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2023.4.05Wed
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ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示
photo©中村絵

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建材(内装・壁)Takubo Design Studioアラウンドアーキテクチャーやまむろ山菱工務店木下洋介構造計画ZO設計室木下洋介建材(外装・建具)建材(外構・床)建材(内装・浴室)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・床)西川日満里図面あり千葉元生長屋山道拓人中村絵ツバメアーキテクツ神奈川横浜集合住宅
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示外観 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示外観、夜景 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示外観、夜景 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示住戸b、1階 photo©中村絵

ツバメアーキテクツが設計した、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」です。
古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地に計画されました。建築家は、既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向しました。そして、現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示する事が意図されました。

六角橋は、駅を降りるとすぐ商店街が始まる。その一つに、戦後闇市の長屋を起源とした木造長屋が密集した「ふれあい通り」があり、木造アーケードに人や物が溢れる。商店街の先には通学路が重なり、アクティブな長屋が続く。この町は長屋によって暮らしの能動性が発露しており、住宅地に人が集まる風景が作られている。

建築家によるテキストより

ただ、古い長屋は防火、防音、耐震、断熱、光環境などの問題を抱える。
例えば長屋は道に対して一階の間口を均等に多く並べることが優先されるため、二階の日照など居住性能の確保は後回しとなる。実際、賑わう木造長屋商店街の二階には人はほとんど住んでいない。また、長屋を使いこなせなかったり、引退するとどうなるか。店をやめればシャッターが降り、アパートに建て替われば路面のバルコニーには目隠しがつく。どっちに転んでも街並みはマスクをすることになる。

この街の未来を考えるために、複数の敷地に対し中長期的な検討を同時にラボ業務として取り組んだ。そのうちの一つの敷地がすぐ手がつけられそうだったので、次なる長屋のカタチを示すつもりで具体的な設計を行った。

建築家によるテキストより

敷地が三角形であるために、間口固定ではなく、区画毎の面積を固定することにした。そうすると「間口が広く浅い区画」から「間口が狭く深い区画」までの質の違いをシンプルな原則で作り出すことができた。同時に道路車線をかわすために折りさげた屋根も住戸毎に特徴を与える。多様な質を作ることで、様々な使い手が集まり、家と店の間が開拓されるだろうと考えている。
また表通りに対して直交する敷地なので、そっぽを向いたのっぺらぼうにならないように、一階の雁行させた壁で奥行きを作った。表通りに向く部分は内外共にDIY壁とし、二階との差分による軒下は植物やベンチなどが溢れ出す余白にした。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示外観 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示外観 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示外観 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示住戸a、1階 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示住戸a、2階 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示住戸b、1階 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示住戸b、1階 photo©中村絵
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ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示住戸c、2階 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示住戸d、1階 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示住戸d、2階 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示住戸d、2階 photo©中村絵
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ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示外観、夜景 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示外観、夜景 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示外観、夜景 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示外観、夜景 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示配置図兼1階平面図 image©ツバメアーキテクツ
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示2階平面図 image©ツバメアーキテクツ
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示断面図 image©ツバメアーキテクツ
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示基礎写真 photo©ツバメアーキテクツ
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示ラボ業務として行われた、六角橋の可能性を模索するスケッチ image©ツバメアーキテクツ

以下、建築家によるテキストです。


シン・ナガヤに取り組む

六角橋は、駅を降りるとすぐ商店街が始まる。その一つに、戦後闇市の長屋を起源とした木造長屋が密集した「ふれあい通り」があり、木造アーケードに人や物が溢れる。商店街の先には通学路が重なり、アクティブな長屋が続く。この町は長屋によって暮らしの能動性が発露しており、住宅地に人が集まる風景が作られている。

ただ、古い長屋は防火、防音、耐震、断熱、光環境などの問題を抱える。
例えば長屋は道に対して一階の間口を均等に多く並べることが優先されるため、二階の日照など居住性能の確保は後回しとなる。実際、賑わう木造長屋商店街の二階には人はほとんど住んでいない。また、長屋を使いこなせなかったり、引退するとどうなるか。店をやめればシャッターが降り、アパートに建て替われば路面のバルコニーには目隠しがつく。どっちに転んでも街並みはマスクをすることになる。

この街の未来を考えるために、複数の敷地に対し中長期的な検討を同時にラボ業務として取り組んだ。そのうちの一つの敷地がすぐ手がつけられそうだったので、次なる長屋のカタチを示すつもりで具体的な設計を行った。

