architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 動画
  • 展覧会
  • コンペ
  • 書籍
  • 建築求人
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2025.9.22Mon
2025.9.21Sun
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案
photo©Iwan Baan

SHARE ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案

architecture|art|culture|feature
図面あり美術館・博物館アメリカヘルツォーク&ド・ムーロン
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan

ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」です。
20世紀を代表する彫刻家の為の美術館です。建築家は、高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向しました。そして、“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案しました。施設の公式サイトはこちら。


こちらは建築家によるテキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

カルダー・ガーデンズは、一般的な博物館ではありません。最初からクライアントは、アレクサンダー・カルダーの作品とまったく新しく、親密で、常に変化する形で出会える空間を求めていました。この建物は依然として従来型の博物館に求められる技術的要件を担っていますが、それと同時に、芸術と共に過ごすための新しいタイプの場所として構想されています。芸術・建築・自然・人々・そして周囲の都市との相互作用を生み出す場所なのです。

フィラデルフィアはカルダーの生まれ故郷であり、芸術家として彼ら自身の印象をこの都市に残したカルダー家の前の二世代もこの地に住んでいました。彼らの彫刻は、19世紀の「シティ・ビューティフル運動」によって生まれた大通り、フィラデルフィア美術館とバーンズ財団のあるベンジャミン・フランクリン・パークウェイ沿いに見ることができます。このパークウェイを横切っているのは沈下式のヴァイン・ストリート・エクスプレスウェイであり、アメリカの他の都市にある類似の道路と同じく、20世紀中頃に既存の都市構造を分断しました。カルダー・ガーデンズは、これら二つの重要な通りの交差点に位置しています。

カルダー・ガーデンズの敷地は、ロダン美術館とバーンズ財団を挟んで反対側に位置する、広いパークウェイの先にある平坦で先細りの土地です。敷地の南側の長辺には高速道路の出口ランプが沿っており、西側の22丁目通りと東側の21丁目通りは主に車両の通行路として利用されています。中心部に位置しているにもかかわらず、この敷地は明確な魅力に欠ける、使われずに残された空間です。常に高速道路の騒音が響いており、この敷地を歩いて通る理由のある人はほとんどいません。この都市の空白地に目的地を生み出すことが、このプロジェクトの中心的な課題でした。

形態、色彩、そして動きは、カルダーの芸術において最も明白な要素です。カルダー・ガーデンズのコンセプトが構想された際、これらの特性をデザイン要素として取り入れるのではなく、むしろ避けることが意図されました。同様に、その設計は、ベンジャミン・フランクリン・パークウェイ沿いに並ぶ、すでに印象的な美術館群の記念碑的な建築であることを避けています。これらの条件を踏まえて、このプロジェクトの顔は建物であるべきではないと判断されました。代わりに、それは内部に建物を含んだ庭であり、一連の明確で異質な空間として、段階的にその姿を現していきます。

壁と円盤

パークウェイから見ると、先細りの金属の壁が、公園のような公共の草地庭園の背景を形成しています。その壁は高速道路の騒音を軽減し、庭園をパークウェイの方へと枠取ります。北東および北西の角から延びる小道が、訪問者を庭園の中へと導き、中央の一つの開口部へと誘います。その開口部には、折り曲げられた金属のキャノピーが木で覆われたエントリーエリアを覆っています。

訪問者が入口に近づくにつれて、建築が姿を現します。中央の大きな円盤が広場を形成し、その下にあるギャラリーの屋根となっています。円盤の両側には、東側に幾何学的に純粋な円形の「サンクンガーデン(沈下した庭)」が、そして西側には細長く不規則な形の「ヴェスティッジ・ガーデン(痕跡の庭)」が、地面に掘り込まれています。それらは、カルダーの彫刻のための保護された屋外空間を形成し、周囲のギャラリーに光を取り込みます。円盤と壁の交差部分が入口を形づくっており、一つの窓からは下にあるギャラリーをちらりと見ることができます。

