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2021.7.26Mon
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小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の、集合住宅の一住戸を改修した自邸「北白川のフラット」。京都から想起された“時間の分厚さ”をもつ生活空間を古建具等を混在させることで実現
photo©Takeru Koroda

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京都リノベーション来田猛住戸図面あり小笹泉奥村直子建材(内装・床)建材(内装・キッチン)建材(内装・造作家具)IN STUDIO林工務店
小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の、集合住宅の一住戸を改修した自邸「北白川のフラット」。京都から想起された“時間の分厚さ”をもつ生活空間を古建具等を混在させることで実現 photo©Takeru Koroda
小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の、集合住宅の一住戸を改修した自邸「北白川のフラット」。京都から想起された“時間の分厚さ”をもつ生活空間を古建具等を混在させることで実現 photo©Takeru Koroda
小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の、集合住宅の一住戸を改修した自邸「北白川のフラット」。京都から想起された“時間の分厚さ”をもつ生活空間を古建具等を混在させることで実現 photo©Takeru Koroda

小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOが設計した、京都市の、集合住宅の一住戸を改修した自邸「北白川のフラット」です。京都から想起された“時間の分厚さ”をもつ生活空間を古建具等を混在させることで実現しています。

東京を離れて京都に住むことになった。住むからには、住むことについて考えようと思った。

建築家によるテキストより

京都は古代からある山々に囲まれた都市である。都市は経済規模を制限して建築物の高さと容積率が抑えられたことから、ほぼどこからでも周囲の山々が見える。都市のなかには近代までに整備された鴨川・御所・府立植物園などの大きな水と緑があり、また中近世の寺社・町家がいたるところに残されたうえで、現代の生活と経済のための建築物が広がっている。つまり、古代の地形を基盤にして、中世にできて近代まで更新された都市構造に、中世からの現代に至るまでの建築物が累々とオーバーレイしたのが京都の都市の実際であり、複数の厚みのある時間の重なりが空間化したものである。いわずもがな全ての都市は堆積した時間を備えているが、特に京都はそれが著しい。

建築家によるテキストより

改修にあたって、全てを新しいものに作り変えることは考えられなかった。新品の建材に囲まれては、都市の時間と切り離された感じがしてしまう。かといって、徹底して古いものにするのも現代的な生活にそぐわず、生活がノスタルジーに固定されるような気がする。もっとも、旅行で一時滞在するにはよいのだが。やはり京都に持続的に住むには、京都の都市のように古いものと新しいものが並置された空間が良いと考えた。古いものがもつ時間の永続性と、新しいものがもつ時間の今日性が並置された、時間の分厚さのある空間に住んでみたい。

建築家によるテキストより

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小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の、集合住宅の一住戸を改修した自邸「北白川のフラット」。京都から想起された“時間の分厚さ”をもつ生活空間を古建具等を混在させることで実現 photo©Takeru Koroda
小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の、集合住宅の一住戸を改修した自邸「北白川のフラット」。京都から想起された“時間の分厚さ”をもつ生活空間を古建具等を混在させることで実現 photo©Takeru Koroda
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小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の、集合住宅の一住戸を改修した自邸「北白川のフラット」。京都から想起された“時間の分厚さ”をもつ生活空間を古建具等を混在させることで実現 image©IN STUDIO
小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の、集合住宅の一住戸を改修した自邸「北白川のフラット」。京都から想起された“時間の分厚さ”をもつ生活空間を古建具等を混在させることで実現 image©IN STUDIO
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以下、建築家によるテキストです。


東京を離れて京都に住むことになった。住むからには、住むことについて考えようと思った。

京都は古代からある山々に囲まれた都市である。都市は経済規模を制限して建築物の高さと容積率が抑えられたことから、ほぼどこからでも周囲の山々が見える。都市のなかには近代までに整備された鴨川・御所・府立植物園などの大きな水と緑があり、また中近世の寺社・町家がいたるところに残されたうえで、現代の生活と経済のための建築物が広がっている。つまり、古代の地形を基盤にして、中世にできて近代まで更新された都市構造に、中世からの現代に至るまでの建築物が累々とオーバーレイしたのが京都の都市の実際であり、複数の厚みのある時間の重なりが空間化したものである。いわずもがな全ての都市は堆積した時間を備えているが、特に京都はそれが著しい。

