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橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める
photo©吉田誠

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architecture|feature
建材(内装・照明)NHA増崎陽介橋本尚樹MOF太陽工業明野設備研究所飯塚千恵里建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)吉田誠図面あり行政施設山梨庁舎
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める外観 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める1階、ロビーから執務室を見る。 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める2階、大会議室 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める外観、夜景 photo©吉田誠

橋本尚樹+増崎陽介 / NHAが設計した、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」です。
東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域での計画。建築家は、交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案しました。また、土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収められました。施設の場所はこちら(Google Map)。

はじまりは2020年の夏、新庁舎の設計施工者選定プロポーザルで私たちの太陽工業・橋本尚樹建築設計事務所共同企業体が選定されプロジェクトはスタートした。
丹波山村は山梨県の北東部、東京都との県境に位置する青梅街道沿いの小さな村。奥多摩の山々に周囲を囲まれた谷間の集落群からなっている。人口は約530人、関東一人口の少ない村とされている。

建築家によるテキストより

村は二つの人の流れに支えられて存続している。
一つは東京と甲府を結ぶ青梅街道という交通の大動脈。もう一つは、山村留学や地域おこし協力隊といった“つながり”である。どちらを欠いても村は存続するのが難しい。村の核となる新庁舎は、この二つの流れを絶やさずにより一層育める場となってほしい、テーマはこうして決まっていった。

建築家によるテキストより

まず建築は交通の大動脈に正対する。かつて街道を賑わせた丹波宿の風景に習うように、建築は街道に正対した構えをとる。
つぎに村民やそうでない人も分け隔てなく受け入れ、共存の場をつくるために個室を極力排除して庁舎全体が大きな一室空間となるように計画する。

村の生命線である都市との“つながり”を発展させるためには、庁舎はひろく村の内外に開かれている必要がある。建築計画的に言えば、山と街道の平面的なずらしと、屋根と平面の立体的なずらしによって、一室空間がつながりつつも小さく親密な(そして私的な)空間を内包することを目指した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める外観 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める南側外観 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める街道テラス photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収めるサイン photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める1階、ロビーから執務室を見る。 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める1階、ロビーから執務室を見る。 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める2階、大会議室 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める2階、大会議室 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める2階、図書コーナー photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める2階、小会議室 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める2階、屋根架構 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める2階、屋根架構と大会議室照明 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める外観、夜景 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める1階平面図 image©NHA
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める2階平面図 image©NHA
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める断面図 image©NHA
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収めるプロポーザル時のドローイング image©NHA
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める建方、鳥瞰 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める建方 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める建方 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める建方 photo©吉田誠
橋本尚樹+増崎陽介 / NHAによる、山梨・北都留郡の「丹波山村新庁舎」。東京と繋がる街道があり山村留学も行う地域。交通と移住という“人の流れ”を育む場を目指し、街道に“正対した構え”で全体が“一室空間”となる建築を考案。土砂崩れも想定して主機能はRCの基壇部に収める建方、夜景 photo©吉田誠

以下、建築家によるテキストです。


はじまりは2020年の夏、新庁舎の設計施工者選定プロポーザルで私たちの太陽工業・橋本尚樹建築設計事務所共同企業体が選定されプロジェクトはスタートした。
丹波山村は山梨県の北東部、東京都との県境に位置する青梅街道沿いの小さな村。奥多摩の山々に周囲を囲まれた谷間の集落群からなっている。人口は約530人、関東一人口の少ない村とされている。

村には小学校と中学校が一つずつあり私はたまたま中学校の入学式に出席する機会を得た。新入生は2人、在校生は4、5人のこぢんまりとした式だった。あとで知ったが2人の新入生はいずれも村外からの山村留学生で卒業後また村を出ていくのが通例らしい。このプロジェクトを通じて村で出会った人の多くが、期限の有無はあれど村外から移住をしてきた人たちであった。

