シーラカンスK&Hが最優秀者に選ばれた、山形の「庄内町立図書館」設計プロポーザルの提案書が公開されています。
次点者の有限会社 マル・アーキテクチャの提案書(PDF)はこちら。審査講評についてはこちらのPDFに掲載。
※プロポーザル方式は、「設計者(人)」を選ぶものであり、技術提案書に表現されたイメージが、そのまま設計になるものではありません。今後、基本設計業務において、具体的な設計を進めていきます。
※ 技術提案書は、著作権が提案者に所属するため、印刷できない設定としています。
シーラカンスK&Hが最優秀者に選ばれた、山形の「庄内町立図書館」設計プロポーザルの提案書が公開されています。
次点者の有限会社 マル・アーキテクチャの提案書(PDF)はこちら。審査講評についてはこちらのPDFに掲載。
※プロポーザル方式は、「設計者(人)」を選ぶものであり、技術提案書に表現されたイメージが、そのまま設計になるものではありません。今後、基本設計業務において、具体的な設計を進めていきます。
※ 技術提案書は、著作権が提案者に所属するため、印刷できない設定としています。
OMA / 重松象平が、2019年9月10日にコロンビア大学で行った講演の動画です。
麻生征太郎建築設計による、神奈川の既存マンション1室の改修「横浜の住宅」です。
既存マンション1室の改修。
施主は60代の夫婦。
10数年ぶりにこの家で生活することになり、典型的な3LDKファミリー向けプランを、広くゆったり使える空間へ変えることになった。対象となった住戸は、傾斜地に立つRC壁式構造の建物の1階。南北に長い一室で、南東側にL字状の専有庭があり、内部は取り除くことのできない耐力壁が空間を三分割していた。
耐力壁間毎にスラブレベルが設定されており、気積をできる限り大きく取ろうと思うと、既存の間取りから大きく変更するよりも、部屋を細かく区切っていた間仕切り壁を撤去し、仕上げを調整することが最も有効な方法であると考えた。
スティーブン・ホールの建築展「Making Architecture」が建築倉庫ミュージアムで開催されます。会期は2019年11月8日~2020年1月18日です。2019年11月12日には、ホールの講演会も企画されているそうです。
アメリカを代表する建築家、スティーブン・ホールは72歳になった現在も、ニューヨークと北京にオフィスを構えながら精力的に活動を続けており、世界中で多くのプロジェクトが進行しています。ホールの設計の源は、毎朝描かれる水彩画であり、愛用する5”x7”(約12.7cm×17.8cm)のスケッチブックに描かれた水彩画はのべ3万枚を超えます。水彩画のイメージを基にし、3Dモデリングツールによってスタディされ、模型が制作され、またスケッチに戻る。原初的なアプローチと最先端デジタルツールの双方を駆使し、検討を繰り返すというプロセスからホール独自の建築が生み出されてきました。
この展覧会では、上海展から追加された6作品を含め、ホールの近作17作品を中心に、100点を超えるドローイングのほか、スタディ模型、プレゼンテーション模型、建築図面や映像など、のべ150点が日本初展示されます。模型とドローイングによるスタディを繰り返し、ホールがどのようにアイデアから実作に進めていくかのメイキング(プロセス)を垣間見ることができます。
『Making Architecture』、建築をつくる、そのシンプルかつ信念に溢れるホールの手法と、建築家がこだわり続ける創作の姿勢を是非ご覧ください。
なお、会期中の11月12日(火)には明治大学アカデミーホールにて、スティーブン・ホール特別来日講演会を開催いたします。
以下に、ホールのスケッチやニューヨークでの展示の写真を掲載します。
大月敏雄 / 東京大学+齋藤隆太郎 / DOG+佐藤晴男 / 佐藤設計による、岩手・陸前高田市「サービス付き高齢者向け住宅 ほっこり家」です。
津波で被災した高齢者を主たる対象とした、陸前高田市の社会福祉法人「高寿会」が運営するサービス付き高齢者向け住宅の計画である。
高台敷地取得後、東京大学建築計画研究室がワークショップなどによって形作ったマスタープランを踏まえ、今回の実施設計が着手された。このように、本事業は、「民間・大学のコラボレーションを踏まえた住宅復興事業」である点が特徴である。
次に、廊下を北側に配し南側に居室群を並べることがほとんどの高齢者施設計画に対し、あえて、居室を北側に配して南側の廊下を共同の縁側としながら、多様な内外の「居場所」を形成している点で、モデル性の高い建築計画を実現している。
西沢立衛と塚本由晴の対談が、エルメス主催のネットラジオで放送されます。放送時間は2019年9月14日17:00-18:00。リンク先ページから視聴できるようになるようです。今のところアーカイブの公開はないようです。
建築系のプログラムとして、中山英之の登場する番組もあります(こちらは2019年9月14日7:00-8:00の放送)。
