レゴブロックを100万個使用して作られた実物大のスーパーカー「ブガッティ・シロン」の写真などが、公開されています。動画も掲載されています。
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隈研吾のウェブサイトに、日本ハウスHDの為に設計したモデルハウス「120×120の森」の写真が掲載されています。こちらのページには、隈研吾と日本ハウスHDの対談記事が掲載されています。この建物は、東京・世田谷区の住宅展示場に建てられたようです。
120×120の断面寸法を持つ檜材を組み合わせて、森のような家をデザインした。
120×120の柱を並べた列柱状の耐力壁に、さらに120×213のピースを挿入することによって、日射を遮蔽し、木漏れ日のような効果を生む、やわらかくて強いスクリーンを創造した。
守られながら、しかも街に対して開かれた、新しいタイプの木の家が生まれた。
SALHAUS(サルハウス)・カワグチテイ建築計画設計共同企業体が、「金沢美術工芸大学建設」設計プロポで、最適設計者に選ばれています。また協力事務所として仲建築設計スタジオもチームに参画しているとの事(ソース)。
標記プロポーザルについて、技術提案書の内容及びプレゼンテーション審査に基づき、金沢美術工芸大学建設工事設計者選定委員会で審査が行われ、下記の者を本業務の最適設計者として決定しましたのでお知らせします。
4.選定理由
提出された技術提案書の内容及びプレゼンテーション審査を評価基準に基づき、「的確性」「独創性」「実現性」などの観点から「金沢美術工芸大学移転整備基本構想」、「金沢美術工芸大学移転整備基本計画」を踏まえ、キャンパス整備のコンセプトである「開かれた美の探求と創造のコミュニティ」を実現するため、厳正かつ公正に総合的な審査を行った。
その結果、学生同士が作品や創作活動を共有する交流の場と学生が制作活動に没頭できるような空間を設けるなど「開く」空間と「閉じる」空間を実現できる提案内容であったことなどが評価され、金沢美術工芸大学建設工事設計者選定委員会として候補者を特定した。

中本尋之 / fathomが設計した、広島・呉の美容院「SOZ」です。
SOZとはオーナーが考えた想像の造語。
想像の種を表すドット。その方眼に描く絵は自由。一つひとつのドットは想像の種。どのドットが結びついて線となって行くのか、無限の可能性を残したデザイン。ドットの方眼紙のような空白のエリアにどんな絵を描くかはお客様とサロンの自由な感性で。
元はコンビニだったカット椅子の数に対しては少し広い空間。何もない自由な状態を”構造物を作る”ということで表現するために方眼紙のような立方体を垂木のグリッドで空間に浮遊させVIPルームの空間に仕上げた。グリッドの中に筋交いをいれることで見えない点=ドットを線の交差で表現した。VIPルームは女性や子連れの方も安心して施術できるようにチャイルドルームと連結させている。チャイルドルームの壁はグリッドフレームとは相対するようにコンクリートで作り子供のモデュールに合わせて小さい立方体で表現している。子供の遊ぶ姿は鏡越しに親にしか視認されず。この相反する壁面の組み合わせは親子だけのプライバシーの確保とVIPルームにありがちな個室による狭い圧迫感を解消している。連結した二つの立方体を店内の中心に配することでカットスペースとシャンプースペースは柔らかく仕切られていく。

木村智彦 / グラムデザイン一級建築士事務所が設計した、島根・松江の住宅「西浜佐陀の家 (House in Nishihamasada)」です。
島根県松江市に建築した二世帯住宅。 宍道湖沿いの角地、施主が生まれ育った住宅の建て替えです。 1階を両親の住まい、2階を若い夫婦と子供の住まいとする総2階建て。 玄関と階段のスペースを共有し、それぞれにキッチンとバスルームを持ちます。 以前からこの場所に長く住んでいた両親の住まいは、建て替え前の生活習慣をなるべく変えたくないという要望があり、出来るだけ部屋の並びを変えないように配慮しました。 2階の若い夫婦の住まいは、立地条件を生かして宍道湖を眺望する居間とし、光も大きく取り入れ、風通しも良くするため、2間(3.64M)の間口で筒状の空間としています。 外装は杉板赤身、桧無地のフロアと、シナ合板の染色を内装の基調とし、2階の天井には杉板白太を用いました。 1階は作業場や蔵、祖父母の家と地続きに繋がる平屋的な住宅の間取りとし、2階には宍道湖に浮かぶような眺望を確保した住宅です。


アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
