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【ap job更新】 環境配慮型建築を手がける「ADX」が、建築設計と施工管理のスタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 環境配慮型建築を手がける「ADX」が、建築設計と施工管理のスタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 環境配慮型建築を手がける「ADX」が、建築設計と施工管理のスタッフ(既卒・経験者)を募集中SANU 2nd Home(2024年 / サブスク型セカンドホーム)外観

環境配慮型建築を手がける「ADX」の、建築設計と施工管理のスタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【フィロソフィー「森と生きる」とADXの会社紹介】
私たちADXは『森と生きる』というフィロソフィーを掲げ、自然環境を保護し、持続可能な方法で活用する建築を手掛けています。森は生態系の要であり、地球の環境を支える重要な存在です。私たちは、森が長期的にその豊かさを保ち続けるために、どのように森と共に歩んでいくかを真剣に考えています。このフィロソフィーに基づき、ADXは自然と調和した建築を通じて、持続可能な未来の構築を目指しています。

【事業概要:ADXが目指す自然と調和した建築プロジェクト】
①:森の調査「森のカルテ」
『森と生きる』を具現化するために、まず私たちは森を理解することから始めました。
それが『森のカルテ』です。このカルテでは、樹木の種類や成長速度、土壌の栄養状態、生態系のバランス、気候条件の影響を詳細に記録しています。

例えば、特定の樹種がどのように成長するか、気候変動がどのような影響を及ぼすかを把握することで、地域に適した森の管理と活用が可能になります。この取り組みは、森の健全な循環と持続可能な資源管理を支えています。

②:森のカルテから建築への発展
このようにして得られたデータは、建築にも活用されています。例えば、各地域の木材の特性や耐久性を理解することで、適した建材やデザインを選択することが可能になります。森のカルテに基づき、地元の木材を利用し、地域経済の発展に貢献する形で建築が展開されるのです。私たちは、自然環境と調和し、森の一部として機能する建築を目指しています。

日建設計 / 伊庭野大輔+北潟寛史による、秋田・湯沢市の「Orbray [TRAD]」。地域との関係に向き合う企業の工場の改修。“地域との接点”を創出する存在を求め、働く姿を観覧できる“見学通路”や地域にも開かれる“食堂”を備えた建築を考案。現場での“即興的なアイデア”を積み上げて作る
日建設計 / 伊庭野大輔+北潟寛史による、秋田・湯沢市の「Orbray [TRAD]」。地域との関係に向き合う企業の工場の改修。“地域との接点”を創出する存在を求め、働く姿を観覧できる“見学通路”や地域にも開かれる“食堂”を備えた建築を考案。現場での“即興的なアイデア”を積み上げて作る外観、南東側より見る。(建築家による解説:工場は湯沢の豊かな田園風景の中の小高い丘の上にある) photo©関拓弥
日建設計 / 伊庭野大輔+北潟寛史による、秋田・湯沢市の「Orbray [TRAD]」。地域との関係に向き合う企業の工場の改修。“地域との接点”を創出する存在を求め、働く姿を観覧できる“見学通路”や地域にも開かれる“食堂”を備えた建築を考案。現場での“即興的なアイデア”を積み上げて作る1階、エントランス(建築家による解説:正面には写真家の渡辺洋一氏による本敷地の近傍にある小安峡の写真を大判パネル化し、来客者が湯沢市の雄大な自然を身体スケールで感じられるように意図した) photo©関拓弥
日建設計 / 伊庭野大輔+北潟寛史による、秋田・湯沢市の「Orbray [TRAD]」。地域との関係に向き合う企業の工場の改修。“地域との接点”を創出する存在を求め、働く姿を観覧できる“見学通路”や地域にも開かれる“食堂”を備えた建築を考案。現場での“即興的なアイデア”を積み上げて作る2階、作業エリアと見学通路(建築家による解説:色の塗分けのみで見学者と従業員の領域を分けている。完成された製品を展示する代わりに極めて小さな製品を“職人技”で製作していく工程を見せることで、生きた見学体験となると考えた) photo©関拓弥
日建設計 / 伊庭野大輔+北潟寛史による、秋田・湯沢市の「Orbray [TRAD]」。地域との関係に向き合う企業の工場の改修。“地域との接点”を創出する存在を求め、働く姿を観覧できる“見学通路”や地域にも開かれる“食堂”を備えた建築を考案。現場での“即興的なアイデア”を積み上げて作る2階、食堂(建築家による解説:社員食堂を地域住民にも開かれた場所として計画。西側窓際の天井をトラスの形に合わせて折り上げることで西日によるコントラストを和らげ、空間全体が柔らかな光に包まれるように意図している。) photo©関拓弥

日建設計 / 伊庭野大輔+北潟寛史が設計した、秋田・湯沢市の「Orbray [TRAD]」です。
地域との関係に向き合う企業の工場の改修計画です。建築家は、“地域との接点”を創出する存在を求め、働く姿を観覧できる“見学通路”や地域にも開かれる“食堂”を備えた建築を考案しました。そして、現場での“即興的なアイデア”を積み上げて作りました。施主企業の公式サイトはこちら

