第7回「光の空気層 / 丸い教会」
  9. 鈴木亜生 / ASEI建築設計事務所による、東京・高田馬場のテナントビル「LOAM/高田馬場」
  10. 安藤忠雄が1991年に世田谷区に完成させた住宅「伊東邸」が売り出されています。価格は7億5千万円
  11. VUILDの秋吉浩気が、お菓子メーカーの企画で考案した「ポテロングのおかしのいえ」
  12. 古谷誠章+NASCAによる、徳島・板野郡の、幹線道路沿いの医療施設「こうのINRクリニック」
  13. nevertheless / 佐河雄介建築事務所による、福島・いわき市の住宅「斜材の家」
  14. ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「ある1日。」が公開。ズントー事務所でのコロナ禍での働き方を紹介
  15. 望月蓉平と篠原明理建築設計事務所 / m-saによる、茨城・つくば市の美容室「hair salon eto」
  16. 八木敦之 / アトリエMEMEによる、神奈川・横須賀市の、病院内のオーラルケア製品の販売店「ハブラシギャラリー」
  17. 岸本貴信 / CONTAINER DESIGNによる、兵庫・姫路市の住宅「阿成の家」
  18. 長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」
  19. 長坂常 / スキーマ建築計画による、京都市の店舗「ブルーボトルコーヒー京都木屋町カフェ」
  20. 今津康夫 / ninkipen!による、京都市の医療施設「京都御池メディカルクリニック」

安藤忠雄が1991年に世田谷区に完成させた住宅「伊東邸」が売り出されています。価格は7億5千万円

安藤忠雄が1991年に東京・世田谷区に完成させた住宅「伊東邸」が売り出されています。リンク先の不動産サイトに現況写真が17枚掲載されています。価格は7億5千万円との事。こちらのページは、植田実による「伊東邸」に関する論考が掲載されています(図面も掲載されています)

MADが計画を進めている、ロッテルダムの1920年代に建てられた倉庫を改修した移民に関する博物館「FENIX Museum of Migration」。既存建物を突き抜けて外観の特徴にもなる有機的な階段空間が特徴的な建築。2024年の完成を予定
MADが計画を進めている、ロッテルダムの1920年代に建てられた倉庫を改修した移民に関する博物館「FENIX Museum of Migration」。既存建物を突き抜けて外観の特徴にもなる有機的な階段空間が特徴的な建築。2024年の完成を予定 image courtesy of MAD
MADが計画を進めている、ロッテルダムの1920年代に建てられた倉庫を改修した移民に関する博物館「FENIX Museum of Migration」。既存建物を突き抜けて外観の特徴にもなる有機的な階段空間が特徴的な建築。2024年の完成を予定 image courtesy of MAD
MADが計画を進めている、ロッテルダムの1920年代に建てられた倉庫を改修した移民に関する博物館「FENIX Museum of Migration」。既存建物を突き抜けて外観の特徴にもなる有機的な階段空間が特徴的な建築。2024年の完成を予定 image courtesy of MAD
MADが計画を進めている、ロッテルダムの1920年代に建てられた倉庫を改修した移民に関する博物館「FENIX Museum of Migration」。既存建物を突き抜けて外観の特徴にもなる有機的な階段空間が特徴的な建築。2024年の完成を予定 image courtesy of MAD

MADが計画を進めている、オランダ・ロッテルダムの1920年代に建てられた倉庫を改修した移民に関する博物館「FENIX Museum of Migration」。既存建物を突き抜けて外観の特徴にもなる有機的な階段空間が特徴的な建築となっています。

敷地となっている1923年に建てられたThe Fenixの倉庫は、かつては世界最大の倉庫だったそう。カテンドレヒト半島に位置するそのロケーションは、ヨーロッパの歴史において重要な移民の港となってきました。過去100年の間、第二次世界大戦中に破壊され、1940年代から1950年代にかけて何度も修復されるなど、Fenix倉庫はロッテルダムの歴史と絡み合ってきましたのだそう。

MADによるFenix倉庫のリノベーションは、ロッテルダムの歴史と現在を結びつけることを目的としています。MADの創設者であるMa Yansongは、「遠目に見ると、プラットホームと階段が一体化したように見えますが、目の前にあると彫刻作品として存在し、探索へと誘ってくれます。フェニックスが港からの移住というヨーロッパの歴史を目撃したことを意味すると同時に、この街の未来を象徴するものでもあります。」と語ります。

建物の歴史的遺産を保存するために、MADのリノベーションでは、象徴的な緑色のスチール窓とFenix倉庫のコンクリート構造を採用しました。建物の中心部では、ファサードと屋根が取り除かれ、ガラスのカーテンウォールと天井に置き換えられ、柔軟でアクセスしやすい空間を生み出します。

新しい介入は2つの螺旋階段が地上から伸び、最上階で展望台を形成します。スペースを通って異なったリズムで動き、階段は元の倉庫の大規模なスケールを破壊し、より人間スケールおよび親密なスペースを加えるます。階段に使用されているステンレスや木の素材は、倉庫本来のコンクリートやスチールの素材とのコントラストを保ちながら、船に乗ることをイメージさせるとの事。

東日本旅客鉄道+JR東日本建築設計による、神奈川の横浜駅西口駅ビル「JR横浜タワー」
東日本旅客鉄道+JR東日本建築設計による、神奈川の横浜駅西口駅ビル「JR横浜タワー」 photo©ミヤガワ東京
東日本旅客鉄道+JR東日本建築設計による、神奈川の横浜駅西口駅ビル「JR横浜タワー」 photo©ミヤガワ東京
東日本旅客鉄道+JR東日本建築設計による、神奈川の横浜駅西口駅ビル「JR横浜タワー」 photo©ミヤガワ東京

東日本旅客鉄道JR東日本建築設計が設計した、神奈川の横浜駅西口駅ビル「JR横浜タワー」です。本プロジェクトにはその他にも様々な設計者・デザイナーが関わっておりそのクレジットは末尾に掲載します。

横浜駅西口駅ビルの建て替えプロジェクトである。同時に、横浜市により策定された横浜駅周辺のまちづくり計画「エキサイトよこはま22」のリーディングプロジェクトでもある。特定都市再生緊急整備地域に立地するため、都市再生特別措置法に基づき容積や高さの緩和などを受け、延床面積は約10万㎡・高さは約132m、商業施設・事務所・映画館からなる複合施設として計画された。

計画敷地は、駅前広場と線路に挟まれた非常に細長い形状であったが、決して大きくはない広場でも街の広がりが感じられるように、地上60mのスカイラインより上の高層部分は、駅前広場の正面を外した位置に配置した。同時に、商業施設として必要な床面積を確保するために、建物全幅の半分に相当する約13mもの大きなキャンチレバーを、ハットトラスによって線路上空に跳ね出す計画とした。

施設内の商業施設は十分に広いため単体でも成立するが、単にビル内に来館者を囲い込むのではなく、来館者が街全体を楽しみ、街全体を巡るための回遊拠点になることが望ましいと考えた。そのため、合計で十数か所の周辺施設との接続箇所を設け、街との動線的なつながりを高めることとした。中でもアトリウムは、当施設の主要エントランスであり、駅全体の中央コンコースの一部でもある。まさに、駅と街をつなぐ施設の顔となる場所であった。

建築家によるテキストより

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