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【ap job更新】 デザイナーと協業して様々なブランド店舗を手掛ける、博報堂のグループ企業「ディー・ブレーン」が、施工管理職(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 デザイナーと協業して様々なブランド店舗を手掛ける、博報堂のグループ企業「ディー・ブレーン」が、施工管理職(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 デザイナーと協業して様々なブランド店舗を手掛ける、博報堂のグループ企業「ディー・ブレーン」が、施工管理職(経験者・既卒)を募集中

デザイナーと協業して様々なブランド店舗を手掛ける、博報堂のグループ企業「ディー・ブレーン」の、施工管理職(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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青山/銀座/六本木を中心に、国内外のトップデザイナーと協業しながら、多数の有名ブランドショップ案件を手掛ける博報堂グループ企業です。

【仕事内容】
有名ラグジュアリーブランド店舗や商業施設等の空間演出におけるトータルなプロデュースをお任せします。デザイナーや設計士との打ち合わせや工期調整、施工現場管理をお任せします。※工事作業は発生しません。

・現場管理だけでなく積算も行うため、内装ができるまでの一連に携わることができます。
・プロダクターからの下請け仕事ではなく、100%元請けです。
・3名~5名のチームで案件を担当します。

【ap job更新】 母子家庭向け居住支援にも関わり、“福祉と住まいの間”を追求する設計事務所「秋山立花」が、設計スタッフ(経験者・既卒)と CADオペレーターを募集中
【ap job更新】 母子家庭向け居住支援にも関わり、“福祉と住まいの間”を追求する設計事務所「秋山立花」が、設計スタッフ(経験者・既卒)と CADオペレーターを募集中
【ap job更新】 母子家庭向け居住支援にも関わり、“福祉と住まいの間”を追求する設計事務所「秋山立花」が、設計スタッフ(経験者・既卒)と CADオペレーターを募集中鵠沼の家01

母子家庭向け居住支援にも関わり、“福祉と住まいの間”を追求する設計事務所「秋山立花」の、設計スタッフ(経験者・既卒)と CADオペレーター募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社秋山立花は私たちとともに活動する設計スタッフ、CADオペレーターを募集いたします。
勤務地は横浜か京都を想定していますが、リモートワークにも対応しているので、ご都合に合わせて柔軟に対応します。
また、仕事と子育てを無理なく両立できるよう、時短勤務も可能です。

【秋山立花について】
秋山立花は「社会と人生に新しい選択肢を産みだす」ことを理念として設計活動を行なっています。
空間を設計するだけではなく、新しい仕組みや新しい制度を産みだしていくことによって、社会に選択肢を増やし、より良い未来を形作っていくことを目指しています。
主に福祉施設、店舗、住宅の設計が多い事務所ですが、他の事務所にない特徴の一つとして「福祉と住まいの間」の設計を行っていることがあげられます。

【福祉と住まいの間】
代表である秋山怜史は日本で初めてとなるシングルマザーシェアハウスの産みの親であり、現在はNPO法人全国ひとり親居住支援機構という、全国の母子家庭向けの居住支援を行う団体が加盟するNPOの代表も務めています。
この国の居住支援の選択肢はとても少なく、本来必要である「福祉と住まい」のちょうど中間に位置する支援や制度がほとんどありません。この何もなかったところに産みだされたのが、シングルマザーシェアハウスです。
いまでは、東京都豊島区や静岡県川根本町、群馬県など行政と協力をしているプロジェクトも生まれてきており、まさに、空間だけではなく、仕組みや制度から作っていっています。

【秋山立花に興味をもっていただいた方へ】
私たちの活動に興味をもっていただけましたら、ぜひ、ご連絡をください。
建築の可能性を信じ、建築を通じて新たな選択肢を産みだす。その一連の流れをぜひともに歩んでいただけましたら幸いです。
また、ご自身の感じている社会課題や取り組みたいことも積極的に応援いたします。一緒に新しい選択肢を産みだしていきましょう。

平田晃久建築設計事務所による、群馬・前橋市の「まえばしガレリア」。旧広場に建つ商業と居住の為の施設。街を盛り上げる“建築的な提案”との要望に、現地で感じた広場の“リアリティー”から着想して構想を開始。店舗と中庭からなる広場の上に“輪をなす住居群”が浮かぶ建築を造る
平田晃久建築設計事務所による、群馬・前橋市の「まえばしガレリア」。旧広場に建つ商業と居住の為の施設。街を盛り上げる“建築的な提案”との要望に、現地で感じた広場の“リアリティー”から着想して構想を開始。店舗と中庭からなる広場の上に“輪をなす住居群”が浮かぶ建築を造る外観、南側道路より見る。 photo:木暮伸也
平田晃久建築設計事務所による、群馬・前橋市の「まえばしガレリア」。旧広場に建つ商業と居住の為の施設。街を盛り上げる“建築的な提案”との要望に、現地で感じた広場の“リアリティー”から着想して構想を開始。店舗と中庭からなる広場の上に“輪をなす住居群”が浮かぶ建築を造る1階、店舗3(ギャラリー2)※ギャラリー2は4つのギャラリー(小山登美夫ギャラリー、rin art association、Art Office Shiobara、MAKI Gallery)が関わるスペース photo:木暮伸也
平田晃久建築設計事務所による、群馬・前橋市の「まえばしガレリア」。旧広場に建つ商業と居住の為の施設。街を盛り上げる“建築的な提案”との要望に、現地で感じた広場の“リアリティー”から着想して構想を開始。店舗と中庭からなる広場の上に“輪をなす住居群”が浮かぶ建築を造る4階、集合住宅部分、Room26 photo:木暮伸也
平田晃久建築設計事務所による、群馬・前橋市の「まえばしガレリア」。旧広場に建つ商業と居住の為の施設。街を盛り上げる“建築的な提案”との要望に、現地で感じた広場の“リアリティー”から着想して構想を開始。店舗と中庭からなる広場の上に“輪をなす住居群”が浮かぶ建築を造る外観、南側道路より見る、夜景 photo:木暮伸也

