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日本建築設計学会が立ち上げた“第3回日本建築設計学会賞”の大賞を、山田紗子の「daita2019」が受賞

日本建築設計学会が立ち上げた“第3回日本建築設計学会賞”の大賞を、山田紗子の「daita2019」が受賞しています。

非公開で行われました大賞選定審査会にて大賞作品が決定しました。
審査結果は以下の通りです。

【日本建築設計学会賞大賞】
「daita2019」 山田紗子(山田紗子建築設計事務所)

【日本建築設計学会賞】(5作品)
「伊達の家」 青木弘司(AAOAA)
「UTSUROI TSUCHIYA ANNEX」 垣田博之(垣田博之建築設計事務所)
「サンカクヤネノイエ」 桑田豪(桑田豪建築設計事務所)
「古澤邸」 古澤大輔(リライト_D)
「金峯神社」 渡辺菊眞(D 環境造形システム研究所)

竹山会長からの審査講評につきましてはこちらよりご覧ください。
また、大賞を含む計6作品の授賞式は、社会状況を考慮して現状未定ですが、詳細決定次第お知らせします。

内田デザイン研究所による、神奈川・湯河原町の宿泊施設「三輪 湯河原」
内田デザイン研究所による、神奈川・湯河原町の宿泊施設「三輪 湯河原」外観 photo©小菅謙三
内田デザイン研究所による、神奈川・湯河原町の宿泊施設「三輪 湯河原」ロビー・バー photo©小菅謙三
内田デザイン研究所による、神奈川・湯河原町の宿泊施設「三輪 湯河原」三輪のスイート photo©小菅謙三

内田デザイン研究所が設計した、神奈川・湯河原町の宿泊施設「三輪 湯河原」です。

「三輪 湯河原」は有数の温泉地、湯河原にある全17室の小さなホテル旅館です。
周囲は静かな森に囲まれ、刻々と移り変わる自然の表情そのものがこの場所で味わえる非日常的な体験となります。 「朝日、森のささやき、鳥の声、雲の動き、星空・・・」 そういった土地が持つ豊かさ、時間の変化を取り込む建築と自然との一体感がコンセプトです。
黒いファザードは山の稜線に沿わせて左右に低く広がり、金のエントランスは朝日や夕日で光が浮かび上がるようにイタリアの特殊左官材で仕上げました。

デザイナーによるテキストより
ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツによる、ベトナム・ハロンの、建物の周囲に半屋外空間を備え植栽することで、人と自然の繋がりを作ろうとした住宅「Ha Long Villa」の写真と図面

ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツが設計した、ベトナム・ハロンの、建物の周囲に半屋外空間を備え植栽することで、人と自然の繋がりを作ろうとした住宅「Ha Long Villa」の写真と図面が25枚、archdailyに掲載されています。

元木大輔 / DDAAがセットデザインを担当した「AIR JORDAN 1 MID SE “FEARLESS” X FACETASM」のためのキービジュアルとブランディングムービー
元木大輔 / DDAAがセットデザインを担当した「AIR JORDAN 1 MID SE “FEARLESS” X FACETASM」のためのキービジュアルとブランディングムービー Art Direction / Design : Takahiro Yasuda(CEKAI) Photography : Tomoyuki Kawakami

元木大輔 / DDAAがセットデザインを担当した「AIR JORDAN 1 MID SE “FEARLESS” X FACETASM」のためのキービジュアルとブランディングムービーです。

AIR JORDAN と FACETASM のコラボレーションプロダクトのリリースに伴うアートディレクション、キービジュアル、ブランディングムービー、空間演出をCEKAIで担当。
再開発が進み、いつまでたっても完成しない都市。古いものと新しいものが交差する東京の中で、FACETASMの持つ空気感をビジュアライズした。元木大輔 / DDAAはCEKAIのメンバーとしてセットデザインを担当しています。
https://cekai.jp/work/air-jordan-1-mid-se-fearless-x-facetasm

建築家によるテキストより
浅野言朗建築設計事務所が2016年に完成させた、長野・軽井沢の、様々な素材とヴォリュームの空間の繋がりが特異な空間体験を生み出している別荘「森の階調/Gradation in the Forest」の写真と図面

