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藤田雄介 / Camp Design inc.による、東京・新宿区の「外堀通りの住宅」


all photos©長谷川健太

藤田雄介 / Camp Design inc.が設計した、東京・新宿区の「外堀通りの住宅」です。

家具と建具の間

50㎡程のマンションの改修である。これくらいの広さの部屋に、LDK+寝室+水回りを収め狭苦しさを感じないようにするには、動線となる部分も部屋の一部として取り込んだり、間仕切り壁で部屋を構成せず、ワンルームでありながら各々の領域を緩やかに仕切ることが重要になる。
今回は、部屋の中心に高さ1820mmの造作物を配置して、寝室・ワークスペース・収納を取り込みつつ、全体として回遊性のある構成をつくり出した。この造作物の壁厚は41mmにしているが、建具も同じ厚みにしており、家具と建具の間のような存在として緩やかな流れのある場所を生み出している。

平田晃久研究室(京大)らによる、京都・北大路のシェアハウスが、入居者を募集中

平田晃久研究室(京大)らによる、京都・北大路のシェアハウスが、入居者を募集しています

平田晃久研究室(京大)らによる、京都・北大路のシェアハウスが、入居者を募集しています。リンク先に図面やパースなどが掲載されています。

リノベーションスクールなどで知られる建築家・嶋田洋平を特集するドキュメンタリー「建築を、あきらめる(仮)」がクラウドファウンディングで資金を募集中

リノベーションスクールなどで知られる建築家・嶋田洋平を特集するドキュメンタリー「建築を、あきらめる(仮)」がクラウドファウンディングで資金を募集しています

リノベーションスクールなどで知られる建築家・嶋田洋平を特集するドキュメンタリー「建築を、あきらめる(仮)」がクラウドファウンディングで資金を募集しています。
以下は、募集に関しての予告動画。

中山英之による、東京・世田谷の住宅「弦と弧」の写真 島田陽・ドットアーキテクツ・加藤比呂史らが、京都の元小学校のグラウンドを敷地に、制作した体験型インスタレーション作品の写真

島田陽・ドットアーキテクツ・加藤比呂史らが、京都の元小学校のグラウンドを敷地に、制作した体験型インスタレーション作品の写真が、ours-magazine.jpに掲載されています

島田陽ドットアーキテクツ加藤比呂史らが、京都の元小学校(現:京都芸術センター)のグラウンドを敷地に、制作した体験型インスタレーション作品の写真が18枚、ours-magazine.jpに掲載されています。この作品の公開は終了しています。
イベントの公式概要は以下。

監修・五十嵐太郎。日本・ドイツ・フランスの若手建築家による、一週間だけの仮設集落創造プロジェクト始動。

この夏、京都芸術センターのグラウンドにて、日本・ドイツ・フランスという異なる背景を持つ建築家たちが、可動式の仮設集落を創出する新しいプロジェクト「建築Symposion(シンポシオン)-日独仏の若手建築家による-」を実施します。それに先駆け、監修の五十嵐太郎と参加建築家6組によるキックオフシンポジウムを開催します。
本シンポジウムで議論し生み出されたコンセプトやテーマを基に、各建築家が8月の設営に向けてプランを練ります。異文化の建築家が創り出す空間を、創作過程も含めてお楽しみください。

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、エストニア・タリンの、湾岸施設のマスタープランコンペの勝利案の画像

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、エストニア・タリンの、湾岸施設のマスタープランコンペの勝利案の画像がdezeenに掲載されています

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、エストニア・タリンの、湾岸施設のマスタープランコンペの勝利案の画像が6枚、dezeenに掲載されています。

スタジオ・ラモスによる、アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊の、バラガン建築の影響も感じられるポロ用の馬の厩舎の写真

スタジオ・ラモスによる、アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊の、バラガン建築の影響も感じられるポロ用の馬の厩舎の写真がdezeenに掲載されています

スタジオ・ラモス(Estudio Ramos)が設計した、アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊の、バラガン建築の影響も感じられるポロ用の馬の厩舎の写真が19枚、dezeenに掲載されています。こちらでにバラガン設計の厩舎の写真をたくさん見ることができます。アーキテクチャーフォトでは馬のための建築として、古谷デザイン建築設計事務所による「森のクラブハウスと馬主クラブ棟」を特集記事として掲載したことがあります。あわせてどうぞ。

