
SHARE 坂茂のウェブサイトがリニューアル
坂茂のウェブサイトがリニューアルされています。作品が地域や年代でソートできるようになっています。
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坂茂による、ハーバード大学での講演「Balancing Architectural Works and Social Contributions」の動画です。2023年9月に行われたものです。
(翻訳)
坂茂は1957年東京生まれる。アメリカで建築を学んだ後、1985年に東京で坂茂建築設計事務所を設立しました。現在、東京、パリ、ニューヨークに事務所を構えています。木、紙、竹を使った革新的な建築で知られる彼のデザインは、環境とエコロジカル・デザインへのこだわりと相まって、数々の賞を受賞し、世界中の著名な機関から常に高い評価を受けています。1995年、NGO VAN(Voluntary Architects Network)を設立。建築家が社会のために何ができるかを自問自答し、30年近く世界中の戦争難民や被災地への支援活動に取り組んできました。様々な活動を続ける建築家・坂茂の原点、原動力、そして願いについて語ります。
(翻訳)
Shigeru Ban was born in Tokyo in 1957. After studying architecture in the United States, he established Shigeru Ban Architects in Tokyo in 1985. He currently has offices in Tokyo, Paris, and New York. Known for his innovative architecture using wood, paper, and bamboo, his designs, coupled with his commitment to environmental and ecological design, have received numerous awards and constant recognition from prominent institutions around the world.In 1995, he founded the NGO VAN (Voluntary Architects Network). Asking himself what architects can do to benefit society, he has been working for nearly 30 years to provide assistance to war refugees and disaster-stricken areas around the world. He will talk about the beginnings, driving force, and wishes of Shigeru Ban, an architect who continues various activities.



藤原・室 建築設計事務所が設計した、兵庫・神戸市の「岡本の家」です。
閑静な住宅街の三角形の敷地に計画されました。建築家は、“容積の確保”と“街並みとの調和”の両立を求め、二層分の外壁を分割して間に開口部を設けた“圧迫感を緩和”する建築を考案しました。また、視線と風が抜ける空間は“街との繋がり”も感じさせます。
傾斜地の住宅街の中腹にある、細長い三角形の敷地に建つ、夫婦2人子供2人の為の住宅です。
敷地いっぱいに壁面を設けることは、小さな敷地における一般的な設計手法ですが、都会の狭小地ではなく閑静な住宅街の細長敷地である本プロジェクトでは、街並みに溶け込む外観も重要でした。施主からは、敷地の有効利用を最優先するという強い要望がありましたが、最大ボリュームの壁面を設けると通りに対して圧迫感が生じると考えました。
そこで、壁面を分割し、つなぎの部分を開口部とすることで、施主の希望する2階までのボリュームを確保しながらも、開口部によって圧迫感を緩和するとともに、開口部の前の三角形の残地に植物を植えることにしました。このような手法により、施主の希望と街並みへの配慮を両立させた建築を提案することができました。
壁面のずれにより、内外が繋がることで、住まい全体に視線や風の抜け、街とのつながりを感じさせながら広がりを感じさせる住まいとなっています。


戦後日本を代表する建築家の一人“丹下健三”による「国立代々木競技場」を主題とした国際シンポジウムが開催されます。
シンポジウムのタイトルは「国立代々木競技場世界遺産登録推進国際シンポジウム」です。主催は、一般社団法人国立代々木競技場世界遺産登録推進協議会。隈研吾らが登壇し“構造・設備・意匠の視点”から本建築を解説します。また、海外からも有識者が参加し“国際的な視点”からも紐解く内容となっています。開催日時は2023年11月19日(日)13:00~17:00(12:30開場)。会場は、東京大学 安田講堂です。参加費無料。こちらから、要事前申込です(定員700名)。【ap・ad】
ダイナミックな外観と壮大な内部空間を有する戦後建築の金字塔、国立屋内総合競技場(現在の国立代々木競技場)は1964年10月開催の第18回オリンピック東京大会水泳・バスケットボール競技会場として渋谷の高台に建設されました。かつてこの場所は陸軍練兵場で、戦後ワシントン・ハイツとして米軍に接収されましたが、オリンピック開催を機に日本側に返還されたことで知られます。
この競技場を設計したのが戦後日本を代表する建築家・丹下健三(1913-2005)です。丹下は広島平和記念公園、香川県庁舎、東京カテドラル聖マリア大聖堂、山梨文化会館、東京都庁舎など、数多くの建築・都市計画を手がけた建築家として知られます。
丹下は国立代々木競技場で吊り屋根構造を大胆に駆使し、大小二つの体育館とそれを結ぶプロムナードを巧みに配置しました。その際に渋谷・原宿間の高低差を活用することで、渋谷と原宿から訪れる一般客を体育館に円滑に導き入れることに成功しています。また、丹下はこの競技場を設計するにあたって構造の坪井善勝、空調衛生設備の井上宇市と協働し、近未来的なデザインを実現しました。一方、第一体育館の重厚で緩やかな吊り屋根は、奈良時代の寺社建築の大伽藍を彷彿させ、日本の伝統建築との連続性を強く感じさせます。
国立代々木競技場は幾度かの耐震改修工事を経て、竣工当時の姿を維持した結果、2021年に国の重要文化財に指定されました。また、2021年に第32回オリンピック・パラリンピック東京大会においてはハンドボール、パラリンピック車いすラグビー、バドミントン競技の会場として活用されたことは記憶に新しいところです。
東京において、国立西洋美術館に次ぐ世界遺産登録を目指し、このたびは海外からの有識者を交えてシンポジウムを開催いたします。
以下に、シンポジウムの詳細を掲載します。



