SHARE 鈴木エドワードさんが亡くなりました
建築家の鈴木エドワードさんが亡くなりました。asahi.comが伝えています。wikipediaのページはこちら。公式サイトでも作品の閲覧が可能です。
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[ 転勤中の留守宅を「設計した建築家が管理する」という発想。中野区発『birdプロジェクト』とは ]という記事が、Forbesに掲載されています。西久保毅人 / ニコ設計室の活動を取り上げています。西久保のinstagramによるとハーバード大学の建築学科の大学院生なども宿泊したりしているようです。


加藤吉宏アトリエが設計した、愛知・名古屋市のヘアサロン「WESTORY」です。
ヘアーサロン「WESTORY」は、名古屋市中心部から車で30分ほどに位置する守山区の郊外に計画された。この敷地は、もともと畑であった土地を前面道路の高さまで盛り土とし、造成された敷地は外周を法面の緑地帯とした。駐車場は砕石敷とすることで、より自然感のあるヘアーサロンとした。敷地面積496.82㎡に木造平屋建の134.99㎡の建築を計画した。
自然光の多く入るヘアーサロンは、遮光を全てブラインドに頼れば内部空間としてのデザイン性を表面化することが薄くなり閉鎖的になってしまうが、この建物の屋根は一枚の片流れの屋根とし、部分的に南側のグランドラインまで延びている。斜めに切り取られた屋根からの延長である壁が直接的な内部空間への遮光となり、断片的に内部の様子を伺えるファサードとした。敷地の両側は駐車場となり、その中央部のコンクリートの歩道が壁の隙間から建物へとアプローチされる。エントランスは、覆われた壁と屋根の開口部から光が差し込み、陰影が建物の形を浮き上がらせるのである。

建築設計事務所SAI工房 / 斉藤智士が設計した、大阪・八尾市の住宅「melt」です。
信貴山の麓に位置する住宅地での計画です。
敷地は間口5.6m 奥行き23.7mと細長い敷地。クライアントは30代の夫婦と子供2人で、 緑を身近に感じる住まいを求められました。緑を身近に感じる住まいとは、どこからでも、緑を眺めることが出来る住まいてではなく、外部空間を住み手が積極的に利用し、緑と共に成長する住まいと考えました。
例えば、木の下でお昼寝をしてみたり、 葉っぱを触ってみたり、新しく仲間となる木や花を植えたりなど、緑と一緒に風や匂いを直で感じる時間を過ごすことが、都市社会の中で忘れつつある原体験と豊かな生活を生み出せるのではと考えました。
高松宮殿下記念世界文化賞の2019年度の建築部門受賞者は、トッド・ウィリアムズ&ビリー・チェンが選ばれました。youtubeに公式のコメント動画が掲載されています。2016年のオバマライブラリー設計コンペの勝利などで知られています(公開されている計画案の画像などはこちらに)。過去の建築分野の受賞者のリストはこちらに。
※2019/9/18追記。アワードの公式サイトに日本語での紹介テキストが掲載されています。

後藤周平建築設計事務所が設計した、静岡・浜松市の住宅「半田山の家」です。
河岸段丘を開発してできた住宅街、その緩やかなひな段状の土地のひとつが敷地である。
周辺一帯の住宅は、作られた年代もデザインもバラバラで、その雑多さによって、地面の段差が連続していくという土地の特徴を際立たせている状況にあった。場所によって微妙に高さの変化が異なるので、思いがけず遠くの家が見えたり、近くの家が見えなかったりする。その街並みの段差をトレースするように、3つに分割した住宅のボリュームを段状にずらしながら連続させた。3つのボリュームのそれぞれ高さが半分になるところを2階の床とすると、内部の床も高さの異なる3つの段に分割される。段によって連続しつつも緩やかに空間が分節され、立体的な街並みの構造が住宅内部にも反復している。

建築設計事務所SAI工房 / 斉藤智士が設計した、京都の住宅「wall pillar」です。
京都市内の中でも特に景観規制が厳しい地域での住宅プロジェクトです。外壁や屋根、ボリューム、色彩まで厳しく規制されており、さらには建蔽率が30%という条件であった為、シンプルな伝統的な構成で自由な空間を獲得し、敷地全体を有効活用出来るかを考えました。また京都市で引き継がれてきた形態や文化を再考し、現代のライフスタイルに適応した住空間を計画するということを主題としました。
『世界遺産ながら家賃約14万の「賃貸住宅」 ガウディ作カサ・ミラの住み心地』という記事が、JPRIMEに掲載されています。
西沢立衛の講演も行われる、西沢立衛の第5回「吉阪隆正賞」授賞式・記念シンポジウムが開催されます。開催日は2018年11月18日。要事前申し込み。入場無料。
■日時 2019年11月18日(月) 18時00分~20時30分(17時30分開場)
■会場 アテネ・フランセ4階ホール
(「水道橋駅」から徒歩5分「御茶ノ水駅」から徒歩7分)
(会場地図:http://www.athenee.net/culturalcenter/access.html)
■プログラム
1)授賞式 (18時00分~18時30分)
2)記念講演(18時30分~19時30分)
講演者:西沢立衛
3)フリーディスカッション(19時30分~20時30分)
コメンテーター:内藤廣/北山恒/後藤春彦/田中滋夫/中谷礼仁/藤井敏信
■主催 吉阪隆正賞実行委員会
■共催 早稲田都市計画フォーラム
■参加申し込み 事前申し込みを推奨します(定員130名)
事前登録フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScYJV_Ki8bUZhKsnzUAFhum-gKUT_1QZkRaDyE2NjSJfqnSYA/viewform?usp=sf_link
■入場料 無料

