
SHARE 最も注目を集めたトピックス[期間:2025/12/1-12/7]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/12/1-12/7)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- 岩手の「新花巻図書館」設計プロポで、昭和設計・tデ・山田紗子建築設計事務所 JVが最優秀者に選定。提案書とプレゼン動画も公開。二次審査には、C+A・木村設計A・T JV、キッタン・スタジオ・ウエスト JV、マル・アーキテクチャ、FULL POWER STUDIO、西澤・畝森 JVが名を連ねる
- 若林拓哉 / ウミネコアーキによる、神奈川の「新横浜食料品センター」。60年代から続く“地域の食の拠点”の“動的保存”計画。各々の商店が個別に認識される状況に着目し、個が並存しつつ群として全体を作る在り方を志向。メガストラクチャーに戸建サイズの量塊が集まる建築を考案
- 吉岡徳仁による、京都市の店舗「HaaT / KYOTO」。市内の商業エリアでの計画。既存町家を継承しつつ、“異なる時間の融合と対比”でつくりあげる空間を志向。内部ではアルミニウム金属を日本の伝統を感じさせる“桜色”に染め上げて用いる
- 細尾直久による、京都市の「洛和会京都看護学校」。“不規則で特徴のある輪郭”の敷地。風景との“滑らかで密接な繋がり”を求め、土地の形を“建築を構成する線”として導入。道路側から中庭まで層を作る様に諸機能を配置して“学びの場に必要な静けさ”も生み出す
- HUNEによる、東京・品川区の住宅「大森の幕屋」。神の住まいでもあったテント式の小屋“幕屋”を参照した計画。其々が趣味を楽しめる住まいを求め、様々な用途のフロアを“離散的”に積層させる構成を考案。全体を“布の様な屋根”で覆って内外の距離も適切に保つ
- 福田俊 / オフィススグルフクダによる、東京・東村山市の住宅「OVERLAP」。空間境界の“オーバーラップ”が生む関係を主題に計画。均質4分割の“単純な平面”ながら、全体を見通せず視線が奥へと流れ“奥行きを想像”させる構成を考案。確かにある“気配”が“現実を超える広がり”を生む
- パナソニックが運営する、東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”を会場に「『現し』を考える。展ver.3.0」が開催。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修手掛ける、“現し”をテーマとした展示。次なる展開として“壁”と“床”に注目し、“配線方法”を検討。ver.2.0で製作した“現し天井標準化マニュアル”等も出品
- 【ap Masterpiece】MVRDVによる、オランダ・アムステルダムの集合住宅「WoZoCo」(1997年)
- VUILDによる、山梨・北杜市の「White Loop」。清春芸術村の中の“こどものための建築”。“イサム・ノグチ”と“バーバ・パパ”から着想と影響を受け、樹脂3Dプリンターで作る滑り台を考案。子供達の為にメビウスの輪の様な形で“滑ると登る”をシームレス化
- 鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルで、日建設計が最優秀者に選定。コンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』」。提案のイメージも公開
- 西沢立衛・妹島和世・藤本壮介が登壇して、宮田裕章がモデレータを務めたトークセッション「共鳴と森 – 突き破る塔 (1970) から開かれる空 (2025) へ」の動画。2025年10月に万博会場で行われたもの
- MVRDVによる、シンガポールの集合住宅「アーウェル・ヒル・レジデンス」。同国で普及する“プレハブ型モジュール建築”をアップデートする計画。繰り返しで単調になりがちなファサードを変える為に、各ユニットを“1つのピクセル”として扱って金属フレームで凹凸をつくるデザインを考案
- フランク・ゲーリーさんが亡くなりました。96歳でした
- 小林敬政による、大阪市の「K邸」。施主家族が40年以上暮らした住まいの建替。既存を建物を超えた“記憶の器”と捉え、刷新ではなく“継承”する設計を志向。旧家屋の間取りを参照して“再構築”した平面構成で“空間体験”を通して記憶を喚起する
- 竹山聖 / 設計組織アモルフによる、さいたま市の「双恵幼稚園」。“子供が世界に触れる場所”として構想された施設。思い掛けない出会いの創出も意図し、保育室群の中心に“外と内の二つの中庭”を配置する構成を考案。子供達の可能性の拡大を願って宇宙を感じる要素も散りばめる
- 21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「デザインの先生」。ブルーノ・ムナーリ、マックス・ビル、アキッレ・カスティリオーニ、オトル・アイヒャー、エンツォ・マーリ、ディーター・ラムスを“デザインの先生”と捉えて、活動の軌跡を改めて振り返る
- 坂茂が、アメリカ建築家協会より送られる「2026年 AIA ゴールドメダル」を受賞。日本人建築家としては、日本人の建築家としては、丹下健三、安藤忠雄、槇文彦に次ぎ4人目の受賞
- トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の「濤 TOH」。隠れ家的な環境にあるリスニングバー。音楽を楽しむ様々な状況をイメージして、DJカウンターを囲むVIP席・重心の低いソファ席・発光天板のカウンター席を用意。音響面では“伝統と最先端の同居”も意図する
- 「ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー」展が、東京都現代美術館で開催。入場チケットをプレゼント。20世紀後半を代表するアーティストの、日本の公立美術館における初の個展。“ウォール・ドローイング”などの代表作を通じて、作家の思考の軌跡をたどる
- 熊谷組と石上純也事務所を中心とした設計企業体による「徳島文化芸術ホール(仮称)」の、東京都庭園美術館での企画展示の会場写真。プロポーザル時の提案を大型模型や映像等で紹介、妹島和世が館長に就任した事を機に企画