京都市の北にあるマンションを改修して住むことにした。そこは、吉田山の山裾にあり、縄文中期の古代から始まる深い歴史の居住地で、隣には御陵と呼ばれる中世の天皇の墳墓があり、近所には近代の琵琶湖疏水が流れ、大学植物園がある。辺り一帯には近代から続く大学があり、現代の学生街と住宅地が広がっている。京都の都市にあった地形・都市構造・建築物にわたる複数の厚みのある時間の重なりは、マンションを含むこの地域にも縮小版のように存在している。この持続してきた時間は信頼に足るもので、これが住むことの拠りどころになると思われた。

改修にあたって、全てを新しいものに作り変えることは考えられなかった。新品の建材に囲まれては、都市の時間と切り離された感じがしてしまう。かといって、徹底して古いものにするのも現代的な生活にそぐわず、生活がノスタルジーに固定されるような気がする。もっとも、旅行で一時滞在するにはよいのだが。やはり京都に持続的に住むには、京都の都市のように古いものと新しいものが並置された空間が良いと考えた。古いものがもつ時間の永続性と、新しいものがもつ時間の今日性が並置された、時間の分厚さのある空間に住んでみたい。

まずはマンションのインフィルを解体し、コンクリートに直に貼られたクロスを剥がした。予期せず発掘された30年前のコンクリートの肌は荒々しい。ここに対置するように、新しく平滑で大きなECP(押出成形セメント板)を腰高にぐるりめぐらせカウンターとし、中央に一枚浮かせてテーブルとした。コンクリートとECPのあいだにはセメント質のフレキシブルボードを張って断熱と配線を納めた。新旧織り混ざったセメント材料がこの住居の躯体となる。

腰高より下には合板の家具を並べ、内壁を合板でつくり、床を畳とコルクで仕上げた。そして、市内で行った住宅建替により得られた古建具を開口部に建て込んだ。古建具は玄関にあった縦格子の框戸や、内部にあった雪見障子・縦組障子・横格子の框戸で、おそらく50年ほど前のもの。マンションには日焼けした襖や新しい障子もあったので残しておいた。これらの木質材料がこの住居の生活を支える設いとなる。
躯体と設いのツートーンで構成された住居には、新品の建材・30年物のコンクリートと襖・50年物の古建具が並び、700年続く御陵の森が5000年前から人の住む地面に生えているのが見える。今日の生活が古代まで連続していることが一望され、持続してきた時間のうえに住んでいることが実感される。連綿と続く都市の時間が住居に流れ込み、私達はそこに住む。

市内からやってきた障子を日々開けては御陵の森を見て、ECPの上には鴨川で掬った魚を飼ったり野草を飾り、襖には植物園の蓮を描いてもらうなどして、住居に外の都市のイメージを写し取る。住居にしては大きいテーブルと畳には知人が訪れ、一室は仕事部屋にして手伝いの方が出入りする。マンションは個々の家族を守るべく閉鎖的な空間構成であるけれど、都市の時間を流し込み、都市のイメージを写し取り、住居の外の人々を受け入れることで、空間の開放によらずとも人の生活は都市に開かれ、住居は開放性を得るのではないか。

■建築概要

設計:IN STUDIO(小笹泉、奥村直子)
監理:IN STUDIO(小笹泉、奥村直子)
施工:林工務店、IN STUDIO
工事種別:改装
所在地:京都府京都市左京区北白川
延床面積:約80m2
設計期間:2020.1-2019.4
施工期間:2020.5-2020.7

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床コルク床

強化ウレタン仕上コルクタイル(東亜コルク)