秋田県湯沢市は、精密機器部品メーカーOrbrayの創業者が最初に生産拠点として選んだ土地であり、長年にわたり地域住民が働き手として支え、高度な職人技によって世界に誇る製品が生み出されてきた。しかし、現在では過疎化の課題に直面し、企業と地域の関係も変革の時期を迎えている。

建築家によるテキストより

Orbray [TRAD]は、このような状況下で老朽化した生産拠点の段階的な移転計画の第一歩として構想された。女性が働きやすい職場環境を意識しつつ、働く人々の姿を間近に見ることができる見学通路や地域住民にも開放される食堂空間を設けることで、企業と地域の新たな接点を創出する。

従業員は地域住民との交流を通じて自らの仕事に誇りを持ち、地域住民は地元から世界へとつながる技術に触れることで、「湯沢市が世界に誇れる場所」を見出すことができる、そのような施設が求められていた。

建築家によるテキストより

このプロジェクトは、設計期間が短く、且つ非常に短い工期と低コストが求められた。
そこで、「塗装色の塗分けのみでデザインされた見学者動線」「採光のための食堂の大胆な天井の折上げ」「工場パレット材のアップサイクルによる巨大な居場所スペースの創出」「食堂のためにデザインしたオリジナル家具を湯沢市のふるさと納税返礼品として登録する」など、現場で次々と即興的なアイデアが生まれ、迅速に具体化されていった。

建築家によるテキストより
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。開業11週間で1800万人以上が利用
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。開業11週間で1800万人以上が利用 photo©Hufton+Crow
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。開業11週間で1800万人以上が利用 photo©Hufton+Crow
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。開業11週間で1800万人以上が利用 photo©Hufton+Crow
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。開業11週間で1800万人以上が利用 photo©Hufton+Crow

ザハ・ハディド・アーキテクツが設計した、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎「King Abdullah Financial District Metro Station」です。
国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅です。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。また、開業11週間で1800万人以上が利用しました。アーキテクチャーフォトでは、本建築の竣工直後の様子も特集記事として紹介しています。


開業から11週間で、1800万人以上の乗客がリヤドメトロを利用

世界最長の無人運転交通システムであるリヤドメトロは、6路線、85駅、総延長176キロメートルにわたる

ザハ・ハディド・アーキテクツが設計したキング・アブドラ・ファイナンシャル・ディストリクト駅は、このネットワークの主要な乗り換え拠点として機能します

交通渋滞の緩和、移動時間の短縮、リヤドの人口増加に伴う生活の質の向上をめざして設計されたリヤドメトロは、世界最長の無人運転交通システムです。この変革をもたらすネットワークは、6路線、85駅、総延長176キロメートルに及び、サウジアラビアの首都の主要地区、ビジネスセンター、文化的なランドマークを結んでいます。

リヤド市王立委員会(RCRC)によって計画された自動高速輸送システムであるリヤド・メトロは、住民と訪問者の両方のニーズを同様に満たしています。1日あたり最大360万人の乗客を収容できるこのネットワークは、市内の自動車での移動回数を減らし、持続可能な交通手段の利用を促進することを目指しています。

ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)が設計したキング・アブドラ・ファイナンシャル・ディストリクト(KAFD)地下鉄駅は、開業以来、300万人以上の乗客が利用しており、ネットワークの主要な乗換駅としての役割を強化しています。この駅はKAFDの終着点とキング・ハーリド国際空港を結び、また、KAFDモノレールのスカイブリッジへのアクセスも提供しています。4層にわたり6つの鉄道プラットフォームを備えたこの駅は、バスサービスとスムーズに接続し、王国の首都における重要な多目的交通ハブを形成するとともに、金融地区のための新たな屋内外の公共広場もつくりだしています。

【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、設計スタッフ・設計パートナー(業務委託)・マネージャーを募集中
【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、設計スタッフ・設計パートナー(業務委託)・マネージャーを募集中
【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、設計スタッフ・設計パートナー(業務委託)・マネージャーを募集中開通直前のトンネルに宿泊する期間限定ホテル

地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」の、設計スタッフ・設計パートナー(業務委託)・マネージャー 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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Fumihiko Sano Studioでは実務経験者/有資格者の設計スタッフ、設計パートナー、プロジェクトマネジメントを募集しています。

弊社では佐野の持つ数寄屋大工というバックグラウンドを活かしながら、建築設計、インテリア、プロダクト、インスタレーション、アートワークなど、プロジェクトごとに作るコンセプトを中心に地域や自然の素材、一点ものの材料と向き合いながらものづくりをしていきます。
日本文化や茶の湯、木材や金属、石、左官、紙、布、ガラスなどの様々な素材や技術を使い、伝統的なだけではなく新しく現代の姿へアップデートすることを目指し活動しています。

受賞歴:EDIDA 2014 ELLE DECOR Young Japanese Design Talent、2016年度文化庁文化交流使、FRAME AWARD Emerging Designer of the Year2022、Single Brand Store of the Year 2023、IF DESIGN AWARD、GOOD DESIGN AWARD 等の賞を受賞し、国内外で色々な方面からの評価をいただいています。