平田晃久建築設計事務所が設計した、群馬・前橋市の「まえばしガレリア」です。
旧広場に建つ商業と居住の為の施設です。建築家は、街を盛り上げる“建築的な提案”との要望に、現地で感じた広場の“リアリティー”から着想して構想を開始しました。そして、店舗と中庭からなる広場の上に“輪をなす住居群”が浮かぶ建築を造りました。施設の公式ページはこちら

この建物の用途をドライに記述するなら集合住宅+店舗になるだろう。
しかし、ここでつくりたかったのは、実はそういう言葉とは全く違う何かである。

建築家によるテキストより

「Qのひろば」というのが、この場所の呼び名だった。前橋の街に、九つの商店街があり、それらの道筋がアルファベットのQの字に見立てられることに由来する名前だ。僕たちは通常とは違う風変わりな依頼を受けた。前橋の人々が有志で共同出資し、この広場に何かをつくって、街を盛り上げたいので、建築的に何ができるか提案して欲しい、と。つまり依頼の本質は、その実駐車場になってしまっていたこの広場を、別の存在へと高めることだったのだ。

建築家によるテキストより

日本における広場というものに大抵僕はリアリティーを感じない。しかし訪れたその広場は、西洋の広場と言うよりは縄文の円形集落のようなスケールだった。住むことと広場をつくることを一体化させること。

広場は縄文のように閉じたものではなく、住人以外にも開かれたものでなければならない。経済的にも成立するスキームでなければならない。そこで輪をなす住居群を空中に浮かべ、その下に店舗と中庭が一体化した広場をつくる案が浮上した。全ての住戸は庭を持ち、全体はさながら一本の樹のようでもある。

建築家によるテキストより
大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(後編)。後編では、サテライトスタジオ・トイレの10施設を紹介

大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプトを掲載します。後編では、「サテライトスタジオ」「トイレ」の10施設を紹介します。前編はこちらからどうぞ

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、若手建築家による2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場内の「休憩所」「ギャラリー※1」「展示施設※2」「ポップアップステージ※3」「サテライトスタジオ※4」「トイレ」計20施設の設計業務が完了しましたので、各施設概要、設計コンセプト及びイメージパースを公開します。

20施設の公募については、1970年開催の日本万国博覧会(大阪万博)を担当した若手建築家が、その後著名な建築家となったように、大阪・関西万博においても若い世代の活躍、飛躍のきっかけとなるよう、将来が期待される若手建築家を対象に行ったものです。

「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインコンセプトの下、SDGs(持続可能な開発目標)達成につながる、意欲的かつ大胆な提案により、会場内に個性豊かで魅力的な博覧会施設を創出していきます。

※1・・・アート、アニメ、ファッション等の催事、各種展示会、フォーラム等の開催を想定した施設。
※2・・・「未来の暮らし(食・文化・ヘルスケア)」が体験できる『フューチャーライフエクスペリエンス)』と、「未来への行動」が体験できる『TEAM EXPOパビリオン』で行われる事業について、それぞれ発表・展示を想定した施設。
※3・・・音楽、トークイベント、お祭り等のイベント実施を想定した小規模ステージ広場。
※4・・・放送局の番組中継・収録用スタジオ。

以下、各施設のパース画像とコンセプト掲載します。

大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介

大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプトを掲載します。
前編では、「休憩所」「ギャラリー」「展示施設」「ポップアップステージ」の10施設を紹介します。後編はこちらからどうぞ

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、若手建築家による2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場内の「休憩所」「ギャラリー※1」「展示施設※2」「ポップアップステージ※3」「サテライトスタジオ※4」「トイレ」計20施設の設計業務が完了しましたので、各施設概要、設計コンセプト及びイメージパースを公開します。

20施設の公募については、1970年開催の日本万国博覧会(大阪万博)を担当した若手建築家が、その後著名な建築家となったように、大阪・関西万博においても若い世代の活躍、飛躍のきっかけとなるよう、将来が期待される若手建築家を対象に行ったものです。