金属の壁の裏側は黒く焼かれた木材で覆われており、高速道路側には納屋のようなシンプルな建物を形づくっています。その低い建物は、この視点からは通りすがりにしか見えず、プロジェクトに注目を集めることはありません。そこには、必要最小限のスタッフ用スペース、搬入口、そして木材で覆われた小さなロビーが含まれています。そのロビーは、ほとんどの美術館の入口を特徴づける典型的な大規模空間とは異なります。それは家庭的なスケールで、訪問者がカルダー・ガーデンズでの体験を始める際に、個人に働きかけます。

一歩一歩

ロビーから、訪問者は下にあるギャラリーへと降りていきます。大きな階段が人々を「ハイウェイ・ギャラリー」へと導きます。その階段は、小さな集会用の講堂としての機能も果たします。細長く低い横長の窓が、高速道路とその向こうに広がる都市の景色を切り取ります。下方には「トール・ギャラリー」が見えます。ハイウェイ・ギャラリーはこの高さのある空間内に設けられた中二階であり、観覧者は高い位置からカルダーのモビールを体験することができます。上部の壁に対応する梁が、トール・ギャラリーと円盤の下の空間とを区切っています。梁の上にある細い隙間から、下にあるギャラリーを垣間見ることができます。

ハイウェイ・ギャラリーの中二階から続く通路と階段は、暗く粗い質感のコンクリートで仕上げられています。この「箱形」の階段は、人々を地表と、外側の庭園を形づくる痕跡のような空間へとつなぎます。すべての余白的空間と同様に、この階段もカルダーの作品を展示するための、もう一つの明確な機会を提供します

階段はメインギャラリーレベルに至ります。トール・ギャラリーを通り抜けると、訪問者は円盤の下にある自然光に満ちた「オープンプラン・ギャラリー」と出会います。オープンプラン・ギャラリーの幾何学的形状は、東西方向は直交し、北側に向かっては曲線を描いており、上部にある円盤を反映しています。大きな窓がヴェスティッジ・ガーデンに向かって開かれており、自然光を取り込み、中央の空間と外部の庭園とをつないでいます。小さな「アプス・ギャラリー」は、オフセットされた二つの曲面壁によって構成されており、このギャラリーには、内部の作品鑑賞に対する集中を妨げるような視認できる角が存在しません。オープンプラン・ギャラリーとアプス・ギャラリーは一体となって、カルダーの大小さまざまな作品を多角的な視点から鑑賞することを可能にします。

オープンプラン・ギャラリーが外部の景色を望む明るい空間を提供する一方で、カーブド・ギャラリーは、打ち放しのコンクリート基礎壁に囲まれた、光の条件を最大限に制御できる完全に内向きの空間を提供します。オープンプラン・ギャラリーからは、細長い隙間を通して「サンクンガーデン」と「カーブド・ギャラリー」への入口が見えます。この空間は、カルダーの紙作品や光に敏感な彫刻、そしてカルダーの先祖によって描かれた絵画を展示するために利用できます。サンクンガーデンはこの空間の中心に位置しており、密に植栽された曲面の壁を背景に、1点のスタビルが設置され、カルダーの作品を体験するための、また別の背景を提供します。

痕跡

既存の敷地における歴史的な条件は、建物の内部平面の幾何学的形状と庭園の構成の両方に現れています。隣接する水道本管のオフセットが、地下平面図における折れ曲がった境界線を形づくっています。パークウェイ以前の都市の区画に基づく歴史的な基礎の痕跡が、ヴェスティッジ・ガーデンの幾何学的形状に影響を与えています。「クワジ・ギャラリー」は洞窟のような屋根付きの屋外空間を提供しており、内部の厳密に管理されたギャラリースペースと、外部の開かれた庭園空間との間をつなぐ役割を果たします。