敷地が三角形であるために、間口固定ではなく、区画毎の面積を固定することにした。そうすると「間口が広く浅い区画」から「間口が狭く深い区画」までの質の違いをシンプルな原則で作り出すことができた。同時に道路車線をかわすために折りさげた屋根も住戸毎に特徴を与える。多様な質を作ることで、様々な使い手が集まり、家と店の間が開拓されるだろうと考えている。
また表通りに対して直交する敷地なので、そっぽを向いたのっぺらぼうにならないように、一階の雁行させた壁で奥行きを作った。表通りに向く部分は内外共にDIY壁とし、二階との差分による軒下は植物やベンチなどが溢れ出す余白にした。

さらに、上下階という長屋が備えてしまう構成を活かし住戸内においても積極的に質の違いを作ることを考えた。一階は路地に向く全面開口を備え、燃えしろを備えた強靭な木架構の下でダイナミックな活動が展開される。西を向く二階も、食う・寝る・仕舞うだけにならないように、ボリュームに窓を食い込ませ午前中から光を取りに行き、構えに陰影を作る。ロフトを持つ4mの多角形の空間を光や風が横切り、窓を開けても隣家とは目線が合わない。コロナ以降の長屋というと大袈裟かもしれないが、階段を上り下りすることに、日中のモードの切り替えや家族同士の使い分けなどの暮らしの選択性が重なり、立面にもそれが表現されたように思う。

長屋を今日的な条件と均衡させることで、家か店という二者択一を迫らず、間を耕し、上下階の特性をより活かすカタチを模索した。同時に展開する取り組みがシン・ナガヤを育んでいけると、この町の、さらには日本の住まいは更新されていくだろう。

■建築概要

所在地:横浜市神奈川区白楽
用途:長屋
設計:山道拓人、千葉元生、西川日満里、坂梨桃子、箱崎慶伍 / ツバメアーキテクツ
施工:山菱工務店
施主:やまむろ
構造:木下洋介構造計画
設備:ZO設計室
不動産コンサルタント:アラウンドアーキテクチャー
ブランディング:Takubo Design Studio
敷地面積:130.70m2
建築面積:100.77m2
延床面積:181.03m2
竣工:2022年12月
写真:中村絵

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外構・床外構

モルタル金ゴテ押さえ

外装・壁外壁

ジョリパッド(AICA)

外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板t=0.4mm 竪はぜ葺き

外装・建具開口部

住宅用アルミサッシ(YKKap)

内装・床1F居室床

ビニル床タイル[マチコV](東リ)

内装・壁1F居室壁

ビニルクロス(リリカラ)

内装・天井1F居室天井

ビニルクロス(リリカラ)

内装・床トイレ床

長尺塩ビシート(田島ルーフィング)

内装・壁トイレ壁

ビニルクロス(リリカラ)

内装・天井トイレ天井

ビニルクロス(リリカラ)

内装・床2F居室床

オーク複合フローリング(CHANNEL ORIGINAL)

内装・壁2F居室壁

ビニルクロス(リリカラ)

内装・天井2F居室天井

ビニルクロス(リリカラ)

内装・床脱衣室床

長尺塩ビシート(田島ルーフィング)

内装・壁脱衣室壁

ビニルクロス(リリカラ)

内装・天井脱衣室天井

ビニルクロス(リリカラ)

内装・浴室浴室

ユニットバス(Panasonic)

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    片田友樹 / micelleによる、大阪の「GALLERI 206_dieci」。内容が度々変わる展示販売を行うギャラリー。柔軟に変えられる場の要望に、既存を二つの“対照的な空間”に分割して“背景”も意図した可動什器を考案。其々に与えた“記号性”が展示構成の手掛りとしても機能 photo©Lemmart

    片田友樹 / micelleによる、大阪の「GALLERI 206_dieci」です。
    内容が度々変わる展示販売を行うギャラリーの計画です。建築家は、柔軟に変えられる場の要望に、既存を二つの“対照的な空間”に分割して“背景”も意図した可動什器を考案しました。また、其々に与えた“記号性”が展示構成の手掛りとしても機能する事も意図されました。

    展示の内容が常に変わり続ける展示/販売のためのギャラリースペース。

    取り扱う主な商品が平面作品とアパレルであり、両極の展示空間に変化できることを求められた。
    また、大正時代に建った建物の魅力的な装飾ある内装を活かしつつも、古く脆い既存壁面に頼らず展示できるような新規壁面を作る必要があった。

