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江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図
photo©水崎浩志

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ModuleX江頭真太PLANNING ESclakdesignエヌピーシー福岡フクシマガリレイ建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)図面あり店舗福岡水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図外観 photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図1階、エントランスから1階全体を見る。 photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図2階、ホール photo©水崎浩志

江頭真太 / PLANNING ESが設計した、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」です。
街の中心から少し離れた木造二階のカフェです。建築家は、同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向しました。また、上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図しています。店舗の公式ページはこちら。

2006年にオープンしたORTO CAFEは、今年で17年目となる。
このカフェは時代に合わせ、場所や形態を変えながら続くカフェである。

今回は、店舗面積の拡大に伴う移店の計画であり、このカフェとしては初めて、ビルインではなく新築からの計画となった。

建築家によるテキストより

今回の計画において、中心街の駅より徒歩15分程と少し離れた場所になる事や、SNSの流行によるカフェ・コーヒースタンドの増加により福岡市においても同業態が数多く立ち並んでいる事、加えてコロナ禍での出店でもあったため、どのような差別化をしてくかが重要であった。

建築家によるテキストより

計画を進めていく中で、中心地より少し離れていることを考えた時に、休憩がてら食事や飲み物を楽しみながら、ゆっくり過ごすことのできる空間となる方が良いと考えた。そうすることで、周辺にある狭くて回転率の高いコーヒースタンド業態との差別化を図ることができると考えた。

外観は、形状としてはシンプルでありながら、シンボリックな建物となるよう三角屋根のフォルムとし、このカフェのコーポレートカラーであるモスグリーン1色で構成した。内部空間もモスグリーンとその色と調和するようなグレーベースのマテリアルで構成した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図外観 photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図外観 photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図開口部 photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図サイン photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図ベンチ、ディテール photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図ベンチ、ディテール photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図ベンチ、ディテール photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図1階、エントランスから1階全体を見る。 photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図1階、カウンターとオーダーエリア photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図1階、オーダーエリアの棚 photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図2階への階段 photo©水崎浩志
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江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図2階への階段 photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図階段からカウンターを見る。 photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図2階、ホール photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図2階、ホール photo©水崎浩志
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江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図2階、ホール photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図サイン photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図サイン photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図外観、夜景 photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図外観、夜景 photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図外観、夜景 photo©水崎浩志
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図平面図 image©PLANNING ES
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図立面図 image©PLANNING ES
江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図断面図 image©PLANNING ES

以下、建築家によるテキストです。


2006年にオープンしたORTO CAFEは、今年で17年目となる。
このカフェは時代に合わせ、場所や形態を変えながら続くカフェである。

今回は、店舗面積の拡大に伴う移店の計画であり、このカフェとしては初めて、ビルインではなく新築からの計画となった。

今回の計画において、中心街の駅より徒歩15分程と少し離れた場所になる事や、SNSの流行によるカフェ・コーヒースタンドの増加により福岡市においても同業態が数多く立ち並んでいる事、加えてコロナ禍での出店でもあったため、どのような差別化をしてくかが重要であった。

計画を進めていく中で、中心地より少し離れていることを考えた時に、休憩がてら食事や飲み物を楽しみながら、ゆっくり過ごすことのできる空間となる方が良いと考えた。そうすることで、周辺にある狭くて回転率の高いコーヒースタンド業態との差別化を図ることができると考えた。

外観は、形状としてはシンプルでありながら、シンボリックな建物となるよう三角屋根のフォルムとし、このカフェのコーポレートカラーであるモスグリーン1色で構成した。内部空間もモスグリーンとその色と調和するようなグレーベースのマテリアルで構成した。

1Fは厨房とレジ機能に加え、コロナ禍でのテイクアウト需要を見越して、中心に商品が陳列できる長いカウンターを設置。厨房はガラス張りにし、圧迫感をなくすと同時に、スタッフの動きが見え、活気のある様子が分かるようにした。

2Fは開放的な空間とするため、間仕切りは設けず、天井は屋根形状に合わせた勾配天井とし、ソファ席から空を眺める事のできる天窓を設置した。限られた空間の中で、訪れる人が最大限の開放感を感じられるよう意識してデザインした。家具は奥行きの深いベンチのみを製作し、その他の家具は、オーナー自身でセレクトしたものを使用した。

最初に決め込んだもののみで運営していくのではなく、「時代に合わせてインテリアも変えていく」という考えが、長年愛される店舗を継続させる秘訣であると考えさせられたプロジェクトであった。

■建築概要

題名:ORTO CAFE

所在地:福岡県福岡市中央区渡辺通

計画種別:新築
用途:カフェ

設計:PLANNING ES

担当:江頭真太

施工:株式会社エヌピーシー福岡
照明計画:ModuleX
厨房計画:フクシマガリレイ
グラフィック:CLAKDESIGN
構造:木造

階数:地上2階

敷地面積:69.18㎡

建築面積:47.90㎡

延床面積:93.44㎡

設計:2020年1月~2020年5月

工事:2020年6月~2020年10月

竣工:2020年11月
写真:水崎浩志 / Loop photo Creative

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板タテハゼ葺き

外装・壁外壁

ジョリパット吹付(アイカ工業)

