SHARE noiz・豊田啓介が語る、レクチャーやワークショップに参加する前に意識して身につけるべきこと
noiz・豊田啓介がtwitterで、レクチャーやワークショップに参加する前に意識して身につけるべきことを連続ツイートで語っていたのでまとめます。特に初学者が意識すべき内容だと思われます。
松本人志がNSCのサマースクールとか行かずに自宅でテレビ見ながら学べること死ぬほどあるだろとか言ってるの、その通りだよなあとか思ったり。普段松本さんがーみたいなのむしろ違和感持って見てるんだけど、これに関してはほんとそうとしか。
— 豊田啓介(ほっこり系)総研 (@toyoda_noiz) August 6, 2019
外部因子に何か新しい変化や追加要素、きっかけを求める気持ちも分からなくはないんだけれど、それが価値を持つのは自分の中で十分にいろんな蓄積があって、コップの上に表面張力で水があふれそうになってる時であって、コップの半分も水入ってないのに外部に成長のきっかけ求めても何も起きはしない
— 豊田啓介(ほっこり系)総研 (@toyoda_noiz) August 6, 2019
レクチャーやらワークショップやら積極的に行動することは当然大事なことなんだけど、それが自分にとって大きな価値に化けるのは、それに先立って十分以上にいろんなものを見て、考えて、手を動かして、なんでそうなってるのとか見えない理由は何だろうとかとにかくとにかく考え抜いた上でのこと。
— 豊田啓介(ほっこり系)総研 (@toyoda_noiz) August 6, 2019
建築で言えばそういう蓄積はいろんな建築家の作品集を繰り返し分析的に読み込んで自分なりに再現してみる(見るだけではダメ)とか自主的に毎日1件とにかく設計続けてみるとか街中歩いてて目に入るディテールとにかく根拠も含めて再現できるか試してみるとか、そういうところでいくらでもできる。
— 豊田啓介(ほっこり系)総研 (@toyoda_noiz) August 6, 2019
それをしないで「価値ある」「すごい」解答とか視点とかアドバイス求められても、それを受け止める基礎や素養、解像度をそだててない人に流し込んでもただ地面に流れていくだけ。積み重ねていれば、自分に外部の刺激が必要な時はなんとなくわかる。そこ勘違いしないで、ちゃんと籠る時間を大切に。
— 豊田啓介(ほっこり系)総研 (@toyoda_noiz) August 6, 2019
針でつついて水がドバっとほとばしるのは水がいまにもあふれそうな状態が事前にあったから。まずはその状態を自分の内部につくること。針はそれから探せばいい。
— 豊田啓介(ほっこり系)総研 (@toyoda_noiz) August 6, 2019