
SHARE 八木敦之建築設計事務所による、四国の「時の蔵」
all photos©千葉大輔
八木敦之建築設計事務所が設計した、四国の「時の蔵」です。
蔵の再建プロジェクト。風が強く、雨が多いこの地方では、外壁に雨がたたきつけられる。漆喰の壁に取り付けられた水切は、外壁につたう水を切り離す。同時に、壁には無数の雨だれができる。雨の痕跡は、日々濃くなり、やがて無数の筋で覆われる。時の経過が蓄積された蔵の姿が、村のランドマークとなる。
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八木敦之建築設計事務所が設計した、四国の「時の蔵」です。
蔵の再建プロジェクト。風が強く、雨が多いこの地方では、外壁に雨がたたきつけられる。漆喰の壁に取り付けられた水切は、外壁につたう水を切り離す。同時に、壁には無数の雨だれができる。雨の痕跡は、日々濃くなり、やがて無数の筋で覆われる。時の経過が蓄積された蔵の姿が、村のランドマークとなる。
all photos©針金洋介
水谷元 / atelier HUGEによる、福岡の戸建て住宅をリノベーションした診療所兼用住宅「美しが丘の住宅」です。
床面積に見合った体感を得られるようにすることはもちろんだが、整理された郊外の街並に対して比較的閉じられた内部空間を、暮らしに多様性を生みながら日常的なシーンを楽しめる空間にすることを目指した。診療所と住居を隔てる家具や水廻り空間は中庭を囲む大きなボリュームと対等な関係をつくるように天井から独立したボリュームとして構成し、天井面を連続させることで水平な広がりを感じさせるようにしている。限られた予算の中でボリュームの配置を工夫し、プライバシーの確保が必要な寝室や診療所を除いて中庭と一体的な利用ができるようになった。また、エントランスホールからキッチンを結ぶ軸を設定し、北側で暗かったキッチンに開口を設けることで視野の広がりを確保した。
大泉学園の集合住宅
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
デザイン的視点、ビジネス的視点、施工的視点で、様々なビルディングタイプを手掛ける「設計事務所バリカン」の、スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
※現在、一名の採用が決まりましたが、 引き続き募集しております。奮ってご応募ください。
こんにちは。
設計事務所バリカンを主宰する中川純一と申します。私は、建築家・佐藤光彦さん(伊東豊雄建築設計事務所出身、現在日本大学理工学部建築学科教授)のもとで意匠設計の実務を学びました。事務所では、常に社会的に意義のある建築、美しい建築をつくることに没頭していました。
そのようなアトリエ事務所勤務の後、今度は、その間逆とも思える、工務店で働くことを経験しました。設計の実務では分からない、より詳しい施工や積算の知識、またビジネスとして建物をつくることを肌で感じたいと思ったからです。工務店での経験は、私自身により深く設計について考えるための視点を与えてくれたと思っています。
工務店勤務の後2009年に自身の事務所「設計事務所バリカン」を立ち上げました。
このアトリエ的視点と工務店的視点の両方を持っていることが、弊事務所の強みです。
実際の建築設計の現場では、そのプロジェクト毎に求められるものは異なります。
両方の視点があるからこそ、実現できているプロジェクトも多く、特に集合住宅に関する仕事においては、そのデザイン性と事業性が両立していることから、クライアントの信頼も厚く、何度もリピートの仕事を頂いています。弊事務所で働いていただくことで、設計についての多角的な視点を得ることができ、これからの時代に設計を生業としてく中において、貴重な経験・知識が得られると思います。
また、バリカンでは、仕事だけでなく、生活や趣味も大切にしようという雰囲気があります。私自身「登山」という趣味をもっていて、年に数回山に登ったりしています。
是非、設計事務所バリカンの一員として、楽しく働いてみませんか?
