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サラ・マーレイによる、TEDでのトーク「住宅危機に対する遊び心いっぱいの解決法」の動画(日本語字幕付)

サラ・マーレイによる、TEDでのトーク「住宅危機に対する遊び心いっぱいの解決法」の動画です。日本語字幕付です。
動画内で紹介されているプロジェクトのページはこちら

隈研吾による、台湾の、リサイクルコンテナを積み上げたカフェ「スターバックス花蓮湾ストア」の写真

隈研吾のウェブサイトに、台湾の、リサイクルコンテナを積み上げたカフェ「スターバックス花蓮湾ストア」の写真が8枚掲載されています。

台湾で有名な景勝地でも花蓮に建つ、リサイクルコンテナを使ったモバイル型カフェ。
連結して40フィートの長さになったコンテナを、90度ずつ回転しながら4層の高さまで組み上げ、大きな樹木のような透明感のある建築を作った。回転しながら積み上げることによって、多様なテラス空間も生み出すことができた。
リサイクルコンテナを利用して生まれるポーラスな「都市の森」は、軽やかなモビリティを持つ、新しいサステイナブル建築のプロトタイプとなるだろう。

隈研吾による、台湾の、屋根のみが地面に置かれたような形状の廟「TAO」の写真

隈研吾のウェブサイトに、台湾の、屋根のみが地面に置かれたような形状の廟「TAO」の写真と図面が10枚掲載されています。廟とは「祖先の霊をまつる建物」のこと

台北の南70kmの新埔の山中に計画された、道教の神、鬼谷子をまつる道教の廟。
箱の上に屋根が乗るのではなく、オルガニックな形状の屋根だけを、大地の上に直接置いた。
屋根の端部にソリを与えて地面からめくりあげることによって、妻入りでも平入りでもない、寄棟屋根のコーナーから入るという、ユニークな形状が可能となった。
柱や梁がないように、屋根にもフレームがなく、ジョイストと野地板のみで剛性を獲得する木造ドーム構造とした。ジョイストには50mm厚の集成材を使用し、500mmピッチで配置することによって、かつてアジアの木造建築の屋根を支えていた、斗栱と同じようなリズム感を与えることが可能となった。

隈研吾による、台湾での台中花博(2018)のためのパヴィリオン「台中花博台開積木概念館」の写真

隈研吾のウェブサイトに、台湾での台中花博(2018)のためのパヴィリオン「台中花博台開積木概念館」の写真が13枚掲載されています。

台中花博(2018)のために計画された、一辺400mmの積木を積み上げて作った、モバイルパビリオン。
参加型のデモクラティックな建築のためのプロトタイプとして、この三角形の積木をデザインした。積木を組み合わせ、椅子、テーブル、プランターボックスから、このパビリオンのような一辺10m、高さ7mの建築まで組み合わせることができる。
積木の素材には、一般に流通している24mmのラーチ合板を用い、台湾だけでなく世界各地で「積木建築」が増殖していくことを夢みている。

イシダアーキテクツスタジオによる、長野・軽井沢の別荘「積葉の家」の写真

イシダアーキテクツスタジオが設計した、長野・軽井沢の別荘「積葉の家」の写真が13枚、designboomに掲載されています。

オラファー・エリアソンとゼバスティアン・べーマンが主宰するスタジオ・アザー・スペーシズによる、グリーンランドの、その場の氷を型枠として利用して内部空間を作っている、災害調査・ビジターセンター設計コンペの応募案の画像

アーティストのオラファー・エリアソンと建築家のゼバスティアン・べーマン(Sebastian Behmann)主宰するスタジオ・アザー・スペーシズによる、グリーンランドの、その場の氷を型枠として利用して内部空間を作っている、災害調査・ビジターセンター設計コンペの応募案の画像が公開されています。「projects」→「Ilulissat Icefjord Park, Greenland」の順にクリックしていくと画像が8枚見られます。この提案は、設計コンペの最終候補に残っていいました。コンペで設計者に選ばれたのはドルテ・マンドルップでした(画像も掲載されています)

