様々な建築家とのコラボで知られるグラフィックデザイナー・色部義昭が、自身が手掛けたピクト等を解説した論考「目印と矢印──パブリック・スペースの案内人」が、LIXILのサイトに掲載されています。スキーマとのコラボレーションして弊サイトでも特集記事として紹介している東京都現代美術館の改修計画や、石本建築事務所+畝森泰行建築設計事務所による、須賀川市民交流センターtetteについても説明されています。
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佐藤卓がディレクション、養老孟司が企画監修した、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「虫展 ―デザインのお手本―」の会場写真が9枚、internetmuseumに掲載されています。
以下は会場の様子を紹介する動画。
以下は展覧会公式の概要です。
21_21 DESIGN SIGHTでは2019年7月19日より企画展「虫展 −デザインのお手本−」を開催します。展覧会ディレクターにはグラフィックデザイナーの佐藤 卓、企画監修には虫好きとしても知られる解剖学者の養老孟司を迎えます。
自然を映し出す存在である、虫。私たちの身近にいながら、実はそのほとんどの生態はわかっていません。虫の色、質感、構造、また習性には、私たちの想像をはるかに超える未知の世界が広がっています。人類よりもずっと長い歴史のなかで進化を続けてきた多様な虫の姿からは、さまざまな創造の可能性が浮かび上がってきます。本展覧会は、知れば知るほど不思議な虫たちを「デザインのお手本」にする試みです。
会場では、デザイナー、建築家、構造家、アーティストたちが、虫から着想を得たさまざまな作品を展示します。小さな身体を支える骨格を人工物に当てはめてみたり、翅(はね)を上手にしまう仕組みをロボットに応用してみたり、幼虫がつくり出す巣の構造を建築に当てはめてみたり…。一つの虫をじっくり観察したら、その口、目、脚から驚くような工夫が見つかりました。あるいは、人間が虫と関わってきたなかでつけた名前には面白いルールがありました。
クリエイターが、そして訪れる一人ひとりが、虫の多様性や人間との関係性を通して、デザインの新たな一面を虫から学ぶ展覧会です。
吉岡徳仁に、自身が手掛けた東京2020聖火リレートーチについて聞いているインタビュー「想いをかたちにするデザイン」がopenersに掲載されています。
佐藤雅彦に「これからのコンテンツ作り」について聞いているインタビューがstories-line.comに掲載されています

吉岡徳仁がデザインした、東京・青山の、ファッションブランドHOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEの新旗艦店です。2019年7月20日にオープンしたとの事。場所はこちらにて。
新しい、未来の空間とは何か。
それは、かたちのデザインという価値観からは全く逆の空間かもしれない。「体験をデザインする。」
インターネットの普及により、リテールは次の時代を模索しなくてはならなくなった。
未来のデザインに求められるもの。
それは、人々にどのような体験を与え、どのような時間を生み出すのかであると思う。
ヴァレリオ・オルジアティがデザインした、スイス・フリムスのケーブルウェイの車両の写真です。
原研哉が、日本のお勧めスポットを紹介するサイト「低空飛行」が公開されています。会員登録することでコンテンツを閲覧できます。
日本の選りすぐりのスポットを原研哉が紹介するサイト「低空飛行」を公開しました。情報の独自性と篩の目の純度を維持するために、場所の選定・写真・動画・文・編集を自分でやっています。https://t.co/KBXAfFq6Fh pic.twitter.com/BFYZzSXJKF
— 原研哉 (@haraken_tokyo) July 18, 2019
SHARE トラフによる、遊具「PLAYRING」の写真
トラフのウェブサイトに、遊具「PLAYRING」の写真が掲載されています。
福井県敦賀に本社を置く、子供のための各種用品を扱うジャクエツと協同した遊具「PLAYRING」の開発。
PLAYRINGは3つの大きなリングの組み合わせで出来ており、360度いろいろな方向から遊び始めることができる。正面、横、斜め、後ろと見る角度によってはリングが消える、不思議なオブジェでもある。
リングに張られたネットとの組み合わせで、くぐる、登る、ぶら下がるといった使い方ができたり、お気に入りの居場所を見つけたり、遊び方は子供たち次第。使い方を限定せず、幾何学的に構成したPLAYRINGは、子供たち自身が遊び方を発見できる余白のある遊具となる。

多田正治アトリエが設計した「九重の竹テント」です。
和歌山県の山中の20人ほどの集落「九重(くじゅう)」。
6年前に東京より移住してきた若者たちが、旧九重小学校で「bookcafe kuju」と「パンむぎとし」を営んでいる。
彼らが中心となり主催するイベント「KUJU MARKET」は5年目を迎え「雨でも楽しい」をコンセプトに梅雨時2daysの開催を試みた。
紀伊半島大水害(2011)など水害の多い地域でもあり、
そのコンセプトを実現するために「九重の竹テント」を、設計・施工した。テントの主構造には竹を用いている。
熊野の主幹産業のひとつに林業があるが、ヒノキ・スギ林にとって竹害は大きな問題である。
竹の利用方法の可能性のひとつとして、
竹の伐採から、試作を重ねた検討を経て、9つのテントが連なるイベント会場をつくりあげることとした。
「ジョナサン・アイブ氏、アップル退職し新会社設立へ」という記事が、AFP BB NEWSに掲載されています。


佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・中央区日本橋本町の「武田グローバル本社 インテリアデザイン」です。
武田薬品工業が東京・日本橋本町に建設した新グローバル本社のインテリアデザインのクリエイティブディレクション。
常に患者さんを第一に考え、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献するという創業以来引き継がれてきた同社の思いを汲み、人間の「生きる力」をオフィス全体の空間デザインコンセプトに設定した。
エントランスから受付、ワーキングエリアまでの一連の流れを人間の生命を育むストーリーと捉え、『生』『水』『光』『土』『木』『人』『絆』『未来』という8つの漢字のモチーフを洗練された現代的なアイコンで表現。それらを、日本企業らしい「和」を感じさせるあしらいで、壁面のアートワークやカーペット、照明などに展開した。
「生きる力」をサポートする日本発のグローバルな研究開発型のバイオ医薬品企業のアイデンティティを発信すると同時に、そこで働く多様な人たちが、同社の目指す明るい未来を共有できる空間にすることを目指したスペースブランディングプロジェクトである。

玉上貴人 / タカトタマガミデザインの内装デザインによる(外装デザイン:松本零士)、水上バス「エメラルダス」です。
隅田川を航行、浅草~お台場を繋ぐ水上バスである。本船は銀河鉄道999などを手掛けた漫画家・松本零士氏による船体デザインのシリーズ3隻目となる。船体同様これまでの船舶に無い新しい価値観を内装デザインに求められた我々は、整然と並べられた座席という固定概念を覆すことで応えた。
前方客室の床面が水面の高さに等しいことに気づいた我々は水辺に足を浸すような川と一体感のある親水空間を思い描いた。そして風景が目まぐるしく変化する水上バスでは乗客の自由な移動を促すほうがワクワクする気持ちを喚起する空間にできると考えた。


佐藤可士和 / SAMURAIによる、福岡のスタジオ「beauty experience fukuoka studio」です。スタジオの公式ウェブサイトはこちら。
社名変更から新CI・オフィス・スタジオまでをトータルで手がけてきたbeauty experienceの新しい福岡スタジオのインテリアデザインを手がけました。素材の元来持っている美しさをテーマにデザインされたこのスタジオは、色の変化でシーンを作り出すオリジナルの間接照明器具、漢字の「美」をモチーフにしたロゴからインスパイアされた大きなキャンパスのアートワーク、それらを写し出す大きな鏡を配したシンプルな要素で構成されています。「人生に、新しい美の体験を。」というコーポレートスローガンを体現するアイコニックな空間です。



佐藤可士和 / SAMURAIのクリエイティブディレクションによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」です。
日清食品関西工場の工場見学施設のクリエイティブディレクション、インテリアデザインを手がけた。
まるでポップアートのような巨大なカップヌードルがアイコニックなエントランスに迎えられ、全長200mにもおよぶ真っ赤な見学通路では、1分間に400食ものスピードで次々とカップヌードルが作られる映像を、生産ラインで発生する音をサンプリング、リミックスしたエレクトロニック・ミュージックと共に40台の大型モニターで視聴することができる。
敷地の広さは甲子園球場2.6個分(10万㎡)、1年間で最大10億食もの製品を生産することが可能な、最新鋭の設備とIoT技術を備えた国内最大級の食品工場の一つである。
また、世界に一つだけのオリジナルのカップヌードルが作れる「マイカップヌードルファクトリー」、来場者に商品パッケージのステッカーを貼ってもらう参加型アートも設置され、体験型工場見学の最新形を提示している。


ツバメアーキテクツ+狩野佑真がインテリア設計・外観調整・サイン計画を手掛けた、大阪・羽曳野市の、ネジ製造会社の社員食堂「ネジ工場の最上階」です。狩野は、アーティスト鈴木康広氏のアシスタントを経て自身のデザイン事務所を設立。プロダクトデザインなどを手掛けています。
大阪・羽曳野市に拠点を置く、ネジ製造会社の社員食堂設計プロジェクト。ネジ会社ならではの環境を活かし、この食堂のためだけに特殊ネジ製造やオリジナルマテリアルの開発などディテールを追求した設計を行った。社員にとっては普段見慣れているネジであり普通であれば隠されてしまう存在だが、あえて表に見せたり違った使い方を提案するなど改めてネジを視覚化することで、再びネジという存在を意識させることを意図した。
スキーマ建築計画の長坂常とグラフィックデザイナーの色部義昭に、東京都現代美術館のリニューアルについて聞いたインタビュー記事と写真がpenのサイトに掲載されています。
以下は、美術館公式の改修に関するリリーステキスト。
館内外のサインを一新
目の前に広がる木場公園。その続きのように普段使いをしてもらえる美術館をコンセプトにパブリックスペースを整備しました。各施設やカフェ&ラウンジ、美術図書室などを隅々まで楽しんでいただけるよう、サインと一体的にデザインされた什器を設置し、まちに開かれた美術館を目指します。
サイン什器設計:建築家 長坂常(スキーマ建築計画)
サイン計画:アートディレクター 色部義昭
(株式会社日本デザインセンター色部デザイン研究所)












