UNスタジオが設計した、中国・広州市の、スマホブランド・オッポの旗艦店の写真が10枚、designboomに掲載されています。
architecture archive
デイビッド・チッパーフィールドのウェブサイトに、スイスのチューリッヒ美術館の増築棟「Kunsthaus Zurich」の写真と図面が16枚掲載されています。

永山祐子とNTTファシリティーズが設計を手掛けている、アラブ首長国連邦の「ドバイ国際博覧会 日本館」の写真が公開されています。アラベスクと日本の麻の葉文様を組み合わせたファサード・デザインが特徴的な建築となっています。
万博会場では、日本館の建築工事も引き続き進められており、現在までに外観の正面部分であるファサードや諸室の内装仕上げが完成するなど、来年の開幕に向けて着々と準備が進められているとの事。
ドバイ万博は新型コロナウイルス感染症の影響による、当初の予定から約1年間の後ろ倒しされ2021年10月1日~2022年3月31日の期間開催されます。
こちらには、永山に日本館について聞いているインタビューがあります。
建築設計者コメント
永山祐子氏
「コロナ禍の中現地に赴くことができず、先日初めて完成に近い姿を目にすることができました。遠い中東の地での建築、山あり谷ありでしたが日本館の特徴である繊細な表現が見事に実現できました。施工者の方々、プロジェクトに関わる全ての人々の努力と熱意の表れです。多くの方に体験して頂きたいです。」
株式会社NTTファシリティーズ
「中東初の登録博において、日本と中東とが共感でき、現地の気候風土やコンテンツ文化とシンクロする建築をデザイン+エンジニアリングの両面から実現します。COVID-19のパンデミックにより、万博のテーマである”CONNECT”の重要性がより鮮明になった今こそ、技術的・文化的な繋がりを日本らしいきめ細やかな感性を通じて伝えたいと考えています。」


森下建築総研の、設計スタッフ(新卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
森下建築総研は、設計スタッフを
新卒、経験者の方など、幅広く募集します。建築を創るとき、なるべく根源から考えるように心がけています。先達が築き上げてきた社会システムは常に変化し、今や社会だけでなく地球規模の環境も激動しています。
自分たちには建築を設計することはできますが、これらの変化に順応するため、あるいは変動を鎮めるために建築も進化しないといけないと常々考えています。イノベートする建築の姿があるものと考え、それを探し出し創ることです。
出来上がった建築とはそれを創ることに専念した人々の一つの答えですが、それは特定解ではなく、幾千通りの中から抽出された偶然とも言えるでしょう。
唯、その偶然はそれを創る者の確信と信念に裏打ちされた物でないといけません。私たちは、海外でも、数々のコンベンシヨンに参加、レクチャーも行っています。コロナ禍の今、仕事の進め方も変容していきますが、いまも上海の水族館の設計なども行っています。
私たちの創るものが、サスティナブルな影響を世に与えると信じています。共に創造していただける人を募集しています!
水族館、チャレンジショップ、R&D施設、プロダクト・コンプレックス、輸入車ショールーム、公共施設、住宅などを設計・監理しています。また、プロポーザルにも積極的に参加しています。



山田守建築事務所が設計した、東京・千代田区の「日本武道館」です。1964年に山田守が完成させた建築を2019年・2020年と段階的に増築・改修しています。施設の公式ページはこちら。
日本武道館は、1964年アジア開催初の東京オリンピックを機に建設された。建設地は、皇居北の丸の一角であり、現在森林公園として整備開放された北の丸公園である。
多くの人々に愛され維持され続けてきた日本武道館は、2020年東京オリンピック開催に伴い、柔道・空手競技会場に決定した。オリンピックを機に施設性能の向上及び将来も末永く利用されるよう増改修工事が行われることとなった。
北の丸公園に建つ半世紀以上を経た歴史ある建築の保存継承の仕方も一つの課題であったため、イメージを継承する形で意匠性の向上及び安全性の向上を図りながら丁寧に設計を行った。



金山大+小泉宙生 / SWINGが設計した、大阪・枚方市の、ランドリーショップの改修「CLEANING&LAUNDRY MIYAKOYA」です。店舗の公式サイトはこちら。
ロードサイドの老舗ランドリーショップの改装です。
元のクリーニング&コインランドリーの機能やエリア分けはそのままに、経年で傷んだ内外装をリニューアルし、快適性と便宜性を高めることで地域住民の方々へ新たに訴求させることを求められました。
お客様の快適性や機能性を向上させるため、まずは混沌としていた既存サインと店舗のカラーリングを整理することから着手しました。店舗の更なる活用方法を吟味した結果、地域の方々のコミュニティーハブにもなることを目指し、「街のリビング」というコンセプトをベースにデザインを構築していきました。
広告塔となる外観は既存状態を活かしつつ、グラフィックサイン・外壁塗装・照明のみで大きく印象を変えることに成功しています。



