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【ap job更新】 国内外の著名商業施設の内装設計・高級住宅の建築設計を行う「アイケイジー」が、建築設計スタッフとアルバイトを募集中
【ap job更新】 国内外の著名商業施設の内装設計・高級住宅の建築設計を行う「アイケイジー」が、建築設計スタッフとアルバイトを募集中
【ap job更新】 国内外の著名商業施設の内装設計・高級住宅の建築設計を行う「アイケイジー」が、建築設計スタッフとアルバイトを募集中

国内外の著名商業施設の内装設計・高級住宅の建築設計を行う「アイケイジー」の、建築設計スタッフとアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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デザイナー池貝知子が率いるアイケイジーは、この度あらたに経験のある建築設計スタッフ1名とアルバイト数名を募集することになりました。

アイケイジーは、建物、インテリアにまつわることを、家具、アートやグラフィックも含めトータルでプロデュースしています。全ての行程に関わり、細部まで一つのコンセプトを貫くことがプロジェクトを成功させる秘訣と考え、完成度の高い空間づくりを目指しています。

個人邸や別荘などの多くの住宅建築、二子玉川蔦屋家電、ロッテアライリゾート、B&Bイタリア東京ショールームなど、国内外の商業施設内装設計、プロデュースをしています。

中国西安のYJY Maike Centre Flagship Storeは「2018年中国でもっとも美しい書店」に選ばれ、中国深圳では 複合商業施設Yanを設計しました。近年は北京のプロジェクトが進行中。

一緒に楽しんでデザイン活動をしてくださる明るい方、ぜひご応募ください。

【ap job更新】 坂茂建築設計が、設計スタッフ(新卒・卒業予定者・第二新卒歓迎)を募集中
【ap job更新】 坂茂建築設計が、設計スタッフ(新卒・卒業予定者・第二新卒歓迎)を募集中
【ap job更新】 坂茂建築設計が、設計スタッフ(新卒・卒業予定者・第二新卒歓迎)を募集中SWATCH HEADQUARTER / photo©Didier Boy de la Tour

坂茂建築設計の、設計スタッフ(新卒・卒業予定者・第二新卒歓迎)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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坂茂建築設計は、東京、パリ、ニューヨークに事務所を置き、国内外において、住宅・美術館等の文化施設・教育施設・商業施設など様々なプロジェクトを実現して参りました。現在も、材料、構造、空間の革新を追求した様々なプロジェクトが進行中です。

この度、東京事務所では、設計スタッフを若干名募集いたします。好奇心旺盛に設計に取り組める方を歓迎します。

村上智也 / BENDSによる、大阪市の「いづる保育園 上本町」
村上智也 / BENDSによる、大阪市の「いづる保育園 上本町」 photo©adhoc 志摩大輔
村上智也 / BENDSによる、大阪市の「いづる保育園 上本町」 photo©adhoc 志摩大輔

村上智也 / BENDSが設計した、大阪市の「いづる保育園 上本町」です。

畳の上で子育てを行う機会が少なくなった現代の住居の中で、和のしつらえに触れ、日本文化を大切に子供達に継承していくこと、
またアートを含めた芸術に幼少期から触れてもらう事で感性の豊かな子供に育つ手助けをしたいというクライアントの理念からプロジェクトはスタートしています
素材のみではなく潜在する和を空間に落とし込む事が重要と感じ、一間のモジュールで区画を構成し、
ファサードの格子戸を解放する事で、心地の良い風が入り込み、日本家屋の縁側のように内と外をつなぐ平面計画とした

建築家によるテキストより
【ap job更新】 白砂孝洋建築設計事務所が、建築設計スタッフ(経験者・アシスタント・アルバイト・在宅ワーク)を募集中
【ap job更新】 白砂孝洋建築設計事務所が、建築設計スタッフ(経験者・アシスタント・アルバイト・在宅ワーク)を募集中
【ap job更新】 白砂孝洋建築設計事務所が、建築設計スタッフ(経験者・アシスタント・アルバイト・在宅ワーク)を募集中あざみ野の家外観