これらの空間が一体となって、カルダーの多面的な作品を、常に新しく予想外の方法で展示するようキュレーターたちを促します。それは、思索と集中のための場を提供し、従来のギャラリー体験ではなく、空間の連なりを体験させるものとなっています。カルダー・ガーデンズは、扉をくぐるとともに展開していく世界です。


以下の写真はクリックで拡大します

ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案 Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案 Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案Artwork by Alexander Calder © 2025 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York photo©Iwan Baan
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案配置図 image©Herzog & de Meuron
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案地上階平面図 image©Herzog & de Meuron
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案ギャラリー階平面図 image©Herzog & de Meuron
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案西側立面図 image©Herzog & de Meuron
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案南側立面図 image©Herzog & de Meuron
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案断面図1 image©Herzog & de Meuron
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案断面図2 image©Herzog & de Meuron
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案断面図3 image©Herzog & de Meuron
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案断面図4 image©Herzog & de Meuron
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案断面図5 image©Herzog & de Meuron
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案断面図6 image©Herzog & de Meuron

以下、建築家によるテキストです。


Calder Gardens is not a conventional museum. From the beginning the client wanted a space that would provide a totally new, intimate and ever-changing encounter with the work of Alexander Calder. While the building is still tasked with the typical technical requirements of a traditional museum, it is conceived as a new type of place for being with art: a place that provides an interplay between art, architecture, nature, people, and the surrounding city.

Philadelphia is Calder’s birth city and was the home of two previous generations of Calders who, as artists, left their own impressions on the city. Their sculptures can be found along the Benjamin Franklin Parkway, a boulevard that is a product of the 19th century ‘city beautiful’ movement and is anchored by two of America’s most remarkable museums, the Philadelphia Museum of Art and the Barnes Foundation. Cutting across this Parkway is the sunken Vine Street Expressway which, like many of its counterparts in other American cities, sliced through the existing city fabric in the mid-20th century. Calder Gardens is located at the intersection of these two significant streets.

The site of Calder Gardens is a flat, tapered piece of land located across the broad Parkway from the Rodin Museum and the Barnes Foundation. A highway offramp extends along its long southern edge while 22nd Street to the west and 21st Street to the east are primarily used as vehicular throughways. Despite its central location, the site is a leftover space without much obvious charm. The sound of the highway is always present, and few people have had reason to walk through the site. Creating a destination within this urban void was a central challenge for the project.

Form, color, and movement are the most obvious aspects in Calder’s art. When the concept for Calder Gardens was conceived, it sought to avoid rather than adopt the use of these characteristics as possible design elements. Likewise, the design avoids the monumental architecture of the already impressive collection of museums which line the Benjamin Franklin Parkway. With these parameters in mind, it was decided that the face of this project should not be a building. Instead, it is a garden with a building within that reveals itself step by step as a series of distinct, heterotopic spaces.

The Wall and The Disc

When viewed from the Parkway, a tapered metal wall forms a backdrop to a public meadow-like garden. The wall reduces the sound of the highway and frames the garden towards the Parkway. Pathways from the northeast and northwest corners draw visitors through the garden towards a single central opening where a folded metal canopy covers a wood-lined entry area.

As visitors approach the entry, the architecture comes into view. A large central disc forms a plaza at the center and provides a roof to the galleries below. A geometrically pure circular ‘Sunken Garden’ towards the east and an elongated irregular ‘Vestige Garden’ to the west are carved into the ground on either side of the disc. They create protected outdoor spaces for Calder’s sculptures and bring light into the surrounding galleries. The intersection of the disc and the wall define the entry. A single window offers a glimpse to the galleries below.

The backside of the metal wall is covered with blackened wood and forms a simple barn-like building towards the highway. The low building is only seen in passing from this vantage point and does not draw attention to the project. It contains a few necessary staff spaces, a loading area and a small wood-lined lobby. The lobby is different than the typical large-scale spaces that define most museum entryways. It is domestic in scale and engages the individual as they begin their Calder Gardens experience.