田野宏昌+友藤桂子 / 田野建築設計室が設計した、大阪・高槻市の住宅「高槻の家」です。
高台の住宅地に建つ木造住宅。敷地は擁壁の上にあり、北側に起伏のある公園、東側に大きな調整池を見下ろす場所にある。
周辺は60年代にニュータウンとして建てられ、塗壁の外観に出窓や袖壁などの設えをもった良質な住宅群で形成され、小さな前庭には植栽が育ち時間がもたらす豊かな街並みがうかがえた。外観はこの場所で生まれ育ったデザインを引き継ぐように、出窓や深い軒、色合いや塗壁といったデザインを参照している。
公園風景を中心に周辺環境とどのように向き合うかを検討するにあたり、窓について考えた。絶景となる対象のない住宅地において、窓によって排他的に切り取られた風景を愛でるのではなく、窓からの風景が日々変化するその場所の日常風景として室内に入り込むことで、その場所に暮らしていることに意識的になり、その場所に住むことへの愛着に繋がればと考えた。


田中哲也建築構造計画 株式会社の、スタッフ・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
田中哲也建築構造計画では構造設計を一緒に楽しく頑張れる仲間を募集しています。
弊社では構造技術者としての安全性の確保や技術的な側面はもちろんのこと、プロジェクトの実現に向けた様々なハードルをクリア出来る様に、建築家をはじめとしたチームを構造の面からサポートします。建築は設計から完成するまでに多くの“人”とチームとして協働するため、“仲間”のことを常に心掛けながら一緒に苦労や喜びを共有できることを楽しみにしています。
これまで、
・インスタレーションから土木スケールの構造物まで
・RC造、鉄骨造、木造、ハイブリッド、免制震など様々な構造形式
・新築だけでなくリノベーション、耐震診断、耐震補強
・伝統木造(重要文化財)から新しい工法、素材までといった幅広いプロジェクトに携わってきた経験を活かしながら、より洗練されたデザインになる様に最適解の提案かつ新しいことへのチャレンジすることを心掛けています。
■弊社で得られること
将来独立を考えている人も大歓迎です。計画から設計、現場監理までの建築ができるまでの流れを全て経験できること、幅広い多くのプロジェクトを通じて将来の糧になる様な経験やノウハウを得られると思います。もちろん事務所を経営するノウハウも。


齋藤隆太郎が主宰する「株式会社DOG」の、設計スタッフ(正社員)を急募のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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設計スタッフ(正社員)を募集します。※急募
DOGでは、建築思想と建築計画の共有をテーマに、「良い塩梅」な建築設計を目指しています。
私たちは業務拡大のため2020年9月に北新宿のビル1Fをリノベーションし、新しい路面のオフィス構えました。現在世田谷の長屋や茅ヶ崎の住宅など複数のプロジェクトが動いています。大学研究室との協働プロジェクト等も今後始まります。
今までの建築作品の多くは雑誌やWEB等で対外的に発表しており、また展覧会出展の機会が多いことから、通常実務だけではない多様な設計業務が可能です。
またプロポーザルにも積極的に取り組みますので、意欲のある明るい方のご応募をお待ちしております。
※色々な建築家が遊びに来ます。
※大学院インターン(単位付与)やアルバイトも多く来ます。【代表/齋藤隆太郎】
1984 東京都生まれ
2006 東京理科大学工学部建築学科卒業
2008 東京理科大学大学院工学研究科建築学専攻修了
2008-2014 株式会社竹中工務店設計部
2014 株式会社DOG一級建築士事務所設立
2015- 東京大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程
2015- 日本工学院非常勤講師
日本建築学会の建築討論の2020年12月の特集「建築作品評価をめぐる素朴疑問 ─── 厳選5問に対する平易で偏った回答集」が公開されています。
建築作品って宿命的に「褒められ下手」なのかも。だってあまりにべったりと社会や時代にくっついている。どんな人のためにもつくられ、あまりに多様なスケールにわたって、何でも建築でございと節操がない。それにあまりにも共著者が多くて誰が作者なのかもケース・バイ・ケース。そんな模糊たる有象無象の海から、「作品賞」の名に値するものを選び出そうとしたとたん、たちまち数々の「?」が頭をもたげてくるのも無理はないというものです。
その「?」に対する回答集をお届けします。
以下は各論考への直接リンクです。