白砂孝洋建築設計事務所の、建築設計スタッフ(経験者・アシスタント・アルバイト・在宅ワーク)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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いくつかの新しいプロジェクトが動き出したので一緒に働いてくれる仲間を募集します。
事務所は若手スタッフが数名活躍しているので新卒の方でもすぐに馴染める雰囲気です。
仕事場は恵比寿駅の目の前なので走れば1分で山手線に乗れます。

【建築設計スタッフの募集】
住宅などの新築及びリノベーション/古民家改修/インテリアなどの場所づくりを行う設計事務所です。『地元は日本でしょ』を合言葉に都内近郊だけでなく、北は秋田~西は愛媛と小さなプロジェクトから大きなプロジェクトまで活動の幅を広げており、プロジェクトの大小問わず、お客様に寄り添える空間づくりを大切にしています。より一層おもしろい仕事ができるよう今後に向けて共に働いてくださる仲間を募集します。

原研哉とnoizによる、台湾・台南市の、台南市美術館でのアートインスタレーション「Shadow In Motion」
原研哉とnoizによる、台湾・台南市の、台南市美術館でのアートインスタレーション「Shadow In Motion」 photo©Kyle Yu
原研哉とnoizによる、台湾・台南市の、台南市美術館でのアートインスタレーション「Shadow In Motion」 photo©Kyle Yu
原研哉とnoizによる、台湾・台南市の、台南市美術館でのアートインスタレーション「Shadow In Motion」 photo©Kyle Yu

原研哉noizによる、台湾・台南市の、台南市美術館でのアートインスタレーション「Shadow In Motion」です。

2019年に台南市の中心部に新しくオープンした台南市美術館の、既存改修の地下駐車場と地上を結ぶ階段の境界に設置されたアートインスタレーション。

地下空間に導かれる自然光を特殊な配列のルーバーによってフィルターすることで、刻一刻と変化する光を、駐車場空間ならではの動的な視覚体験へと翻訳することを意図した。グラフィックデザイナーである原研哉氏とnoizのコラボレーションによる、四次元のグラフィックデザインの試みでもある。

楕円形の階段吹抜をふちどるように短冊状のアルミの薄板を3層に並べ、個々の短冊の回転角が連続的に変化する配置としている。層ごとに回転の位相や周期に微妙に変化をつけることで、インスタレーション自体が光の反射の向きや部分ごとの光量を調整する光学装置となると同時に、モアレ効果と楕円独特の曲率変化による動的な視覚効果を楽しむ装置となるように計画している。

建築家によるテキストより

設計においては、既存躯体の施工精度の低さや正確な施工図が存在しない状況に対し、躯体の3Dレーザースキャンを行うことで、全方位に1ミリ以下の精度で正確に形状データを取得して計画をおこなった。ベースとなる既存躯体データが正確であることが前提となってはじめて、光学的な精度でのルーバーの位置や回転角のパラメトリックな調整や、レーザーカッターによる厳密な施工精度の適用を、短工期かつ現実的な工程に落とし込むことが可能となった。

また、設計にはゲームエンジンによるリアルタイム・ビジュアライゼーションを全面的に活用し、静的なレンダリングでは得られない、移動や光源の変化に応じた動的な視覚効果の検証を行った。

建築家によるテキストより
“建築家条件付き土地”を提案する、栄港建設の「建築不動産部」が公式サイトを公開。建築家が抱える不動産に関するご相談や悩みごとをサポート
“建築家条件付き土地”を提案する、栄港建設の「建築不動産部」が公式サイトを公開。建築家が抱える不動産に関するご相談や悩みごとをサポート建築家条件付き土地_祖師谷プロジェクト / EANAによる提案(外観)。
“建築家条件付き土地”を提案する、栄港建設の「建築不動産部」が公式サイトを公開。建築家が抱える不動産に関するご相談や悩みごとをサポート建築家条件付き土地_祖師谷プロジェクト / EANAによる提案(内観)。

建築家条件付き土地を提案する、栄港建設の「建築不動産部」が公式サイトを公開しています。建築家が抱える不動産に関するご相談や悩みごとをサポートを行うとのこと。【ap・ad】

なぜ今、栄港建設が「建築不動産部」なのか

栄港建設は社内に設計部署を設けずに一貫して建築家の皆様とお仕事をしてまいりました。個性的でアイディア溢れる豊かな空間づくりを共に創り上げることへの喜びがあるからこそ、おかげさまで栄港建設はここまで成長することができました。