Step by Step

From the lobby, visitors descend to the galleries below. A large stair brings people down to the ‘Highway Gallery’. The stair functions as a small auditorium for gathering. A long, low linear window frames a view of the highway and city beyond; the ‘Tall Gallery’ is seen below. The Highway Gallery is a mezzanine within this tall space and gives the viewer an opportunity to experience a Calder mobile from an elevated position. A beam corresponding with the wall above separates the Tall Gallery from the space below the disc. A narrow slot above the beam offers a glimpse into the gallery below.

From the Highway Gallery mezzanine, a passage and stair are lined with a dark, rough concrete surface. This ‘Cuboid’ stair links people to the ground and the vestige-like spaces that form the outer garden. As with all leftover spaces, the stair offers another distinct opportunity to display Calder’s work.

The stair arrives on the main gallery level. Passing through the Tall Gallery, the visitor encounters the daylit ‘Open Plan Gallery’ below the disc. The geometry of the Open Plan Gallery is orthogonal on the east and west and curved towards the north, reflecting the disc above. A large window opens towards the Vestige Garden bringing in natural light and connecting the central space with the garden outside. A small ‘Apse Gallery’ is created from two offset curved walls – this gallery has no visible corners which could distract from the view of the art inside. Together, the Open Plan and Apse galleries allow a variety of Calder’s large and small works to be seen from multiple perspectives.

From the Open Plan Gallery, a narrow slot reveals the ‘Sunken Garden’ and the entry to the ‘Curved Gallery’. While the Open Plan Gallery offers a light-filled space with views to the outside, the Curved Gallery provides a fully internalized space with exposed concrete foundation walls and maximum control over light conditions. This space can be used to show Calder’s works on paper, light sensitive sculptures and the paintings done by Calder’s ancestors. The Sunken Garden is at the center of this space; A single stabile will be placed against a densely planted curved wall offering yet again a different background to experience Calder’s work.
Vestiges

The historical conditions of the existing site surface in both the interior plan geometry and garden configuration. An offset of an adjacent water main establishes the kinked boundary of the underground plan. Traces of the historical foundations from the city grid which pre-dated the Parkway inform the geometry of the Vestige Garden. A ‘Quasi Gallery’ provides a cave-like, covered outdoor space that mediates between the highly controlled gallery spaces on the interior and the exposed garden spaces outside.

Together, these spaces encourage curators to display Calder’s multifaceted work in ever new and unexpected ways. It provides a place of contemplation and focus and offers a spatial sequence rather than a classical gallery experience. Calder Gardens is a world that unfolds as you walk through the door.

Herzog & de Meuron, 2025

■建築概要

PROJECT TEAM
───
Herzog & de Meuron Project Team
Partners: Jacques Herzog, Pierre de Meuron, Jason Frantzen (Partner in Charge)
Project Team: Aurelien Caetano (Associate, Project Director), Mehmet Noyan (Associate, Project Director), Ninoslav Krgovic (Project Manager), Antoine Foehrenbacher, Julia Hejmanowska, Josh Helin, Neda Mostafavi, Daria Nikolaeva, Martin Jonathan Raub, Camilla Vespa, Rio Weber, Xin Yue Wang, Benjamin Muller
───
PLANNING
Design Consultant: Herzog & de Meuron Basel Ltd, Basel, Switzerland
Executive Architect: Ballinger, PA, USA
───
SPECIALIST / CONSULTING
Structural engineer: Ballinger, PA, USA
MEPF / AV / IT: Altieri Sebor Wieber, LLC, CT, USA
Landscape: Richard Herbert, NY, USA
Lighting: Flux Studio Ltd, MD, USA
Civil / Geotech: Pennoni, PA, USA
Concrete: Reginald Hough Associates, NY, USA
Waterproofing & Roofing: Simpson Gumpertz & Heger
Acoustics: Metropolitan Acoustics, PA, USA
Security: Cerami Associates, DC, USA
Signage: Karlssonwilker Inc., NY, USA
Vertical transportation: VDA, NJ, USA
Code: Jenson Hughes, MD, USA
Sustainability: Re:Vision Architecture, PA, USA
Specifications: Conspectus, MD, USA
Digital Rendering: Xaos GmbH, Basel, Switzerland
Digital Rendering: Aron Lorincz Ateliers, Budapest, Hungary
Digital Rendering: Bloomimages, New York, Inc
Sustainability: Re:Vision, PA, USA
Food Service: Corsi Associates
Concrete: Madison Concrete Construction, PA, USA
Architectural woodwork: Hagen Construction Inc, PA, USA
Metal wall systems: Bamco Inc, Architectural Wall Systems, NJ, USA
Glazing system: National, Glass & Metal, Co., PA, USA
Landscape: Mayfield Gardens, Inc. PA, USA
Mechanical: Wm. J. Donovan Co. PA, USA
Electrical: Armour & Sons Electric, PA, USA
───
SPECIAL COLLABORATORS
Landscape Designer: Piet Oudolf, Hummelo, NL
Structure Consultant: Guy Nordenson and Associates, NY, USA
Concrete Consultant: Huber Straub AG, Basel, Switzerland
Concrete Restauration: Strotmann und Partner, Siegburg, Germany