内装・床畳床

和紙畳 清流(ダイケン)

内装・キッチンガスコンロ

ドロップインコンロ RD641STS(リンナイ)

内装・造作家具家具天板

アスロック(ノザワ)、ガラス塗料MOKUTO(大橋塗料)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の「領域の家」。江戸時代から住み継がれた敷地。時間を遡った“領域的”住宅を目指し、土間等の構成と断面等の形態操作で都市から住宅内部まで段階的に領域を構築。古典と現代の手法の混合でこの土地の建築を作る
  • 2020.8.17Mon
    小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、東京・東久留米市の、野菜の直売所「野縁の小屋」
  • 2020.8.17Mon
    小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、神奈川・横浜市の住宅「坂の住宅地の家」
  • 2019.7.30Tue
    小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、埼玉の住宅「耕の家」
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#奥村直子の関連記事

  • 2024.8.01Thu
    小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、千葉・袖ケ浦市の「準安定の家」。開発と未開発が混ざる地域での計画。未来の“不確かな環境”を前提とし、“仮定”を集積させた上で“平衡”を重視する設計を志向。庭・生活・架構などの様々な要素を調整して“変化”を許容できる建築を造る
  • 2022.11.24Thu
    小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、東京・小金井市の住宅「スケールの家」。都市計画と税制で“標準化”した住宅地に計画。施主の経験を起点に“均質なスケール”の逸脱を求め、都市的サイズで“尺度を抽象化”した居住空間を考案。“都市に浮遊”し自由をもたらす建築を作る
  • 2022.10.24Mon
    小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の「領域の家」。江戸時代から住み継がれた敷地。時間を遡った“領域的”住宅を目指し、土間等の構成と断面等の形態操作で都市から住宅内部まで段階的に領域を構築。古典と現代の手法の混合でこの土地の建築を作る
  • 2020.8.17Mon
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    井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、長野・東御市の、既存の農業用プレハブ倉庫を改修した美容室「miike」。安定した地域コミュニティの中に新たなプログラムを計画する際の方法として再利用を選択
    photo©千葉顕弥

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    architecture|feature
    店舗リノベーションコンバージョン長野井原正揮井原佳代ihrmk千葉顕弥図面あり建材(内装・床)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(外構・床)アールクラブ
    井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、長野・東御市の、既存の農業用プレハブ倉庫を改修した美容室「miike」。安定した地域コミュニティの中に新たなプログラムを計画する際の方法として再利用を選択 photo©千葉顕弥
    井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、長野・東御市の、既存の農業用プレハブ倉庫を改修した美容室「miike」。安定した地域コミュニティの中に新たなプログラムを計画する際の方法として再利用を選択 photo©千葉顕弥
    井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、長野・東御市の、既存の農業用プレハブ倉庫を改修した美容室「miike」。安定した地域コミュニティの中に新たなプログラムを計画する際の方法として再利用を選択既存建物。 photo©千葉顕弥
    井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、長野・東御市の、既存の農業用プレハブ倉庫を改修した美容室「miike」。安定した地域コミュニティの中に新たなプログラムを計画する際の方法として再利用を選択既存建物。 photo©千葉顕弥

    井原正揮+井原佳代 / ihrmkが設計した、長野・東御市の、既存の農業用プレハブ倉庫を改修した美容室「miike」です。安定した地域コミュニティの中に新たなプログラムを計画する際の方法として再利用を選択しています。店舗の公式サイトはこちら。

    浅間山麓の田園に建てられた農業用のプレハブ倉庫を、東京で美容師として15年以上の経験のあるクライアント夫婦がUターンで新しく開店する(写真スタジオを併設した)美容院へと再利用する計画である。