二俣公一 / ケース・リアルが設計した、兵庫の店舗「イソップ 神戸BAL店」です。
歴史ある和洋折衷建築が残る都市での計画です。建築家は、街の“バランス感覚”を取込んだ空間を求め、“日本古来の素材”と“西洋的な構成”を融合する設計を志向しました。そして、近隣産で伝統的な“淡路瓦”を主要素材に選び様々な箇所に使用しました。店舗の公式ページはこちら。
計画地のある神戸は、明治維新以降の開港や居留地の完成に伴って貿易が盛んになり、海外のさまざまな文化を取り入れながら発展してきた。
そして、現在の神戸の街でもその歴史を感じられる要素があちこちに点在しており、18世紀末から19世紀前半に建てられた西洋風の建築もその一つ。 中には日本独自の文化と融合されて、和洋折衷の独特の雰囲気を持つものもあり、私たちは今回のストアにおいて、この神戸の歴史とリンクするバランス感覚そのものを、空間の要素として取り込みたいと考えた。
メインの素材に用いるのは、計画地の北西に位置する淡路島の土を原料とした淡路瓦である。
淡路島特有の良質な粘土質によって作られる淡路瓦には約400年以上の歴史があり、型を用いて様々な形状に成形できるほか、その火入れの温度によって「いぶし銀」と呼ばれる黒とシルバーがミックスしたような独特の表情が表れる。
私たちは、これを壁面の巾木やエンドパーツとして、またイソップのプロダクトを縁取る門型のフレーミングなどに使用。マテリアルとしては淡路瓦という日本古来の素材を用いながらも、様式としては西洋的な構成を取り入れ、神戸独自の素材や造形のバランスとイソップの空間との融合を試みた。

アーキテクチャーフォトで、2023年10月に注目を集めたトピックスをランキング形式でご紹介します。




新居千秋都市建築設計 / 新居千秋+村瀬慶彦+上田晃平が設計した、千葉の「流山市立南流山地域図書館・児童センター」です。
約3000㎡の滞在型複合施設です。建築家は、様々な規制や厳しい与件の下でも、“身体性”を大切にした“五感”に訴えかける建築を志向しました。そして、寸法と素材にこだわり設計と選定した家具を用いて限られた空間の中に様々な居場所を作りました。施設の公式サイトはこちら。
南流山地域図書館・児童センターは12.5万冊の図書館と児童センター、カフェを中心とした約3000㎡の滞在型複合施設です。
極小、極細、日影、斜線制限、ローコストの中で、無味無臭でジェネリックなものではない、1つ1つのRoom「部屋」の身体性=Somestheticを大切にし、五感(視覚・触覚・聴覚・嗅覚・味覚)にうったえかける建築をつくりました。
私たちは例えば「四角い」建築であっても、小さく細長かったり変形していたり条件の悪い敷地でも、なるべく外形を削って、建築ヴォリュームをコンパクトにします。コスト的にもメリットがあり、隣接する敷地に対して、両者の間に少しでも良い環境をつくり出すことができるからです。さらに、内外ともに身体寸法ギリギリに考えていきます。その結果生まれる、極めつきのローコスト建築のかたまりを、内部の色々な所から掘っていきます。
このような建築は、バランスを崩すと制約がそのまま形になった普通のものになってしまい、形=外観にしていくのが難しいです。彫刻と同じで、失敗すると元に戻すことができない緊張感もあります。それでも結果として、安易に真似のできない、その場所で求められていた、そこでしかできない人の居場所が生まれると思っています。
極小敷地であるため、例えば書架や椅子をメーカー製品としてしまうと、内部の空間が狭くなったり必要な内寸が確保出来なくなる為、利用者及び運営者の使い勝手に配慮しつつ、本施設に合った適切な寸法の家具を設計しました。備品についても細かな寸法まで確認し、実際の製品に触れ、重さを確かめたりしながら丁寧に選定し、機能性を担保しながら、それぞれの場所に適切に配置し特性を与えることで多様な居場所を創出しています。