古谷誠章+NASCAが設計した、長野・水内郡の、畜舎兼事務所「アファン ホースロッジ」です。施設の公式サイトはこちら(公開されている訳ではないですがイベント等が企画されているようです)。
C.W.ニコルさんの依頼でつくった厩「アファン ホースロッジ」です。
馬といっても乗馬用の馬ではなく、荷物を運ぶ馬と共に生活するため、馬を繁殖させることのできる厩舎です。
馬房の隔壁には馬搬により運び出した間伐材による板倉工法を用いた木造の建屋で、馬房と馬の世話をするホースマンの生活の拠点となる管理等とが繋がっており、馬と人が常にそれぞれの気配を感じられるように全体が緩やかに湾曲した構成となっています。これは現代の「曲り家」ですね、ニコルさんと話をしていました。
管理棟にも馬房にもロフトが設けられており、ホースマンの寝室や、研修生やインターンが来た際の寝場所としても使うことができます。
馬はその体から冬場でもかなりの水蒸気を発するので、その湿気を開放するために、切妻の頂部には腰屋根状の換気塔を設け、常に重力換気がなされるように計画しました。
湾曲したその外観は、周囲の黒姫の山々の景観とも繋がるよう意識しています。



金山大+小泉宙生 / SWINGが設計した、大阪市のシェアハウス「HAYA OSAKA」です。
敷地は天王寺から自転車で数分の距離にあり、古くからの地域住民の繋がりが残る大阪市内には珍しい歴史の面影(環濠集落)のある街並みです。
エリア特性を調査する中で、近くにある神社のお祭りには、前面道路に地車が賑やかに練り歩き、横の公園では縁日もでて活気があるエリアの中心的な役割を担っていることも分かりました。
そのような地域に建つシェアハウスの相応しい姿とは、街に閉じたワンルームとは違い、地域と緩やかにつながる建築が望ましいのではないか?
公私の距離感のグラデーションをどのように建築計画に反映するか?
「住人同士 / シェアハウス / 街」 といったつながりを設定し、プランの推敲を重ねました。奥行方向が長い敷地形状を生かし、建物配置をL字型とすることで出来た中庭を、住人たちが自由に使える外部空間として位置付けました。菜園などができる余白を残した中庭からパーゴラのある開放的なテラス、そして床レベルを下げてテラスに近づけたダイニングスペースが繋がり、屋内から屋外へ自然に流れるような居場所の構成を試みています。
また、立体的で奥行き感のある場の構成や見え方、階段の上下移動の視線の動きにも配慮し、中間領域や移動空間も居場所になるようスタディコーナー、ライブラリーコーナー等の様々な居場所を点在させています。



小林良孝建築事務所が設計した、愛知・名古屋市の、集合住宅の一住戸を改修した事務所兼住宅「House I」です。
名古屋の都市部にある築40年を過ぎた集合住宅の一住戸のリノベーション。
もともと事務所として使われていた空間を一度解体し、まっさらな骨格だけを残して新たに事務所兼住宅として空間を再構築した。
この住戸は、4周全て外部に面し尚かつ南側が共用廊下に接しているため、南からの採光がとれないという、通常のマンション特有の間取りとは少し異なったキャラクターを持つ一室でした。
その一見短所ともとれる部分を長所に変換すべく空間を分節。居住のメインとなるLDKとワークスペースを長手方向に据え、東・西・北の3方向に開けられた開口部からの光が行渡るよう、壁で間仕切ることはしませんでした。
今回のリノベーションにおいて、無骨で重厚な印象を持つRCの柱梁の存在感からの解放を主題として考えました。
新築であれば構造も含めて総合的にデザイン出来るが、マンションのリノベーションにおいては、既にある構造躯体である柱梁を自由にさわることが出来ない。
その重たく存在を主張する柱や梁から解放され、その圧迫感を少しでも低減出来れば、生活ががもっと軽やかで自由に心地よく暮らせるのではないかと考えた。



岸名大輔 / BAUMが設計した、福井・鯖江市の、既存の工場兼事務所の改修「エクセル眼鏡」です。クライアント企業のウェブサイトはこちら。
福井県鯖江市は日本最大のメガネの産地であり、日本各地、世界中から視察に訪れる場所である。
約35年前メガネ工場兼事務所として建てられたこの物件は、建築当時丁寧に造られ長い間大切に使われていた建物であった。この古いながらも美しくかつ工場部分に合わせて1階の階高が5.3mという高さであるという特徴に注目し、同年代に日本各地で造られた名作美術館をイメージしコンセプトとした。部品の搬入などで出入りが多いエントランスは既存の位置とほとんど変えず、事務室と倉庫や給湯室といったバックヤード機能を集約させて動線をクリアにした。事務空間は閉鎖的になりがちだが、ガラス張りと天井が高い空間で開放感を持たせた。また間仕切り壁に木板を使用することで、躯体コンクリートの冷たい印象を緩和させた。
ピーター・ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「雑誌の季節」が公開されています。
青木淳と品川雅俊のASと昭和設計がプロポーザルで最適候補者に選ばれていた、長野の「松本平広域公園陸上競技場」の2020年11月時点での基本設計案がPDFで公開されています。プロポーザル時の提案書はこちらで閲覧可能です。こちらのページでは、設計者と関連団体等との協議経過と基本設計(案)がそれぞれの打ち合わせ段階ごとに公開されています。