    建築家によるテキストより

    敷地は小さな鳥居から持ち主の居なくなった古い神社へ上る細い参道を兼ねた農道の途中で、東御の町や八ヶ岳連峰を見下ろす豊かな眺望の中にあった。周囲には同じようなプレハブ倉庫が点々と建ち田園の風景を形作っていた。
    ある程度安定した地域コミュニティの中に新たなプログラムを計画する際、地域の文脈へどのように滑り込ませるか。プレハブ倉庫はこの地域の人々にとっては日常であるが、私たちはこの風景を田園の建築様式の一つと捉え、25年以上建ち続けるこの建物を再利用することとした。

    建築家によるテキストより

    既存のプレハブ倉庫は間口10m 奥行6m ほどの平面で、シャッターによって全開放できる開口部は目の前に広がる南側農地に面し、他の3面は鋼製胴縁下地にガルバリウムの角波鋼板で覆われ、床は土間コンクリートで、農業用の倉庫という機能のために設えられた簡素な建物であった。
    ここでは単に外壁を支える下地であった胴縁を窓や壁、家具のデザインコードとした。窓は胴縁や柱の間隔によって寸法を決めて外壁をくり抜き、壁や家具には胴縁と同じ高さや幅を持つ白いラインで構成することで、既存の胴縁に新たな意味を与えていった。

    建築家によるテキストより
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    店舗リノベーションコンバージョン長野井原正揮井原佳代ihrmk千葉顕弥図面あり建材(内装・床)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(外構・床)アールクラブ
    2021.07.26 Mon 16:09
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    nendoがデザインを手掛けた「Tokyo2020 聖火台」の動画

    SHARE nendoがデザインを手掛けた「Tokyo2020 聖火台」の動画

    design|culture|video
    プロダクト佐藤オオキnendo

    nendoがデザインを手掛けた「Tokyo2020 聖火台」の動画です。こちらのページには写真や画像が多数掲載されています。

    東京2020オリンピック・パラリンピックの開・閉会式演出企画チーム統括であった野村萬斎氏の
    「太陽の下に皆が集い、皆が平等の存在であり、皆がエネルギーを得る」というコンセプトに基づいてデザインされた聖火台。
    求められた「太陽らしさ」を表現するために、耐熱ガラスの球体に炎を閉じ込めたり、
    炎を回転させて球状にしたりと、延べ85案が検討された。
    試行錯誤の末、「五輪」をモチーフにした5枚のパネルが上下2段で構成された球状のものに。
    オリンピック開会式の終盤に、最終聖火ランナーを迎えるようにして「咲く」。
    これは、太陽だけでなく、植物が芽吹いたり花が咲いたり、
    空に向かって手を大きく広げたりといった、
    太陽から得られるエネルギーや生命力を表現したもの。

    nendo.jp
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    プロダクト佐藤オオキnendo
    2021.07.26 Mon 09:03
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    【締切間近】分野を問わない“学生対象”のエリア別アイデアコンペ 「+ミライプロジェクト」が開催。三菱地所設計の主催で、藤本壮介ら建築家が審査し、入選者には建築ツアーや賞金が贈呈

    SHARE 【締切間近】分野を問わない“学生対象”のエリア別アイデアコンペ 「+ミライプロジェクト」が開催。三菱地所設計の主催で、藤本壮介ら建築家が審査し、入選者には建築ツアーや賞金が贈呈

    architecture|art|design|competition|promotion
    【締切間近】分野を問わない“学生対象”のエリア別アイデアコンペ 「+ミライプロジェクト」が開催。三菱地所設計の主催で、藤本壮介ら建築家が審査し、入選者には建築ツアーや賞金が贈呈
    【締切間近】分野を問わない“学生対象”のエリア別アイデアコンペ 「+ミライプロジェクト」が開催。三菱地所設計の主催で、藤本壮介ら建築家が審査し、入選者には建築ツアーや賞金が贈呈
    三菱地所設計主催の、分野を問わない“学生対象”のエリア別アイデアコンペ 「+ミライプロジェクト」が開催されます
    www.mj-sekkei.com