あわせて読みたい

ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の施設。作品を鑑賞だけでなく“内省”の場も目指し、建築と庭園が一体となった空間を構想。“古典的”展示を越えた様々な種類の空間で作品への理解も促す
  • SHARE
図面あり美術館・博物館アメリカヘルツォーク&ド・ムーロン
2025.09.22 Mon 07:02
0
permalink

#ヘルツォーク&ド・ムーロンの関連記事

  • 2024.11.05Tue
    ヘルツォーグ&ド・ムーロンが、マルセル・ブロイヤー設計の旧ホイットニー美術館(1966年竣工)を改修へ。オークションハウスのサザビーズが建物を取得して計画を発表
  • 2024.3.29Fri
    ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、カタールの「ルサイル博物館」。地域の文化的な核を目指す施設。“都市をひとつの建物に収めた”建築として構想され、周辺環境に応じた荒々しい“土地の一部”の様な外観が特徴。最上階には4つの歴史的建築を抽象化した展示空間も備える
  • 2023.7.27Thu
    ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツでの建築展「Herzog & de Meuron」。建築家と密接に協働して企画された展覧会。建築の制作過程と体験におけるアイデアを探求する3つの空間で構成。カビネットから移設した模型等・建築作品での日常を主題とする映画・最新作の病院のモックアップ等を展示
  • 2023.4.30Sun
    H&deMのジャック・ヘルツォーグが行った講演の動画。2023年3月に香港のM+で行われたもの
  • 2023.1.19Thu
    ヘルツォーグ&ド・ムーロンのウェブサイトがリニューアル
  • 2022.11.29Tue
    ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の施設。作品を鑑賞だけでなく“内省”の場も目指し、建築と庭園が一体となった空間を構想。“古典的”展示を越えた様々な種類の空間で作品への理解も促す
  • 2022.11.26Sat
    /
    ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、イギリス・ロンドンの、リバプール・ストリート駅の再開発計画の画像
  • 2022.9.04Sun
    /
    ヘルツォーグ&ド・ムーロンが計画している、スイス・バーゼルの、サッカースタジアム「サンクト・ヤコブ・パーク」の増築計画の動画
  • 2022.7.16Sat
    H&deMのシニア・パートナーのシュテファン・マーバッハによる講演「ヘルツォーグ&ド・ムーロンのサステイナブル建築手法」の動画
  • 2021.11.21Sun
    /
    ヘルツォーグ&ド・ムーロン、TFPファレルズ、アラップによる、中国・香港の美術館「M+」の建設の側面に注目したドキュメンタリー動画(英語字幕付)
  • view all
view all

