美術館における最も重要な更新は、地上階およびその地下で行われます。地下階は、オープン収蔵の手法を採り入れた空間へと転換され、美術館の舞台裏となる運営の様子を一般の人々が垣間見ることができるほか、コレクション全体を鑑賞できるようになります。この新たな博物館学的アプローチにより、GAM Torinoは世界の美術館の最前線へと返り咲きます。これにより、近年、大規模なオープン収蔵の実践を先導してきたロッテルダムのデポ・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン(Depot Boijmans Van Beuningen、MVRDV設計)や、ロンドンのV&Aイースト・ストアハウス(V&A East Storehouse)などの施設に加わります。
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/6/29-7/5)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。(弊サイトでは、作品記事についてSNS広告を活用した再発信を行う場合がありますが、その流入はランキングに影響しないよう設定しています)
ZHAによる、カザフスタンの国立銀行の新本部。最大800人の職員と各部門を収容する建築。変動する厳しい気候に対応する為、ガラス張りの吹抜に動線・空気の流れ・共用部などを集約する構成を考案。外部の“石灰岩製ルーバー”は地域のステップの露岩から着想 photograph by Hufton+CrowZHAによる、カザフスタンの国立銀行の新本部。最大800人の職員と各部門を収容する建築。変動する厳しい気候に対応する為、ガラス張りの吹抜に動線・空気の流れ・共用部などを集約する構成を考案。外部の“石灰岩製ルーバー”は地域のステップの露岩から着想 photograph by Hufton+CrowZHAによる、カザフスタンの国立銀行の新本部。最大800人の職員と各部門を収容する建築。変動する厳しい気候に対応する為、ガラス張りの吹抜に動線・空気の流れ・共用部などを集約する構成を考案。外部の“石灰岩製ルーバー”は地域のステップの露岩から着想 photograph by Hufton+Crow
ボウアヤド ガリ:
モロッコ人、HMONP建築士、博士美術。2021年東京藝術大学美術研究科博士課程修了。2015年パリ・ラ・ヴィレット建築大学修士課程修了。在学最終学年中に九州大学に留学。
2021年から2023年まで、妹島和世+西沢立衛/SANAAにて、渋谷駅街区再開発やうめきた大屋根や深セン海洋博物館などを担当。
2024年、パリのInstitut du Monde Arabeからアラブ世界デザイン賞にノミネートされ、2026年、Under 35 Architects日本の35歳以下の若手建築家による建築の展覧会に選ばれた。