同じ時代に生き、世界を経験し、互いに認め合いながらそれぞれの考える「建築」を続けてきた塚本由晴さんと西沢立衛さん。世界的建築家であるお二人が影響を受けてきた人、世界で見てきた価値観を変える建築、大好きな音楽やアートについて、また、お二人が考えるこれからの夢について語り合います。
磯崎新が設計して1983年に完成した、福井の住宅「中上邸イソザキホール」が限定公開されるそうです。会期は2019年9月13日~16日。建物内では磯崎の作品が展示されているとの事。会期中イベントも企画されていて、こちらは要事前申し込みだそう。
こちらのニュース記事に概要がまとまっています。こちらのページで建物の外観や内観の写真を見ることができます。
建築界のノーベル賞と呼ばれているプリツカー賞を受賞した磯崎新先生の作品展が9月13日から16日まで開催されます。
平田晃久が、台湾・新竹市の図書館設計コンペに勝利しています。現地のニュースサイトでも報じられています。
以下は、市長がfacebookに投稿した提案の画像。
関祐介のウェブサイトに、奈良の既存住宅の改修「House in Nishiyoshino」の写真と図面が23枚掲載されています。
猿田仁視 / CUBO Design Architectが設計した、山梨・西八代郡の、住宅とアトリエ「ARAY」です。
眼下に甲府の街、遠景には雄大な山々を臨む長閑な場所での計画。
敷地を2分割し、子世帯の住む母屋と、父母のアトリエの建築である。素晴らしい景観を最大限享受しながら、長閑な空気感を壊さないように建物は家形とした。
ピーター・ズントー事務所のプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「チューリッヒのコルビュジエ」が公開されています。
SUGAWARADAISUKE建築事務所が設計した、岩手・盛岡の、業務・地域拠点施設「ドアーズ本社屋」です。
盛岡を拠点とする住宅メーカー「ドアーズ」の本社ショールームと飲食系インキュベーションオフィス、地域イベントの会場として使われる業務・地域拠点施設です。この条件の異なる用途を一つの空間内に成立さるために採用したのが、円形の「ビックテーブル」です。
幹線道路に面した元コンビニの既存建物に対して、机やベンチが南北軸に平行する円形のビックテーブルを設置しました。
ビックテーブルとその周りの回遊動線の床や家具の高さ、素材や色に変化を与えることで、人の向きや姿勢、空間同士の距離感、正対する風景が異なる多様な居場所群をつくりました。
山口誠デザインの、設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
山口誠デザインでは設計スタッフ(正社員)を募集しています。国内外で、リゾートヴィラホテル、規模の大きい別荘などを中心に、オフィスビルなどのプロジェクトが進行中です。
私達は、他の専門領域の方々と一緒にプロジェクトを行っています。例えばリゾートヴィラであれば、シンガポールに拠点を置くホテルコンサルタント、オフィスビルではARUPと恊働するなどです。そのことで建築意匠設計の枠にとどまらず、専門的かつ複合的な視点をもってプロジェクトを進めることができます。
主にBIM(ARCHICAD)を使用しており、経験のない方には使用方法を覚えて頂く必要がありますが、BIMを習得しておくことは今後にとってとても有効なことだと思います。運営方針として、年間に設計に関わるのは多くて2-3物件程度で、今後もそのペースで進んでいく予定です。数多くのプロジェクトをこなすのではなく、3-4人の少人数の精鋭で、ひとつひとつ、全力で取り組むという姿勢を大切にしています。勤務は平日の10時から19時です。スタッフには、この時間内で効率的に仕事を行って頂くように希望します。事務所にいる時間を長くするのではなく、限られた時間を最大限活かして、質の高い結果を生み出して欲しいと考えています。
外国人のスタッフがいるので英語が話せると良いですが、必須ではありません。言語に関わらず、積極的にコミュニケーションできる前向きで明るい方を希望しています。
建築設計に熱意のある方からのご応募をお待ちしています。
日建設計 / 谷口景一朗(※元所員、スタジオノラ共同主宰)+茅原愛弓+康未来が設計した、東京・港区の「荒川ビル」です。
港区西新橋の街角に建つ、オーナー事務所・住宅・貸事務所が入居するオフィスビルの計画。
狭小敷地におけるオフィスの計画では必要なコアが各階の面積の1/4程度を占め、貸床面積の有効化と避難上の安全性の両立が課題となる。
通常建物裏側に隠され、非常時以外使用されない「避難階段」をあえて表に出し、日常使いを可能とすることで空間の有効活用を図り、外観へアクティビティが表出する、小規模ビルの新しい在り方を探った。ボリュームをえぐるように配置することで、各階ごとに平面形状や外部との関係が異なる、平屋を積み上げたようなビルとなる。
凸凹のファサードは建物形態の最大化を実現し、飛び出したボリュームは下階の日射遮蔽として寄与している。そして災害時には使い慣れた階段が避難経路になるのだ。
外部に開かれた階段は利用者の憩いの場所となり、その姿が建物のファサードとして街に新たな表情を与えることを目指している。