荒木信雄 / アーキタイプの、設計スタッフ・模型製作アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
荒木信雄/アーキタイプが、設計スタッフを募集中
個人住宅、集合住宅、オフィス、劇場、病院、ギャラリー、ショップなど多岐にわたる設計を行っております。
クライアントには国内外で活躍するクリエーター、アーティストのほか、個人から企業までと、幅広いお仕事をさせていただいております。
この度、事業拡大に伴いスタッフを募集しています。窓から気持ちよく代々木公園を眺める場所に、私たちの事務所はあります。
幅広いプロジェクトが常に進行しておりますので、今までのご経験やスキルを十分に活かしていただき、やりがいを感じながら更なるスキルUPが望める職場です。アトリエ事務所には珍しく、スタッフは20代から70代まで在籍しており、若い世代のフレッシュな力や考えを取り入れると共に、上の世代の経験や知識を受け継いでいくことができる環境です。
スタッフひとりひとり年齢も建築を志した理由も違いますが、
建築への想いや情熱には違いがなく、チームとして同じ方向へ向かっており
皆ひたむきに建築と向き合っております。
403architecture [dajiba]の橋本健史による、長谷川豪とケルステン・ゲールス、ダヴィッド・ファン・セーヴェレンの書籍『ビサイズ、ヒストリー:現代建築にとっての歴史』のレビュー「歴史の時代に向けて」が、建築討論に掲載されています。
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2018/8/27-9/2)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
1、noiz・豊田啓介と日埜直彦による、最近の建築学生に対する実感から始まった”建築を見ることや知ることの重要性”に関する対話
2、SDレビュー2018の入選作品の画像と、入選者のプロフィール
3、松尾宙+松尾由希 / アンブレ・アーキテクツによる、福井・鯖江の、事務所+納屋「鯖江の軸組」
4、「日本人率いる建築事務所チーム、スイスの空港改装プロジェクトで優勝」(swissinfo)
5、成瀬・猪熊建築設計事務所による、静岡・三島の、廃園になった古い幼稚園を、活動拠点として生まれ変わらせるプロジェクト「みしま未来研究所」
6、佐藤伸也 / 佐藤伸也建築設計事務所による、奈良・生駒の、既存建物の意匠を継承し改修された飲食店「キニナル」
7、成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・八王子の物販店舗・飲食店「高尾山スミカ」
8、二俣公一 / ケース・リアルによる、石川・金沢の店舗「イソップ 金沢店」
9、平田晃久の建築設計による、新大阪駅近で建設が進められる、建物全体が8枚の屋外看板で覆われたカプセルホテル「ナインアワーズ」の現場写真
10、元木大輔 / DDAAによる、ソファ「Wrapping Sofa」
11、JR両国駅のホームが、期間限定で飲食店に転用され、SNS等で注目を集めています
12、御手洗龍による、東京・目黒区の店舗+住宅「stir」の写真
13、『人気インスタグラマー「建築の正面写真」撮影の裏側』(Swissinfo)
14、ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、香港の元中央警察署を改修増築した美術館「タイ・クゥン」のイワン・バーンが撮影した写真
15、藤村龍至に、ギャラ間での建築展や、教育の現場での気づき、今後のヴィジョンなどについて聞いているインタビュー「都市からふたたび建築へ(前編)」
16、御手洗龍が設計した、東京・目黒区の店舗・住宅「stir ステア」の写真と、そのレビュー
17、杉本博司と榊田倫之の新素材研究所の建築展「-新素材×旧素材-」が開催
18、バンクシーが2005年に、大英博物館に無断展示して話題になったショッピングカートを描いた壁画が、13年の時を経て公式に展示されることに
20、元木大輔 / DDAAによる、テーブルウェア「Stacking Pots」
JR両国駅のホームが、期間限定で飲食店に転用され、SNS等で注目を集めています。電車が往来する横で飲食が行われている様子は非常に印象的です。こちらのサイトには”去年”開催された際の長めのレポートがあり、ホームの飲食スペースに至るまでの動線なども紹介されています。※こちらの店舗は2018年9月5日までの開催だそう。詳細は公式で。