村は二つの人の流れに支えられて存続している。
一つは東京と甲府を結ぶ青梅街道という交通の大動脈。もう一つは、山村留学や地域おこし協力隊といった“つながり”である。どちらを欠いても村は存続するのが難しい。村の核となる新庁舎は、この二つの流れを絶やさずにより一層育める場となってほしい、テーマはこうして決まっていった。

まず建築は交通の大動脈に正対する。かつて街道を賑わせた丹波宿の風景に習うように、建築は街道に正対した構えをとる。
つぎに村民やそうでない人も分け隔てなく受け入れ、共存の場をつくるために個室を極力排除して庁舎全体が大きな一室空間となるように計画する。

村の生命線である都市との“つながり”を発展させるためには、庁舎はひろく村の内外に開かれている必要がある。建築計画的に言えば、山と街道の平面的なずらしと、屋根と平面の立体的なずらしによって、一室空間がつながりつつも小さく親密な(そして私的な)空間を内包することを目指した。

「“みんな”から“わたし”の公共性へ」

このプロジェクトを通じて多くの村の人々と出会った。はじめは530人の村民像をひとつにまとめて描いていたが、時間が経つにつれて個人の顔が浮かぶようになっていった。“みんな“の庁舎づくりは、たくさんの“わたし”の庁舎づくりに変わっていったように思う。

まず集団があって顔の見えない個人があるのではなく、想像のできる個人が集まって集団となる。公共建築は個人(わたし)の存在を引き受ける器であるということ。村民全員の顔が見えるといっても過言ではない人口530人の村で改めて建築の公共性を考えた。
(橋本尚樹 / NHA)


建築計画概要

新庁舎は鉄筋コンクリート造の1階基壇と、その上にかかる木造大屋根というシンプルな構成から成る。
敷地の斜面に対して半分埋められた基壇が背後の山の土を押さえており、執務室やサーバー室といった庁舎の基幹部分がこの基壇に納められることで、万一土砂崩れが起きても最低限の役場機能は守られる。

その上に、1階と2階をまたぐひとつながりの屋根をかけ、庁舎の玄関にあたるロビーや大小の会議室といったその他の機能をすべてこの屋根の下に納めることにした。

断面構成が大方決まり、敷地図を眺めていると、ふと、敷地斜面の等高線が街道に対して幾分斜めになっていることに気づいた。正面の街道の方向と関係なく、斜面が傾いている。そこで、屋根を街道に対して平行に架ける一方で、基壇をこの等高線に沿って斜めに配置してみた。すると、基壇の周囲に三角形のロビーや前庭、テラスといった大小いくつかの親密なスペースが生まれた。

このように、新庁舎の成り立ちは、そのほとんどがこの「山」と「道」との関係性によって説明される。

・敷地において最大の脅威となる土砂災害(急傾斜地崩壊)から庁舎を守るため、背後の法面補強工事を提案し、新庁舎工事に先立って実施した。

・僻地の山道での運搬を考慮し、屋根の大スパンは木集成材の短材の組み合わせで構成した。

・大屋根の下には間仕切りがない。街道を引き入れ、山につながる、淀みない通路のような平面をつくり、決して多いとは言えないからこそ貴重な人の流れの経由地として、庁舎を位置付けた。

・そのため、新庁舎には議場がない。議員数6名の村に年間数十日しか使われない専用の議場は要らない、というのが当初から変わらぬ村の考えだった。ふだんは村の人々がワークショップや会合に使うスペースを、ときに区切って議会にも使うことができる、という通常とは逆の形をとった。

・庁舎正面にある「街道ひろば」と「街道テラス」は、街道を練り歩く村のお祭り、「お松ひき」(1月)や「ささら獅子舞」(7月)の会場のひとつとなる。

・僻地ではインフラが一旦停止すると復旧に時間がかかる。各種の省エネに加え、レジリエンス向上のため斜面に太陽光パネルを設置して、結果としてNearlyZEBを取得した。