「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインコンセプトの下、SDGs(持続可能な開発目標)達成につながる、意欲的かつ大胆な提案により、会場内に個性豊かで魅力的な博覧会施設を創出していきます。

※1・・・アート、アニメ、ファッション等の催事、各種展示会、フォーラム等の開催を想定した施設。
※2・・・「未来の暮らし(食・文化・ヘルスケア)」が体験できる『フューチャーライフエクスペリエンス)』と、「未来への行動」が体験できる『TEAM EXPOパビリオン』で行われる事業について、それぞれ発表・展示を想定した施設。
※3・・・音楽、トークイベント、お祭り等のイベント実施を想定した小規模ステージ広場。
※4・・・放送局の番組中継・収録用スタジオ。

以下、各施設のパース画像とコンセプト掲載します。

建築家の槇文彦さんが亡くなりました

建築家の槇文彦さんが亡くなりました。95歳でした。
ご冥福をお祈りいたします。

以下のように様々なマスメディアが報じています。

元木大輔 / DDAAとUDSによる、東京・渋谷区の「Mikkeller Kiosk Bar / ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」。ビアバーとカフェがひとつの区画をシェアする店舗。“普段からそこにあった様な”在り方を目指し、綺麗すぎない“少しのノイズとクラフト感”のある空間を志向。従業員と共にDIYで制作した家具類で場を構築する
元木大輔 / DDAAとUDSによる、東京・渋谷区の「Mikkeller Kiosk Bar / ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」。ビアバーとカフェがひとつの区画をシェアする店舗。“普段からそこにあった様な”在り方を目指し、綺麗すぎない“少しのノイズとクラフト感”のある空間を志向。従業員と共にDIYで制作した家具類で場を構築するテラスより内部を見る。 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAとUDSによる、東京・渋谷区の「Mikkeller Kiosk Bar / ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」。ビアバーとカフェがひとつの区画をシェアする店舗。“普段からそこにあった様な”在り方を目指し、綺麗すぎない“少しのノイズとクラフト感”のある空間を志向。従業員と共にDIYで制作した家具類で場を構築する左:「Mikkeller Kiosk Bar」、右:客席 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAとUDSによる、東京・渋谷区の「Mikkeller Kiosk Bar / ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」。ビアバーとカフェがひとつの区画をシェアする店舗。“普段からそこにあった様な”在り方を目指し、綺麗すぎない“少しのノイズとクラフト感”のある空間を志向。従業員と共にDIYで制作した家具類で場を構築する客席から「ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」のカウンターを見る。 photo©長谷川健太

元木大輔 / DDAAUDSが設計した、東京・渋谷区の「shibuya Mikkeller Kiosk Bar / ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」です。内装・外構設計をDDAAが、建築設計をUDSが手掛けています。
ビアバーとカフェがひとつの区画をシェアする店舗です。建築家は、“普段からそこにあった様な”在り方を目指し、綺麗すぎない“少しのノイズとクラフト感”のある空間を志向しました。そして、従業員と共にDIYで制作した家具類で場を構築しました。
本作品は、アーキテクチャーフォトにて特集記事として掲載した、同設計者が手掛けた宿泊施設「all day place shibuya」の1階にあります。店舗の場所はこちら(Google Map)。

all day place shibuyaの雰囲気をつくる重要な要素、1階のテナントにはデンマークのクラフトビールメーカーMikkellerと、ホテルのすぐ近くにもコーヒースタンドを持つABOUT LIFE COFFEE BREWERSが入っている。

朝から夕方までオープンしているカフェと、お昼から深夜まで営業しているビアバーという2つの店舗がひとつのスペースをシェアしているという珍しい形態での営業なので、それぞれ店舗のための2つのカウンターがある。朝から深夜までいつでもあいている、まさに“all day place”な場所だ。

建築家によるテキストより

店内にはホテルのエントランスから連続するように、緑のタイルを連続して使用した。
クラフトビールやスペシャリティーコーヒーの雰囲気も、何よりホテルのあり方としても、新築の綺麗すぎるデザインではなく、普段からそこにあったような、すこしのノイズやクラフト感があった方が良いと思った。

建築家によるテキストより

さらに、店舗スタッフのみなさんと家具をDIYで作ることを考えた。DDAAデザインのTri Stacking Stoolに加え、DIYを前提としたリートフェルトのfurniture you can make yourself(自分で作る椅子)のシリーズとエンツォ・マリのAutoprogettazione(セルフ・デザイン)のシリーズを制作している。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 株式会社 中倉徹紀建築都市設計が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 株式会社 中倉徹紀建築都市設計が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 株式会社 中倉徹紀建築都市設計が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中

株式会社 中倉徹紀建築都市設計の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社中倉徹紀建築都市設計では、業務拡大のため設計スタッフを募集します。

弊社は、OMA(Rotterdam)、Kuma & Associates Europe(Paris)、竹中工務店(文化商業・ホテル)での実務経験を経た中倉徹紀が、2020年に設立した一級建築士事務所です。「建築空間のデザインと新しい都市体験で人生を豊かに」というコンセプトの下、建築主にとっても設計者にとっても、楽しく実りの多い設計プロセスを実践しています。また、中倉は東京大学で建築意匠の助教を務めており、実務の中で建築の文化的・本質的な価値を常に探求しています。

