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アルヴァ・アアルトとその妻の展覧会「アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命」の会場写真

アルヴァ・アアルトとその妻の展覧会「アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命」の会場写真が10枚、野良犬のケンチク彷徨記に掲載されています。東京・江東区のギャラリーエークワッドにて2020年2月27日まで開催中。
以下は展覧会公式の概要。

世界的建築家のアルヴァ・アアルトとその妻、アイノ・アアルトが1920年から1930年にかけて追及した、小さくとも豊かに生活するための、住宅デザインに焦点をあてます。アアルト夫妻は「日常の暮らしにこそデザインが必要である」という思想から建築設計だけでなく、家具、グラスウェアなど現在も使われ続ける名品を多く残しました。また、機能的で衛生面を重視したキッチン設計はアイノ・アアルトが行動力学を追求した効率的なデザインのさきがけとなりました。会場には、1930年にアアルト夫妻が展示した最小限住宅展の再現や、自邸の一部をMITの協力のもとAR(拡張現実)で再現する空間構成としています。

SANAAが設計を進めている「新香川県立体育館」の基本設計概要が公開

SANAAが設計を進めている「新香川県立体育館」の基本設計概要が公開されています。11枚のPDFにパースや平面図が掲載されています。2018年6月に発表されたプロポの提案書はこちらで閲覧可能です。

オラファー・エリアソンの、チューリッヒ美術館で始まった展覧会「Olafur Eliasson: Symbiotic Seeing」の会場動画

アーティストのオラファー・エリアソンの、チューリッヒ美術館で始まった展覧会「Olafur Eliasson: Symbiotic Seeing」の会場動画です。会期は2020年3月22日まで。

The Kunsthaus in Zürich, Switzerland, just opened a major solo exhibition by Danish-Icelandic artist Olafur Eliasson. Eliasson’s show is titled “Symbiotic Seeing”. It presents many of his new works. At the center of “Symbiotic Seeing” is a large scale installation of the same name. Olafur Eliasson created the work exclusively for the Kunsthaus Zurich. It “addresses a key issue of our age: the relationship and interplay between human and non-human actors on Earth.
In ‘Symbiotic seeing’, Eliasson tackles themes such as coexistence and symbiosis and aims to bring about a fundamental shift of perspective. The exhibition invites us not only to reflect on climate change – as a consequence of human action – but also to comprehend the human being as part of a larger system. The socially and environmentally committed artist, who was appointed Goodwill Ambassador for climate action and the Sustainable Development Goals by the UN in September 2019, proposes an idea of the world based on coexistence and collaboration rather than competition.
Eliasson’s art translates complex theoretical deliberations into spatial works that not only appeal to people rationally but also touch them emotionally and move them physically.
He has been working for over twenty years with an interdisciplinary team that includes craftspeople, architects, media specialists and cooks. He is known for space-filling works, light works and sculptures that prompt audiences to reflect on themselves and the world as they experience them.”(excerpt from the info text).

Curated by Mirjam Varadinis, the exhibition runs until March 22, 2020.

オラファー・エリアソンの東京都現代美術家での展覧会「ときに川は橋となる」の展示内容の概要が公開

アーティストのオラファー・エリアソンの東京都現代美術家での展覧会「ときに川は橋となる」の展示内容の概要が公開されています。会期は2020年3月14日~6月14日。展覧会初日にはエリアソンの講演会も企画されています。

東京都現代美術館は、アイスランド系デンマーク人アーティスト、オラファー・エリアソンの個展を開催します。
本展覧会「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」は、日本で10年ぶりの大規模な個展です。

私はベルリンの太陽の光を日本に持ってきました。私の手の中にあるのは小さな発電所なのです――。

オラファー・エリアソンは、電力にアクセスできない地域に住む人びとに届けられる携帯用のソーラーライト「リトルサン」で周囲を明るく照らし出し、そう語ります(2019年4月、東京都現代美術館にて)。