丹波山村は、室町時代に遡る古い歴史を持つにもかかわらず、昭和に火災で村の大方が焼けたことから、現在その面影は少ない。
ただ、どの時代も変わらず村は「山」に抱かれ、「道」はつながっていたはずで、それがこの村の歴史を大きく左右してきた。新庁舎は、この2つの紛れもない現実を辿りながら、それをできるかぎり素直に形にしたものだ。
それが、この土地でこれからも生活していく、村の人々の決意を後押しするものにならないだろうか。
(増崎陽介 / NHA)


構造計画概要

分節された5枚の木造屋根を室内の構造体の操作によって1つの大きな屋根とし、その屋根を建物外周に配置された3つのRC基壇に着地させる構造計画とした。

分節されたそれぞれの屋根を、X方向は鉄骨のフィーレンデール梁を屋根間に貫通させることで、Y方向は集成材の圧縮、引張ブレースを応力が循環するように屋根間をかけ渡すことで一体化しつつ、同時に、大きなスパンを飛ばす役割を持たせた。

屋根を一体化したことにより、水平力を伝えるRC基壇の配置は屋根全体に対してバランスよく配置できればよいこととなり、内部の耐震要素を省略した。

街道から見た時には周辺住宅と同じくらいのスケールの屋根でありながら、庁内に入ると木部材が山に向かって駆け上るようなおおらかな1枚の大屋根となった。
(松田真也 / MOF)

■建築概要
題名:丹波山村新庁舎

所在地:山梨県北都留郡丹波山村2450

主用途:庁舎
設計監理:NHA | Naoki Hashimoto Architects

建築:NHA 担当/橋本尚樹、増崎陽介、成瀬皓太
構造:MOF 担当/松田真也、江田拓也、諸藤仁美
設備:明野設備研究所 担当/高栖巧
照明:飯塚千恵里照明設計事務所 担当/飯塚千恵里
施工:太陽工業
───
急傾斜地対策工事
設計:中央復建コンサルタンツ
施工:太陽工業
───
構造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造、木造

階数:地上2階

敷地面積:3429.33㎡

建築面積:868.13㎡

延床面積:1078.85㎡

設計:2020年8月~2021年8月

工事:2021年9月~2023年1月

竣工:2023年1月

写真:吉田誠

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

屋根架構:カラマツ集成材(齋藤工業)
上屋根仕上げ:ガルバリウム鋼板縦はぜ葺き(元旦ビューティー工業)
下屋根仕上げ:PVC膜 [C種](太陽工業)

外装・壁外壁

コンクリート打放しこたたき仕上げのうえ、珪酸塩系無機質コーティング剤(光が丘興産)

内装・床ロビー床

特注PC平板(東洋工業)+モルタル研ぎ出し仕上げ

内装・床2階床

タイルカーペット(東リ)

内装・床村長室床

タイルカーペット(川島織物)

内装・壁壁

コンクリート打放しこたたき仕上げのうえ、珪酸塩系無機質コーティング剤(光が丘興産)

内装・壁村長室壁

漆喰塗料+下地壁紙(日本ルナファーザー)

内装・天井大屋根天井

ガラスクロス巻グラスウール:マグボード(マグ・イゾベール)

内装・照明大会議室照明

Alphabet of Light System(Artemide、代理店:山田照明)

内装・照明カウンター照明

ウッツォンペンダント UTZON PENDANT JU1(&TRADITION)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    塚田裕之建築設計事務所による、大阪・北区の飲食店「超速鮮魚寿司 羽田市場」。獲れたての鮮魚を提供する仕組みを持つ寿司店。“らしさ”のある店を目指し、“羽”の文字から生成したパターンを用いた特徴的な壁面を備えた空間を構築。内外に図案を連続させて“市場”の様な入り易さも意図客席、左:カウンター席、右:テーブル席 photo©山田圭司郎