現在弊社では、住宅、別荘、宿泊施設の新築やリノベーション、飲食店、商業施設、工場、ショールームなど幅広い分野の計画が進行しております。
プロジェクト担当者は作図作業だけでなくコンセプト発案から完成まですべて担当していただき、ものづくりと距離の近い環境で仕事をしていただけます。
アート、工芸、グラフィックデザインなど、建築にとどまらない仕事への興味や趣味を持った方からの応募をお待ちしています。

【ap job更新】 田根剛を中心とする「Atelier Tsuyoshi Tane Architects」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 田根剛を中心とする「Atelier Tsuyoshi Tane Architects」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 田根剛を中心とする「Atelier Tsuyoshi Tane Architects」が、設計スタッフ(経験者)を募集中ATTA Atelier in Paris (©Atelier Tsuyoshi Tane Architects)

田根剛を中心とする「Atelier Tsuyoshi Tane Architects」の、設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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フランス パリを拠点にするATTA – Atelier Tsuyoshi Tane Architectsは、現在進行中と新規プロジェクトに携わる設計スタッフを募集します。

ATTAは田根剛を中心に国際的な約25人の建築家、デザイナー、リサーチャーからなり、「Archaeology of the Future 」をコンセプトに考古学的なアプローチによる建築の創造を行っています。

現在、ヨーロッパ、日本を中心に世界各地でマスタープラン、美術館、グランドホテルなど大規模プロジェクトから、住宅、展覧会、インスタレーションなどの小規模プロジェクトまで様々な分野のスケールの建築を手掛けています。世界の最前線を牽引するクライアント、専門家やコラボレーターとの協働によってプロジェクトを創り上げるプロセスを経験することができます。

国際的なデザインチームでリサーチからデザインスタディを行い、能力に応じてコンセプトメイクから設計監理まで主体的に関わることができます。アトリエ形式のプロセスでは手を使って思考し、多角的な議論を通して建築をつくることを重要視しています。10カ国以上の国際的な経験を積んだスタッフが在籍し、男女の比率も半々とする環境を大切にしています。

現在、進行中プロジェクトに加えて、新たに手掛ける「時の海 – 東北」のプロジェクト・チームのスタッフを急募。世界的に知られる現代美術家の宮島達男さんが発表した本プロジェクトでは、東日本大震災の犠牲者への鎮魂と震災の記憶の継承、これからの未来を共につくることを願い、3000人と制作するアート作品を恒久設置する美術館を福島県富岡町に建設、ATTAはその設計を担当します。

パリを拠点に国際的な環境で建築を仕事にしたい方、国際的な経験を活かして海外から日本の建築に携わりたい方、日本で実務経験を積み世界でチャレンジをしたい方、これからの国際社会で建築を通して生き生きと活躍したい方の応募を期待しています。

2025年のプリツカー賞を、中国人建築家のリュウ・ジャークンが受賞
2025年のプリツカー賞を、中国人建築家のリュウ・ジャークンが受賞リュウ・ジャークン photo courtesy of The Hyatt Foundation/The Pritzker Architecture Prize

2025年のプリツカー賞を、中国人建築家のリュウ・ジャークン(Liu Jiakun)が受賞しています。

リュウは、1956年成都生まれの建築家で、現在も成都を拠点に活動しています。その建築キャリアは40年にわたり、教育・文化施設から市民空間、商業建築、都市計画に至るまで30以上のプロジェクトを手がけています。

1978年から1982年に(現)重慶大学にて建築を学んだ後、国有の成都市建築設計研究院で経験を積み、1999年に自身の設計事務所「Jiakun Architects」を設立しました。また、子供の頃から絵画や文学にも関心を持ち、現在は作家としても著作を発表しています。リュウはそれについてこう述べています。「小説を書くことと建築を実践することは異なる芸術形態であり、両者を意図的に結びつけたわけではありません。しかし、おそらく私の二重のバックグラウンドによって、作品には本質的なつながりが生まれています。例えば、物語性や詩的な表現の追求が、私の建築デザインには含まれています」。

2008年と2016年のヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展への国際的な建築展への出展などに加えて、マサチューセッツ工科大学やロイヤル・アカデミー・オブ・アーツなどでも講義を行ってきました。

2025年プリツカー賞審査員長のアレハンドロ・アラヴェナは次のように述べています。「都市は往々にして機能を分断しますが、リュウ・ジャークン氏はその逆のアプローチを取り、都市生活のすべての要素を統合するという繊細なバランスを保っています」「無秩序に広がる単調な郊外が増え続ける世界において、彼は建築、インフラ、景観、公共空間が一体となった場所を作り出す方法を見出しました。急成長する都市が抱える課題に立ち向かう上で、彼の作品は有益なヒントをもたらすでしょう」。