現在は、福井県のビジターセンター、大阪万博の海外パヴィリオン、熱海市の別荘、長野県の工場・オフィスの全面改修、都内インターナショナルスクールのキャンパス計画、東京都北区の集合住宅など、数多くのプロジェクトが進行中です。また、音楽ホールのプロポーザルやホテルのコンペなどを通して、積極的にスタッフ間の知識共有と技能向上を図っています。

堀部安嗣による連載「建築の対岸から」。建築外の様々なジャンルの人たちに話を聞き、“いま、なぜ建てるのか?”を問う

堀部安嗣による連載「建築の対岸から」が、考える人に掲載されています。建築外の様々なジャンルの人たちに話を聞き、“いま、なぜ建てるのか?”を問う内容とのこと。2024年6月11日時点で、野池政宏と田瀬理夫に其々話を聞いた記事がアップされています。

【ap job更新】 革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中香川県直島町に建設したNESTING.

革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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設計スタッフ(正社員又は、業務委託)を募集いたします。

VUILDは、「『生きる』と『つくる』がめぐる社会へ」をビジョンに建築、家具、内装の設計からデジタル住宅サービス等のプロダクト開発など5つの事業を展開し、テクノロジーの力で誰もが作り手になれる世界の実現を目指しています。

NESTING事業部では、クライアントが自分で設計し、仲間たちと「ともにつくる」をコンセプトに、デジタルファブリケーション技術を用いた住まい・拠点づくりプラットフォーム事業「NESTING(ネスティング)」を展開しています。2023年12月には香川県直島に1棟目が竣工し、今年5月には2棟目が栃木県那須塩原市に竣工しました。現在、全国で次々と新しい案件のプランニングが進行中です。

建設業界の抱える人不足や材料費高騰などの課題、さらに森林保全や環境問題といった社会課題に対してもデジタルを取り入れた新しいアプローチで解決提案するサービスとして、TV、雑誌、WEBなどのメディアでも多く取り上げていただいています。

【設計スタッフ(フロントアーキテクト)仕事内容】
NESTINGの主体はあくまでクライアント自身であり、クライアントが欲しい拠点を自ら構想し、形にしていくことを目指しています。クライアントは住まいや拠点を建てるだけでなく、その場所を通じたコミュニティ形成や、まちとの関係づくりなどを目的とする方が多いです。

フロントアーキテクトは、クライアントがイメージする拠点づくりのアイデアを引き出し、専門家としての視点からプランや仕様のアドバイスを行います。従来の注文住宅のような「施主と提案者」という関係ではなく、プロとしての遵法性や安全性の確保のための前提条件を計画しつつ、施主が自ら検討したアイデアについての壁打ち相手として、拠点づくりに伴走するパートナーの役割を果たします。

・初期商談から受注・成約までのフロント対応
・建設予定地における法規チェック
・施主が実現したいアイデアを引き出す、設計ファシリテーション
・建設にあたって必要となる各種申請業務
・実施設計図面の作成など

ファラによる、ポルトガル・リスボンの住宅「house of countless windows」。通常よりも多くの階数と窓を備えた家。空間システムの各要素は“普遍的”で、数え切れないほど“繰り返す”ように設計。住居というよりも物理的な形をした“数式”に近い建築として構想
ファラによる、ポルトガル・リスボンの住宅「house of countless windows」。通常よりも多くの階数と窓を備えた家。空間システムの各要素は“普遍的”で、数え切れないほど“繰り返す”ように設計。住居というよりも物理的な形をした“数式”に近い建築として構想 photo©giulietta margot
ファラによる、ポルトガル・リスボンの住宅「house of countless windows」。通常よりも多くの階数と窓を備えた家。空間システムの各要素は“普遍的”で、数え切れないほど“繰り返す”ように設計。住居というよりも物理的な形をした“数式”に近い建築として構想 photo©francisco ascensao
ファラによる、ポルトガル・リスボンの住宅「house of countless windows」。通常よりも多くの階数と窓を備えた家。空間システムの各要素は“普遍的”で、数え切れないほど“繰り返す”ように設計。住居というよりも物理的な形をした“数式”に近い建築として構想 photo©francisco ascensao

ファラが設計した、ポルトガル・リスボンの住宅「house of countless windows」です。
通常よりも多くの階数と窓を備えた家です。空間システムの各要素は“普遍的”で、数え切れないほど“繰り返す”ように設計されています。住居というよりも物理的な形をした“数式”に近い建築として構想されました。


こちらは建築家によるテキストの翻訳です

この家は、通常の同様の状況にある家よりも、より多くの階数と窓を備えています。外から見ると、その家は期待されるものよりもずっと大きく、またずっと小さいです。小さな開口部の厳格なリズムが、中央の階段から左右に広がる居住スペースという秩序あるインテリアと出会います。内部では、窓の間に消えるスラブの厚みの中に巧妙に隠されたスキップフロアのシステムがあります。外周の内側では、壁はひとつとして不透明なものが残っておらず、代わりに各階に横断するガラスブロックの壁が空間を区切りながらも、次の空間へのかすかな視界を可能にしています。最上階のメインスペースはアーチ型天井の下にありますが、これは厳格なシステムの中で唯一の例外です。