浅野言朗建築設計事務所が2016年に完成させた、長野・軽井沢の、様々な素材とヴォリュームの空間の繋がりが特異な空間体験を生み出している別荘「森の階調/Gradation in the Forest」の写真と図面が29枚、archdailyに掲載されています。こちらにPDFの図面資料もありました。浅野は原広司+アトリエ・ファイ建築研究所出身の建築家。

【ap job更新】 創業約80年の実績を持ち、公共施設の設計を主体とした「株式会社 川喜田建築設計事務所」が、設計スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 創業約80年の実績を持ち、公共施設の設計を主体とした「株式会社 川喜田建築設計事務所」が、設計スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 創業約80年の実績を持ち、公共施設の設計を主体とした「株式会社 川喜田建築設計事務所」が、設計スタッフ・アルバイトを募集中横浜市コミュニティハウス

創業約80年の実績を持ち、公共施設の設計を主体とした「株式会社 川喜田建築設計事務所」の、設計スタッフ・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社川喜田建築設計事務所では、業務拡大により設計スタッフ・アルバイトを募集しております。

弊社は昭和11年の創業以来80余年間、横浜市を中心として数多くの公共施設・個人住宅・集合住宅・福祉施設等の幅広い建築設計を行って参りました。
施設を使う方や住まわれる方の視点に立って、お客様と共に創り上げてゆくというスタンスと、暮らしを豊かにし「良い建築を創る」という強い想いが大切だと思います。
また時代や環境の変化に柔軟に対応し、新しいことにチャレンジする情熱を持ち続ける事で持続的な成長が実現すると考えておりますので、コンペやプロポーザルにも積極的に応募し、設計者に特定して頂いております。

業務内容は、公共施設を中心として集合住宅やホテル等の様々なプログラムの建築について、企画・基本設計から実施設計、監理業務全般まで一貫して担当して頂きますので、効率良くスキルアップを図れます。
またスタッフは30代の若手中心なので、未経験者にも先輩が丁寧に指導してバックアップしますし、実務経験が浅い方もまずは設計アシスタントとしてプロジェクトを担当しながら、少しずつ仕事を覚えて頂ければと思います。

当社の将来を担って頂ける方を求めております。
横浜市優良建築設計者表彰を受賞した弊社で一緒に楽しく働きませんか。
建築が好きな方、デザインが好きな方、情熱に溢れた方のご応募をお待ちしております。

■弊社の特徴
・創業80余年の歴史、信頼と実績ある設計事務所です。
・官公庁の設計を主体としており、経営的にも安定しております。
・コンペやプロポーザル等にも積極的に参加し、受注しており、受賞歴も豊富です。
・上司からのトップダウンではなく、スタッフ個人個人のやりがいや思いを重視し、プロジェクトを主体的に進められます。
・事務所内外の交流会、見学会や勉強会なども定期的に行っており、スキルアップを図れます。

BIGによる、スイスの高級時計会社オーデマ・ピゲ本社を増築した博物館「Musée Atelier Audemars Piguet」の写真など

BIGが設計した、スイスの高級時計会社オーデマ・ピゲ本社を増築した博物館「Musée Atelier Audemars Piguet」の写真などが9枚、dezeenに掲載されています。

堀部安嗣建築設計事務所のサイトに、2019~17年の住宅や改修などの10作品が追加掲載

堀部安嗣建築設計事務所のウェブサイトに、2019~17年の住宅や改修などの10作品が追加掲載されています。

弊社のウェブサイトに以下の作品を追加いたしました。
是非ご覧ください。
https://horibe-aa.jp

・池川の家
https://horibe-aa.jp/work_092.html

・中野のマンション
https://horibe-aa.jp/work_100.html

・河内永和の家(改修)
https://horibe-aa.jp/work_102.html

・鎌倉大町の家
https://horibe-aa.jp/work_105.html

・秦野の家
https://horibe-aa.jp/work_107.html

・葉山の家
https://horibe-aa.jp/work_108.html

・南荻窪の家
https://horibe-aa.jp/work_109.html

・竹林寺 本坊・庫裏
https://horibe-aa.jp/work_110.html

・つくばのベーシックハウス
https://horibe-aa.jp/work_112.html

・城崎温泉 泉翠(改修)
https://horibe-aa.jp/work_116.html

小野寺匠吾建築設計事務所による、東京・江東区の飲食店「B squared」
小野寺匠吾建築設計事務所による、東京・江東区の飲食店「B squared」 photo©三嶋一路