また、審査講評では次のように評されています。「一貫性があり、継続的に高い品質を保つ優れた作品群を通じて、リュウ・ジャークン氏は特定の美的または様式的制約にとらわれることなく、新しい世界を想像し、構築しています。彼は特定のスタイルに依拠するのではなく、繰り返し用いる手法に頼ることなく、プロジェクトごとに異なる特性や要件を評価し、それに応じた戦略を築いています。つまり、リュウ・ジャークン氏は現実を受け入れ、それを扱いながら、ときにまったく新しい日常生活のシナリオを提示します。知識や技術を超えて、常識と知恵こそが、彼がデザイナーの道具箱に加える最も強力なツールなのです」。

審査委員長をアレハンドロ・アラヴェナが務め、審査員には妹島和世やアンヌ・ラカトンなども名を連ねています。

以下に、リュウ・ジャークンの代表作品の写真などを掲載します。

青木淳のファサードデザインによる、東京の「ティファニー 銀座」が、2025年7月に開業。アジア最大の旗艦店として計画。インテリアはピーター・マリノが担当。日本文化に敬意を表したデザインで、これまでにない体験を提供
青木淳のファサードデザインによる、東京の「ティファニー 銀座」が、2025年7月に開業。アジア最大の旗艦店として計画。インテリアはピーター・マリノが担当。日本文化に敬意を表したデザインで、これまでにない体験を提供

青木淳のファサードデザインによる、東京の「ティファニー 銀座」が、2025年7月に開業します。
アジア最大の旗艦店として計画されています。インテリアはピーター・マリノが担当。また、日本文化に敬意を表したデザインで、これまでにない体験を提供するとのこと。

ティファニーは、2025年7月11日(金)に、新たな旗艦店「ティファニー 銀座」を東京都中央区銀座6丁目にオープンします。「ティファニー 銀座」は、ニューヨーク 五番街に位置する本店ザ ランドマークの最新デザインコンセプトを反映させた、アジア最大の旗艦店として誕生します。

ティファニーと日本の絆は長きに渡り、19世紀より日本の芸術、文化がティファニーのクリエイションに深いインスピレーションを与え、数々の名作を創り出してきました。日本に初上陸した1972年から53年の時を経た2025年7月、ティファニーの次なる半世紀への幕開けの象徴として「ティファニー 銀座」がオープンします。

日本を代表する建築家 青木 淳氏によってデザインされたファサードと、現代建築の巨匠 ピーター・マリノ氏が手掛けたインテリア デザインは、クラフト、アート、ヘリテージを集結させ、これまでにない体験を提供し、訪れた人々をティファニーの世界へと誘います。日本文化に敬意を表した唯一無二の店舗デザインは、その輝かしい伝統と革新の表れであり、ティファニーと日本の絆を深めます。

貴重なアーカイブ コレクションと豊富なアート コレクション、そして日本初となるブルー ボックス カフェが登場し、ティファニーの文化を発信する拠点となります。

「ダイヤモンド キング」であるティファニーが誇る比類なきジュエリーの数々や、ティファニー ハードウェアやティファニー ロックをはじめとするアイコニックなコレクションが揃います。

「ティファニー 銀座」の誕生は、伝統と革新、そして次なる半世紀の幕開けとなります。

リリーステキストより

以下にその他の画像を掲載します。

【ap job更新】 住宅から駅周辺整備まで、幅広い領域の設計活動を行っている「WAO渡邉篤志建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 住宅から駅周辺整備まで、幅広い領域の設計活動を行っている「WAO渡邉篤志建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 住宅から駅周辺整備まで、幅広い領域の設計活動を行っている「WAO渡邉篤志建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中姫路駅前眺望デッキ 外観

住宅から駅周辺整備まで、幅広い領域の設計活動を行っている「WAO渡邉篤志建築設計事務所」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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WAO渡邉篤志建築設計事務所では、設計スタッフを募集しています!

【事務所について】
WAO渡邉篤志建築設計事務所は、個人住宅や集合住宅、事務所ビルなどの建築設計とともに、駅や駅周辺整備(公共事業)のデザイン提案、設計監理を行っている設計事務所です。
建築を取り巻く様々な状況のなかで、都市計画からディテールデザインまで、スケールの異なる領域をまたいだ設計活動、デザイン提案を目指しています。
公共事業においては、アーバンデザインを通した建築のあり方、地域性から求められる建築デザイン、竣工後の使われ方を想定したハード整備など、多岐にわたるデザインアプローチを念頭に日々活動を行っています。

【事務所環境について】
荻窪駅から徒歩3分の事務所ビルの一室をリノベーションした事務所になります。
スタッフの自主性を重んじた業務体制、環境づくりを図った事務所を目指しています。できる限り効率的に業務を行い、可能な限り残業や休日出勤をしない方針です。とはいえ、クリエイティブな作業は限られた時間の中で最善の回答が得られるものではないので、ここは難しいところです。
とにかくワークライフバランスを重視した事務所体制を心がけています。

【事務所で得られる経験について】
単体の建築設計は、デザインアプローチから設計監理まで一貫した業務を担当してもらいます。
駅周辺整備などの公共事業は、都市計画や土木、ランドスケープなどの様々な専門家との協働作業になります。様々な専門家との交流をとおして、建築のあり方に気づかされることも多々あります。
また、アーバンデザインや景観計画も業務の一環としてあり、幅広い知見が得られることは貴重な経験になると思います。

【募集スタッフに求めたいこと】
デザイン意欲がある人、積極的な人を募集しています。
自主性を重んじる事務所なので、積極的な人が向いている事務所になります。
コミュニケーション能力が高い経験者、将来独立志望の方も大歓迎です!