ファサードのグリッド、プラン構造、そして全体的な空間システムは、パラメトリックな装置のように互いに依存しています。システムの各要素は普遍的であり、壁であれ、ドアであれ、窓であれ、手すりであれ、数え切れないほど繰り返されます。異なる素材間の尺度(20x20cmのガラスブロック、30x30cmの大理石タイルなど)は、各部屋を同じものにするマニアックなルールに貢献し、プログラム間の統一された関係や内部と外部の遷移を確立しています。その後に続くすべての決定、実用的、倫理的、美的な決定、そして今日行われている居住でさえも、この抽象的でありながら非常に具体的な現実の結果であり、それに寄与しています。

この住宅は応用定理です。その「家らしさ」を把握するのは容易ではなく、居住者はそれを見つけることを余儀なくされ、このプロジェクトを構成する一連の既定のルールから生まれた建築物の中にそれを強制することさえあります。このプロジェクトは、家というより、物理的な形をした数式に近いのです。

石上純也・向山徹・山﨑健太郎が登壇する「2024年 日本建築学会賞(作品)受賞者記念講演会『作品を語る』」が開催。建築会館ホールでの対面に加えて、オンラインでも同時配信

石上純也向山徹山﨑健太郎が登壇する「2024年 日本建築学会賞(作品)受賞者記念講演会『作品を語る』」が開催されます。建築会館ホールでの対面に加えて、オンラインでも同時配信されます。開催日時は2024年7月9日18時~。要事前申込。

nmstudioとHIGURE17-15casの会場構成による「第8回横浜トリエンナーレ空間設計」。横浜美術館にて“野草:いま、ここで生きてる”を主題に開催。93作家を紹介する空間として、建築から“円と四角”を引用して“緩やかな骨格”を与える構成を考案。其々の作品は“野草の様な”繊細な什器で支える
nmstudioとHIGURE17-15casの会場構成による「第8回横浜トリエンナーレ空間設計」。横浜美術館にて“野草:いま、ここで生きてる”を主題に開催。93作家を紹介する空間として、建築から“円と四角”を引用して“緩やかな骨格”を与える構成を考案。其々の作品は“野草の様な”繊細な什器で支えるグランドギャラリー、空間全体を見る。 photo©Forward Stroke
nmstudioとHIGURE17-15casの会場構成による「第8回横浜トリエンナーレ空間設計」。横浜美術館にて“野草:いま、ここで生きてる”を主題に開催。93作家を紹介する空間として、建築から“円と四角”を引用して“緩やかな骨格”を与える構成を考案。其々の作品は“野草の様な”繊細な什器で支えるギャラリー2、「わたしの解放(My Liberation)」展示風景、丹羽良徳の作品展示 photo©Forward Stroke
nmstudioとHIGURE17-15casの会場構成による「第8回横浜トリエンナーレ空間設計」。横浜美術館にて“野草:いま、ここで生きてる”を主題に開催。93作家を紹介する空間として、建築から“円と四角”を引用して“緩やかな骨格”を与える構成を考案。其々の作品は“野草の様な”繊細な什器で支えるギャラリー5、「わたしの解放(My Liberation)」展示風景、富山妙子の作品展示 photo©Forward Stroke
nmstudioとHIGURE17-15casの会場構成による「第8回横浜トリエンナーレ空間設計」。横浜美術館にて“野草:いま、ここで生きてる”を主題に開催。93作家を紹介する空間として、建築から“円と四角”を引用して“緩やかな骨格”を与える構成を考案。其々の作品は“野草の様な”繊細な什器で支えるギャラリー6、「流れと岩(Streams and Rocks)」展示風景、手前左:谷中安規の作品、手前右:スターニャ・カーンの映像展示、奥:エクスパー・エクサーの作品 photo©Forward Stroke

蜷川結+森創太 / nmstudioHIGURE17-15casの会場構成による「第8回横浜トリエンナーレ空間設計」です。
横浜美術館にて“野草:いま、ここで生きてる”を主題に開催されました。建築家は、93作家を紹介する空間として、建築から“円と四角”を引用して“緩やかな骨格”を与える構成を考案しました。そして、其々の作品は“野草の様な”繊細な什器で支えました。会期は2024年3月15日~6月9日です。展覧会の公式サイトはこちら

第8回横浜トリエンナーレの会場構成。
我々は主にメイン会場となる横浜美術館を担当した。

今回のトリエンナーレのテーマは「野草:いま、ここで生きてる」。中国の小説家、魯迅の詩集『野草』からとられた題が示す通り、多種の困難さをはらむ現実をたくましく生き延びる我々の姿を端的に表した言葉である。

アーティスティック・ディレクターから提示された空間構成のリクエストは大きく分けて3つ。「横浜美術館内に散らばる円と四角のモチーフ(丹下健三の設計による)の引用」、「透明と反射の対比の構造」、「新たな風景の提示」である。