大野友資 / DOMINO ARCHITECTSによる、デジタル世界のホームセンター「BABEL」です。こちらからダウンロード可能です。
建築家が設計過程で製作した3Dデータをアーカイブ、公開できるサイトARCH-ABLE https://arch-able.jp/のローンチに合わせて、デジタルの世界にホームセンターを設計した。
デジタル・ホームセンター「BABEL(以下バベル)」は六角形の部屋が上下左右に無数につながっていく3Dのデータで、ダウンロードして3DCADで開くことで自由にデータ空間内を移動、閲覧することができる。ホルヘ・ルイス・ボルヘスによる短編「バベルの図書館」では、無限に繰り返し接続していく六角形の書庫に古今東西のあらゆる書物が所蔵されていたが、このバベルには古今東西のあらゆる金物の実測3Dデータが陳列されている。
ボルト/ナット、足場単管、スイッチプレートやカーテンレール。あらゆる日常的な金物の3Dデータが揃っている。複数の金物の3Dデータがバベルというひとつの建築の中にまとめられていることで、形状やサイズを比較検討することができるし、それまで知らなかったアイテムに偶然出会うかもしれない。VR技術が今後普及するにつれて、データを閲覧するインターフェースとして空間の持つ重要性は今後ますます高くなっていくだろう。
陳列されているデータは3Dプリンターなどで現実世界に出力することで、実際に触ったり使ったりすることができる。もちろんシンプルに3DCADで家具などを設計する際の寸法資料として使ってもいいし、レンダリングなどの添景として使ってもいい。
設計者の一人で館長の青木淳が解説する、「京都市京セラ美術館」の特別見学会が開催されます。開催日は2019年11月16日。要事前申し込み。「京都市京セラ美術館」は既存の京都市美術館を改修したもので2015年8月に青木淳・西澤徹夫設計共同体が設計プロポで受託候補者に選ばれていました。審査当時の、青木・西澤による提案書はこちらで閲覧可能。また2019年4月に、設計者の青木が館長を務めることが公開されていました。その際の青木のコメントはこちらで。正式なリニューアルオープンは2020年3月21日。
近代建築として高く評価されている建物の意匠を保存・継承しつつ,現代的な機構を加えて,どのように生まれ変わったのかを,基本設計者でもある青木館長が解説。その後,参加者に館内を自由見学していただきます。
⑴ 日時:令和元年11月16日(土曜日)
ア 午後3時30分~午後4時55分 イ 午後4時20分~午後5時45分
⑵ 会場:京都市京セラ美術館
⑶ 募集人数:各回200名(多数抽選)
⑷ 主な内容:ガイダンス,館長によるレクチャー,建物内見学
⑸ 参加費:無料
⑹ 問合せ・申込先10月1日(火曜日)~20日(日曜日)に,「京都いつでもコール」へ電話,FAX又は電子メール(「京都いつでもコール」のホームページから)でお申し込みください。
当選者には,10月下旬に郵送で通知します。
TEL:075-661-3755,FAX075-661-5855
※ おかけ間違いにご注意ください。
※ お申し込みの際は,イベント名,希望時間,参加者全員の氏名・フリガナ(1申込みにつき2名まで),郵便番号・住所,電話番号をお伝えください。

