SHARE 最も注目を集めたトピックス[期間:2022/12/12-12/18]
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/12/12-12/18)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京の住宅「Todoroki House in Valley」
- 伊庭野大輔と藤井亮介による、大阪・箕面市の「スプラインの住宅」。住宅地の端で森に隣接する敷地。緑との“豊かな関係性”構築を目指し、曲面で囲まれたテラスで“立体的な回遊性”と内部からの“多様な風景”を生成。木造の制約を意識させない“自由な建築”も意図
- 藤原・室 建築設計事務所による、兵庫・西宮市の「甲子園の家」。家々の生活感が滲む狭い道に面する敷地。道路を住宅の“アプローチ”に見立てる建築を構想して、建物を分割し中央に“路地”を通した様な構成を考案。内外を路地を介して“曖昧”に繋げる
- 原広司の、国立近現代建築資料館での展覧会「建築に何が可能か」のフォトレポート。美術館や数多のランドマークも手掛けた建築家の展示。思想の根源にある“有孔体”と“浮遊”のテーマの具現化と発展の過程を紹介。思想・構想・実想の3つの“想”の展示で建築作品の解読の場を提供
- 胡実建築設計事務所による、東京の住宅「摂取する中庭」。都市部の住宅地に計画。外部を慎重に取捨選択して取込む為、最小限の面積で積極的に環境を取り込む“能動的な形状”の中庭を考案。音と光や風等を“摂取”する“消化器官”としての中庭を志向
- 吉田豊建築設計事務所による、広島市の「宇品御幸の家」。戦後築の低層住宅が並ぶ地域に計画。外部に“伸びやかに連続する”建築を目指し、敷地半分を“空地的な余白”とする構成を考案。“空隙”に生活空間を開いて“私”を守りつつ“広がり”も生み出す
- ビャルケ・インゲルスが率いる「BIG」のウェブサイトがリニューアル
- BIGによる、エクアドル・キトの高層ビル「IQON」。首都に建つ住宅・商業・事務所等を内包する建築。隣接する公園を延長した、“垂直方向”のコミュニティを志向。“生物多様性”等の地域の象徴的な特質を取り込む設計を実践
- ネリ&フーによる、中国・上海の、店舗「プリミティブ・シェルター / ブルーボトル張園カフェ」。歴史ある住宅を改修。生活と路地が密接な上海の“都市の精神”の獲得を求め、初源的な“シェルター”を路地の様な客席が取り囲む構成を考案。人々が小道に生活を拡張する為に用いた発想も参照
- 二俣公一 / ケース・リアルによる、福岡市のギャラリー「cassette」。RC三階の建物を改修。既存の“複雑さ”を活用し新たな用途に応える為、元の計画を“適宜利用”して多様な空間を構築。仕上げ等の操作で各場面のニュアンスを変化させ“更なる多様性”を生み出す
- 遠藤克彦建築研究所が設計を進めている、大阪の「(仮称) 門真市立生涯学習複合施設」の基本設計概要書が公開
- 塩入勇生+矢﨑亮大 / ARCHIDIVISIONによる、東京・板橋区の住宅「DANCE FLOOR」。袋小路奥の旗竿地に計画。建築要素の在り方を前提に立ち返って考慮し、躯体や付属物に規模や役割を越えて装飾性を見出す設計を志向。小さな動作が次々に展開する“心地よい状況”を作る
- BIGによる、スイスの宿泊施設「オテル・デ・ホルロジェ」。時計メーカーが運営するホテル。地域で知られる歴史ある曲がり路を参照して、敷地の谷の傾斜に沿う“ジグザグ”形状の建築を考案。内部は連続したスロープで繋がれ回遊性を促す
- ザハ・ハディド事務所とスウェコとサードネイチャーによる、デンマークの「ニュー・オーフス・スタジアム」。森の中の施設の建替え計画。周辺の環境とチームの遺産を参照して、自然と呼応する“垂直性”を強調した建築を考案“垂直性”を強調する建築を考案。建物の周囲は公共空間として人々に開放され多用途に利用可能
- 原田圭 / DO.DO.による、栃木・大田原市の工場見学施設「SHISEIDO BEAUTY PLAYGROUND」。化粧品企業の為に計画。“提供する価値”を体験できる場を目指し、製造設備をモチーフとして其々の要素に“らしい”色彩や素材を用いた空間を考案。“美の楽しさ”が溢れ出す空間を作る
- 安藤忠雄が、2022年11月に京都大学で行った講演「地球は一つ」の動画
- 中村竜治による、資生堂ギャラリーでの作品「ロープ、ホース」。“内と外”と“豊かさ”をテーマに制作。“ロープ”は展示室での結界をモチーフに、鑑賞者と作品の関係の再発見を促進。“ホース”は仕事場のホースをモチーフに、日常にある曲線の豊かさの再発見を促す
- 髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文による、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」。閑静な住宅街に計画。北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案。“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る
- 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
- フォスター+パートナーズによる、中国・深センの高層ビル「DJI Sky City」。ドローン等を手掛ける企業の社屋。“国境のない革新”という理念の成型を目指し、メガトラスで支えられた無柱の“途切れのない”執務空間を考案。地上レベルは開放され公共施設も設置