#アメリカの関連記事

  • 2025.8.29Fri
    ザハ・ハディド・アーキテクツによる、アメリカ・フロリダの集合住宅「ザ・デルモア」。ビーチサイドでの計画。地域の建築様式“マイアミ・モダン”を参照した外観で、建物を”キャニオン”で二分割して全住戸に自然光を取込む建築を考案。気象条件の解析をデジタルモデルに適用して設計案の洗練も実施
  • 2025.7.22Tue
    黒川紀章の“中銀カプセルタワー”をテーマとしたMoMAでの展覧会の会場写真。同建築の50年間の寿命に捧げる展示。タイトルは「中銀カプセルタワーの多様な人生」
  • 2025.7.19Sat
    ミース・ファン・デル・ローエによる、アメリカの「ファンズワース邸」(1951年竣工) の現在の様子を紹介する動画。2025年7月に公開されたもの
  • 2025.7.10Thu
    ピーター・ズントーとSOMによる、アメリカの「デイヴィッド・ゲフィン・ギャラリーズ」が完成。ロサンゼルス郡立美術館の新本館として計画。キャンパス全体の活動の中心として、ギャラリー空間を持ち上げて地上レベルを様々な屋外活動の場とする建築を考案。2026年4月のグランドオープンを予定
  • 2025.7.06Sun
    ピーター・ズントーとSOMの設計で竣工した、ロサンゼルス・カウンティ美術館の新本館の動画。2025年6月に公開されたもの
  • 2025.2.28Fri
    OMA / 重松象平+レム・コールハースによる、ニューヨークの、ニューミュージアムの拡張棟が2025年秋にオープン。SANAA設計の既存棟を増築する計画。歴史を作る“未来志向の美術館”の為に、集い・交流・創造を促進する透明性と開放性のある建築を志向。協働者としてクーパー・ロバートソンも参画
  • 2025.1.25Sat
    ビャルケ・インゲルスが率いるBIGの、ニューヨークオフィスの様子を紹介している動画。2025年1月に公開されたもの
  • 2024.11.05Tue
    ヘルツォーグ&ド・ムーロンが、マルセル・ブロイヤー設計の旧ホイットニー美術館(1966年竣工)を改修へ。オークションハウスのサザビーズが建物を取得して計画を発表
  • 2024.11.02Sat
    フランク・ロイド・ライトによる「落水荘」(1936年竣工) の公式紹介動画。2024年2月に公開されたもの
  • 2024.10.17Thu
    MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    61,226
    • Follow
    84,363
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    最も注目を集めたトピックス[期間:2025/9/15-9/21]

    SHARE 最も注目を集めたトピックス[期間:2025/9/15-9/21]