【ap job更新】 “場所と対話する建築”を掲げ、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中
【ap job更新】 “場所と対話する建築”を掲げ、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中
【ap job更新】 “場所と対話する建築”を掲げ、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中Kikka Hirado

“場所と対話する建築”を掲げ、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 広報事務 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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佐々木達郎建築設計事務所では、設計スタッフを募集します。

【代表メッセージ】
現在、ホテル、旅館等の宿泊施設の設計、その他オフィス、住宅、店舗等、様々なプロジェクトが進行しています。
それぞれのプロジェクトでは、「場所と対話する建築」をテーマに掲げ、企画やコンセプトに反映させ提案をしていきます。

また、弊社では、建築やインテリアデザインのみではなく、家具や備品に至るまでデザインをし、多くの専門家とも協働しながら一つの空間を作り上げていきます。

私達のものづくりに対する思いに共感し、ここでの仕事を自分ごとにできる人、また、責任感を持って活躍してくれる仲間を募集しております。

【業務について】
現在は住宅やホテル等の設計依頼が多く、敷地がもつ「場所の魅力」を探し出し、企画やコンセプトから提案し、建築、インテリア、家具やもの等を通じて空間の提案を行っています。

中山大介 / 中山建築設計事務所による、島根の「奥出雲の家」。山間部の広大な農地に囲まれた敷地。施主の“素朴な生活”と呼応する住まいを求め、現代的でありながらも近くに建つ“農小屋”の様な在り方の建築を志向。忠実・簡素・謙虚を意識して素材を選定し形を与える
中山大介 / 中山建築設計事務所による、島根の「奥出雲の家」。山間部の広大な農地に囲まれた敷地。施主の“素朴な生活”と呼応する住まいを求め、現代的でありながらも近くに建つ“農小屋”の様な在り方の建築を志向。忠実・簡素・謙虚を意識して素材を選定し形を与える外観、北東側より見る。 photo©笹の倉舎 笹倉洋平
中山大介 / 中山建築設計事務所による、島根の「奥出雲の家」。山間部の広大な農地に囲まれた敷地。施主の“素朴な生活”と呼応する住まいを求め、現代的でありながらも近くに建つ“農小屋”の様な在り方の建築を志向。忠実・簡素・謙虚を意識して素材を選定し形を与える外観、北東側より見る。 photo©笹の倉舎 笹倉洋平
中山大介 / 中山建築設計事務所による、島根の「奥出雲の家」。山間部の広大な農地に囲まれた敷地。施主の“素朴な生活”と呼応する住まいを求め、現代的でありながらも近くに建つ“農小屋”の様な在り方の建築を志向。忠実・簡素・謙虚を意識して素材を選定し形を与える1階、廊下側から広間を見る。 photo©笹の倉舎 笹倉洋平
中山大介 / 中山建築設計事務所による、島根の「奥出雲の家」。山間部の広大な農地に囲まれた敷地。施主の“素朴な生活”と呼応する住まいを求め、現代的でありながらも近くに建つ“農小屋”の様な在り方の建築を志向。忠実・簡素・謙虚を意識して素材を選定し形を与える1階、広間から畳間を見る。 photo©笹の倉舎 笹倉洋平

中山大介 / 中山建築設計事務所が設計した、島根の「奥出雲の家」です。
山間部の広大な農地に囲まれた敷地での計画です。建築家は、施主の“素朴な生活”と呼応する住まいを求め、現代的でありながらも近くに建つ“農小屋”の様な在り方の建築を志向しました。そして、忠実・簡素・謙虚を意識して素材を選定し形を与えました。

島根県の山間部、広大な農地を見渡す傾斜地にこの家は建っている。

目の前に広がる田園と折り重なる里山の風景はとても豊かで美しく、その中でも水田のそばに建つ農小屋の佇まいは自然に対する営為の素朴さやたくましさが感じられ惹かれるものがあった。また、この地域に建つ家は石州瓦の赤い瓦屋根が大半なので、当初はそれに倣いこの家もその赤い屋根を架けることをぼんやり思い描いていた。

建築家によるテキストより

しかし、建主の素朴な生活をうかがうと、どっしりとした瓦屋根の民家というより、もっと身軽で簡素な小屋に住まうというイメージのほうがあっていると思いはじめた。都市部ではできないこの地らしい設計をしたい。現代の暮らしをしっかりと踏まえながら、すでにある農小屋のような自然への接し方ができないだろうかと考えながら設計を進めた。

建築家によるテキストより

厳しい自然環境に対して日差しを遮って風雪をしのぎ、寒暑を和らげるための確実な設計を積み重ねていくと同時に、目的に忠実なこと、簡素な素材を使うこと、謙虚であることなど農小屋のもつ特徴を意識しながら設計した。屋根形状は自然の理に適った切妻屋根とし、積雪荷重を受けることを重視した厚さ(垂木成)としている。