    建築家によるテキストより

    そこで斜めの壁面を新たに作り、その裏表で2つの対照的な空間に分割し、フレームをベースとした片付けられる什器で空間を構成した。

    展示の内容/物量によって空間の役割が変化するため、補佐の空間、並列の空間、深層の空間など、その関係性を時々に変化させられるように、新規壁の表側space1と裏側space2は対をなす空間として、コントラスト高く作り、両空間に大きくて白いシンメトリーの窓を持つ空間と木の桟の見える囲われた親密な空間という分かりやすい記号性を持たせて、展示の構成の助けになるように考えた。展示、商談(オフィス)在庫展示、休憩など特に用途を縛らず使えるようになっている。

    建築家によるテキストより

    什器は透明感のあるパンチングメタルで作り、「背景としての存在感」を持たせ、今後のいかなる展示にも対応できるように配慮した。同じ建物の3階にも系列店があり、そちらと関連した運用も想定している。

    建築家によるテキストより
    • 残り17枚の写真と建築家によるテキスト
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    店舗大阪図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・家具)Bowl Pond Platz片田友樹micelleLemmartミタカ工務店
    2023.04.05 Wed 13:01
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    目の前に石神井公園の池がひろがる「鶴岡邸」が職場となります。晴れの日の水面のきらめき、雨の日の静けさ、季節によって変化する植物群、朝から夕方にかけて移ろう光の質感など、日常的に豊かな自然環境を感じながら働くことで、建築家として必要な自然の観察力を日々高めてくれます。

    これからの未来に向けて、2つのテーマで建築を創造しています。

    【自然と建築】
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    ・「空間」ではなく「環境」を目指す。
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    【人間と建築】
    ・人間の中にある「自然」を取り戻す。
    ・人間の暮らしの中にある「変化」と「不変」を受け入れる。
    ・「ひとりでいること」と「みんなでいること」の自由さをつつむ。
    ・地域の中でもうひとつの「まちの家族」を育む。
    ・高齢者から子どもまでのだれもが主体的に生きる「多世代」をつくる。

    現在、住宅、集合住宅、福祉施設、飲食店、ホテル、インテリア、プロダクトなどのプロジェクトが進行中で、将来的に多様な用途・規模の建築設計を行っていきたい人のステップアップには良い環境です。未来に向かってヴィジョンを投げかけ、そこから現代を引き上げる力をもった建築を共につくっていくメンバーを募集しています。

    実務を経験し開業までのステップを踏みたい独立志望の方、会社と共に成長しながら長く勤めたい方、自身のクリエイティビティを発揮したい方など、意欲のある多様な方々にひらかれた設計事務所です。

    ご応募お待ちしております。

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    建築求人情報
    2023.04.05 Wed 07:05
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    2023.4.04Tue
    • 新井里志+中富慶 / Kiiによる、東京の住戸改修「House K」。高台に建つ集合住宅での計画。採光と通風に恵まれた“空間の質”を活かす為に、躯体の歪な形状に必要機能を収めて“空気感を共有できる大きなワンルーム”を構築。素材と色を重ね合わせた異種混合の意匠を志向
    • 井川充司 / IKAWAYA建築設計による、東日本の住宅「Concrete Log House」。都心ながら緑深い森に隣接する敷地。環境の特徴を活かした建築を目指し、道路側への建物配置で騒音を遮断した上で森と繋がる中庭を構築。“静寂”の庭を介して内外を繋げて“豊かな時間の流れ”を生み出す
    2023.4.06Thu
    • 葛島隆之建築設計事務所による、愛知・安城市の「廊下とアトリエ」。陶芸工房の拡張計画。母家と新設空間の関係に加えて街との繋がりも考慮し、連続的に作業場を配置して高さを持つ屋根で覆う構成を考案。よくある倉庫の様な“控えめさ”と“象徴性”を兼ね備えた在り方も意図
    • 赤熊宏紀建築設計事務所による、京都・北区の「大宮交通公園 特定公園施設」。民間運営のサイクルパークの管理棟。“公園と地続きにある東屋”を目指し、要求用途の配置で“ヒューマンスケール”で“裏側を持たない”建築を構築。様々な使われ方を許容する“余地を含んだ”設計も意図

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