    architecture|feature
    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2025/9/15-9/21]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/9/15-9/21)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 安藤忠雄による「本福寺水御堂」(1991年)の現在の様子を紹介する動画。兵庫・淡路島にある屋根が水盤となっている建築。2025年9月に公開されたもの
    2. SDレビュー2025の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
    3. アーティストユニット・原倫太郎+原游の展覧会が、渋谷の“原広司+アトリエ・ファイ建築研究所”を会場に開催
    4. ジャン・ヌーヴェル / Ateliers Jean Nouvelが手掛ける、鹿児島・屋久島のヴィラ「NOT A HOTEL YAKUSHIMA」のパースが公開
    5. 加藤渓一 / スタジオピースによる、東京・八王子市の店舗「TOKYO FARM VILLAGE」。地域循環にも取り組む牧場に計画された店。施主の理念への応答も意図し、自然や動物が持つ“操作できない”要素を取り込む設計を志向。地域住民を巻き込んだ“土壁”や地域産の端材を使った“野地板”を建築に導入
    6. SDレビュー2025の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
    7. OSTR / 太田翔+武井良祐による、兵庫・神戸市の「中山手通りの家」。路地に面した谷の様な場所の小敷地。“広がりのある住宅”を求め、“都市までが家とも見える”関係性の構築を志向。周辺要素を“サンプリング”して建築に取り込んで“都市の残余”の様な光庭を介して環境と繋げる
    8. 奈良祐希 / EARTHENによる、富山市の住戸改修「Cave」。竪穴住居が多数存在した地域での計画。喧騒から離れた“安息の住処”を求め、“土の洞窟”の様な“原初的な”空間を志向。合理的な躯体にフリーハンドの線を重ねて“直線と曲線の緩やかな融合”を試みる
    9. 日建設計による、大阪・関西万博の「ガスパビリオン」。“化けろ、未来”をテーマとする施設。未来社会に貢献する存在を求め、新たな環境素材と工法の“実証試験”的導入を実施。放射冷却性能をもつ膜材と仮設山留用のリース鉄骨で造り上げる建築を考案
    10. 小野寺匠吾建築設計事務所による、大阪・関西万博の「いのちめぐる冒険(河森正治館)」。環境問題や廃棄解体問題も主題に計画。建築の循環プロセスの可視化を目指し、海運規格の輸送性の高い鉄骨フレーム、大阪湾の海水100%のコンクリート、分解や再構築の効率が高い構造システム、で造る建築を考案
    11. 宮本佳明・山口陽登・上坂設計による「大阪市立大学工学部F棟実験室」。既存校舎の中庭に実験室と準備室を増築する計画。中庭の“開放感を担保”を求め、量塊を4分割して“視線の抜けを確保”するように雁行配置する構成を考案。古い建物とも馴染むように外装にコールテン鋼板を採用
    12. 西久保毅人 / ニコ設計室による、東京・葛飾区の「重ねの家」。大人4人の家族が暮らす住まい。其々の生活の独立性の高さに着目し、お互いの距離を保持しつつ“集落のように”暮らしが存在する建築を志向。終の住処として将来の“介護”も想定した動線計画とする
    13. OMA / 重松象平の会場デザインによる、上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」。ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示。製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向。製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いる
    14. 永山祐子による展覧会「確かにありそうなもの」が、新宿のAWASE galleryで開催。万博建築からジュエリーまで、スケールや領域を横断する作品群を模型・素材・映像で紹介。プロダクト類は実際に購入も可能。入場無料
    15. 大城禎人事務所とLifetectによる、沖縄・中頭郡の「砂辺の集合住宅」。観光地であり米軍基地も近い地域での計画。多様な生活スタイルの居住者を想定し、大スパンのグリッドと逆張りでつくるRCラーメン構造の建築を考案。“普通の技術”を用いつつも扱い方で“空間の質”を向上させる
    16. MVRDVによる、オランダの複合ビル「Valley」。オフィス街の居住・労働・商業の為の施設。地域に緑と人間の次元を取り戻す事を目指し、低層部に多様な植栽を配置した公共的空間を配置。専用デジタルツールを開発し採光眺望や割付等の決定等を合理的に進める
    17. フォスター+パートナーズによる、大阪・関西万博の「サウジアラビアパビリオン」。国の魅力を伝える場として、町や都市を探訪する体験を想起させる存在を志向。迷路の様な曲がりくねる路地を探索する空間構成を考案。ローカルアーキテクトとして梓設計も参画
    18. 【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、意匠設計・BIM・3DCGのスタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
    19. リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする
    20. SANAAによる、台湾の「Taichung Green Museumbrary」が2025年12月にオープン。旧軍用空港跡地の公園内に計画された美術館と図書館を統合した施設。軽やかで開かれた存在を目指し、アルミとガラスの二重構造のファサードで地上レベルに全方向からアクセス可能な公共広場を備えた建築を考案

    • 過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ
    • SHARE
    最も注目を集めたトピックス
    2025.09.22 Mon 06:56
    0
    permalink
    2025.9.20Sat
    • AMO/OMAによる、ヴェネチアのプラダ財団での展覧会「DIAGRAMS」を紹介する動画。コールハースへのインタビューも収録

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    61,226
    • Follow
    84,363
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 動画
    • 展覧会
    • コンペ
    • 書籍
    • 建築求人
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white