
森清敏+川村奈津子 / MDSが設計した、神奈川の住宅「鎌倉浄明寺の家」です。
考えの原点は「竪穴式住居」。さらに土間の上に床を一枚加えて屋根を大地より少しもち上げ、立体的な空間へと変化させた。2層部分は軒先側にいくほど天井が迫り、反対に中央は遥かに高い。方形屋根の架かる四辺それぞれは、山と谷、集落、そして空が広がる恵まれた環境で、それに呼応するように軒先をめくり上げ、景色の違う4つの間をつくった。めくり残した軒先四隅は、床を切り欠いて土間からの吹抜けとし、上下階を繋いでいる。

森清敏+川村奈津子 / MDSが設計した、神奈川の住宅「鎌倉浄明寺の家」です。
考えの原点は「竪穴式住居」。さらに土間の上に床を一枚加えて屋根を大地より少しもち上げ、立体的な空間へと変化させた。2層部分は軒先側にいくほど天井が迫り、反対に中央は遥かに高い。方形屋根の架かる四辺それぞれは、山と谷、集落、そして空が広がる恵まれた環境で、それに呼応するように軒先をめくり上げ、景色の違う4つの間をつくった。めくり残した軒先四隅は、床を切り欠いて土間からの吹抜けとし、上下階を繋いでいる。

元木大輔 / DDAA LABによるフルーツボウルをまとめたZINE「FRUIT BOWL」です。またZINの刊行に合わせて展覧会も開催されました。その情報等も掲載します。
「FRUIT BOWL」は、フルーツの置き場がなかったために事務所にある素材を使い作ったフルーツボウルの記録集。
素材もポリエチレンフォームと輪ゴムやクリップという最小限のもので、毎日形を変えて100日分、100種類のフルーツボウルが記録されている。
フルーツが置かれ、並べられ、包まれ、分けられ、曲線を描き、そして時には隠され…
ボウルのシンプルな形状の変化でフルーツの見え方もまた変化する。遊び心にあふれた、ささやかな探求の記録。


工藤浩平+小黒日香理 / 工藤浩平建築設計事務所が設計した、群馬・高崎市の「プラス薬局みさと店」と、実際にこの建築を訪問した6組の建築家たち(西澤徹夫・宮内義孝・榮家志保・澤田航・森純平・竹内吉彦)による感想を掲載します。
病院を含む医療・福祉系の施設はクロス、塩ビシートといった清潔感があるとされている設えがあたりまえの世界のなかに、外のようなラフであっけらかんとした空間をつくったり、薬局建築では無駄なものとされがちな大きな気積のある空間をどうつくるかという課題があった。結果、モノをとても合理的に経済的につくることでなし得たが、振り返るとそれは偽りの合理性、または免罪符に近いかもしれないと思ったりもした。地元ゼネコンに1.5倍の金額を提示されたとき、カタチを出すということは装飾的な一部なのかもしれないとも思ったし、透明な空間がいい環境をつくれているのかということにも私たちを立ち返らせてくれた。そういった思いを自分たちの中で払拭したいという気持ちで、必死にエンジニアリングやコストコントロールを行い、つくり手側に介入もしていった。その手続きは「私たちの」空間をつくりたいエゴなのかもしれないという迷いもあったが、立ち上がったモノの強さを目の当たりにして、そんなちっぽけな心配は消えていった。