建築家によるテキストより

展示作家数は、横浜美術館をメイン会場とする横浜トリエンナーレでは、過去最多となる93作家。準備段階ではまだ確定していない作品もある中で、膨大な作品数をどのように構成していくか、アーティスティック・ディレクターおよびキュレーターとの対話を重ねながら、手探りのなか、共に設計を進めていくこととなった。

建築家によるテキストより

最終的に、ギャラリー1・3・4・6・7の5つのギャラリーに対しては、円と四角からなる緩やかな骨格を与えることとなった。この骨格を下敷きとして、鏡面やポリカーボネートの仕上げを施した展示台やパネルを、パラパラと種を撒くように配置していく。それらは円と四角のモチーフに対して中立性を保つような、×(バツ)やジグザグの形状の、野草のように細く頼りない什器に力強く支えられている。

円と四角のゆるやかな骨格を土壌として、1つひとつが異なる野草のような什器がパラパラと立ち上がり、作品を支える、そんな風景を目指したのである(なお、スチールの角パイプで構成された架台は、会期後は分解して再び組み合わせて、今後の展示やワークショップの什器として再び使うことができる)。

「野草」、「円と四角」、「透明性と反射性」という言葉を拠り所にしつつ、それらの相反する関係を融和させるように、(これは、今回のトリエンナーレの社会に散らばる対比や衝突を顕在化し、融和していくという試みにも繋がる)、各ギャラリーの構成を進めていく。

建築家によるテキストより
アトリエMEME・第一宅建設計・ケイ設計による、北海道・中標津町の「ひがし北海道IT専門学校」。酪農×ITを学ぶ専門学校の計画。長時間滞在する教育の特徴から着想し、“居場所としての校舎”を志向。“家”に見立てた教室の“ずらした連結”と“ヒューマンスケールの開口”で“学生の居場所”を作り出す
アトリエMEME・第一宅建設計・ケイ設計による、北海道・中標津町の「ひがし北海道IT専門学校」。酪農×ITを学ぶ専門学校の計画。長時間滞在する教育の特徴から着想し、“居場所としての校舎”を志向。“家”に見立てた教室の“ずらした連結”と“ヒューマンスケールの開口”で“学生の居場所”を作り出す鳥瞰、北側より見る。 photo©グレイトーンフォトグラフス 酒井広司
アトリエMEME・第一宅建設計・ケイ設計による、北海道・中標津町の「ひがし北海道IT専門学校」。酪農×ITを学ぶ専門学校の計画。長時間滞在する教育の特徴から着想し、“居場所としての校舎”を志向。“家”に見立てた教室の“ずらした連結”と“ヒューマンスケールの開口”で“学生の居場所”を作り出す普通教室前から廊下の奥側を見る。 photo©グレイトーンフォトグラフス 酒井広司
アトリエMEME・第一宅建設計・ケイ設計による、北海道・中標津町の「ひがし北海道IT専門学校」。酪農×ITを学ぶ専門学校の計画。長時間滞在する教育の特徴から着想し、“居場所としての校舎”を志向。“家”に見立てた教室の“ずらした連結”と“ヒューマンスケールの開口”で“学生の居場所”を作り出す実習教室2から廊下側を見る。 photo©グレイトーンフォトグラフス 酒井広司
アトリエMEME・第一宅建設計・ケイ設計による、北海道・中標津町の「ひがし北海道IT専門学校」。酪農×ITを学ぶ専門学校の計画。長時間滞在する教育の特徴から着想し、“居場所としての校舎”を志向。“家”に見立てた教室の“ずらした連結”と“ヒューマンスケールの開口”で“学生の居場所”を作り出す廊下、出入口側を見る。 photo©グレイトーンフォトグラフス 酒井広司

八木敦之 / アトリエMEME第一宅建設計ケイ設計が設計した、北海道・中標津町の「岩谷学園 ひがし北海道IT専門学校」です。
酪農×ITを学ぶ専門学校の計画です。建築家は、長時間滞在する教育の特徴から着想し、“居場所としての校舎”を志向しました。そして、“家”に見立てた教室の“ずらした連結”と“ヒューマンスケールの開口”で“学生の居場所”を作り出しました。施設の公式サイトはこちら

北海道の東部に位置する中標津町は日本有数の酪農地域。
酪農業には近年、乳牛の健康管理、歩行誘導等さまざまな場面でIT/ICTが導入されている。これらに精通する人材育成が地域の課題となり、日本初の「酪農×IT」専門学校が地元行政や有志の支援のもと構想された。

建築家によるテキストより

この学校では、授業だけでなく放課後のグループワークや実習で学生が長時間学校に滞在することに着目。家のように心やすらぐ場所でもあってほしいと考え、「居場所としての校舎」のあり方を追求した。

建築家によるテキストより

教室を「家」と見立て敷地に沿って少しずつずらしながら連結。それらをヒューマンスケールの開口で接続することで棟間に程よい距離感を生み、学生の居場所を自然と生み出した。エントランスから進んでいくと開口をまたぐたびに多様な活動に出会い、街路や散策路を歩いているときのような期待感が生み出される。