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2019/9/9-9/15)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
ギャラリー間での次回の展覧会「増田信吾+大坪克亘展 それは本当に必要か。」の概要が公開されています。現在行われているのは「アーキテクテン・デ・ヴィルダー・ヴィンク・タユー展」です。
以下、公式の概要です。会期は2020年1月16日~3月22日。
TOTOギャラリー・間では、独自性に富んだ建築作品を生み出している若手建築家ユニット 増田信吾+大坪克亘の個展「それは本当に必要か。」を開催いたします。
たった1枚の住宅の塀から設計活動を始めたふたりは、その後、初期の代表作「躯体の窓」、また、「リビングプール」においては「第32回吉岡賞」を受賞するなど高い評価を受け、建築界の注目を集めました。
彼らは、敷地のなかで「場」に大きく影響する境界や窓、躯体、基礎といった部位に着目し、大胆な解決方法を提示します。その際、そこで営まれる生活や周辺環境に対しても細やかな「観察」と「診断」をおこない、設計すべき対象を見極めて適切な「計画」へと導いて行きます。その行為からは、恣意的なものを排除して客観的に対象と向き合おうとする、ふたりの設計に対する純粋な姿勢がうかがえます。
その過程を経ているからこそ、周囲と溶け込みながらも強い存在感を与える彼らの建築は、私たちの既成概念をくつがえし、日頃見慣れた風景が違って見えるような新鮮な感動を与えてくれるのです。本展覧会では、増田信吾+大坪克亘の初期の作品から「始めの屋根」、「街の家」、「つなぎの小屋」、「庭先のランドマーク」などの近作までの設計過程を敷地模型やモックアップにより紹介します。本当に設計すべきことをどのように見出し、環境の中で定着させていくのか、彼らの探求の軌跡をご覧ください。
(TOTOギャラリー・間)


株式会社ofaの、設計スタッフ(正社員)・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
私たちは建築設計を軸に、インテリアから住宅、公共建築、みちづくりやまちづくりなど、多様な規模と方法で環境のデザインを行う建築設計事務所です。
特定の用途に偏らず、住宅から保育所・温泉施設・図書館・サイクリングロードまで、多様なプロジェクトに取り組んできました。
ありうべき都市や地域、社会に向かって、建築を通して何が創造できるかを考え、デザインを通して実現したいと思っています。
コンペやプロポーザルに積極的に参加しています。ワークショップなど設計プロジェクトへの住民参加支援など、地域と共に進めるプロジェクトデザインにも取り組んでいます。事務所は少人数体制です。早い段階から建築設計の全体像をつかみながらプロジェクトの核に携わり、計画から設計・監理まで一貫して取り組めるように考えています。得られる経験は設計業務全般にわたります。
プロジェクトの初期からスタッフや協力専門家と議論しながら設計を進め、スケッチや3D、模型によるスタディを重ねます。設計過程のBIM対応を含め、建築の技術、社会性など幅広い視野と興味を持ってデザインを行っています。プロジェクトの意味やビジョンなど、根幹からクライアントと一緒に考え、提案する場合もあります。
構造設備や照明、ランドスケープ、グラフィック、住民活動支援など様々な専門家との協働を通して、プロジェクトの魅力や価値を高める機会を楽しみに、大切にしています。プロジェクトの大小に関わらず、建築を通して社会に新しい価値を提案し、生まれた空間によって暮らしや地域が変わっていく過程に、ダイレクトに携われることがofaでの仕事の魅力です。
建築設計をベースに、プロジェクトの企画や作り方、デザイン、将来の地域や都市、社会の姿まで、一緒に考えて提案し、デザインして、実現したい方を募集します。
SALHAUS・カワグチテイ建築計画設計共同企業体による、新しい金沢美術工芸大学の画像が5枚、PDFで公開されています。協力事務所として仲建築設計スタジオもチームに参画しているとの事(ソース)。2018年9月に最適設計者の選定が発表されていました。
金沢美術工芸大学は開学から70年が過ぎ、これまで工芸、美術、デザインの分野で多くの作家やクリエーターを輩出してきました。
現キャンパスは古い建物で築40年を経過したものがあるなど老朽化が著しく、また、現代の創作環境に対応できないこともあるなど多くの課題があります。
そこで、本市では、文教地区である金沢大学工学部跡地への移転整備を、「世界の交流拠点都市金沢重点戦略計画」(平成26年)に盛り込みました。
当室では、金沢美術工芸大学の移転整備に係る業務を行います。

山路哲生建築設計事務所が設計した、東京・渋谷区の、完全キャッシュレスのコーヒースタンド「KITASANDO COFFEE」です。店舗の公式サイトはこちら。
完全キャッシュレスのコーヒースタンド。本店舗は今後多店舗展開する為の1店舗目であり、それらの旗艦店として設計を依頼された。不動産屋事業を行うツクルバと協働し、まずは建物のプログラムの組み換え、ゾーニングの変更から始めた。もともと1棟オフィスビルだった場所の1階部分を10坪だけ飲食店に変更、前面の10坪の外部駐車場もまたデッキに変更し、商業の無かった通りに人の集まることのできる小さなコーヒースタンドをつくった。当オフィスビルで働く方々はもちろん、近隣の住民や近くで働く人々が気軽に立ち寄ることができるため、コーヒー1杯がチケットのパブリックスペースとなっている。
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