オラファー・エリアソンによる、気候変動を視覚化するために、グリーンランドからロンドンに巨大な氷の塊を輸送・設置したインスタレーション「ice watch」の写真と動画

オラファー・エリアソンによる、気候変動を視覚化するために、グリーンランドからロンドンに巨大な氷の塊を輸送・設置したインスタレーション「ice watch」の写真がdezeenに掲載されています

アーティストのオラファー・エリアソンによる、気候変動を視覚化するために、グリーンランドからロンドンに巨大な氷の塊を輸送・設置したインスタレーション「ice watch」の写真が7枚、dezeenに掲載されています。2016年11月にはパリでこのインスタレーションが行われていました
以下は、グリーンランドで氷の塊を採取する様子の動画。

A.C.E. 波多野一級建築士事務所 / 波多野崇による、京都・左京区の店舗併設住宅「窓緑の家」
A.C.E. 波多野一級建築士事務所 / 波多野崇による、京都・左京区の店舗併設住宅「窓緑の家」 photo©沼田俊之

A.C.E. 波多野一級建築士事務所 / 波多野崇が設計した、京都・左京区の店舗併設住宅「窓緑の家」です。

3階建ての店舗併設住宅である。

設計を依頼された際に建っていた既存の花屋は、小さな空間に多くの植物が溢れるばかりに並べられ、鉢や小物に至るまで店主が丁寧に選んだものと組み合わせられて独特の雰囲気を発していた。それは華やかな色とりどりの花に囲まれた非日常の風景では無く、日常の生活空間に緑や花を添えて暮らすことの豊かさが感じられるような素朴な質のものであり、とても好ましいものに感じられた。
また、花屋はインターネットでの販売が中心であり、店舗は広い作業スペースのある倉庫のような空間でよいとの店主からの言葉があった。このことによっていわゆる一般的な花屋らしさというものに縛られず、店舗から住居へと溢れる緑のある空間で、家族が毎日を暮らせる場所であってほしいとシンプルに考えることができた。

『建築と日常』も手掛ける編集者の長島明夫による、東京写美での展示「建築×写真 ここのみに在る光」のレビュー

建築と日常』も手掛ける編集者の長島明夫による、東京都写真美術館での展示「建築×写真 ここのみに在る光」のレビューが、長島のブログに掲載されています。

展覧会の公式の概要は以下です。

現存する最も古い写真は1827年頃にジョセフ・ニセフォール・ニエプスによって撮影された、窓から見える「たてもの」の一角でした。写真と建築の関係は写真の黎明期の時代から密接にかかわっています。初期の写真技術では人や動物といった動くものは、撮影することが難しかったために、動かない建築は格好の被写体となったのです。また19世紀末は都市開発が進み、街の変貌が著しい時期でした。過去の建築や出来たばかりの建築を記録するために、写真という新しい技術が盛んに使用されました。そして現在にいたるまで、多くの建築が撮影されています。
本展では東京都写真美術館のコレクションを中心として、さまざまな建築を捉えた写真を展示します。写真が発明された頃からどのような建築が写されてきたのか、そして現代の写真家がどのように建築を捉えてきたのかを紹介します。その中には、今ではすでに存在しないものや、実際に見ることが困難なものも少なくありません。写真家が建築を撮るときに感じた光を追体験していただけることでしょう。

UNスタジオによる、シンガポールの高層ビル「V on Shenton」の写真 【ap job更新】 株式会社 AUAU建築研究所が、設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 株式会社 AUAU建築研究所が、設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 株式会社 AUAU建築研究所が、設計スタッフ(正社員)を募集中白山宮 足王社

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

株式会社 AUAU建築研究所の、設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社 AUAU建築研究所は設計スタッフ(正社員)を募集しています。