通常閉鎖されてる両国駅3番線ホームでAJINOMOTOの餃子を焼いて食べるギョーザステーションへ。総武線のホームから見える位置でみんなガンガン餃子を焼いてて、自分達が幽霊だと気づいてない集団の宴会場に来たみたいで面白かったw ちょっと焦がしたけど美味しかったです。予約なしだと約2時間待ち。 pic.twitter.com/S42XSZrJIt
— mytyl (@tyltyl_mytyl) 2018年8月28日
バンクシーが2005年に、大英博物館に無断展示して話題になったショッピングカートを描いた壁画が、13年の時を経て公式に展示されることになったそうです。現在開催中の展覧会「I object」展で公開されるそう。
バンクシーは活動初期に、自身の制作した風刺的な絵画などをゲリラ的に美術館に設置し、その様子を動画で公開したりしていました。この作品もその一つで動画の中にも登場しています。
In 2005, #Banksy installed this ‘cave painting’ in one of our galleries without permission, and without anyone noticing. He gave it a fake ID number and label, and it remained on the wall for 3 days before the Museum was alerted to the prank via Banksy’s website!🤦♀️ #IObject pic.twitter.com/ed4rq8YxbJ
— British Museum (@britishmuseum) 2018年8月30日
The hoax piece is going back on display – ‘officially’ this time – in our #IObject exhibition highlighting the history of dissent and protest around the world.
Listen to co-curator Ian Hislop talk about this piece today at 9.00 on @BBCRadio4: https://t.co/mraXbKapD4 pic.twitter.com/WrMxkypqkI
— British Museum (@britishmuseum) 2018年8月30日
SHARE 杉本博司と榊田倫之の新素材研究所の建築展「-新素材×旧素材-」が開催
- 日程
- 2018年10月21日(日)–2019年1月14日(月)
杉本博司と榊田倫之の新素材研究所の建築展「-新素材×旧素材-」が開催されます。会期は2018年10月21日~2019年1月14日で、場所は東京・品川区の建築倉庫ミュージアムです。
本企画展は、世界的に活躍する現代美術作家 杉本博司が建築家 榊田倫之と共に2008年に設立した建築設計事務所「新素材研究所」の10年にわたる活動を、建築模型・写真、そして新素材研究所の使用する特徴的な古材や道具、素材等の展示を通してご紹介するものです。
『旧素材こそ最も新しい』という理念のもと、古代や中世、近世に用いられた素材や技法を、現代にどう再編して受け継いでいくかという課題に取り組む新素材研究所は、カタログからは建材を選ばず、骨董から産業資材まで独自の視点で見立てた素材を日頃から集め、それらを設計に生かし、空間を作っています。そのデザインは、素材の良さを最大限に引き出すための伝統的な職人の技術と最新技術とを融合させ、現代的なディテールで仕上げられます。新素材研究所の活動の軌跡を振り返る本企画展にご期待ください。
【本展の見どころ】
・「新素材研究所」のシグネチャーデザインである敷瓦を使用した会場デザイン。
・「新素材研究所」が実際に使用している代表的な古材や廃材などの素材を展示し、新素材研究所の素材に対するアプローチを体験。
・約8件の代表的なプロジェクトを、杉本博司の撮影した竣工写真と模型を中心にご紹介。
・「新素材研究所」発足前の杉本博司の初の建築作品である〈護王神社〉(香川県直島)再建プロジェクトの実際の素材と同一材で精緻に製作された竣工模型を展示。
・杉本博司の構想から20年をかけて2017年に開所した小田原文化財団の複合施設〈小田原文化財団 江之浦測候所〉(神奈川県小田原市)の模型を杉本の代表作品〈海景〉と共に展示。

元木大輔 / DDAAがデザインした、ソファ「Wrapping Sofa」です。