オラファー・エリアソン:アートをエコロジーの視点で見直すこと (2019年4月23日) ダイジェスト版 約8分

オラファー・エリアソン(1967年生まれ)はアートを介したサステナブルな世界の実現に向けた試みで、国際的に高い評価を得てきました。本展覧会は、エリアソンの再生可能エネルギーへの関心と気候変動への働きかけを軸に構成されます。それは展覧会のタイトルにも反映されています。エリアソンは言います。「〈ときに川は橋となる〉というのは、まだ明確になっていないことや目に見えないものが、たしかに見えるようになるという物事の見方の根本的なシフトを意味しています。地球環境の急激かつ不可逆的な変化に直面している私たちは、今すぐ、生きるためのシステムをデザインし直し、未来を再設計しなくてはなりません。そのためには、あらゆるものに対する私たちの眼差しを根本的に再考する必要があります。私たちはこれまでずっと、過去に基づいて現在を構築してきました。私たちは今、未来が求めるものにしたがって現在を形づくらなければなりません。伝統的な進歩史観を考え直すためのきっかけになること、それがこうした視点のシフトの可能性なのです。」

オラファー・エリアソンは1990年代初めから、写真、彫刻、ドローイング、インスタレーション、デザイン、建築など、多岐にわたる表現活動を展開してきました。本展は、エリアソンの代表作を含む、多くが国内初公開となる作品の数々で構成されています。植物や木を用いたインスタレーション、光と幾何学に対する長年の関心が反映された彫刻、写真のシリーズ、ドローイングと水彩画、公共空間への介入をめぐる作品等が展示されます。

エリアソンは、幼少期に多くの時間を過ごしたアイスランドの自然現象を、長年にわたり撮影してきました。《溶ける氷河のシリーズ 1999/2019》(2019年)は、過去20年間の氷河の後退を鑑賞者に体感させます。また、私たちと自然との複雑な関係をめぐる思考が反映されたエリアソンのインスタレーションは、光、水、霧などの自然現象をしばしば用いることによって、周りの世界を知覚し、世界をともに制作する方法について、私たちひとりひとりの気づきをうながします。さらに、本展覧会では、最初期の代表作として、暗闇の中に虹が現れる《ビューティー》(1993年)をご紹介します。アトリウムの吹き抜け空間と展示室に隣接するサンクンガーデンでは、大規模なインスタレーションが本展のために制作されます。

スタジオ・オラファー・エリアソンの活動は美術作品の制作に限定されません。スタジオでは日々、実験とリサーチ、コラボレーションによって、さまざまなアイデアやプロジェクトが開発されています。本展覧会では、サステナブルな生分解性の新素材やリサイクルの技術に関する近年のリサーチの一部をご紹介します。

展覧会カタログには、本展キュレーターの長谷川祐子による論考と、エリアソンと哲学者のティモシー・モートンとの対談が収録されます(2020年4月中旬刊行予定)。

アトリエ・ワンが設計した「MUJI みんなみの里」「MUJI 四日市」「MUJI 山科」の写真

アトリエ・ワンのウェブサイトに「MUJI みんなみの里」「MUJI 四日市」「MUJI 山科」の写真が掲載されています。

安藤忠雄の設計で2020年3月に開館する中国の美術館「He Art Museum」の現場写真など

安藤忠雄の設計で2020年3月に開館する中国の美術館「He Art Museum」の現場写真などが19枚、archdailyに掲載されています。

妹島和世へのインタビュー『「人それぞれ、思い思いに使えるものを」建築家・妹島和世が考えるデザインの役割』

妹島和世へのインタビュー『「人それぞれ、思い思いに使えるものを」建築家・妹島和世が考えるデザインの役割』が、fashionpost.jpに掲載されています。

隈研吾の建築展が、東京国立近代美術館で東京オリンピック期間に重なる2020年7月に開催

隈研吾の建築展が、東京国立近代美術館で東京オリンピック期間に重なる2020年7月に開催されます。会期は2020年7月17日~10月25日。(*休館日:月曜日(7月27日、8月3日、8月10日、8月31日、9月21日は開館)、
8月11日[火]、9月23日[水])