外壁は飾り気のない杉板張りとし目地を同じ杉板でおさえる目板張りとした。アルミサッシはアルミの素地に近い色とし、木製建具は着色せず無塗装だ。風変わりな表現ではなくこの場所での生活を守るために自然だと思える建築のあり方を模索した。格式高い高級車が似合うのが都市部での設計だとするならば、ここでは実用的な軽トラックの似合う家を目指していたように思う。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 設計の枠を超えて、“何をつくるべきか?”から空間づくりに取り掛かる「AGI design」が、建築設計、内装設計、施工管理のスタッフを募集中
【ap job更新】 設計の枠を超えて、“何をつくるべきか?”から空間づくりに取り掛かる「AGI design」が、建築設計、内装設計、施工管理のスタッフを募集中
【ap job更新】 設計の枠を超えて、“何をつくるべきか?”から空間づくりに取り掛かる「AGI design」が、建築設計、内装設計、施工管理のスタッフを募集中

設計の枠を超えて、“何をつくるべきか?”から空間づくりに取り掛かる「AGI design」の、建築設計、内装設計、施工管理のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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AGI designでは事業拡大に伴い、設計スタッフ(シニア・アーキテクト、ジュニア・アーキテクト、エンジニアリング・アーキテクト)を募集します。

代表の萩原 浩は、New York School of Interior Designを修了後、william nicholas bodouva + associates, NYCを経て、
プランテック総合計画事務所に入所。同社執行役員として、日本初の商業複合型クラブハウスや、集合住宅(グッドデザイン賞受賞)、工場・生産施設、都市再開発など幅広く設計に携わる。

独立後は、海外経験での英語力を活かした外資系プロジェクトのローカルアーキテクトや、ハイエンド施設のインテリアデザイン、某スポーツチームの施設計画及びマーケティングリサーチなど幅広く活動。

建築/インテリアデザインに関わらず、プロジェクトの価値を高めるための手法を考えることを得意とし、wow factor体験を生みだす空間をデザインする。

【面白いコトを考える】
設計という行為から考えると、やるべきことが決まった中で、空間をどう考えるかという発想になります。
AGI designでは設計という枠を超えて、何をつくるべきか?というマーケティングから始めます。何をするための空間なのか、そこで何を行うべきなのかといった、企画・コンテンツづくりを入念に行った上で設計を進めていくため、空間デザインだけでは導けない面白いコト、新しいデザインが生まれます。

企画コンテンツから空間を生み出す、時には収益性を考える、こうした一連の手法が学べます。

長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・千駄ヶ谷の店舗「fil cream」。ビルの出入口に増築されたソフトクリーム店。其々の利用者の動線を“扇形平面”で緩やかに分け、新設壁面の上部を斜めにして小屋の様な“愛らしい印象”を付与。階段の一部をベンチに変え“人々の拠り所”も作る
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・千駄ヶ谷の店舗「fil cream」。ビルの出入口に増築されたソフトクリーム店。其々の利用者の動線を“扇形平面”で緩やかに分け、新設壁面の上部を斜めにして小屋の様な“愛らしい印象”を付与。階段の一部をベンチに変え“人々の拠り所”も作る外観、北東側の道路より見る。 photo©Naomichi Sode
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・千駄ヶ谷の店舗「fil cream」。ビルの出入口に増築されたソフトクリーム店。其々の利用者の動線を“扇形平面”で緩やかに分け、新設壁面の上部を斜めにして小屋の様な“愛らしい印象”を付与。階段の一部をベンチに変え“人々の拠り所”も作る店舗とビルのエントランスへの通路 photo©Naomichi Sode
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・千駄ヶ谷の店舗「fil cream」。ビルの出入口に増築されたソフトクリーム店。其々の利用者の動線を“扇形平面”で緩やかに分け、新設壁面の上部を斜めにして小屋の様な“愛らしい印象”を付与。階段の一部をベンチに変え“人々の拠り所”も作る外観、ピックアップ部分を見上げる。 photo©Naomichi Sode

長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsが設計した、東京・千駄ヶ谷の店舗「fil cream」です。
ビルの出入口に増築されたソフトクリーム店の計画です。建築家は、其々の利用者の動線を“扇形平面”で緩やかに分け、新設壁面の上部を斜めにして小屋の様な“愛らしい印象”を付与しました。そして、階段の一部をベンチに変え“人々の拠り所”も作りました。施設の場所はこちら(Google Map)。

千駄ヶ谷で約80年の歴史を持つ建設会社の自社ビルのエントランス部分に、テイクアウト専門の小さなソフトクリームの店舗を増築した。

建築家によるテキストより

エントランス部分の限られたスペースで、建物に出入りする人と店舗を利用する人の動線を緩やかに分けるため、店舗は扇形の平面を採用している。更に、曲面の壁の上部を斜めにすることで小さな小屋が建物に挿入されたような愛らしい印象をつくった。