建築家の皆様への感謝の気持ち、そして、何かしらサポートできないかとの想いから、建築家の仕事に大きく関わる不動産をはじめ金融、税金など専門外の分野において建築家を尊重しながらサポートできる存在、「建築不動産部」をスタートさせました。

リリーステキストより

「建築不動産部」が考える建築家の現状とこれから

一例ですが、一戸建住宅の2019年着工数は、注文住宅286,200戸(建築家住宅を含む)、建売住宅147,522戸に対して建築家住宅11,200戸です。全体に占める割合は2.5%ほど(国土交通省「住宅着工統計」をもとに矢野経済研究所推計より)。成熟社会を迎えて暮らしの多様化が進んでいるにもかかわらず、建築家による新築件数は未だに低いシェアで推移しています。

そこで「建築不動産部」は、建設と密接に関連する不動産業界からアプローチすることで、建築家の仕事の幅・領域を広げ、活躍する場を増やすことができるのではないかと考えました。

従来の不動産的な発想ではなく、土地、街、地域の個別性を大切に読み解き、お客さま(オーナー)・建築家・施工の三位一体で街や地域の価値を本質的に高める不動産経営の実現を提供すべく、さまざまな問題解決や新しいコンテンツ創出に挑戦するのが私たちの使命です。

リリーステキストより

「建築家条件付き土地」については以下に掲載します。

村上智也 / BENDSによる、兵庫・淡路島の美容室「日毎」
村上智也 / BENDSによる、兵庫・淡路島の美容室「日毎」 photo©adhoc 志摩大輔
村上智也 / BENDSによる、兵庫・淡路島の美容室「日毎」 photo©adhoc 志摩大輔
村上智也 / BENDSによる、兵庫・淡路島の美容室「日毎」 photo©adhoc 志摩大輔

村上智也 / BENDSが設計した、兵庫・淡路島の美容室「日毎」です。店舗の公式ページはこちら

海、山と川、自然がそのままの形で残る淡路島で生まれ、神戸で美容師経験を積み独立を気に淡路島に移住を決断したオーナーさんの美容室、日毎 。
区画である築年数80年近い古民家は屋根裏にもスペースを持つ2階建て
増改築を繰り返す中でいびつな形の天井に様変わりし、必要な柱の何本かは欠損している状況でした
今回の業態には不必要な屋根裏部分を取り除き、5Mの高天井を持つ空間調整を行いました

屋根裏に鎮座する大梁、増改築の名残を持つ柱は時間の経過を感じさせるものであり、
その姿を新しく作り出す部分とどう絡めて共生させるかを考え、それぞれが干渉する部分に間を設け、白い帯で新旧の立体物を包む構成にしています

建築家によるテキストより
日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第4回 加藤幸枝・中編 「色彩を設計するための手がかり① 中山英之設計『Yビル』」
日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第4回 加藤幸枝・中編 「色彩を設計するための手がかり① 中山英之設計『Yビル』」

本記事は学生国際コンペ「AYDA2020」を主催する「日本ペイント」と建築ウェブメディア「architecturephoto」のコラボレーションによる特別連載企画です。4人の建築家・デザイナー・色彩計画家による、「色」についてのエッセイを読者の皆様にお届けします。色彩計画家、加藤幸枝氏担当の第4回目中編は建築家の中山英之氏の作品を測色し、判断の根拠を推測していただきました。

 
色彩を設計するための手がかり① 中山英之「Yビル」

text:加藤幸枝

 

以下の写真はクリックで拡大します

日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第4回 加藤幸枝・中編 「色彩を設計するための手がかり① 中山英之設計『Yビル』」「Yビル」(設計:中山英之建築設計事務所、2009年) photo©太田拓実

色彩を設計するためには、どういった視座や手法を身につけるべきなのでしょうか。
私自身は前編で述べたように、直近の、あるいはそれまでさほど気にされずに/放置されてきた色彩における課題に対する「解決策としての色彩設計」に職能としての必要性を感じ、積極的に取り組んできました。その考え方はもちろん新築の計画の際にも役立つものですが、設計という行為においては過去や現況を参照するだけでなく、色彩の現象性や色と色/色と素材とを組み合わせた時の効果や影響を充分に把握し、新しい環境の創造に活かしていくことが大切である、と常々考えています。
一方で私は、効果や影響は大きければよいというわけではない、とも考えています。