愛知県を拠点に、住宅、保育園、店舗、リゾートなど幅広く設計をする設計活動をしています。
関東や海外のプロジェクトなど、活動の範囲を拡げています。

事務所の実績などはサイトをご覧ください。
auau-archi.com

ハーバード大学GSDの、インスタグラムアカウントの運用が緻密で驚かされます

ハーバード大学グラデュエイト・スクール・オブ・デザインの、インスタグラムアカウントの運用が緻密で驚かされます。現在約8万人がフォローしているアカウントでは、大学での講評などの様子が、ほぼリアルタイムで更新され続けています。
特にストーリーと呼ばれる24時間で消滅するコーナー(リンク先の円形で虹色で囲まれているアイコン画像をクリックすると閲覧可能)の運用が凄く、講評会の様子の動画には、その学生のアカウントのリンクが張られていたり、講評する講師陣のアカウントもリンクされています。
つまり、大学のアカウント自体が、多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーのような状態になっているので、そこをハブとして、所属学生や教授陣の活動をPRする役割も担っているという事です。
教育機関のアカウントして、これほど踏み込んで運用を行っていることにも驚きを感じます。
また、ハーバード大学GDSはyoutubeも使用しており、こちらでは度々おこなわれる世界的建築家の講演の動画を、開催数日後にUPするというスピード感で運用されています。
ネットの普及した現代の教育機関のSNS活用事例、プロモーション事例として閲覧しておく価値はあると思います。

平田晃久のウェブサイトがリニューアルしています

平田晃久のウェブサイトがリニューアルしています。今のところ各作品3枚程度の写真しか見ることができませんが、作品やプロジェクトが網羅的に掲載されていますので、平田建築を包括的に見ることができると思います。

山本理顕が設計を手掛ける、愛知の名古屋造形大学新キャンパスの画像とコンセプト
山本理顕が設計を手掛ける、愛知の名古屋造形大学新キャンパスの画像とコンセプト image courtesy of 山本理顕設計工場

山本理顕設計工場が設計を手掛ける、愛知の名古屋造形大学新キャンパスの画像とコンセプトです。山本は2018年4月に同大学の学長に就任していました。ニュースサイトでも移転がトピックとして取り上げられています

これからの名古屋造形大学について

「都市美・ CITY BEAUTIFUL」

 かねてから名城2丁目への移転を熱望してきた名古屋造形大学は、その実現を契機として「都市美」を大学の芸術活動の中心理念にしたいと考えています。それは“美しい都市は住みやすい都市である”という確信に基づいています。自らが住んでいる場所に愛着を持ち、そして誰もがそれを美しいと思えるような都市空間をつくることが、住みやすい都市につながるのだと思います。住みやすい都市、美しい都市をつくる主体はその都市の住民です。その住民の人たちと共に「都市美」を実現していきたいと考えます。 大学における芸術活動は単に自らのスキルを磨くだけではなく、地域社会の人びとの生活をより快適にし、そして美しい環境をつくるための活動であると考えます。積極的に名古屋の地域性に関わって、美しい街の景観をつくる活動をその中心にしたいと考えます。名古屋は企業活動を中心にした都市という印象がありますが、実際には伝統的な文化・芸術活動が豊富に潜在しています。それを再発見するだけではなく、名古屋の未来に貢献する新たな文化・芸術活動の拠点にしたいと考えます。「都市美」と深く関わることによって、日本の新たな芸術運動をこの名古屋からつくり出していきたいと考えます。

「地域社会」
 地域社会に貢献する人材を育てたいと考えます。名古屋という地域だけではなく、様々な地域で活躍する人材を育てます。美しい都市環境、美しい地域社会をつくるために何ができるのか。それを考える能力を持った人たちです。今の日本社会の中で最も求められている人材です。

衛星画像と3D画像を使用し、誰でも空撮のようなアニメ動画が作成できるツール「Google Earth Studio」が公開

衛星画像と3D画像を使用し、誰でも空撮のようなアニメ動画が作成できるツール「Google Earth Studio」が公開されています。こちらに概要がまとまったニュース記事があります。建築プレゼンテーションの場面等でも活用できそうです。
以下は、同サービスのPR動画です。

アイレス・マテウスが増築を計画している、フランス・トゥールーズの「オーギュスタン美術館」の画像

アイレス・マテウスが増築を計画している、フランス・トゥールーズの「オーギュスタン美術館」の画像が9枚、archdailyに掲載されています。オーギュスタン美術館は元修道院を改修した美術館です。公式サイトはこちら

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