    塚田裕之建築設計事務所による、大阪・北区の飲食店「超速鮮魚寿司 羽田市場」。
    獲れたての鮮魚を提供する仕組みを持つ寿司店の計画です。建築家は、“らしさ”のある店を目指し、“羽”の文字から生成したパターンを用いた特徴的な壁面を備えた空間を構築しました。また、内外に図案を連続させて“市場”の様な入り易さも意図されました。店舗の公式ページはこちら。

    首都圏を中心に海鮮系飲食店を展開する羽田市場株式会社による関西初出店となる「超速鮮魚寿司 羽田市場」の内装計画。

    羽田市場は日本各地の漁師・契約産地から飛行機や新幹線で鮮魚を市場に通さずダイレクトに輸送する「超速鮮魚」という獲れたての鮮魚の提供を行っている。そのような特徴的な流通システムをもつ、羽田市場らしい寿司屋とはどうあるべきかを考えた。

    建築家によるテキストより

    計画では壁面の構成の仕方に着目し、ファサード、垂れ壁の高さを変えて空間を構成し、既存のガラス面から大阪駅を臨む開放的なシーンやカウンター席を室の中心としたプランニングとし板前を間近に感じられる客席空間とした。

    建築家によるテキストより

    そして羽田市場らしい空間とするため「羽」という文字からパターンをつくりファサードや垂れ壁において光壁とすることでパターンを浮かびあがらせ明るさや軽やかさを生み印象的な壁面を生み出すと伴に、店舗の内外から連続的に光壁を計画することで市場のような気軽に入りやすい印象をつくることを目指した。