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/4/20-4/26)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
※現在、トップページのランキングが不調の為、大元のアクセス解析からデータを抽出しています
澤田航+橋村雄一 / Sawada Hashimuraのウェブサイトに、東京・渋谷PARCO内の、ファッションブランド kolorの店舗の写真とドローイングが11枚掲載されています。澤田は能作文徳建築設計事務所出身の建築家で、橋村は、Tony Fretton Architects・Carmody Groarke・新素材研究所出身の建築家。
坂茂の大分県立美術館での建築展「仮設住宅から美術館まで」が、開幕延期に伴い設営の様子を伝える動画を5つ公開しています。
こちらは展覧会公式の概要。
大分県立美術館では、開館5周年を記念し、当館の設計者である世界的建築家、坂 茂氏の展覧会を開催します。
坂氏は、中国の伝統的な竹編み帽子から発想を得た屋根の構造を持つ「ポンピドー・センター-メス」(2010年、フランス)や、パリ郊外セガン島の音楽ホールを中心とした複合音楽施設「ラ・セーヌ・ミュジカル」(2017年、フランス)など、世界中で建築設計に携わっています。その一方で、1995年の阪神淡路大震災の「紙のログハウス」や「紙の教会」、2011年の東日本大震災に活用された「避難所用間仕切りシステム」、2008年の中国・四川大地震の復興支援では「成都市華林小学校紙管仮設校舎」を建てるなど、災害支援活動も続けられています。これら多方面に及ぶ活動が高く評価され、2014年に建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞されました。
本展は、坂 茂氏自らが設計した美術館での大規模個展です。坂氏が35年に渡りおこなってきた設計活動を、写真や図面、映像だけでなく、多数の実物大モックアップ(模型)でご紹介します。離れた場所にある建築を臨場案あふれるダイナミックな展示で、子どもから大人まで楽しんでいただける内容です。また25年に渡り世界各地で行ってきた災害支援活動についてもご紹介します。
その多角的な創作や活動とあわせて、当館を設計する中で考えた建物のフレキシビリティや、街に開かれた美術館への構想など、当館のコンセプトを体験できる会場構成もご覧いただけます。
その他の4つの動画は以下に掲載します。


植木幹也+進士茶織 / スタジオシナプスが設計した、群馬・安中市の住宅「安中の家」です。
計画地の南に、ぽっかりと空いた場所がある。
国道の拡幅工事の着工を待っている場所である。
まちは大きな時間の流れでとらえても刹那的に見ても、変化し続ける動的なものの集積でかたちづくられている。
この動的なものの切れ間にあり、それとは無関係にただ空いているこの空白地は、誰のものでもなく、待つという受け身の態度でもって「今だけ」という一時的な利用を許容するおおらかさがある。
またここに身を置くことにより、周りの流れているものを客観的に見ることができる。そしてそれは、流れるものと「ぽっかり」の関係を俯瞰する視点により見出される。
このような場所のあり方を発見した時、住宅の中に「ぽっかり」をつくる可能性を考えた。



岩橋翼建築設計事務所による、大阪の既存事務所ビルの3フロアの改装「広場のあるオフィス」です。
事務所ビルの7,8,10階の改装です。
設備の整理を図るために、天井と間仕切りを取り除いたところ、
小さな部屋に仕切られていたために隠れていた、連窓のカーテンウォールが様子を現しました。
初めてその大きな窓をみて、自然の光に包まれて打合せや作業ができる場所にしたいと考えました。


奥田晃輔+堀井達也 / OHArchitectureによる、京都・下京区の、元社員寮を、アートを体験できる宿泊施設への改修プロジェクト「朱雀宝蔵町のホテル」です。
この施設の公式サイトはこちら。
京都市丹波口駅南周辺には卸売市場が建ち並び、さまざまな食材が集まる場所がある。
朝は市場の活気であふれ、今も職住一体の文化が色濃く残っている。
今回の計画地であった建物はそんな卸売り市場で働く人のための社員寮であった。
クライアントからはこの社員寮をアートを体験できるホテル・レジデンスとすることを求められた。