2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる《国立競技場》の設計に参画するなど、現代日本を代表する建築家のひとり、隈研吾(1954-)の大規模な個展です。2018年に開館した《V&Aダンディー》(スコットランド)が米TIME誌の「2019年世界で最も素晴らしい場所100」に選ばれたことに象徴されるように、彼の建築は、人が集まる場所として、世界中の人々を魅了しています。
本展はそんな隈の建築の特徴を、模型や写真によって紹介するだけでなく、先端的な技術を用いたいくつもの映像によって実感できるようにします。展覧会オリジナルとなるこれらの映像の制作には、瀧本幹也など国内外のアーティストが参加。また、識者の協力を得て、隈ならではの東京の未来像を提案する一室が設けられる予定です。

【ap job更新】 株式会社 藤木隆男建築研究所が、設計スタッフを募集中
【ap job更新】 株式会社 藤木隆男建築研究所が、設計スタッフを募集中
【ap job更新】 株式会社 藤木隆男建築研究所が、設計スタッフを募集中育英学院サレジオ小・中学校 1993

株式会社 藤木隆男建築研究所の、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

建築設計監理を専業とする設計事務所です。開設して約30年(業務経歴等ホームページ御参照)、一つ一つの課題に真摯に、丁寧に取り組んでいます。

少人数スタッフによるアトリエ的作業環境の中で、落ち着いて建築デザイン/設計に取り組む意欲のあるスタッフを募集しています。

来年度建築系大学新卒または大学院修了の方、または既に卒業して設計実務経験のある方を求めます。(もちろん即戦力として設計スキルの高い方、一級建築士有資格者の方も歓迎です。)

大野友資 / DOMINO ARCHITECTS+山本基揮 / 山本基揮建築設計による、東京・渋谷の、高層ビル 渋谷スクランブルスクエア内の施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」
大野友資 / DOMINO ARCHITECTS+山本基揮 / 山本基揮建築設計による、東京・渋谷の、高層ビル 渋谷スクランブルスクエア内の施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」Untitled (︎A Co-working Space in Shibuya #43), 2019 © Gottingham Image courtesy of Domino Architects and Studio Gottingham photo©Gottingham
大野友資 / DOMINO ARCHITECTS+山本基揮 / 山本基揮建築設計による、東京・渋谷の、高層ビル 渋谷スクランブルスクエア内の施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」 photo©三嶋一路

大野友資 / DOMINO ARCHITECTS山本基揮 / 山本基揮建築設計が設計した、東京・渋谷の、高層ビル 渋谷スクランブルスクエア内の施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」です。
アーキテクチャーフォトでは本作品を、Gottingham三嶋一路という二組の写真家による切り口の異なった写真で紹介します。
施設の公式サイトはこちら

渋谷駅直結、渋谷スクランブルスクエア15階。世界一有名な交差点を見下ろす敷地に、多様な利用者の多様な活動の受け皿となる、次世代の公民館のような施設、SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)を設計した。