OMAの設計で完成した、フランスの、都市計画の考え方にインスパイアされた、教育機関エコール・サントラル・パリの新施設の写真

OMAの設計で完成した、フランスの、都市計画の考え方にインスパイアされた、教育機関エコール・サントラル・パリの新施設の写真が、OMAのウェブサイトに掲載されています

OMAの設計で完成した、フランスの、都市計画の考え方にインスパイアされた、教育機関エコール・サントラル・パリの新施設の写真などが14枚、OMAのウェブサイトに掲載されています。模型写真や配置図なども掲載されていて、施設の構成が良く分かります。

TEDでの建築家グレース・キムの講演「コ・ハウジングでもっと幸せに もっと長生きに」(日本語字幕付)

TEDでの建築家グレース・キムの講演「コ・ハウジングでもっと幸せに もっと長生きに」です。日本語字幕付です。

寂しさは必ずしも孤独から生まれるものではありません。建築家のグレース・キムは、寂しさは周囲の人々との社会的な関係性により生まれるものであり、自身の居住環境から生まれることも珍しくないと言います。キムは、孤独を癒やす昔ながらの処方箋について語ります。それはコ・ハウジング(共住)、つまり隣人と空間を共有したり、お互いと知り合ったり、助け合ったりする暮らし方です。独特の着眼点から生まれたこのトークに耳を傾けて、住まいや、そこでの暮らし方を考え直してみませんか。

ツバメアーキテクツによる、埼玉の「半仕上げの保育所」


all photos©ツバメアーキテクツ

ツバメアーキテクツが設計した、埼玉の「半仕上げの保育所」です。

[半仕上げという方法]
丁寧に幾重にも配慮を重ねつつも、余白を残しながら空間が作り出せないだろうか。

このような問いからスタートした我々は[半仕上げという方法]を試すことにした。園児の手が届くところのクオリティをできる限り高めようとしたときに「半仕上げ」という方法にいたったということである。

まず空間の下半分、つまり園児が触れる「巾木」、「腰壁」、「枠」、「家具」、「建具」などを一体的に木で連続的に作った。

そして、各壁面に先ほどの木部と連続するように家具を設えた。家具は、二つ以上の機能を与えることで、且つ、それらを向かいあわせることで空間の重ね使いを促すことを目指した。例えば、「舞台と絵本棚」と「ダンス鏡と映画スクリーン」、「黒板と押入れ」と「先生机とファイル棚」といった具合である。

また天井も、面積の半分だけ塗ることにし、ペンキを塗る部分と黄色いプラスターボードを現しとする部分を反転させることと、照明の色温度を組み合わせることで、前後の部屋の雰囲気を変えた。

物事の半分、真ん中、中心、境界。そんなことを園児も考える空間になるのではないだろうか。様々なビルディングタイプにも展開できそうな発見的な方法である。

建築写真家のイワン・バーンが、コールハースによる「ボルドーの家」を訪問してスナップを公開

建築写真家のイワン・バーンが、コールハースによる「ボルドーの家」を訪問していて、スナップをinstagramで公開しています

建築写真家のイワン・バーンが、レム・コールハース / OMAによる1998年竣工の「ボルドーの家」を訪問していて、スナップをinstagramで公開しています。2017年9月4日前後の投稿です。この住宅に特徴的な丸窓の開閉機構の様子が分かる動画なども投稿されていて面白いです。
この住宅を、家政婦目線で捉えたドキュメンタリー「Koolhaas Houselife」というものも過去に制作されました。以下はその予告動画。

コム デ ギャルソンが新しくオープンさせた東京・六本木の店舗「トレーディング ミュージアム」の写真など

コム デ ギャルソンが新しくオープンさせた東京・六本木の店舗「トレーディング ミュージアム」の写真などが、fashionsnap.comに掲載されています

コム デ ギャルソンが新しくオープンさせた東京・六本木の店舗「トレーディング ミュージアム」の写真などが、fashionsnap.comに掲載されています。表参道のGYRE(MVRDVの設計)内にある「トレーディング ミュージアム」に続き2店舗目の出店です。GYREの店舗も同様のコンセプトで内装が一新されたとのこと。