内装・床床

モルタル金ゴテ押えクリア塗装
ラワン合板染色塗装

内装・壁壁

木毛セメント板(竹村工業)
EP塗装

内装・造作家具カウンター

天板:SUS HL 1.5mm

内装・照明照明

ベースライト(ModuleX)
ブラケットライト(BP.
)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2023.05.16 Tue 13:19
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    創業時より、個性的な個々が共に高めあい、お互いが平等に共同して建築に情熱を注いでいます。力強い個性が集団となって多様性に富んだ設計事務所です。社名には、このような信念と情熱が込められています。

    プロジェクトは、教育施設、庁舎、美術館、交通施設などの公共施設や、商業施設、事務所ビル、物流倉庫など、様々な分野で、大小幅広いスケールにおよんでいます。
    各プロジェクトは、その都度チームを作り、チーフを中心としたメンバーで設計体制をとっています。若いスタッフも早い段階からプロジェクトに参画でき、企画提案から基本設計、実施設計、現場監理まで一貫して取り組むことができます。トップダウンではなく、各々が自由にアイデア・意見を出し、議論しあってプロジェクトを進めていく体制を取っています。

    新たなプロジェクトが多数スタートする今、我々のメンバーとして一緒に働いてくれる方のご応募をお待ちしています。

    【進行中、新規スタートの主なプロジェクト】
    中学校+図書館の複合施設、大型商業施設、ホテル、オフィス・ビル、オフィスインテリア、新規開業駅の駅前広場、集合住宅、消防署など

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    建築求人情報
    2023.05.16 Tue 14:30
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    【ap job更新】 “自然環境と人間の営みが循環する場所をつくる”をモットーに活動する「S PLUS ONE 建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中

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    【ap job更新】 “自然環境と人間の営みが循環する場所をつくる”をモットーに活動する「S PLUS ONE 建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中
    【ap job更新】 “自然環境と人間の営みが循環する場所をつくる”をモットーに活動する「S PLUS ONE 建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中
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    “自然環境と人間の営みが循環する場所をつくる”をモットーに活動する「S PLUS ONE 建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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    【自然環境と人間の営みが循環する場所をつくる仕事】

    株式会社S PLUS ONE建築設計事務所は山梨を拠点に、地域が楽しくなる空間を創る、個々で活躍できるような建築家集団を目指すデザイン設計事務所です。地域の資源を積極的に活用し、地域の職人と連携して、プロダクト、家具、インテリア等、建築の枠組みを超えた持続可能な地域デザイン活動をしています。

    13年目を迎え、現在ではWinery、ブルワリー、宿泊施設、保育園、飲食店舗等のプロジェクトが進行しており、自然環境と人間の営みが循環する場所を設計の主軸コンセプトとして、日々、事業主の方々と会話をしながらコンセプト立案から施主と共に設計を進めております。

    超高齢化や人口減少が著しく、様々な課題に直面している地域に向き合い、よりよい地域づくりにする為の企画、提案する機会がかなり増えてきており、末長く一緒に勉強、成長しながら、真摯に向き合ってくれる「人」を募集しています。

    【S PLUS ONE の名前の由来】
    Sustainable (持続可能)/ Plus(付加価値)/ One(何か、ひとつでも)

    持続可能な付加価値のあるデザインを一つでも地域で生み出す。誰が設計するか?という設計者の名前よりも、何を地域で生み出したのか?の方が重要であると考えています。スタッフ一人一人が各プロジェクトのチームの一員として、自ら企画提案をするスタイルをとっており、雑誌の掲載時には連名で名前を出すなど、フラットな働き方を目指しています。

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    2023.05.16 Tue 10:57
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    【ap job更新】 環境配慮型建築を手がける「ADX」が、東京及び福島での 建築設計・施工管理・ラボのスタッフを募集中

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    【ap job更新】 環境配慮型建築を手がける「ADX」が、東京及び福島での 建築設計・施工管理・ラボのスタッフを募集中
    【ap job更新】 環境配慮型建築を手がける「ADX」が、東京及び福島での 建築設計・施工管理・ラボのスタッフを募集中SANU 2nd Home(2022年/サブスク型セカンドホーム)外観
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    環境配慮型建築を手がける「ADX」の、東京及び福島での 建築設計・施工管理・ラボのスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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    私たちADXは「森と生きる。」をフィロソフィーとし、東京と福島の2拠点で活動してきました。現在も日本各地で、環境に配慮し自然と共生する、革新的なプロジェクトに着手しています。

    さらなる挑戦・事業拡大のため、設計スタッフ・施工管理スタッフを募集しています。

    ■私たちADXについて
    「森と生きる。」をフィロソフィーとし、福島・安達太良山の麓と東京の2拠点で活動。自然と共生する建築を最重視し、自然に戻しやすい素材だけを使う工夫や建材のトレーサビリティの設計、さらには建築が増えるほど森が豊かになっていくリジェネラティヴな環境再生型の事業展開を目指しています。設計・施工・プロダクト開発・森林地域における開発行為のコンサルティング等を行っています。近年の代表作は「五浦の家」「One year project」「SANU 2nd Home」「KITOKI」など。