安藤祐介建築空間研究所が設計した、東京・千代田区の「エクスドリーム不動産サテライトオフィス神田錦町」です。
新築テナントビル内に計画されました。建築家は、地域の歴史と“若く前向きな”社風の表現を求め、伝統的な内装要素を“現代的な素材とディティール”で再解釈する設計を志向しました。エキスパンドメタルとリブパネルを主要素材とし空間を構築しました。
神保町で不動産・ディベロッパー業を営む企業が新築した10階建てテナントビル内の2階と3階に、同社のサテライトオフィスを設計した。
神田錦町の歴史ある土地柄と、同社の若く前向きな社風をデザインに取り込むことを考え、クラシックな内装の要素を現代的なマテリアルとディティールで再解釈することを試みた。
エキスパンドメタルとリブパネルをキーマテリアルとし、椅子を除くほぼすべての什器を造作で計画することとした。
古典建築の折り上げ天井意匠から着想を得た吊り装飾やシャンデリア、ペンダントライトをスチールフラットバーやエキスパンドメタル等を用いデザインし、格式高さと軽やかさを両立させることを目指した。EVホールの腰壁や収納の扉、什器の土台はリブパネルで覆うことで部屋をまたいでも空間に統一感を持たせている。
照明計画では、エキスパンドメタルの様々な表情を引き出すことを意図した。執務室の個人ブースでは、壁面からの間接光をアールの付いたエキスパンドメタル越しに室内へ取り込んでいる。デスク天板の奥には作業スペースを狭めないよう斜めに立て掛けたエキスパンドメタル越しに間接照明をとり、手元を柔らかく照らすようにした。また会議室では壁面の腰高収納にアップライトを仕込み、列柱廊をイメージしたエキスパンドメタルのついたてに陰影をつけている。



MADによる、中国・上海の「The Ark | Shanghai Cement Factory Warehouse Renovation」です。
70年代竣工の倉庫を複合施設に改修する計画です。建築家は、新旧の構築物が並置される状況を求め、既存の壁の間に“金属製のヴォリューム”が浮遊する構成を考案しました。そして、都市の記憶を未来に繋げると共に人々の為の新たな交流空間を創り出しています。本建築は2026年までの完成を予定しているとの事。
こちらはリリーステキストの翻訳です
The Ark|MADアーキテクツが上海セメント工場倉庫のリノベーションデザインを公開
MADアーキテクツは、上海張江セメント工場倉庫のリノベーションのデザインを公開しました。
改修の対象となったのは、上海張江セメント工場の南側にある「Wanmicang」倉庫です。MADのリノベーションは、新旧の建造物を並置することで、時間と物理的な次元の3次元的な階層を構想しています。上昇する箱舟のような、変貌を遂げた建物は、公園を文化、創造性、商業、シェアオフィスを統合した多機能の公共ウォーターフロント・スペースに変えることで、朽ち果てた工業用地に新たな命を吹き込むでしょう。
上海張江セメント工場は、かつて上海の3大セメント工場のひとつでした。1971年に建設され、2013年に生産を終了するまでの50年間、上海の都市建設の発展を見守ってきました。この倉庫はかつて、加工のためにセメント工場に原料を送る船が最初に立ち寄る場所であり、現存するセメント工場最大の建物でもあります。その川沿いのファサードは、まるで広大な絵巻物のようで、上海の人々の何世代にもわたる都市の記憶となっています。
近年、国内外の先駆的な建築家たちが、「1万メートルサイロ」、「セメントサイロ」、「窯尾塔」などの歴史的な産業建築物を継続的な再利用を通じて保存するために公園群の設計を依頼されています。歴史的な工業用建物をリニューアルして再利用し、研究開発、文化とスポーツサービス、創造的な商業支援のための施設を開発することで、セメント工場はさまざまな種類のビジネスとダイナミックな建築空間を備えた複合キャンパスに生まれ変わります。
MADアーキテクツの創立パートナーのマー・ヤンソンは言います。
「産業遺産が保存され、活用されるのは、それが歴史的な記憶を携えているからというだけでなく、より重要なのは、それが未来に歴史を感じさせるからです。だから、私たちはここで工業的な美学を賛美し強化する必要はなく、むしろ現代と未来の精神に焦点を当てるべきなのです」
この改修は、古い屋根を箱舟のような金属製の「浮かぶ」ヴォリュームに置き換えることで、倉庫の元の工業建築的な外観を保存します。古いコンクリートの荒々しさと新しい金属の滑らかさのコントラストは、老朽化した工場建物に新たな命を与え、元々の工業スペースは多機能な都市のリビングルームへと生まれ変わります。オリジナルの工業用建物の長い斑模様のファサードは補修・補強され、新しい空間の記憶と魂の一部となります。張江副都心に面する西側の壁は撤去され、全面吊り下げ式のガラスカーテンウォールに変更されます。これは元の壁から後退して設置され、外側に24時間利用可能な都市公共空間を創出します。



坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、京都・下京区の店舗「HUNTING WORLD CRAFTED BY DESCENTE.LAB POP UP STORE @FUJII DAIMARU」です。
老舗百貨店内の期間限定の店です。建築家は、ブランドの代名詞の“バッグ”から着想を得て、荷物を保護する“エアー緩衝材”を主要素材とした什器を考案しました。また、45°振ったラックの配置は滞留の促進と区画の内外の繋がりを意図しています。営業期間は2023年10月22日~11月5日です。店舗の公式ページはこちら。
HUNTING WORLDとDESCENTEによる新ブランドHUNTING WORLD CRAFTED BY DESCENTE.LABのポップアップ店舗の計画。
計画地は京都の老舗百貨店藤井大丸のエントランス。人通りの滞留を促すため、区画との境界を意識させないようラックを45°に振って配置した。
キーマテリアルにはHUNTING WORLDブランドの代名詞である過酷な環境下でも荷物を守るバッグから着想を得て、荷物を保護するエアー緩衝材を選定。エアー緩衝材と単管パイプの径がほぼ一致することから、単管クランプでエアー緩衝材を掴み取り付けている。そして、自然や絶滅危惧種の保護を意味する仔象のブランドロゴを凹凸に合わせて施した。
また、オペレーションを効率化しお客さんの待ち時間を短縮するためストックルームを区画内に設置。衝立は安全鋼板(工事用バリケード)とし、コーナー材を用いずに角を円形部分でつなげることで全体的に角のないおさまりに統一している。


プロジェクト規模拡大に伴う組織改革を進める「小大建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
小大中途スタッフ募集(1次募集締切 2024年1月31日まで)
就職説明会 2023年11月19日(日)開催【募集背景】
弊社は設立9年目となりました。
これまで、日本では大型温泉旅館案件・公共スポーツ施設案件、中国では個性豊かなインテリアの仕事や地域色豊かな環境での宿泊施設を多数竣工させ、実績を重ね成長を続けてきました。
2023年に世界的な企業(事業者様)の新規事業の指名コンペで選定して頂いたことにより、更なる業務範囲や設計規模が拡大している状況です。
弊社の急速な成長に伴いアトリエの枠組みを超えた組織変革(給与条件・労務環境)を行うことで、優れた設計士を中途スタッフとして迎え入れる環境を整えました。
現在25名の設計士が在籍しており、今回の募集で30名以上のチームを目指し、設計事務所としての総合力の強化を目指しています。【就職説明会】
gallery一畳十間で就職説明会を行います。
代表からの設計の考え方の説明と、弊社の設計スタッフが入社からこれまでの日々をスライドを使って赤裸々にお話いたします。
来年度新卒入社希望、中途入社希望、来年度新卒入社希望、の方には、入社後のイメージをより具体的に掴んで頂ける機会になると思いますので、ご興味のある学生の方、中途入社をお考えの社会人の方、ぜひこの機会にお越しください。
スタッフトーク後には、会場でもあるgallery一畳十間にて事務所ツアーや相談会も用意しています。カジュアルな雰囲気の中で、弊社スタッフとの交流を通じて小大や一畳十間の雰囲気や働き方を掴んで頂けたら幸いです。
TOTOギャラリー・間の、2024年の展覧会情報が公開されています。能作文徳+常山未央、魚谷繁礼、大西麻貴+百田有希の展示が企画されています。