都市やまちは変わり続けるものです。周辺の環境や社会情勢等の変化をはじめ、日々の天候や季節の変化も対象にさまざまな影響を与えています。こうした影響とどこまで向き合い、対峙するべきなのか/断ち切って開拓する(・突き抜ける)べきなのか…。かれこれ30年、この仕事に係わる中でも、明確な答えは見つかっていません。
経験に基づき確信を持って言えることといえば、前編で述べた色彩の最大ともいえる特徴、「相互に作用しあう」という事象です。この特徴をできるだけ丁寧に観察し、分析・考察することで、「相互作用の程度や塩梅」を言語化することが可能になります。私はその観察の手がかりとして「色を測る」という行為を習慣化してきました。
建築家やデザイナーが色彩がもたらす影響や変化にどのように向き合い、設計において最終的な判断や決定を下す根拠を見出しているのか。3氏が手掛けた作品を実際に測色し、その数値を手掛かりに紐解いてみたい、と考えました。

  
わずかに黄みを帯びたグレイ/中山英之「Yビル」

以下の写真はクリックで拡大します

日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第4回 加藤幸枝・中編 「色彩を設計するための手がかり① 中山英之設計『Yビル』」「Yビル」(設計:中山英之建築設計事務所、2009年) photo©太田拓実

建設地を地図で確認してみると、これまでに何度も通りかかったことのある場所でした。T字の交差点にあり、多くの車両や歩行者から見られる環境です。
ビルの1階には現在、不動産を扱うテナントが入居されています。ファサード正面にある寒色系の帯看板(屋外広告物)は控えめなサイズと落ち着いた色調であり、周囲を見渡してみると、どのビルも同様に屋外広告物に対する工夫や配慮の様子が伺えます。
このエリアは港区の景観計画において「プラチナ通り周辺景観形成特別地区」に指定されており、通りに面する建築物は規模の大小を問わず、すべてが届出対象行為とされています。周辺の建物を含め、おそらく屋外広告物についても、建築物そのものや周辺との調和、通りの洗練されたイメージにふさわしい広告物のあり方や掲出方法について、さまざまな助言や指導が行われていることが推測できます。

外装のパネルは2.5Y 7.0/0.5程度でした。竣工から時間を経て、経年変化が見られるのかもしれませんが、完全なN(ニュートラル)系ではなく、間違いなくわずかに黄みのあるグレイでした(1階部分はすべて柱と建具で壁面がないため、写真のように離れた場所(公道から)から2階部分の測色を行いました)。向かって右側のビルの側壁面がN(ニュートラル)系でしたので、比較するとやはりYビルの方がほのかに色味があることがわかります。

【ap job更新】 オートデスクが、BIM製品の利用促進及び支援を行うシニアスペシャリストとRevitの技術サポートスタッフを募集中
【ap job更新】 オートデスクが、BIM製品の利用促進及び支援を行うシニアスペシャリストとRevitの技術サポートスタッフを募集中
【ap job更新】 オートデスクが、BIM製品の利用促進及び支援を行うシニアスペシャリストとRevitの技術サポートスタッフを募集中

オートデスクの、BIM製品の利用促進及び支援を行うシニアスペシャリストとRevitの技術サポートスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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オートデスク株式会社では顧客支援強化のためにスタッフを募集いたします。

オートデスクは、 3D 技術を使ったデザイン・設計、エンジニアリング、エンターテインメント向けソフトウェアのリーディング企業です。

製造、建築、土木インフラ、 CG /映像などの分野の設計者やデザイナーは、新しい作品やモノを作成するために、そのアイデアをコンピューターでデザイン・設計、データやプロセスの管理、可視化、シミュレーションします。オートデスクのソフトウェアはこうした用途で利用されています。