小野寺匠吾建築設計事務所が設計した、東京・江東区の飲食店「B squared」です。
お店の公式サイトはこちら

東京都江東区深川の路面に位置するベーカリー・カフェ「B squared」の第1号店舗の設計である。

店舗サインのB2は、運営会社「Bread + Bean」の頭文字をとったものであり、「パンと豆」というシンプルなブランドアイデンティティをB squared(Bの2乗)として表現している。近年清澄白河や門前仲町の周辺エリアには焙煎設備を持ったカフェが増えてきているが、パン工場と焙煎設備の両方を備えたカフェはここが国内初であり、チャレンジングなプロジェクトとなった。

このチームには3人のプロフェッショナルがいる。パン職人、バリスタ、焙煎士である。ブランドの主役となるパンと豆(コーヒー)、そしてこれら専門分野に特化した職人たちの姿が生き生きと感じられるような店舗づくりを求められた。

建築家によるテキストより
西下太一建築設計室による、愛媛・松山市の住宅「西石井の家」
西下太一建築設計室による、愛媛・松山市の住宅「西石井の家」 photo©藤村泰一

西下太一建築設計室が設計した、愛媛・松山市の住宅「西石井の家」です。

土地面積25坪に対し、建築可能な延床面積はわずか20坪弱。南西の角地ということもあり、充分な採光が期待できるものの、人や車の往来も多く、周囲も住宅が建て込んでおり、敷地の持つ良い条件をそのまま住空間に取り込むには幾分障害を感じた。

そこで、道路側からの視線を遮りつつも光と風を取りこむ板塀を設え、敷地いっぱいにデッキを設けることで、限られた面積の中でも最大限に広がりを感じられるようにした。また、各所の開口部においても周辺環境を注意深く観察し、なるべく遠くを見通せる配置とすることで、閉塞感を感じることが無いよう配慮した。

建築家によるテキストより
「安藤忠雄氏らが2億円超を寄付 大阪の医療従事者を支援」(朝日新聞DEGITAL)

「安藤忠雄氏らが2億円超を寄付 大阪の医療従事者を支援」という記事が、朝日新聞DEGITALに掲載されています。

アンサンブル・スタジオが、2018年に行った講演の動画を、アフリカを拠点とするデザインメディア Design Indabaが公開

マドリッドを拠点とするアンサンブル・スタジオが、2018年に行った講演の動画を、アフリカを拠点とするデザインメディア Design Indabaが公開しています。毎年カンファレンスを開いておりその2018年に行われた際の動画が、2020年4月19日に公開されました。
彼らの作品はこちらから閲覧可能。大胆な構造体や素材の扱いが特徴的な建築を作り続けています。

谷繁玲央・寺田慎平・中村健太郎・橋本吉史・星野拓美・楊光耀による、建築における言説での連帯を目的とした組織「メニカン」のサイトで、活動アーカイブなどが公開中

谷繁玲央寺田慎平中村健太郎橋本吉史星野拓美楊光耀が運営する、建築における言説での連帯を目的とした組織「メニカン」のウェブサイトで、活動アーカイブなどが公開されています。

メニカン(メニー・カンファレンス)は、建築・デザインに関わる研究者・実践者の共同体。言説による分断の時代にこそ、言説による連帯を重視し、これを実現するための組織として2018年設立。中心的な活動は、ポスト・インターネット時代の研究者・実践者を集め、議論の場を作る「カンファレンス」の開催。2020年2月現在、その数は20を超え、のべ200人以上が参加した。建築・デザイン批評を生み出す複数の方法を通じて、同時代人が共有する言説の数を一つでも多く増やすべく活動を続ける。

和田寛司 / ランチ!アーキテクツが余白のある設計をし多くの施工者と現場で作り上げた、京都の築90年の既存町家の改修「DIG IN THE DOMA」
和田寛司 / ランチ!アーキテクツが余白のある設計をし多くの施工者と現場で作り上げた、京都の築90年の既存町家の改修「DIG IN THE DOMA」 photo©蒼光舎