店舗がまとう緑色のタイルは、この店舗のために釉薬を調整した特注色である。
既存建物の壁に使われている歴史ある黄色いタイルがとても魅力的に感じられたため、それに呼応する色を注意深く見つけることでお互い尊重し合った在り方となることを目指した。

建築家によるテキストより

坂道の途中に立つこのビルのエントランスには高低差を解消するための階段があり、当初は街と建物には距離が感じられたが、この店舗ができたことで段差はベンチや荷物置きとなり人々のよりどころに変わった。この店舗がエントランス空間や街並みにさえも新たな息吹を吹き込み、今後人々に親しまれていくことを期待している。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 万博パビリオンや住宅などの建築設計に加え、家具やグラフィックも手掛ける「the design labo」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
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万博パビリオンや住宅などの建築設計に加え、家具やグラフィックも手掛ける「the design labo」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

建築設計業務を中心に、幅広くモノ創りに関わる株式会社the design laboが正社員を募集中

弊社は住宅から万博パビリオンまで大小様々な建築設計業務を中心に、そこで使用される家具やグラフィックまで幅広くモノ創り全般に関わっています。
現在、戸建住宅、集合住宅、店舗、文化施設などの建築設計監理業務、海外メゾンや家具ブランドとのプロダクトデザイン業務、海外での展示会プロデュースなど、国内外で様々なプロジェクトが進行中です。

この度、建築設計・監理を担う正社員を募集します。
一緒にものづくりの質を高めてくださる方からのご応募をお待ちしております。

【代表者 プロフィール】

板坂 諭
1978年生まれ。城戸崎建築研究室を経て、2012年に建築設計、プロダクトデザインなど幅広い分野で創作活動を行う株式会社the design labo 一級建築士事務所を設立。住宅や商業施設などの建築設計を主軸としながらも、数多くのプロダクトデザインを担当。幾つかの作品が美術館のコレクションに加えられるなど、エリアやジャンルを越えた活動を行っている。著書に『New Made In Japan』(青幻舎)、『IN THINGS』(Lecturis)がある。

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリア・ナポリの、東部地域の再生マスタープラン。地域の産業の廃止で孤立した地域を対象とした計画。“分断された都市の構造”の再接続に加え、物理的心理的な障壁の排除と公共空間の増加も志向。深刻な交通渋滞の解消も目指す
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリア・ナポリの、東部地域の再生マスタープラン。地域の産業の廃止で孤立した地域を対象とした計画。“分断された都市の構造”の再接続に加え、物理的心理的な障壁の排除と公共空間の増加も志向。深刻な交通渋滞の解消も目指す image©BrickVisual
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリア・ナポリの、東部地域の再生マスタープラン。地域の産業の廃止で孤立した地域を対象とした計画。“分断された都市の構造”の再接続に加え、物理的心理的な障壁の排除と公共空間の増加も志向。深刻な交通渋滞の解消も目指す image©BrickVisual
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリア・ナポリの、東部地域の再生マスタープラン。地域の産業の廃止で孤立した地域を対象とした計画。“分断された都市の構造”の再接続に加え、物理的心理的な障壁の排除と公共空間の増加も志向。深刻な交通渋滞の解消も目指す image©ZHA

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリア・ナポリの、東部地域の再生マスタープラン「Napoli Porta Est Masterplan」です。
地域の産業の廃止で孤立した地域を対象とした計画です。建築家は、“分断された都市の構造”の再接続に加え、物理的心理的な障壁の排除と公共空間の増加も志向しています。また、深刻な交通渋滞の解消も目指されました。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

ZHA、カンパニア州の本部を組み込んだナポリ・ポルタ・エストのマスタープランを発表

設計コンペの勝者に選ばれた ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)によるナポリ・ポルタ・エストのマスタープランの提案の主な目的は、分断された都市の構造を再びつなぐことです。

ナポリ東部のこの地域は、都市構造の統合不足により、他の地域から孤立した状態にあります。孤立し、安全ではないと見なされているこの地区は、不十分な公共空間に加え、物理的・心理的な障壁が移動や社会的交流を妨げています。

このマスタープランは、過去数十年にわたる重工業の廃止によって特に影響を受けたナポリ東部地域を対象としています。この都市の荒廃した工業地帯の持続可能で弾力性のある都市変革を後押しするマスタープランでは、適応能力のあるインフラの導入、新しい都市公園の創設、公共利用のための使われなくなった鉄道ヤードの再生が提案されています。

イタリアの国家交通ネットワークへの玄関口となる市内主要インターチェンジの深刻な交通渋滞を解消することで、ZHAの設計はナポリ東部と歴史的中心部を再びつなぐ可能性を引き出します。