この学校は住宅街の中にある。家がつらなったような立ち姿、フェンスなども一切ないランドスケープによりおだやかな町の風景と調和をみせる。事業主と行政の協力により実習棟は町のイベントスペースとしても活用され、学生だけではなく町の人たちも自然と集まる学校となる。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/6/3-6/9]
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/6/3-6/9]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/6/3-6/9)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 五十嵐淳建築設計事務所による、北海道の「House in Hokkaido」。本州から移り住む施主の為の住居。“ローカリティ”への応答と“普遍性”の獲得を目指し、多様な視点と働きかけに応えられる“おおらかな”空間を志向。時間の経過で“室名らしきもの”が移り変わる建築を造る
  2. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプトが公開
  3. 太田雄太郎 / 太 太 建築設計事務所による、東京・世田谷区の「千歳烏山の住戸」。祖母から引継いだ住戸の改修。過去の記憶への現代の生活様式の“上書き”を意図し、間仕切下地等を再活用した“ディテールの更新”で作る空間を志向。既存の小部屋を“ワークルーム”にし“暮らしの起点”とする
  4. tombow architectsとsunabaによる、茨城・つくば市の住宅「hut N」。古い住宅群が残る郊外の敷地。“土地に根差す生活”の切っ掛けとなり“周囲に意識も向ける”存在を求め、街並みを参照しつつも“少しの違和感”を与える建築を志向。切妻の量塊が浮かぶ様な“建ち方”の住宅を造る
  5. 津金愛理+フン・チョク・テイ / オンデザインによる、東京・世田谷区の住戸改修「拡がるリビングの家」。築40年の集合住宅内での計画。家族や友人とシェアできるリビングの要望に、集まるだけではない“様々な活動が同時多発的に起こる”空間を志向。個室の機能の一部も取り出してリビング内に多様な居場所を作る
  6. アリソン理恵と岡野愛結美による、東京・目黒区の店舗「ムーンスター自由が丘」。WSや展示なども行う靴メーカーの直営店。“物の背景への想像力”を取戻すような存在を目指し、施主企業の技術も使って制作した什器や照明で構成する空間を考案。建具と什器に可動性を与えて“柔軟な”平面も意図
  7. 坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「北町町家」。美観地区に建つ二世帯住宅。“街並の継承”と“家族の変化に対応”する住まいの要望に、平面を雁行させて敷地の前後に二つの庭を設ける建築を考案。住み手が“柔軟”に使えるように特徴の異なる複数の部屋を作る
  8. 森田悠紀建築設計事務所による、東京の「稲城の家」。緑地に面する北欧家具店を営む施主の為の住宅。竣工後に置かれる家具類の把握から出発し、簡素で実直な品々を納める為の“器”としての空間を志向。風景と家具の存在感と釣り合う“A”型の架構を持つ建築を造る
  9. 青木淳・西沢立衛・冨永祥子らが審査する、仙台市の「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」設計プロポの実施要領が公開。応募要件は比較的低めに設定
  10. MVRDVによる、オランダの「NIO・ハウス・アムステルダム」。リートフェルトの増築も施された19世紀築の建物を転用する計画。地域に貢献する“自動車ショールーム”として、上階に様々なパブリック機能を内包。施主企業のスローガンを参照して各階の色を段階的に変化させる
  11. 吉村靖孝建築設計事務所と塚越宮下設計による、山形・鶴岡市の「龍宮殿サウナ」。老舗旅館の一部を浴場とサウナに改修。最適な機能配置と耐震性強化を求め、既存柱を“木造トラス”に置き換え“反復”させる構造形式を考案。新設の躯体は既存建物の木造トラスと呼応して施設の“象徴性”も高める
  12. 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の実施設計概要
  13. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  14. チョウ・ミンスクによる、2024年のサーペンタイン・パヴィリオン「Archipelagic Void」。毎年1組が選定され造られる期間限定の建築。歴史ある敷地に“何を加えられるか”を探求し、白紙ではなく“周辺の多くの要素を考慮する”設計を志向。ヴォイドを中心として周りに“5つの島”を備えた建築を造る
  15. トラフ建築設計事務所による、大阪市の店舗「NUBIAN OSAKA」。延床約340㎡の衣料品のセレクトショップ。服の個性を“映えさせる”在り方を目指し、気積を活かして“ダイナミックでミニマル”な空間を構築。什器類のデザインで“浮遊感”という特徴も空間に付与する
  16. 平田晃久の建築展「平田晃久―人間の波打ちぎわ」が、練馬区立美術館で開催
  17. 久米設計による、熊本の「八代市新庁舎」。震災復興の一環として計画。“災害への強さ”と“文脈と呼応”する建築を目指し、床と天井を地域産木材の“CLTトラスユニット”工法で造る建築を考案。城の石垣の再利用なども行い“土地の記憶を継承”も意図
  18. 成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜の店舗「JINSイオンモール各務原店」。既存店のリニューアル計画。商品配置の“計画的な型”を意識し、そのまま形にする“普遍性”と多様な展開が生む“固有性”を両立する設計を志向。型を守りつつ可変性のある“家型の什器”を考案して空間を構成
  19. 平田晃久の練馬区立美術館での建築展「平田晃久―人間の波打ちぎわ」の入場チケットをプレゼント。“からまりしろ”を掲げて様々なプロジェクトを手掛ける建築家の展覧会。模型・スケッチ・インスタレーションを通して、平田建築を包括する新しい言葉“波打ちぎわ”を体験的に理解できる空間がつくられる
  20. 真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、神奈川・葉山町の住宅「sunny bitters」。山裾の傾斜地の旗竿地に計画。ガラスを張り巡らせた“浮遊感”のある建築で、一体的に繋がる内部空間には様々な高さの“座れる居場所”が連続。其々の場からの視線の抜けも意識して設計