和田寛司 / ランチ!アーキテクツが余白のある設計をし多くの施工者と現場で作り上げた、京都の築90年の既存町家の改修「DIG IN THE DOMA」です。和田は、アルファヴィル出身の建築家。

築90年の町屋改装プロジェクト。もともと九州に建てられていたものを京都に移築し、クライアント一家が4代暮らしてきた。この度、5代目の夫婦が暮らす事になり耐震も兼ねて二世帯住宅へ改装する運びとなった。これからの数世代が暮らせる現代的な生活に対応する空間をつくる。そのために、部屋数と容積をコントロールできる仕組みを考えた。

建築家によるテキストより

改修工事に際して解体してみないとどのようになっているのか分からない部分がたくさんある。既に幾度かの改装が入っており納まりにはばらつきがあって、全てに統一した納まりを適用して管理する事が難しい。現場での俊敏な対応が求められることになる。そこで、いっその事、不確定な部分は現場で即興的に設計し施工できる計画を考案する事にした。上記のような構造、機能、用途を計画した枠組み的な図面を作り、その中に空白をいくつも設けて、その部分については各施工者と相談し現場で即興的に設計施工してしまう、そういう「余白のある図面」を引いてみた。

建築家によるテキストより

彼との話をうけ「余白のある図面」をうまく機能させる為に、現場の組織のあり方について考えてみた。意図を共有しつつも、多様性を認め、施工者が自由に提案を行えるような、ヒエラルキーを極力持たない、組織が必要だと考えた。まず、分離発注形式で協力してもらえる専門業者や現場経験があるアーティストなどの非専門家でチームを組んだ。それから「余白のある図面」を見せて着工後の事について話し合った。設計者である僕自身も施工に加わる事になった。

建築家によるテキストより
松島潤平建築設計事務所による、東京の、メゾネット・アパートメントのリノベーション「TSUKUYOMI」
松島潤平建築設計事務所による、東京の、メゾネット・アパートメントのリノベーション「TSUKUYOMI」 photo©古末拓也
松島潤平建築設計事務所による、東京の、メゾネット・アパートメントのリノベーション「TSUKUYOMI」 photo©古末拓也

video©taschringo LLC.

松島潤平建築設計事務所が設計した、東京の、メゾネット・アパートメントのリノベーション「TSUKUYOMI」です。この作品は、北山孝二郎の設計で1991年に完成した集合住宅「砧テラス」の全体リノベーション計画の中で設計された、同集合住宅のモデルルームです(全体のリノベーションデザインは芦沢啓治が担当)。プロジェクトの公式サイトはこちら。また本作品に関する松島のインタビューも公開されています。

閑静な住宅地にある、変形したメゾネット・アパートメントのリノベーション。

屈折した既存平面からリビングの形状を整える際に生まれた余地の一部を“インナーバルコニー”として設え、住空間のなかにちょっとした見立ての外部空間を挿入した。息抜きのため、趣味性を高めるため、家事の補助のため、主空間からはみ出た衛星のような空間が、日々反復する行動のなかに彩りを与え、暮らしの多様性を生み出す場所となる。

建築家によるテキストより
針谷將史建築設計事務所による、栃木・那須塩原市の2世帯住宅「那須の長屋」
針谷將史建築設計事務所による、栃木・那須塩原市の2世帯住宅「那須の長屋」 photo©西川公朗

針谷將史建築設計事務所が設計した、栃木・那須塩原市の2世帯住宅「那須の長屋」です。

那須の豊かな自然環境の中に建つ、4世代7人のための住まいである。農家の広い敷地全体を居場所として感じられるように、平屋の建築をつくった。

ひとつの敷地に多世代にわたる家族同士が一緒に住むということは、それだけ関係性が多様化することになる。親世帯と子世帯、祖父母と孫など、家族同士の関係だけでなく、近隣や職場や学校も含めて考えると、直接的・間接的に他者や社会との接点は当然ながら増えていく。いくつかの種類のコミュニティが同時に存在するという意味では、限られた人しか入れない場所であっても、ある種の公共性が現れる。ここではその状況を自然に受け入れられるように、住宅とも非住宅とも捉えられる、多義的なスケールを持つ建築をつくれないかと考えた。

建築家によるテキストより

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