カウンタースペースが手掛ける今年(2020年)のサーペンタイン・パヴィリオンが、来年(2021年)に延期されることが発表されています。カウンタースペースは、南アフリカを拠点とする1990年生まれの女性建築家3人(Amina Kaskar、Sumayya Vally、Sarah de Villiers)による建築設計事務所。2020年2月段階では「2020年6月11日~10月11日」の会期が発表されていました。掲載画像は建設が予定されてたパヴィリオン。彼女らは過去のサーペンタインギャラリーの設計者としては最年少です。そしてこのパヴィリオンを起点に、ロンドン全体にパブリックプログラムを展開することを計画していたようです。
BIGのビャルケ・インゲルスを特集した、Netflixによる約44分のドキュメンタリーが期間限定で無料公開しています。下部の操作バーから日本語字幕を表示させられます。2017年に公開されたものです。Netflixは教師に対し教室でのドキュメンタリー上映を許可していたそうですが、ロックダウン等でそれが難しくなったことを受け、一部の動画を期間限定で公開を開始したそうです。こちらのページで現在無料で全編が公開されている動画のリストを見ることができます。
長谷川豪の設計で建設が進められていた、静岡・浜松市の住宅が完成していて、長谷川がSNSで写真を公開しています。

大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIERが設計した、埼玉・さいたま市の住宅「三室の家 / 対の器」です。
大村はアーキテクテン・デ・ヴィルダー・ヴィンク・タユーでの勤務経験を持ち、東京理科大学坂牛研究室助手も務める建築家。中村は東京理科大学坂牛研究室卒業後、チリのマックス・ヌニェス・アルキテクトスに勤務する建築家。
この住宅の原型は長辺5.5m、短辺5.0mである二つの長方形平面の7寸勾配の家型が25.7度の角度で接合した形である。それぞれの二つの家型の中心に柱が置かれている。そして、それぞれの家型の端には間仕切りによって分割可能な室を設けている。駐輪スペース、アプローチに必要な庇を設けるために南東側の壁は後退し、倉庫を設けるために北西の壁の一部は外側へと伸びる。内部空間には、この二つの家型と相似形を持つ太陽光で満たされた天井の低い細長い空間と、主室に対して閉ざされた個室、風呂場、便所が矩形の箱として付与される。


井口里美+竹田和正 / 一級建築士事務所ageha.が設計した、東京・江東区の、ワークショップスペースを持つ薬局「三木青雲堂薬局」です。店舗のページはこちら(Google Map)。
木場(東京)に建つ町薬局。
これまで調剤機能と市販薬、日用品の販売を主としてきた。しかしeコマースの普及で日用品はもちろん一部の薬がインターネットでも購入可能となった。
このような時代において実店舗の在り方、有効活用の仕方についてクライアントから相談を受けたところから、このリニューアルプロジェクトは始まった。
曰くネットで商品が買える現在、物販面積を縮小しても地域の人たちが集い交流し癒される場所、食と健康を主としたワークショップなどを行い地域に発信できる場所が必要ではないかと...。


荻逃魚+梶山英幸 / N&C一級建築士事務所が設計した、神奈川・大磯町の、住宅「大磯の平屋」です。
新木場にある材木屋さんに出向き、直径900mm程もあるレッドシダー(米杉)の丸太を購入。これを部位ごとに適材適所で木取りし、ドアや造作家具の材料とした。
トロや赤身、中落など、まるでマグロを味わうかの如く、木と向き合った。木の特性である反りや、それに伴うゆがみを考慮し、あえて繊細なディテールを捨て、勝ち・負けをはっきりとつける納まりにトライした。
日本建築設計学会が立ち上げた“第3回日本建築設計学会賞”の大賞を、山田紗子の「daita2019」が受賞しています。
非公開で行われました大賞選定審査会にて大賞作品が決定しました。
審査結果は以下の通りです。【日本建築設計学会賞大賞】
「daita2019」 山田紗子(山田紗子建築設計事務所)【日本建築設計学会賞】(5作品)
「伊達の家」 青木弘司(AAOAA)
「UTSUROI TSUCHIYA ANNEX」 垣田博之(垣田博之建築設計事務所)
「サンカクヤネノイエ」 桑田豪(桑田豪建築設計事務所)
「古澤邸」 古澤大輔(リライト_D)
「金峯神社」 渡辺菊眞(D 環境造形システム研究所)竹山会長からの審査講評につきましてはこちらよりご覧ください。
また、大賞を含む計6作品の授賞式は、社会状況を考慮して現状未定ですが、詳細決定次第お知らせします。
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