ウレタンフォームのかたまりを、ラップで巻いただけのソファと、エアパッキンで養生したウレタンフォームを、ラッシングベルトで締め上げたソファ。

成瀬・猪熊建築設計事務所による、静岡・三島の、廃園になった古い幼稚園を、活動拠点として生まれ変わらせるプロジェクト「みしま未来研究所」です。
また、改修費用の一部をクラウドファンディングで募集もしています。こちらでも施設の背景を知ることができます。
本プロジェクトは、廃園になってしまった古い幼稚園を、三島市の活動拠点として生まれ変わらせるというものです。
三島市を拠点に活動しているNPO法人「みしまびと」さんと共に、
「地域の未来をつくる人をつくる」をコンセプトに昨年より進めてまいりました。すでに社会に出ている人たちの関係づくりだけでは無く、地元の高校生にも積極的に関わってもらう事で、その子達が将来起業家になるような、交流と活動ができる施設を目指しています。
施設内には、「高校生の部室」と呼んでいる部屋も設けていて、高校生たちが自分たちで考えた目標の実現に向けて、地元の大人たちの手助けを得ながら活動できる場所を作っています。
また、「コワーキングオフィス」、「キッチン付き多目的室」、「カフェ」なども併設する事で、様々な活動の受け皿となる場所を作ると同時に、地元の大人たちと高校生が、交流しやすくなるような場づくりもしています。
現在は、1月初旬のオープンを目指して、目下工事中です。
マニュエル・ヘルツ(manuel herz)が設計した、スイス・チューリッヒの、上下左右に開く可動式ルーバーのデザインが特徴的な住宅の写真と図面が24枚、designboomに掲載されています。
以下はその稼働の様子がわかる動画。
(※2018年8月30日の日埜のツイートを追加しました。)
noiz・豊田啓介と日埜直彦による、最近の建築学生に対する実感から始まった”建築を見ることや知ることの重要性”に関する対話がtwitterで行われていました。公式埋め込み機能でご紹介します。
しかし最近大学でレクチャーしてて思うのは、建築の学生ほんと本読んでも見てもないし、実際の建物も見てないのねという。シャイで応えてないんじゃなくて、ほんとにいわゆる名作椅子とかほとんど知らないよね。
— Keisuke Toyoda/豊田啓介 (@toyoda_noiz) 2018年8月28日
これは本当そうだよね。建築がどんなものであり得るか体験したことなくて建築を云々しても群盲象をなんちゃらで、結局抽象的だったり荒唐無稽になったりする。モノと可能性の両側にちゃんと着地してその間を考えるには見なきゃ話が始まらん。 https://t.co/t3Xzl2Xzub
— 日埜直彦 (@naohikohino) 2018年8月28日
あーだこーだ言うときに、それはあそこのあの感じに近い、近いけどここは違う、というような具体度は絶対要る。単に建築見るんじゃなくて懐刀どんだけ持ってるかの勝負。建築の歴史長いんだから、懐刀になるものたくさんある。
— 日埜直彦 (@naohikohino) 2018年8月28日

成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・八王子の物販店舗・飲食店「高尾山スミカ」です。
高尾山スミカ –山の地形を“見世”にする
今回の計画は、高尾山ケーブルカーの山上側の駅に併設された、売店の改修です。改修前の建築は、駅から登山道につながる道に沿って間口を並べた長屋形式のアクセスでしたが、それぞれの店舗が小さく分離していたため、土産物売り場が軽食店舗の誘引効果を受けにくい構造となっていました。
前面の道は全長40メートル、建物に沿って1.8メートルほど登っており、私たちはこれを 活かして、内部の空間と道とを一体的にデザインしました。結果的に内部は、3段階の床が徐々に登るような構成の中に、土産物売り場や軽食エリアが展開する空間となっています。ファサードは、道沿いの長手を全て引戸とすることで、気候が穏やかな時期には完全開放して気持ちの良い外の環境と建築をつなげて利用することができます。
現実にそぐわなかった長屋形式を解体し、建築を高尾山の地形というプリミティブな次元で捉え直した建築です。<法的な手続き>
この売店は昭和53年建設、昭和56年増築、検査済証がなかったことに加え、国定公園内に位置するため関係法令は自然公園法、鳥獣保護管理法と改修をする上で極めて難易度の高い状況が揃っていました。その中で私たちは、耐震改修・大規模な模様替の上で、検査済証を取得しました。