    意匠設計に限らず、土木・都市計画から、構造・設備、アートなど分野を問わず、将来「まち」に関わる全ての学生対象のエリア別アイデアコンペ 「+ミライプロジェクト」が開催されます。三菱地所設計が設立20周年として行う学生向け特別企画で、藤本壮介ら全国の建築家がエリア審査を実施。入選者を対象に日本全国を縦断する建築ツアーが行われ、賞金(最優秀者100万円)も贈呈されます。応募締め切りは2021年7月30日必着で、応募事前登録はこちらから。【ap・ad】

    ※締め切りは「2021年7月30日必着」です。当初31日と誤って表記しておりましたお詫びして訂正いたします。

    ※当コンペ、ツアーの開催においては新型コロナ感染症対策への対応を十分に行います(会場の換気、三密回避、消毒等)。また、新型コロナ感染症等の社会情勢の変化でコンペ、ツアーの開催、時期、方法等を変更する可能性があります。ご了承ください。

    株式会社三菱地所設計は、2021年の設立20周年を記念し、今夏~秋にかけて、学生向け特別企画「+ミライプロジェクト」を開催します。
    これは、日本全国の学生を対象とする、
    ①全国を6つの地域に分けて実施する、エリア別のアイデア・コンペティション
    ②その上位入選者を対象とする全国縦断ツアー

    の連携企画です。将来、「まち」との関わりを持ちながら活動したいと考えている学生の方々に向けて、「日本のさまざまな都市やそこにたつ建物を体験し、見聞を広めること」や、「同じ志を持つ全国の仲間たちとの交流によって、同世代間でのつながりが生まれること」によって、将来の夢への糧としていただきたいと考えています。本企画は、こうした想いを持つ社内有志による企画からスタートした、学生応援イベントです。

    リリーステキストより

    テーマ:『目抜き通り ─ そして、そこにたつ建物』

    多くの街には、その街の中心となる「目抜き通り」が存在します。
    街において目抜き通りは人々の日々の活動の中心となり、我々がその街で生活していくうえでなくてはならない通りです。

    日本で「目抜き通り」といえば、とある歌にもあるように「銀座中央通り」をイメージする人も多いでしょう。パリでは「シャンゼリゼ通り」、マンハッタンでは「ブロードウェイ」など、海外ではダイナミックで劇場的な目抜き通りも存在します。
    人々の生活の中心という視点に立てば、ヴェネツィアの「カナル・グランデ」も目抜き通りと捉えられます。

    私たちも丸の内において、約130年の年月をかけまちづくりを行ってきました。
    その中で、もともとは裏通りであった「丸の内仲通り」が人々の活動の中心となるように、通りと一つひとつの建物の関係について考えてきました。
    その一つひとつが歴史となり、今では丸の内を代表する目抜き通りとなりました。

    では、みなさんの街における「目抜き通り」はこれからどのようになってゆくでしょうか。
    みなさんの過ごす街の歴史や文化、地域の特性を紐解き、『目抜き通りと、そこにたつ建物』について考えてみてください。
    通りと一つひとつの建物の関係を考えることで、すでにある目抜き通りをもっと魅力的にすることも、新たな目抜き通りを生み出すこともできるはずです。
    みなさんの提案もまた歴史の一部となり、その街を形作ってゆきます。

    建築設計のみならず、アーバンデザイン・ストラクチャー・環境・インフラエンジニアリング・デジタルテクノロジー・アートなど様々な視点に立ち、提案してください。 みなさんの自由な発想、提案をお待ちしております。

    リリーステキストより
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    2021.07.26 Mon 08:05
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    最も注目を集めたトピックス [期間:2021/7/19-7/25]