『「ガウディの再来」と言われた建築家、ベネチアで1000万円の罰金を課される』という記事が、ハーバービジネスオンラインに掲載されています。
OMAが制作した動画「Hospital of the Future」です。
Europe is known as the old continent. Current demographic trends may soon declare it the elderly continent. With the baby boomer generation gradually moving into retirement, the proportion of gainfully employed has decreased accordingly: in 1960, there were seven working-age persons for each one retired; in 2018, there were only three. As the post-war generation dwindles, the welfare state that served to define it is disappearing in tandem.
We may live longer, but we are by no means healthier. Increasingly, we face a different type of pathology: chronic ailments replace infectious diseases as the prevailing cause of morbidity and mortality. At the same time, Europe is running out of medical staff. By 2020, the EU will be short of 230,000 doctors, equivalent to 13.5% of its health needs. In a society where the elderly are likely to become the many, and caregivers become ever fewer, how are we going to take care of the next generations when they grow old or fall ill?
Will technological advancements save us? Will gene therapy, 3D printing of organs, artificial intelligence, 5G networks revolutionize healthcare, and by consequence the hospital building itself? Recent history makes a compelling case for skepticism: in attempting to keep up with the frenetic pace of research and development, any large hospital project is likely a casualty of its own eagerness to innovate: obsolescence upon completion…
What then, should the hospital of tomorrow be? Should it be an improved version of existing hospitals? Or, should it orient itself more widely and look at other buildings too – benign environments for people in general, irrespective of their medical condition? Should the hospital of the future be a building at all? Should the notion be expanded perhaps? What if we thought of the hospital of the future not as a finite architectural solution but as an urban project: a perpetual work in progress, a condition, much like the city itself – ubiquitous, ever-changing…
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