原広司+アトリエ・ファイ建築研究所が設計した、愛媛・今治の「みなと交流センター」の写真と、原のインタビューを収録した動画です
現在、アーキテクチャーフォトジョブボードに掲載されている求人情報一覧です
現在、アーキテクチャーフォトジョブボードに掲載されている求人情報一覧です。画像に掲載されている事務所に加え、様々な職種・地域の情報が掲載されています。是非ご覧ください。
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弊サイトは、ひと月あたり、約10,000人以上の建築系求職者さんが閲覧している建築系に特化した求人情報サイトです。建築系企業様の求人情報を強力にPRさせていただきます。
(アクセス数はgoogleアナリティクスの解析結果(2017/2)によります)
妹島和世がVOGUE誌編集長らと、コムデギャルソンや川久保玲について語っている鼎談が、VOGUEのサイトに掲載されています
妹島和世がVOGUE誌編集長らと、コムデギャルソンや川久保玲について語っている鼎談が、VOGUEのサイトに掲載されています。
岡本太郎の「太陽の鐘」が前橋に移設され、移設場所のデザインは藤本壮介が手掛けるそうです
岡本太郎の「太陽の鐘」が前橋に移設され、移設場所のデザインは藤本壮介が手掛けるそうです。こちらのサイトには模型写真も掲載されています。静岡県の旧・伊豆富士見ランドに設置されていたものが移設されるそうですね。
all photos©布施貴彦
八木敦之建築設計事務所が設計した、茨城・潮来市の「道の駅いたこ」です。
茨城県の国道沿いに建つ道の駅の別棟増築計画。手狭になった農産物売場の大幅な拡張が企図された。設計期間2ヶ月、施工期間4ヶ月という規模に見合わないスケジュールが組まれていたため、単純な構成と仕組によって組み上げられるサーカスのテント小屋のようなあり方をイメージして、設計に臨んだ。
波うつ柱梁フレームが長手方向に連続し、開放的な空間を形成する。色とりどりの野菜の美しさが映えるよう、線材やディテールなどの表出をさける。仕上材を貼り、フレームの下部ニッチにベース照明を仕込む。薄い印象のグレー色で統一し、建築を背景とする。
太陽が西に沈むにつれ、徐々に家型が浮かびあがる。車で通りがかった来訪者、地域住民を静かに、穏やかに、招き入れる。
アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2017/6/26-7/2)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
1、長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・世田谷の、築52年の元診療所兼住宅を改修した住宅+ギャラリー+テナントスペース「三軒茶屋の家」
2、一般紙のBRUTUSが、建築の特集号を発売。タイトルは「日本の建築家28人と作った 建築を楽しむ教科書」。
3、八木敦之建築設計事務所による、東京の住宅「houseY」
4、謡口志保 / ウタグチシホ建築アトリエによる、愛知・名古屋の、作業場兼用住宅「橘の家」
5、ディヴィッド・チッパーフィールドによる、兵庫の「猪名川霊園 礼拝堂・休憩棟」の写真など
6、「仏・パリの新美術館、安藤忠雄氏が設計」(MBS news)
7、東京建築士会が主催する「第3回 これからの建築士賞」の入賞者と審査講評
9、藤村龍至率いるアール・エフ・エーが、埼玉・鳩山町の空き店舗につくられる新しい公共施設「コミュニティ・マルシェ」の管理・運営を手掛けるとのこと
10、中川エリカによる「桃山ハウス」が金賞に選ばれた、東京建築士会が主催する「住宅建築賞2017入賞作品展」の会場写真
11、スターバックスが、京都の二寧坂に築100年を越える日本家屋を改修した店舗をオープン
12、POINTによる、東京・新宿区の小間の立礼茶室「夜咄Sahan」
13、神田篤宏+佐野もも / comma design officeによる、東京・世田谷の、都市と接続するように作られた小いさな住居付店舗「TENTOSHI」の写真
14、石上純也・クリスト・西野達らが出展して、成瀬・猪熊が会場構成した21_21 DESIGN SIGHTでの「そこまでやるか」展の会場写真
15、藤原徹平 / フジワラテッペイアーキテクツラボが会場構成を手掛けた、『「岡本太郎×建築」展』の会場写真と論考「未来を並置する太郎的都市のような空間」
16、香山壽夫建築研究所が、山形県庄内町の本庁舎設計プロポで、最優秀者に選定
17、神田篤宏+佐野もも / comma design officeによる、東京・調布の、持ち上げられた外部バルコニーが周辺の緑と豊かな関係を生み出している住宅「深大寺の2塔」の写真