    建築家によるテキストより
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    店舗大阪山田圭司郎図面あり塚田裕之建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)Design Office ConsiderateTAFTAH ARCHITECTS
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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2023/8/28-9/3]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/8/28-9/3)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す
    2. 妹島和世による、岡山・玉野市の「Power Base モジュール工場」。自然エネルギーに関わる企業“Power X”の為に計画。約6300㎡の蓄電池モジュールの生産拠点施設。快適な労働環境の構築も意図
    3. 【シリーズ・部分から広がる建築思考】藤田雄介インタビュー・前編「試行錯誤の中で発見した自身のテーマ“建具”を展開して建築の新たな可能性を追求する」
    4. 川合健二による、愛知・豊橋市のコルゲートハウス(1965年竣工)が宿泊施設に転用。1棟貸のホテルとして2023年9月から運営開始
    5. 磯崎新の上海での回顧展「Arata Isozaki: In Formation」の会場写真。発電所を改修したパワーステーション・オブ・アートを会場に開催。磯崎の実践を9つの重要なコンセプトで編成して紹介。会場構成は日埜直彦が手掛ける
    6. 岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る
    7. 宮崎晃吉 / HAGISOによる、群馬・高崎市の飲食店「Laithai」。駅に近い国道沿いの区画での計画。街への“創作の風景”の提示を意図し、通り側に厨房を配置して“大きなFIX窓”を設置。建物の脇に設けたウッドデッキのアプローチ空間は外観全体の再構築の起点の役割も担う
    8. 藤本壮介の総合デザイン監修による、福岡市の「明治公園整備・管理運営事業」の完成イメージが公開。東京建物を代表企業とし梓設計・旭工務店・木下緑化建設・ランドスケープむらが共同企業体として提案して優先交渉権者に選定
    9. 長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、埼玉・小川町の、飲食店「Restaurant in Ogawa」。商店街の既存建物を転用した店。計画の始まりと同時に決まった“アーケードの撤去”を契機とし、二層分の高さを持つ“外部空間としての出入口”を持つ建築を考案。印象的な顔の役割と共に構造補強にも機能させる
    10. 宇津木喬行 / 333architectsと鷲見晴香 / SUMIKA ATELIERによる、東京・世田谷区の住戸改修「二子玉川の家」。開けた街並が見渡せる区画での計画。“家族の居場所”と“景色”が集まる場を目指し、窓辺に書斎を設けた開放的なリビングダイニングを考案。各々が好きな活動をしながら“家族の気配”を感じられる空間を作る
    11. 工藤浩平建築設計事務所による、東京・墨田区の飲食店「The Local Pub 竹の湯 別館」。銭湯の付属施設をバーに改修。記憶の継承と“地域の新しいコミュニティー”を目指し、壁を腰まで“湯船の様な色”で塗って“湯に浸かる”様な一体感を空間に付与。様々な要素に“懐かしい記憶をもつ色”も用いる
    12. studioSHUWARIによる、富山・高岡市の「Wood Cylinder Wall」。事務所のエントランスの改修計画。“地場産材”を有効活用した空間を目指し、材の特性を考慮し“小径に加工した杉材”を用いた“柔らかな壁面”を考案。密度や高さを変化させて独自の“表情”と“視覚効果”も意図
    13. 阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の住戸改修「house N apartment renovation」。街中の集合住宅の55㎡の区画での計画。面積以上の可能性や柔軟性を求め、玄関からテラスまで繋がる“通り土間”を備えた空間を考案。其々の機能空間と土間空間が連携して多様な使い方にも応える
    14. 光本直人+濱名直子 / ミハデザインの内装設計による、東京・杉並区の「Well-Blend 阿佐ヶ谷」。賃貸集合住宅の共用空間。街と緩やかに繋がる在り方を目指し、地域と既存の特徴を読み解いて一般開放も想定したポケットパークやオープンラウンジ等を構築。“公私の間の柔らかな場”を運営と空間の両面から作る
    15. 荻逃魚+梶山英幸 / N&Cによる、神奈川・横浜市の「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」。設計者が改修した住宅の庭に増築された2㎡のコーヒースタンド。地域の人々に身近な存在を目指し、隣接する遊歩道との関係を考慮した配置計画を考案。素材を最小限として庭の植栽との調和も意図
    16. 佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る
    17. 真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、神奈川・葉山町の住宅「sunny bitters」。山裾の傾斜地の旗竿地に計画。ガラスを張り巡らせた“浮遊感”のある建築で、一体的に繋がる内部空間には様々な高さの“座れる居場所”が連続。其々の場からの視線の抜けも意識して設計
    18. 坂茂建築設計が、滋賀・彦根市の「(仮称)図書館中部館」設計プロポーザルで最優秀候補者に選定。技術提案書や審査講評も公開
    19. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
    20. 溝部礼士建築設計事務所による、東京・江戸川区の住宅「石黒邸」。親水緑道に面した敷地に計画。施主が望んだ“ブルータル”と場所への相応しさを求めて、道との関係を作る深いヴォイドを持つ建築を考案。木造750mmモデュールが生む特異な均衡も空間を特徴づける

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    最も注目を集めたトピックス
    2023.09.04 Mon 06:55
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    2023.9.03Sun
    • 畝森泰行による、東京の自邸「Houses」の様子とインタビューを収録した動画。2023年6月に公開されたもの
    2023.9.05Tue
    • 安藤忠雄の設計で、香川・直島に「直島新美術館(仮称)」が建設。島で10番目となる安藤による建築。アジア地域の作家の作品を収集し展示する施設。2025年春の開館を予定
    • 畝森泰行による、愛知淑徳大学での建築展「ゆっくり庭をつくるように」の会場写真。建築家と学生が協働して作る展覧会。“総体的な建築体験”を与える会場を目指し、8つの木造フレームを用いて空間と展示物が緩やかに一体化する構成を考案。代表作の一部を再現した“原寸”モックアップ等も展示
    • 菅原大輔 / SUGAWARADAISUKE建築事務所による、千葉の「アライプロバンス浦安 外構および休憩所」。埋立地の鉄工所を建替えた物流施設での計画。“人間の居場所”の創造を目指し、“土地の物語”と“人の物語”を編み直す設計を志向。人々に安らぎを与える複数の庭と“記憶を象徴”する大屋根を持つ建築を作る

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