約2600m2の広大なフロアは、プロジェクトスペースをはじめとして、イベントホール、サロン、カフェ、シェアキッチン、プレイグラウンドなど、多様な機能にエリア分けされている。各エリアにはできるだけ壁をたてず、床材の質感や天井の高さの変化などを手がかりとして、空間の性格を切り替えている。キャラクターの異なるエリア同士が見え隠れしながらずるずると重なって繋がっていく、街のような空間を目指した。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/1/3-1/19]
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/1/3-1/19]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/1/3-1/19)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 宇野友明による、愛知・名古屋市の住宅「栄生の家」
  2. 藤村龍至による設計事務所 RFAが、インターン募集に関して法令や社会背景等をまとめていて参考になります
  3. 増田信吾+大坪克亘の、TOTOギャラリー・間での建築展「それは本当に必要か。」の会場写真
  4. 宇野友明による、愛知・名古屋市の住宅「よもぎ台の家」
  5. BIGのビャルケ・インゲルスによる、巨大なスクリーンに映し出されたほぼ原寸大の映像と連動する、トヨタの「Woven city」のプレゼン動画
  6. 髙木貴間建築設計事務所による、北海道の既存農家を改修した「富良野の異形屋根」と論考「北海道民家のマニエリスム」
  7. 高池葉子建築設計事務所 / 高池葉子+尾野克矩+草野佑による、愛知の住宅「豊田の家」
  8. 杉山幸一郎による連載エッセイ ”For The Architectural Innocent” 第2回「ストーリーと黒衣の建築。」
  9. 青木律典 / デザインライフ設計室による、神奈川・川崎市の「鶴川の連窓住宅」
  10. ネリ&フーによる、台湾・台北市の宿泊施設「Kimpton Da An Hotel」の写真
  11. 中山英之が東京藝大で2・3年生向けに行っている、「小石を100倍にした建築」という課題の短期ワークショップの概要と作品写真
  12. BIGの設計で、トヨタ自動車が行う静岡県裾野市の都市プロジェクト「Woven City」の計画が発表
  13. ソウト・デ・モウラが、2018年のベネチアビエンナーレにて、バチカン市国の為にデザインした、石材を用い少ない建設行為で祈りの場を実現したチャペルの写真
  14. 安藤忠雄原作の絵本『いたずらのすきなけんちくか』が刊行へ
  15. 山﨑健太郎・西田司・後藤連平が聞き手を務めた、ユウブックスによるアトリエ建築家の人生をインタビューした書籍『“山”と“谷”を楽しむ建築家の人生』
  16. Arup 東京 プロジェクトチームによる、東京・千代田区の「Arup 東京 新オフィス」
  17. 世界的に著名な建築家 BIGのビャルケ・インゲルスが、日本滞在中に撮影した、日本の風景
  18. 桐山啓一 / Airhouseによる、東京・八王子市の住宅「高尾の家」
  19. OMAの設計で1991年に完成した、フランス・パリ郊外の住宅「ダラヴァ邸」の現場写真を、公式インスタアカウントが投稿
  20. ズントー事務所プロジェクトリーダーの杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「新年へ滑り出し」

安藤忠雄原作の絵本『いたずらのすきなけんちくか』が刊行へ

安藤忠雄原作の絵本『いたずらのすきなけんちくか』が刊行されるそうです。発売は2020年2月27日を予定。

世界的建築家・安藤忠雄はじめての絵本

世界的な建築家安藤忠雄原作、人気絵本作家はたこうしろうが絵を担当した、安藤氏初の絵本です。安藤氏設計で2020年3月1日オープンの『こども本の森 中之島』。絵本の舞台はこの『本の森』です。
新しく出来たこの図書館に来た小学生の兄と妹は安藤さんによく似た謎のおっちゃんに館内を案内されます。案内されるうちに、知らず知らずのうちにいろいろな疑問が湧いてきます。なぜたてものをつくるのか、きもちのいいいえとはなにか、すみやすさはどこからくるのか、そしてけんちくかってどんなしごとなの?おっちゃんは、ひとつひとつにていねいにこたえはじめました……。。
1冊の絵本を通して、子供にわかりやすく建築のことを教えてくれる今までにない内容です。安藤氏のエッセイとスケッチ、絵本に出てくる安藤建築のリストも収録。安藤ファンはもちろん、大人の読者にも読み応えのある作品です。帯文は、指揮者の佐渡裕氏と同館名誉館長・京都大学IPS細胞研究所所長の山中伸弥氏が寄稿されています。
安藤忠雄氏と建築がよくわかる、楽しくてためになる絵本です。

【編集担当からのおすすめ情報】
安藤忠雄設計で2020年3月1日オープンの『こども本の森 中之島』との連動企画です

澤秀俊設計環境による、岐阜・飛騨市の住宅「飛騨古川 雪またじの屋根」の動画 佐野天彦 / アトリエサノによる、北海道・札幌市の住宅「琴似の街家」の動画 OMAの設計で1991年に完成した、フランス・パリ郊外の住宅「ダラヴァ邸」の現場写真を、公式インスタアカウントが投稿

OMAの設計で1991年に完成した、フランス・パリ郊外の住宅「ダラヴァ邸」の現場写真を、OMAの公式インスタアカウントが投稿しています。竣工写真はOMAのサイトで閲覧できます

中山英之が東京藝大で2・3年生向けに行っている、「小石を100倍にした建築」という課題の短期ワークショップの概要と作品写真

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