18、石山修武の設計で2006年に竣工した、カンボジアの教育施設「ひろしまハウス」が、運営継続のための資金をクラウドファウンディングで募集中
19、長坂常 / スキーマ建築計画による、東京都千代田区のスーパーマーケット「福島屋秋葉原店」
20、セルガスカーノが、酒造メーカー・マーテルの財団のために設計したパヴィリオン「Pavillon Martell」の写真
セルガスカーノが、酒造メーカー・マーテルの財団のために設計したパヴィリオン「Pavillon Martell」の写真が、domuswebに掲載されています
セルガスカーノが、酒造メーカー・マーテルの財団のために設計したパヴィリオン「Pavillon Martell」の写真が3枚、domuswebに掲載されています。
以下は、イワンバーンがインスタグラムに投稿した動画。
ディヴィッド・チッパーフィールドによる、兵庫の「猪名川霊園 礼拝堂・休憩棟」の写真などが、施設の公式サイトに掲載されています
ディヴィッド・チッパーフィールドが設計した、兵庫の「猪名川霊園 礼拝堂・休憩棟」の写真などが、施設の公式サイトに掲載されています。簡易的な平面図やコメントも掲載されています。チッパーフィールドのサイトにも写真やドローイングが13枚掲載されています。
建物の構成としては、すべての機能を一枚の片流れの屋根の下に収め、そのラインが、エントランスから納骨堂を見上げたときの視線に沿うようにしました。休憩棟の部屋はいずれも中庭に開かれている一方、礼拝堂だけは切り離されています。礼拝堂へは専用通路で外から直接入ることもでき、また、中庭から伸びるゆるやかな斜路を上がって到達することもできます。最小限の暖房と照明しかない、無垢で静謐なこの部屋は、宗派を問わない純粋な祈りの場です。礼拝堂を訪れた人々にとっては、庭の両側から間接的に差し込む自然光が頼りとなり、ここで外界から遮断されるにつれ、刻々と変化する光や四季の移り変わりが刻む自然のリズムへと、感覚が研ぎ澄まされていきます。庭はいずれも、日本の野山の色合いと質感を思い浮かべながらつくったもので、精選した種々の山野草や低木を緻密に配しています。
小田原文化財団 江之浦測候所
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杉本博司と榊田倫之による新素材研究所の、設計スタッフ・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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新素材研究所では設計スタッフ・アルバイトを募集しています。
美術館、ギャラリー、宿泊施設、店舗、住宅など様々な建築・インテリアの設計を行っています。
デザイン力、コミュニケーション力があり何事にも積極的に取り組む熱意のある方を募集します。
設計監理実務経験者、一級建築士有資格者は優遇します。
また海外プロジェクトも進行しているので英語が堪能な方は優遇します。
神田篤宏+佐野もも / comma design officeのウェブサイトに、東京・調布の、持ち上げられた外部バルコニーが周辺の緑と豊かな関係を生み出している住宅「深大寺の2塔」の写真が17枚掲載されています。
建物周囲を生産緑地や神社など武蔵野の雑木林に囲まれた2世帯住宅である。
近くの神代植物公園、深大寺周辺は観光地となっており、周辺住民以外の人も通行するため自然環境と都市的環境が同時に存在するエリアとなっている。
各世帯をそれぞれの塔に分け、接地面を小さくすることで木立を遮らない雑木林の一部として計画し、2塔は宙に浮くスノコからそれぞれが頭を出すような建ち方をしている。
一つの建物をあえて2塔に引き離して分けることで逆に2塔の間を通じて家族間や地域、周辺環境との積極的で豊かな関係をつくる、補助線としての建築を考えている。
神田篤宏+佐野もも / comma design officeのウェブサイトに、東京港区新橋の、都市と接続するように作られた小いさな住居付店舗「TENTOSHI」の写真が掲載されています
神田篤宏+佐野もも / comma design officeのウェブサイトに、東京・世田谷の、都市と接続するように作られた小いさな住居付店舗「TENTOSHI」の写真が15枚掲載されています。
都市はそこに住む人々それぞれの無数の解釈が重なり合っている。
