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トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築
photo©阿野太一

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architecture|feature
D.BRAIN建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・造作家具)図面あり店舗大阪鈴野浩一トラフ建築設計事務所阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築1階、エントランス側から空間全体を見る。 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築1階、売場、展示壁面の詳細 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築2階、階段側から売場を見る。 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築2階、売場、展示壁面と木の作品 photo©阿野太一

トラフ建築設計事務所が設計した、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」です。
手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店の計画です。建築家は、ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向しました。そして、土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築しました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

1774年の創業以来、手仕事によるものづくりを続けながら、足の健康を支え続けてきたドイツのシューズブランド、BIRKENSTOCKの国内直営路面店となる心斎橋店の内装計画。
大阪・心斎橋に建つ新築ビルの3層にわたり、1、2階をストア、3階をストックルームとして構成した。

建築家によるテキストより

白を基調とした空間の中に、和紙職人・ハタノワタルによる、土を混ぜ込んだ和紙の壁面を設え、地面のような風景をつくり出した。壁には、ブランドを象徴するアウトソールのボーンパターンを大きく刻み込み、巨大な人が歩いた痕跡のような風景をつくり出している。

店内には、山師として森と向き合い、木の形を読み取りながら制作を行う高橋成樹による木の作品を点在させた。木が本来持つ形や力強さを感じさせる作品群と、和紙壁の柔らかな質感、そこに並ぶプロダクトが呼応し合い、静かな緊張感を生み出している。

建築家によるテキストより

量感のある家具は床から浮かせることで軽やかさも併せ持ち、奥行きのある空間にリズムを与える。また、人の手が触れる階段の手摺にはレザーを巻き、現場で一点ずつ縫い上げることで、手仕事の痕跡を空間に残した。

2階奥には、天井まで届くミラーを向かい合わせに配置した。反射によって、大阪の街並みや高橋の作品、空間の風景が無限に連なり、都市の中にもうひとつの奥行きを生み出している。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築外観、北側の歩道から見る。夕景 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築外観、北側の道路から見る。夕景 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築外観、北側の歩道から見る。 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築1階、エントランス側から空間全体を見る。 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築1階、売場 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築1階、売場、展示壁面の詳細 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築1階、売場、展示壁面の詳細 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築1階、売場、木の作品 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築1階、売場からメンテナンスカウンターを見る。 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築1階、メンテナンスカウンター photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築2階、階段、手摺の詳細 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築1階から2階への階段 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築2階、階段側から売場を見る。 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築2階、売場、ベンチの詳細 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築2階、売場、木の作品を見る。 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築2階、売場、展示壁面と木の作品 photo©阿野太一
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築1階平面図 image©トラフ建築設計事務所
トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築2階平面図 image©トラフ建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


1774年の創業以来、手仕事によるものづくりを続けながら、足の健康を支え続けてきたドイツのシューズブランド、BIRKENSTOCKの国内直営路面店となる心斎橋店の内装計画。
大阪・心斎橋に建つ新築ビルの3層にわたり、1、2階をストア、3階をストックルームとして構成した。

白を基調とした空間の中に、和紙職人・ハタノワタルによる、土を混ぜ込んだ和紙の壁面を設え、地面のような風景をつくり出した。壁には、ブランドを象徴するアウトソールのボーンパターンを大きく刻み込み、巨大な人が歩いた痕跡のような風景をつくり出している。

店内には、山師として森と向き合い、木の形を読み取りながら制作を行う高橋成樹による木の作品を点在させた。木が本来持つ形や力強さを感じさせる作品群と、和紙壁の柔らかな質感、そこに並ぶプロダクトが呼応し合い、静かな緊張感を生み出している。

量感のある家具は床から浮かせることで軽やかさも併せ持ち、奥行きのある空間にリズムを与える。また、人の手が触れる階段の手摺にはレザーを巻き、現場で一点ずつ縫い上げることで、手仕事の痕跡を空間に残した。

2階奥には、天井まで届くミラーを向かい合わせに配置した。反射によって、大阪の街並みや高橋の作品、空間の風景が無限に連なり、都市の中にもうひとつの奥行きを生み出している。


ブランドのルーツである“歩くこと”を、地面や素材、奥行きのある風景として空間化し、エネルギーに満ちた大阪・心斎橋の中心にありながら、静けさと温かみを感じられる、もうひとつの風景のような店舗を目指した。

■建築概要

所在・会場:大阪、心斎橋
主要用途:物販店舗
施工:D.BRAIN
照明計画:BRANCH LIGHTING DESIGN
和紙施工:ハタノワタル
木製木製什器製作:高橋成樹
革巻き:川畑イサム
敷地面積:91.43㎡
延床面積:238.14㎡
設計期間:2025年4月~2026年1月
施工期間:2026年2月~3月
写真:阿野太一

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・建具エントランス 扉

パイン無垢材オイル着色仕上げ

内装・床主要箇所 床

カラーモルタル

内装・壁主要箇所 壁

和紙(ハタノワタル)
トッパーウォークコルク VC-S(東亜コルク)

内装・造作家具シンク

和紙 [柿渋](ハタノワタル)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


Since its founding in 1774, BIRKENSTOCK has continued to support foot health through craftsmanship rooted in hand-made production. This project is for the interior design of the brand’s directly operated street-level store in Shinsaibashi, Osaka. Occupying three floors of a newly built building in the district, the first and second floors were designed as retail spaces, while the third floor functions as a stockroom.


Within the predominantly white interior, walls made of earth-mixed washi by washi artisan Wataru Hatano create a landscape reminiscent of the ground itself. The walls are embossed with enlarged versions of BIRKENSTOCK’s iconic bone-pattern outsole, forming a scene that feels like traces left behind by a giant walking through the space.


Throughout the store are wooden works by Naruki Takahashi, who works closely with the forest as a lumberman and creates by reading the natural forms of wood. The raw presence of the wood, the soft texture of the washi walls, and the displayed products resonate with one another, creating a quiet sense of tension. The voluminous furniture pieces are slightly lifted from the floor, giving them a sense of lightness while adding rhythm to the deep spatial composition. Leather was also wrapped around the stair handrails and hand-stitched on site, leaving traces of craftsmanship within the space.


At the back of the second floor, floor-to-ceiling mirrors face one another, infinitely reflecting the streetscape of Osaka, Takahashi’s works, and the surrounding spatial landscape, creating another layer of depth within the city.


The project sought to spatialize BIRKENSTOCK’s roots in “walking” through landscapes shaped by ground, materials, and depth, creating a space that offers quietness and warmth within the energetic center of Shinsaibashi, Osaka—like another landscape hidden within the city.

BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI

Building site: Shinsaibashi Osaka
Production: D.BRAIN
Lighting Design: BRANCH LIGHTING DESIGN
Washi Installation: Wataru Hatano
Wooden Fixture Fabrication: Naruki Takahashi
Leather Wrapping: Isamu Kawabata
Site area: 91.43㎡
Total floor area: 238.14㎡
Design period: 2025.04-2026.01
Construction period: 2026.02-03
Photo: Daici Ano

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D.BRAIN建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・造作家具)図面あり店舗大阪鈴野浩一トラフ建築設計事務所阿野太一
2026.08.04 Tue 07:29
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