北川原温建築都市研究所が設計した、東京・豊島区の「豊昭学園6号館 ラーニングセンター」です。
キャンパス整備の一環で三角形の敷地に計画されました。建築家は、敷地を超えた街との接続と学園の更なる成長の表現を意図し、無限に広がる“放物線”の形を用いた建築を考案しました。そして、道路斜線で規定された量塊の中にホールや図書館等を収めました。
豊昭学園は、豊島学院高校・昭和鉄道高校・東京交通短期大学の3校から構成されています。北川原温建築都市研究所は30年近く、このキャンパス整備プロジェクトに携わってきており、今回の整備は第5期となります。
6号館ラーニングセンターは三角形の敷地に計画されました。3校が共有して活用ができるキャンパスの中心的な施設として、500人収容が可能なレクチャーホール、図書室、鉄道シミュレーター室等が機能的に配置されています。建物の内外で多用される放物線(=無限に広がる曲線)形状は、敷地や空間を超えて他校舎や街とのつながるイメージや、学園のさらなる成長・発展をイメージしたものです。
日常的に利用される図書室は地上レベルに配置し、放物線形状の開口部により街路と生徒の生活空間に視覚的なつながりを生み出します。


建築を根源から考えて創る「株式会社 森下建築総研」の、“自社設計の施設運営も兼務”する 設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
設計スタッフ及びシェアアトリエ、ラウンジの運営スタッフを募集いたします。
今年9月より六甲山にてThinkStay Mt.というサードプレイスを自社運営しております。大自然に囲まれ街の灯火を俯瞰する、自分自身をリ・クリエイトするそんな居場所です。設計業務に携わりながらこちらの運営にも関わるスタッフを募集いたします。
六甲山上駅前の施設です。新卒から経験豊富な方まで、幅広いバックグラウンドをお持ちの方を歓迎いたします。
弊社は研究施設・ビル・公共施設・店舗に至るまで、新築・改修を問わず、企画・設計・監理・プロジェクト管理を行う一級建築士事務所です。また、建築に限らず環境デザイン・オブジェ・プロダクトデザイン・インテリア等、各種デザイン・制作も行っています。
建築を創るとき、なるべく根源から考えるように心がけています。
人の行為や意味、あらゆる事物のフローが建築を形作って行きますが、建築はある環境の中、時間軸の上に留まります。次の時代を見据え、風化すること無くその場に存在しうる建築を創っていきたいと考えます。出来上がった建築とはそれを創ることに専念した人々の一つの答ですが、それは特定解ではなく、幾千通りの中から抽出された偶然とも言えるでしょう。唯、その偶然はそれを創る人の確信と信念に裏打ちされた物でないといけません。共に創造する人材を求めています。



ファラが設計した、ポルトガル・マルコ デ カナヴェゼスの住宅「house for three generations」です。
小さな村の角地に建つ3世帯住宅です。建築家は、正方形平面の中に各世代ごとに異なる形の寝室を作り、残った“型破りな形”の空間を共通のリビングとして計画しました。また、天井の手前で止めた“柱”は活動の区切りとなり物理的統一性も示しています。
こちらは建築家によるテキストの翻訳です
家の中心に柱がある。
その家は世界の中心にある。
この家はポルトガルの小さな村の角地に建っており、3世代が住むためのものです。各世代には寝室が割り当てられ、それぞれの寝室は異なる形をしています。与えられた形状は、一見恣意的ですが、極めて精密です。リビング・スペースは、プライベート・エリアの引き算として作られており、型破りな形となっています。プライベートなプログラムとパブリックなプログラムの関係は、(演劇的な意味での)ほとんど無秩序な家庭環境を生み出しています。この家は正方形のプランとピラミッド型の屋根を持ち、その角は主要な方角に向いています。等しく重要な4つの立面に沿って、グレーのコンクリート、塗装されたコンクリート、大きな四角い窓、小さな丸い窓、コンクリートのシャッターの模様を飾る大理石の小さな点など、連続したテクスチャーが見られます。金属製の煙突は、このオブジェの最後を飾り、つなぎ合わせています。
ほとんどの家と同じように、部屋、窓、ドア、床、そして白い壁でできています。柱が1本追加されています。すべての木製の床は、柱を中心として外に広がる様に敷かれています。ほぼ中央にありますが、柱は構造上必要ではないので、天井には接していません。ちなみにこの柱は、さまざまな共同活動の区切りを示すと同時に、世界の真ん中にあるコンクリートの広場であるこの家の物理的な統一性を示すヒントにもなっています。