1982 年に AutoCAD を発売して以来、建築物や工業製品、ヒット映画やゲームの視覚効果など、私たちの身の回りにある多くのものでオートデスクの 3D ソフトが利用されています。特に、いま日本で盛んに進められているBIM化の波に対して、最新技術を取り入れた幅広いアプリケーション・サービス・プラットフォームを提供しています。

坂野由典 / 坂野由典建築設計事務所による、東京・世田谷区の、店舗併用住宅「Tsubomi House」
坂野由典 / 坂野由典建築設計事務所による、東京・世田谷区の、店舗併用住宅「Tsubomi House」 photo©Takumi Ota Photography
坂野由典 / 坂野由典建築設計事務所による、東京・世田谷区の、店舗併用住宅「Tsubomi House」 photo©Takumi Ota Photography
坂野由典 / 坂野由典建築設計事務所による、東京・世田谷区の、店舗併用住宅「Tsubomi House」 photo©Takumi Ota Photography

坂野由典 / 坂野由典建築設計事務所が設計した、東京・世田谷区の、店舗併用住宅「Tsubomi House」です。

都内に計画された、とても小さな店舗(cookie shop)併用住宅である。 小さなスペースと小さなテラスが、床のレベルをずらしながら連続していく。どこにいても完結されない立体的なワンルーム空間は、住まい手と店舗に訪れたお客に対して、小さいけれど狭くない環境を作り出す。1階のショップと他の住空間はガラス引戸のみで仕切られており、ショップから半階あがったダイニングキッチンではワークショップを開いたり、雨の日にお客さんに上がって待ってもらうなど、〈職〉と〈住〉の間にゆるやかな関係性を持たせている。

建築家によるテキストより

内部空間に光と風を取り入れるために、建物の角を切り落としていく過程で出来た形状は都市に芽生えた小さな「つぼみ」のようでもあり、これからも、小さいながらも発信し、成長していく建築になればと考えた。

建築家によるテキストより
建築雑誌『エル・クロッキー』の最新号(205号)がSANAAを特集。書籍収録の妹島・西沢と大西麻貴の対話パートが無料公開中

スペインを拠点とし高品質なモノグラフを刊行することで世界的に知られている建築雑誌『エル・クロッキー』の最新号(205号)がSANAAを特集しています。2015年から2020年までの作品を収録。本書籍に併せて収められている、妹島和世・西沢立衛と、o+hの大西麻貴との対話パート「Architecture and Environment as One. A Conversation with Kazuyo Sejima and Ryue Nishizawa, by Maki Onishi」がPDFで無料公開中です。

デイビッド・チッパーフィールドによる、ドイツ・パーダーボルンの、オフィス「Jacoby Studios」の写真。17世紀に修道院として建てられ、その後病院に転用された既存建築をさらに改修

デイビッド・チッパーフィールドのウェブサイトに、ドイツ・パーダーボルンの、オフィス「Jacoby Studios」の写真と図面が18枚掲載されています。17世紀に修道院として建てられ、その後病院に転用された既存建築をさらに改修した建築です。

The former ‘St. Vincenz hospital’ is situated in the medieval town centre of Paderborn next to the western tributary of the Pader Springs. The hospital moved out in 2013 and the existing complex has been converted into a new headquarters for a family-run company designed by David Chipperfield Architects Berlin.

The existing ensemble originates from a former seventeenth century Capuchin monastery. The buildings, which were used as a hospital from 1841 onwards, were severely damaged during the Second World War. Subsequently, the complex underwent several changes and extensions through reconstruction and later modifications. The conversion for the Jacoby Studios involved the removal of the post-war additions, exposing the historic building fabric of the monastery once again. In particular, the chapel façade, the cloister, the east building wing and the seventeenth century cellar were preserved and restored, creating a picturesque ruin structure made of quarry-stone masonry with the former cloister at its heart. The complex of monastery and annexes is embedded into a garden designed by Wirtz International.

New extension wings, ranging from two to three-storeys, are arranged in accordance with the orthogonal structure to the north, west and south of the original buildings. Through the historic entrance gate and the former chapel, visitors access the entrance foyer.

Echoing the historic situation, the ensemble appears once again in the cityscape as a well-balanced composition of different volumes. In the urban landscape of the Pader Springs, the new complex has its own sense of identity, while maintaining historic continuity.