最も注目を集めたトピックス[期間:2025/2/24-3/2]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/2/24-3/2]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/2/24-3/2)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 工藤浩平建築設計事務所による、秋田市の住宅「楢山の別邸」。風土と環境に応える“普遍的な開き方”を追求。断熱性能のある“ガラスのダブルスキン”で包まれ、生活と風景が混じり合う連続性のある平面構成の建築を考案 / 立石遼太郎の論考“ドミノというシステム”も掲載
  2. 山路哲生建築設計事務所による、東京・江東区の店舗「MONNAKA COFFEE」。近い将来の解体と再利用を前提とした計画。物流と工法を主要テーマとし、輸送性を意図したコンテナサイズの木構造ユニットを組合わせて造る建築を考案。持続可能性も考慮して地産材の活用や端材での家具製作も行う
  3. OMA / 重松象平+レム・コールハースによる、ニューヨークの、ニューミュージアムの拡張棟が2025年秋にオープン。SANAA設計の既存棟を増築する計画。歴史を作る“未来志向の美術館”の為に、集い・交流・創造を促進する透明性と開放性のある建築を志向。協働者としてクーパー・ロバートソンも参画
  4. axonometricによる、福岡・行橋市の宿泊施設「SOLASUNA」。海浜公園の中での計画。公園とホテルの“緩やかな統合”を求め、園内にもあるデッキを“立体的に拡張”させて“全体を覆う”建築を考案。階段状のデッキは海への動線になると共に日除けのルーバーとしても機能
  5. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・北京の国際展示会議センター。都市の産業拡大に応える為に計画。9つの展示ホールや会議場などが内包された施設を、モジュール式の複合屋根システムなどを導入して合理的に実現。外観はプリーツ状で深みのある銅色のファサードを特徴とする
  6. 山下貴成が、広島の「県営日吉台住宅1期新築その他工事」設計プロポで特定者に選定。提案書も公開。次点者は、髙橋一平。その他の最終候補者は、戸室太一・細海拓也JV、comma、生物建築舎・figraph JV
  7. BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図
  8. 徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・港区の「FACE to SPACE」。倉庫改修事業のショールームでありセミナー開催も可能な多目的空間。工事区分や現状復旧にまつわる負担の軽減も意図し、“11種類の可動式什器”を用いる計画を考案。既存にほぼ手を付けずに区画と仕上げを実現
  9. 菅原大輔が、神奈川の「生涯学習融合施設(仮称)」設計プロポで設計者に選定。次点は、アトリエコ。その他の最終候補は、御手洗龍、アトリエ・トルカ、YAP。最終審査の動画も公開
  10. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリアの、新しい地中海文化センター。南部の海峡に面する街での計画。海岸地域の再開発の一環として設計され、展示ギャラリーに加えて水族館や会議場なども内包。地域の気象条件に対応した外観と海洋環境から着想した内部空間を備えた建築を造る
  11. 畠中啓祐建築設計スタジオによる、千葉・習志野市の飲食店「圓心茶荘」。台湾の伝統的手法で茶を提供する店。給仕までの一連の動作を円滑かつ直に楽しめるように、給水・加熱・排水の機能を備えたオリジナルのカウンターを考案。銘木と浸透性の左官材を主要素材として設備類を埋め込む
  12. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
  13. 竹中工務店の新世代による「たてものめがね まちめがね展」が開催。大阪の“VS.”を会場に、縮尺を切り口とした体験型展示や子供も参加できるワークショップ等を通じて、“建物やまちをつくるおもしろさ”を伝える内容。太刀川英輔、津川恵理、奈良祐希らが登壇するイベントも実施
  14. ハンス・シャロウンによる“ベルリン州立図書館”を再読する展覧会が開催。妹島和世の監修のもと、Y-GSAでのワークショップの成果を公開。1/50の再現模型を中心とし図面と再読研究も展示
  15. 永山祐子建築設計による、愛知・名古屋市の飲食店「AOI CELESTIE COFFEE ROASTERY」がオープン。地下にはボッチャも体験できる多目的なイベントスペースも備える
  16. MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる
  17. 日本橋高島屋での「ヒュッゲな暮らしをデザイン 北欧のあかり展」の入場チケットをプレゼント。北欧で誕生した約100点の名作照明器具とそのデザイナーを紹介。照明と家具をコーディネートし、あかりを体験できる場も用意
  18. MVRDVとNACOによる、チェコ・プラハの空港の拡張計画「The Czech Lanterns」。空港施設の増築と新築。場所の感覚を備えた安らぎを与える存在を求め、国の衛星画像を施したガラス張りの外観で“ランタン”の様に発光する建築を考案。持続可能性も考慮して将来の拡張が可能な柔軟な空間を作る
  19. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、東京・渋谷区の店舗「無印良品 代官山」。商品そのものが“クローズアップ”され“インテリア”となるスペースを志向
  20. 佐藤光彦・古澤大輔・妹島和世が登壇した「日本の名作住宅からの学び」の動画。進行は種田元晴が務める。東京都庭園美術館で2024年11月に行われたもの

平田晃久の台湾での展覧会の様子を紹介する動画。現地メディアが2025年3月に公開したもの

平田晃久の台湾での展覧会の様子を紹介する動画です。現地メディアが2025年3月に公開したもの。会期は2025年3月30日まで。展覧会の公式ページはこちら。アーキテクチャーフォトでは、2024年に練馬区立美術館で行われた平田の展覧会を特集記事として紹介しています。

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