BIGによる、ニューヨークの超高層ビル「ザ・スパイラル」です。
ハイラインパークの近くの高さ約300m越の建築です。建築家は、公園の緑との接続と垂直方向への拡張を意図し、緑化したテラスが階段状に連なる構成を考案しました。また、オフィスの一部として自然を統合した“現代的なワークプレイス”を作ることも意図されました。
※図面とダイアグラムを追加しました(2023/11/17)
こちらはリリーステキストの翻訳です
ハイラインからスカイラインへ-BIGのバイオフィリック超高層ビルがニューヨークに完成
先週開催された高層ビル・都市居住協議会(The Council on Tall Buildings and Urban Habitat)の年次会議で、同協議会による部門別の世界最優秀高層ビルに選ばれたザ・スパイラルは、近隣のハイライン公園の景観をザ・スパイラル外壁の周囲に視覚的に広げ、66階建ての各階から緑豊かな屋外テラスへのアクセスを可能にしています。
ティシュマン・スペイヤーが開発し、ターナーが建設したザ・スパイラルは、ファイザー、デベボワーズ&プリンプトン、ターナー・コンストラクション、HSBCなどの大手企業に正式に門戸を開きました。ハドソン大通りと10番街の間の西34ストリートに位置するザ・スパイラルは、マンハッタン西側の高架のハイラインとベラ・アブズグ公園に隣接しています。BIGがアダムソン・アソシエイツ、構造エンジニアのWSPカントル・セイヌクと共同で設計したこの商業用高層ビルは、66階建て、広さ280万平方フィート(※約26万㎡)、高さ1,031.5フィート(※約314メートル)に達します。ザ・スパイラルはLEEDシルバー認証取得を目指しています。このタワーは、BIGにとって初めて完成した超高層ビルであり、ニューヨークで初めて完成させた商業用高層ビルでもあります。
街路レベルからは、このタワーは、西34ストリートを越えてマンハッタンのスカイラインへと伸びるハイラインの緑のリボンへと視線を誘導します。温室を彷彿とさせるこのタワーのガラスパネルのファサードからは、オランダのスタジオDRIFTのアートワークと緑豊かな木々で飾られた明るく広々としたロビーを見ることができ、ハドソン大通りと10番街の両方のエントランスから入ることができます。
建物の周囲へのジェスチャーとして、ザ・スパイパルのロビーにはこの地域の工業の歴史に敬意を表して7種類の金属が使われており、床パネルはハイラインに広がるプレキャストコンクリートの板の正確な寸法に合わせて作られています。
ザ・スパイラルは、敷地のゾーニングエンベロープ(※法規制に従った仮想的な包囲線のこと)に従い、上昇するにつれてゆっくりと容積を減らしていきます。その段差のある表現は、エンパイア・ステート・ビルディングやロックフェラー・センターといった古典的なマンハッタンの超高層ビルのデザイン美学と共鳴しています。また一方で、そのほっそりとしたプロポーションとモダンな素材やディテールの使用は、現代の高層建築のデザイン的特徴を物語ってもいます。
BIGの創設者兼クリエイティブ・ディレクターのビャルケ・インゲルスは言います。
「ザ・スパイラルはハイラインの北端を強調し、直線的な公園はタワーまで続いているように見えます。そして、ハイラインをスカイラインまで延長し、活気ある緑地帯の上昇するリボンを形成します。ザ・スパイラルは、前近代の超高層ビルの古典的なジッグラト(※古代メソポタミアの塔)のシルエットと、現代の高層ビルの細身のプロポーションと効率的なレイアウトを融合するものです。使う人のためにデザインされたザ・スパイラルは、タワーの各フロアが確実に屋外に開かれ、空中庭園や連続的なアトリウムを作り出し、1階から頂上までの開放的なフロアプレートを、途切れることのないひとつのワークスペースとしてつなげています。建物を取り囲むようにテラスが連なり、テナントの日常生活を外の空気と光に広げています。この2年の夏で木々や草、花やつる植物が根を張り、ザ・スパイラルは徐々にタワーのシルエット全体を包み込む上昇する緑のリボンになりつつあります。それは、街のスカイラインのスケールで、高さ1,000フィート(※約300メートル)のツルのようです」
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