ある人にとっては通勤経路であり、ウィンドウショッピングを楽しむ華やかな場であり、近所の人と語り合う共通の庭先のようであり、スケーターにとっての身体感覚を延長するアトラクションであったり、かつての街並みからの変遷を思い特別な感情を抱いたり、都市を構成する人それぞれの多様な関わり方が時に計画の範囲を超えて重なり合い、それこそが都市を生き生きとしたものにしている。
TENTOSHIではこうした計画しきれない同時多発的な重なりを生み出す「点としての都市」を計画できないかと考えた。
建物は新橋駅にほど近い環状2号線と柳通の交差点、再開発により残された21㎡の敷地に建つ小さな住居付店舗である。都内に別に住居のある建主にとってはこの住居は別宅であり、店のオフィスであり、友人たちが集まるサロンであり、昔懐かしいご近所さんの多く住む故郷でもある。
敷地の面する歩道部分だけで約250㎡という都市スケールの中で、建物とその周辺の関係を曖昧にし、歩道の一部となるような建物のあり方を考えた。防火上の規制を緩和するための「階高の大きな1階と広く長い階段を持った2階建」という形式は、歩道や周囲の街並みへの広がりを持つとともに、建物いっぱいに広がる木製階段は歩道に置かれたストリートファニチャーのようでもある。
建物内は裏の道路へ抜ける歩道の一部のようでもあり、周囲の歩道は近所の人と立ち話をする庭先であったり、屋外に広がった店舗であったり、状況に応じた多義的な使われ方を想定している。
匠の技を活かす。200年を経た古民家をお寺の客殿に再生。千葉県流山市 光明院玄関
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古民家再生・寺院建築・和風建築に特化した株式会社菅野企画設計の、設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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日本では長く、洋風のデザインがもてはやされてきました。しかし、観光がわが国の主産業になるこれからを見据えたとき、“和のデザイン”の需要は間違いなく拡大します。また、地球温暖化に憂慮するなら、建物を木で造ることが望ましいのです。
時代は明らかに変わっています。その中で“和のデザイン”“木造建築”の設計に長けた菅野企画設計は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、大阪府、和歌山県と、業務エリアを拡大中です。
スタッフは愛知県外から集まってきた中途採用者がほとんどです。
“和のデザイン”“木造建築”の経験がほとんどなくても、興味と意欲のある人材なら、丁寧に育てます。
現在のスタッフは9名です。男性、女性、ベテラン、若手がお互いの個性を尊重し、フランクに意見を交わしながら作業を進めています。
また、就業規則を労働監督署に届けるなど、働きやすい環境の整備も進めています。
○寺院建築は、伝統的なデザインから現代的なものまで。構造も、木造・鉄骨造・RC造と幅広く、他社の追随を許さない実績を誇っています。また、弊社の寺院設計は「伝統を生かし老若男女が集う」というテーマに貫かれています。そのため、伝統デザインを踏まえた現代的な発想にあふれています。
○古民家再生、伝統建築の耐震診断の依頼も多く、特に土壁の粘りを利用した耐震補強には早くから研究、着手し、多くの実績を築いてきました。
○和風住宅は木造和風を得意としており、木の産地との強い連携関係を築いています。日本の木材を使う設計を長く続けており、平成16年には、間伐推進中央協議会から優秀賞をいただきました。
スターバックスが、京都の二寧坂に築100年を越える日本家屋を改修した店舗をオープンしています
スターバックスが、京都の二寧坂に築100年を越える日本家屋を改修した店舗をオープンしています。店舗名は「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」です。写真も掲載されています。
『京都二寧坂ヤサカ茶屋店』は、世界遺産の清水寺へと続く二寧坂※に位置し、大正時代の面影を残した、歴史と文化を感じる町並みにある築100年を超える2階建ての伝統的な日本家屋を使用した店舗です。主屋と大塀(だいべい)は、「産寧坂伝統的建造物群保存地区保存計画」において伝統的建造物に指定されています。特に大塀は二寧坂沿いでは唯一当時のまま残る建造物であるため、貴重なものとして大切に保存されてきました。この歴史ある日本家屋や地域への敬意を込めて、可能な限り保存する形で京都の文化や伝統とスターバックスのコーヒー文化を融合させた新しい空間を作り上げました。
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