ジャン・ヌーベルが計画している、サウジアラビアの、アルウラ砂漠にある砂岩の中に埋設されるホテルのCG動画 桐山啓一 / Airhouseによる、愛知・瀬戸市の住宅「瀬戸の家」
桐山啓一 / Airhouseによる、愛知・瀬戸市の住宅「瀬戸の家」 photo©矢野紀行
桐山啓一 / Airhouseによる、愛知・瀬戸市の住宅「瀬戸の家」 photo©矢野紀行
桐山啓一 / Airhouseによる、愛知・瀬戸市の住宅「瀬戸の家」 photo©矢野紀行

桐山啓一 / Airhouseが設計した、愛知・瀬戸市の住宅「瀬戸の家」です。

愛知県瀬戸市における住宅の計画。敷地は高台で南に森、西と北には眺望を得られる立地であった。

暮らしの中心となるLDKをまず2階レベルに配置し高さを確保して、3方向の景色に正対するよう大きな開口を設けた。そしてそれらに跳ね出しのバルコニーを備えた構成とし、LDKからはそれぞれの眺望を獲得することができるとともに外部との連続性を生み、それぞれの景色を内部でも外部でも楽しむことができる空間となった。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/10/19-10/25]
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/10/19-10/25]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/10/19-10/25)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. “建築と今” / no.0002「乾久美子」
  2. 長坂常 / スキーマ建築計画による、展覧会「まかない家具展/長坂 常」が開催。東京・千駄ヶ谷のスキーマの事務所1階が会場
  3. 興津俊宏による、大阪市の住宅「みんか2020」
  4. 空間構想による、東京・丸の内の、期間限定店舗「獺祭バー」
  5. 宮川清志 / SESNによる、東京・世田谷区の、集合住宅の住戸「Residence #502」
  6. 中村竜治建築設計事務所による、東京の3つのスペースでの展覧会の空間デザイン「Form #1:FormSWISS展会場構成」
  7. 日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第4回 加藤幸枝・前編 「色彩を設計するということ」
  8. 坂野由典 / 坂野由典建築設計事務所による、山口・下松市のカーディーラー「CAROLLA YAMAGUCHI NOZOMICHO」
  9. 興津俊宏+内田哲広による、福岡・朝倉郡の住宅「みんか2013」
  10. 長坂常 / スキーマ建築計画による、展覧会「まかない家具展」の会場写真とレポート。建築現場で見られるディテールとスキーマの創造性が融合した不思議な感覚のプロダクトを展示
  11. 山路哲生建築設計事務所の建築設計による、東京・新宿区の、築40年の宿泊施設のリノベーション「THE KNOT HOTEL SHINJUKU」
  12. 富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・北区の「四寸角の写真スタジオ」
  13. 富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、岐阜・恵那市の住宅「ドーマー窓の家」
  14. “建築と今” / no.0001「青木淳」
  15. 富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、埼玉・越谷市の、集合住宅の一住戸の改修「垂木の住宅(西川材)」
  16. 吉岡徳仁による、東京メトロ銀座駅に設置された、636個のクリスタルガラスを使用した作品「光の結晶」
  17. 越膳博明 / 乃村工藝社による、東京・港区の店舗「トレーディングポスト青山本店」
  18. 山口陽登 / YAPによる、京都の、集合住宅の住戸リノベーション「一乗寺の住宅」
  19. BIGの設計で、ヴァージン・ハイパールーフ社が次世代交通ハイパーループの認証センターを建設へ。商業展開する高速輸送システムをテストし、認証するための施設
  20. コム デ ギャルソンのデザイナーで経営者の川久保玲が、ニュースメディアの質問に答えているインタビュー動画。コロナ禍での心境も語る

福山博之による、山梨の、地質調査等を手掛ける企業のオフィス「GEEBEC 甲府支店」の写真。レベル差を設け動線と執務スペースを混在させつつも均整のとれたデザインが特徴的

福山博之のウェブサイトに、山梨の、地質調査等を手掛ける企業のオフィス「GEEBEC 甲府支店」の写真が15枚掲載されています。内部空間における、レベル差を設け動線と執務スペースを混在させつつも均整のとれたデザインが特徴的な建築です。

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