SHARE トラフによる、東京・銀座の「イソップ GINZA SIX店」の写真
トラフのウェブサイトに、東京・銀座の「イソップ GINZA SIX店」の写真が掲載されています
トラフのウェブサイトに、東京・銀座の「イソップ GINZA SIX店」の写真が10枚掲載されています。こちらのページでは、ほぼ同時に公開された「イソップ 神戸BAL店」の写真も見ることができます。
オーストラリアのスキンケアブランドであるイソップの、GINZA SIX店の内装計画。天井高3m、6.3m×7.9mの長方形平面をもち、二方向からアクセス出来る角地の空間が今回の計画地となった。 有機的な曲面壁で二方向への抜けをつくり、同じく曲面のシンクとポスカウンターを島状に配置することで、滑らかな動線を描く構成とした。
左官職人の手によって丁寧に仕上げられたしっくい壁には黄金色の金物の棚板が埋め込まれ、イソップのプロダクトを際だたせている。また、この壁の上部には曲面に沿って間接照明を埋め込み、柔らかい光が壁の陰影を映し出しながら、空間全体を包み込む。 床は壁と同系色の研ぎ出し仕上げにすることで床・壁・天井が一体となり、洞窟のような包まれた空間をつくりだす一方、床に埋め込んだ真鍮の目地棒の幾何学的なパターンによってリズムを与えている。 大きなシンクカウンターは、有機的な形状をした大小二つのシンクとテスター置き場を黄金色の金物の天板で覆い、大切なコンサルテーションの場所としての存在感を持たせた。
職人的な技術を必要とする素材を使って丁寧にデザインすることで、銀座という場所にふさわしい、より質の高い空間をつくることを目指した。