トラフによる、「エルメス 2017A/W ウィンドウディスプレイ」の写真

トラフのウェブサイトに「エルメス 2017A/W ウィンドウディスプレイ」の写真が掲載されています

トラフのウェブサイトに「エルメス 2017A/W ウィンドウディスプレイ」の写真が8枚掲載されています。

全国10店舗で展開する、エルメスのウィンドウディスプレイ。 2017年のエルメスの年間テーマである「Object Sense (オブジェに宿るもの)」をコンセプトに、商品とオブジェとが新しい関係性を築くことを目指す。 エルメスが展開する、様々なタイプの商品のシルエットを縁取るように形作るオブジェを提案した。半透明のカラーパネルによる抽象的な図形の中に、商品の具象的な形が紛れ込んだ、ステンドグラスのようなシェルフとなっている。 背景には、フレームのパターンから派生した模様が、彩度の低い季節感のある色使いで表現されている。商品は自分の居所を与えられ、フレームに寄り添ってディスプレイされる。 聖書に登場するシーンを表現し、ひとつひとつのパターンがストーリー性を持つものとして、教会建築に使われてきたステンドグラスに注目し、エルメスの商品が、「Object Sense 」というテーマあるいはストーリーの中で編纂されていくように、それぞれのウインドウを眺めていくと、エルメスのコレクションの世界観に引き込まれるようなウインドウに仕上げた。

篠崎弘之建築設計事務所による、茨城県つくばみらい市の住宅「つくばみらいの家」の内覧会が開催 [2017/9/9]


画像提供:篠崎弘之建築設計事務所

篠崎弘之建築設計事務所による、茨城県つくばみらい市の住宅「つくばみらいの家」の内覧会が開催されます

篠崎弘之建築設計事務所が設計した、茨城県つくばみらい市の住宅「つくばみらいの家」の内覧会が開催されます。開催日は2017年9月9日。詳細はリンク先からどうぞ。

内覧会のお知らせ
「つくばみらいの家」
日時:2017/9/9 11:00~17:00
設計:篠崎弘之 福村英貴/ 株式会社 篠崎弘之建築設計事務所
構造:森部康司/ yAt 構造設計事務所 合同会社
施工:渡辺哲也 斎藤剛/ 株式会社 渡辺建工

この度、茨城県つくばみらい市に弊社設計監理の住宅が竣工いたしました。
お施主様のご厚意により内覧会をさせていただく運びとばりましたので、ぜひこの機会にご覧いただきたく、ご案内申し上げます。

*お手数ですが当日はスリッパをご持参くださいませ

藤田雄介 / Camp Design inc.による、東京の「太子堂の住宅」


all photos©長谷川健太

藤田雄介 / Camp Design inc.が設計した、東京の「太子堂の住宅」です。

鉄骨造3階建ての、2・3階を2世帯住宅に改修した3階部分の計画である。元々、この階には子供部屋3室と和室などがあり、廊下や部屋同士のつながりから回遊性のある間取りだった。施主は小さな子供2人のいる4人家族だが、近所に住む兄弟家族も含めると15人程の大家族で、住宅でありながら保育園のように子供達が大勢あつまる環境だった。そんな住み方に感銘を受け、新たな住まいでも子供達が駆け回り、家族にも街にも開け放たれたような場所にしようと考えた。
構成としては、外壁沿いを動線にして回遊性をつくり、内側にレベル差をつけた場を設け、上部にはスチールの鴨居が張り巡らせている。これは建具を入れるだけでなく、布や植物を吊るしたり、小上がり上の微かな囲いとなるなど、仕切り方の手掛かりを用意している。この他、製作した建具や引手、戸戸で販売している木のつまみを用いて、手触りのある境界の設計を行っている。

西澤俊理 / NISHIZAWAARCHITECTSによる、ベトナムの多世帯住宅「チャウドックの家」


photo©大木宏之

西澤俊理 / NISHIZAWAARCHITECTSが設計した、ベトナムの多世帯住宅「チャウドックの家」です。

ベトナム南部、アンザン省チャウドックの郊外に計画された、多世帯住宅である。現地でのごく標準的な建設予算(トタン製の住宅がようやく建てられる程度)という条件下、3枚のバタフライ屋根で敷地全体を覆い、それぞれの屋根の間から光や風をふんだんに取り込む。天井の高い吹き抜けには樹木や水庭を設け、家全体が半屋外の公園のような開放的な住まい方を提案した。

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