湯浅良介による、京都市の、けんちくセンターCoAKでの建築展「TEMPO++」。他者との対話を通して“オートマティック”に建築を創作する建築家の展示。近作の“TEMPO”に焦点を当て、図面・模型・映像などの複数のメディアで表現。加えて絵本に着想を得たドローイングシリーズも公開
湯浅良介による、京都市の、けんちくセンターCoAKでの建築展「TEMPO++」。他者との対話を通して“オートマティック”に建築を創作する建築家の展示。近作の“TEMPO”に焦点を当て、図面・模型・映像などの複数のメディアで表現。加えて絵本に着想を得たドローイングシリーズも公開 photo©堀井ヒロツグ
湯浅良介による、京都市の、けんちくセンターCoAKでの建築展「TEMPO++」。他者との対話を通して“オートマティック”に建築を創作する建築家の展示。近作の“TEMPO”に焦点を当て、図面・模型・映像などの複数のメディアで表現。加えて絵本に着想を得たドローイングシリーズも公開 photo©堀井ヒロツグ
湯浅良介による、京都市の、けんちくセンターCoAKでの建築展「TEMPO++」。他者との対話を通して“オートマティック”に建築を創作する建築家の展示。近作の“TEMPO”に焦点を当て、図面・模型・映像などの複数のメディアで表現。加えて絵本に着想を得たドローイングシリーズも公開 photo©堀井ヒロツグ

湯浅良介による、京都市の、けんちくセンターCoAKでの建築展「TEMPO++」です。
他者との対話を通して“オートマティック”に建築を創作する建築家の展示です。近作の“TEMPO”に焦点を当て、図面・模型・映像などの複数のメディアで表現します。加えて、絵本に着想を得たドローイングシリーズも公開されます。会期は、2024年6月23日まで(※月・火・水休館)。また会期中にトークイベントも企画されています(詳細は末尾に記載します)。展覧会の公式ページはこちら

近年、ドローイングや住宅建築、また展覧会などで注目を集める建築家湯浅良介。
湯浅氏にとって建築とは常に自身も含めた他者との対話、あるいは他者の介入によってオートマティックに決定される創作物です。

建築家が考えた強いコンセプトによって全体が制御されることよりも、複数の原理や主体性が空間を決定していくことで、断片的なイメージがコラージュのように展開し、分裂症的な全体像が浮かび上がります。

それは建築をただ人間の用のためのプロダクトとしてではなく、それ自体が自律したミステリアスな隣人として共棲するという、人と建築の本来的/根源的な関係性を想起させます。湯浅氏が描く特徴的なドローイングもまた建築の持つこの自律的な想像力に向けた表現の可能性を追求するものだと言えます。

キュレーターによるテキストより

本展では昨年発表された商品化店舗付き住宅「TEMPO」にフォーカスし、建築を図面や模型のみならずドローイングや映像、AIコラージュなどの複数のメディアによって多層的に表現します。

積み木のような遊戯性や可愛らしさを感じさせる全体像からは、この住宅が物語の中の架空の住宅のようにも見えますが、実際の敷地やクライアントが未定という商品化住宅特有の条件や、ZEH(Net Zero Energy House)という現代的な環境性能の担保が重要な鍵になっています。

シンプルな幾何学的エレメントの組み合わせは、状況に応じて組み合わせや大きさを変化できるという可変性を担保しつつも、結果的にクラシカルな建築の普遍性にも結びついています。また、ともすれば技術的な操作が主題になりそうなZEHへの対応においても、湯浅氏はそのことをむしろ契機として、住宅を人の暮らしと地球や宇宙のリズムが響き合う場であると捉え直し、通俗的な環境問題とは異なるナラティブ(物語)を並置します。

キュレーターによるテキストより

またTEMPO関連作品にプラスし、絵本から着想を得て描かれたドローイング「Where The Wild Things Are」も展示します。物語の世界に生息する、それ自体が生き物のような想像上の建築たちは親しみやすさと同時に、どこか不気味さを感じさせます。
さらに会場の窓に本展のためのドローイングをプラスしてもらいました。これら性質の異なる3つの展示を通して、湯浅氏の建築に向かう思考に迫ります。

キュレーターによるテキストより

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