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    architecture|feature
    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス [期間:2021/7/19-7/25]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/7/19-7/25)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 武田清明建築設計事務所による、東京・練馬区の住宅「鶴岡邸」のレポート。周辺環境の自然と対話する建築の在り方を躯体のもつ質感で実現
    2. 小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・杉並区の、アニメーション制作会社のスタジオ「MAPPAスタジオ分室」。職場環境の向上も意識しデスク素材の選定やラウンジ空間を重視
    3. 間田真矢+間田央 / MAMM DESIGNによる、東京・文京区の、築33年のビルを改修した設計者自身の事務所兼住宅「MAMM HOUSE」
    4. ザハ・ハディドが、新国立競技場に関して、日本語で公開した、プレゼンテーションとレポート
    5. アイリーン・グレイが1929年に完成させたヴィラ「E-1027」の修復が完了して公開。7年の歳月と約7億円の費用が投じられオリジナルに近い形で修復
    6. ザハ・ハディド・アーキテクツ、ETHZ、incremental3Dによる、3Dプリントコンクリートで作られたアーチ型の組積造の橋「Striatus」。テクノロジーによってサステナブル性が追求された本作の、図面や施工プロセス写真も豊富に掲載
    7. 御手洗龍建築設計事務所による、伊勢丹新宿店でのエルメスの店舗「HERMÈS IN MOTION – WALK -」と「HERMÈS IN MOTION – GALLOP -」
    8. 武田清明建築設計事務所による、東京の住宅「鶴岡邸」の現場写真。“竣工時という建築の時間の重心をすこしずらす試み”として現場段階での建築が公開
    9. 伊藤維建築設計事務所による、大丸京都店でのアートフェア会場内につくられた居場所「サードプレイス by mui Lab / ART@DAIMARU」
    10. 東京建築士会主催の「住宅建築賞2021入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は渡邊大志(金賞)、青木弘司+岡澤創太+角川雄太+高橋優太、井原正揮+井原佳代、三井嶺、大石雅之
    11. 妹島和世による、東京・中央区の、浜離宮恩賜庭園でのパヴィリオン「水明」。歴史的庭園と現代的景観を繋ぎ新たな風景を創出
    12. 青木茂建築工房による、山口・防府市の、既存の蔵と木造家屋の一部を残し再生された「松崎幼稚園遊戯室棟」
    13. 岡田一樹 / R.E.A.D. & Architectsによる、神奈川・川崎市の住宅「HAUS_M」
    14. 藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠・草間彌生によるパヴィリオンが都内8か所に設置された「パビリオン・トウキョウ 2021」のシンポジウム等の動画
    15. 青木淳と品川雅俊のASと昭和設計による、長野の「松本平広域公園陸上競技場」の基本設計が公開
    16. 高橋勝建築設計事務所による、大阪市の花店「花舎 結いはな」。店内什器の架構デザインを統一することで、まとまりある空間づくりを意図
    17. 静岡・伊東市の新図書館設計プロポで、高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureが特定事業者に選定。提案書も公開
    18. 中村拓志 & NAP建築設計事務所と大和ハウス工業による、広島市の「畑の下のラボラトリー(IROHA village)」
    19. 石本建築事務所・石上純也JVが、神奈川の「厚木市複合施設基本設計」プロポで受注候補者に選定。提案書も公開
    20. アルヴァロ・シザが1966年に完成させた初期代表作のひとつ「レサのスイミングプール」が2年間の改修を終え公開

    • 過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ
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    最も注目を集めたトピックス
    2021.07.26 Mon 06:43
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    2021.7.25Sun
    • 石上純也による、東京・千代田区の、20世紀初頭に建てられた邸宅の庭にたつパヴィリオン「木陰雲」のレポート。敷地のもつ空間の質を、建築によって増幅
    2021.7.27Tue
    • 【ap job更新】 写真家Gottinghamの撮影・制作マネジメント等を行う「Studio Xxingham株式会社」が、プロダクションマネジャー(正社員)を募集中
    • クリスチャン・ケレツが計画を進めている、バーレーン・ムハッラクの、4つの駐車場「Multistory Parking for the Pearl Path」。柱と曲面スラブで構成された建築で、駐車機能に加え都市の公共空間としての役割も担う
    • 富永哲史+小野里紗+名畑碧哉 / n o t architects studioによる、東京・千代田区の「神保町の古書店」

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