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    2023.05.16 Tue 07:05
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    洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る
    photo©中山保寛

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    中山保寛工藤構造設計洲崎洋輔岡野工務店建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・キッチン)建材(内装・浴室)建材(外構・床)住宅図面あり埼玉
    洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る鳥瞰 photo©中山保寛
    洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作るピロティ photo©中山保寛
    洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る中庭 photo©中山保寛
    洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る住戸1、リビング1 photo©中山保寛

    洲崎洋輔建築設計事務所が設計した、埼玉・北本市の「北本 旧中山道の家」です。
    街道沿いの二世帯住宅の計画です。建築家は、世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案しました。また、外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る事も意図されました。

    旧中山道に面した「開かれた中庭」を持つ、三人家族と祖母の二世帯住宅である。
    建主の要望は、将来的な長いスパンで、子世代、孫世代へと世代を超えて住み継ぐことのできる家。家族構成の変化によっては、住宅+事務所、教室としても利用できる、互いの住宅が自立した柔軟な家を望んでいた。

    建築家によるテキストより

    敷地は旧中山道に面する場所で、並走するJR高崎線、北本駅と鴻巣駅の中間に位置する。旧中山道に沿って、古くは農村風景が広がり、その後、大きな店舗・事務所が栄え、近年、宅地化が進んでいる。街の発展や人々の生活の軸として、街道は地域に根付いている。敷地奥には竹林が広がり、南側は飲食店の駐車場、西側は住宅、正面は交通量の多い街道と、周囲に晒された視線の多い雑多な雰囲気を持つ。

    都市的な要素のこの場所で世代を超えて住み継ぐ家として、二戸の住宅と、街に面した開放的なピロティで庭を囲う「開かれた中庭」を持つ平屋の住宅を考えた。中庭を共有し、快適な住環境を確保しつつ、周辺環境の変化を受け入れ、変わらない風景を作ることにした。

    建築家によるテキストより

    全体構成は共用エントランスとしてのピロティから、中庭を中心に各部屋を数珠つなぎに配置している。諸室が雁行しながら中庭を囲うことで、中庭には大きな庭と小さな庭のような特性が生まれ、住戸同士は直接見合わず、部屋に応答した小さな庭を望むことで、なんとなく互いの気配を感じ、「間接的に見守り合う住まい方」が生まれることを目指した。

    外観は全体として一つの家に見えるように、街道に向けて軒下を作る古くからの中山道沿いの建物形式を踏襲した水平な立面とした。都市的なスケールの周辺環境に対して、大屋根の外観、軒先、軒下、ピロティ、内部空間へと、空間が緩やかに連続し、徐々にスケールが住環境へと近づく建物アプローチを心がけた。屋根とピロティが、 周辺環境からフィルターの様に要素を絞り、住環境を守りつつ室内と中庭が連続する開放的な住まい方が可能となるように、屋根勾配、形状、高さ等のスタディを繰り返した。

    建築家によるテキストより
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    中山保寛工藤構造設計洲崎洋輔岡野工務店建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・キッチン)建材(内装・浴室)建材(外構・床)住宅図面あり埼玉
    2023.05.16 Tue 06:59
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    2023.5.15Mon
    • 堤由匡建築設計工作室による、中国・北京市の飲食店「TAO」。カウンターと二つの個室を備えた店。記号的作用を排除した“らしくない”空間を求め、諸室の天井等の各要素を“立体的な操作”と“質感の選定”で構築。デザインの“抽象性”によって人々の想像力を引き出す
    • 建築家の永山祐子を特集したテレビ番組「情熱大陸」が、期間限定でオンライン配信中
    • MVRDVとMONOBLOCKによる、ウルグアイ・モンテビデオの集合住宅「Ziel」。都心部の公園に面した敷地に計画。郊外のヴィラの様な居住性を目指し、建物中央に中庭を設けた上で隔階に緑化されたパティオを設ける構成を考案。公園の緑を取り込むと共に周辺への眺望も確保
    • 最も注目を集めたトピックス[期間:2023/5/8-5/14]
    2023.5.17Wed
    • 山田貴仁+犬童伸浩 / studio anettaiによる、ベトナムの飲食店「CHIDORI COFFEE IN BED PASTEUR」。若者の“第三の居場所”を目指した施設。ベッドで珈琲が飲める滞在型カフェの為に、地域の路地“ヘム”を参照した動線空間から個室的空間に到達する構成を考案。文化を継承して“人間的な街”を守り生かす
    • 池内健 / studio colife3による、愛媛・松山市の「風と火と農家住宅」。意欲的な若い米農家の為に計画。現代で先人の知恵を継承する在り方を求め、地域の古い農家住宅を参照した“地域の卓越風”を取り込む“門型構造”の建築を考案。外装には古来から瀬戸内で用いられる“焼杉”を採用

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