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2020.5.11Mon
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眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」
photo©小川重雄

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アトリエウルルE-DESIGNコイズミ照明玉木建築設計事務所fabricscape眞柴一樹河合美里建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・浴室)住宅図面あり大阪小川重雄
眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 photo©小川重雄
眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 photo©小川重雄

眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルル一級建築士事務所が設計した、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」です。

本敷地は大阪府南東部に位置する。

日本最古のため池である狭山池に代表されるように敷地周辺には大小さまざまなため池がある。
その中でもとりわけ小さなため池が本敷地東側に面している。

古い町並みだが、近年、世代交代が進み土地が細分化され、新たなコミュニティが形成されてきている。そこで、地域に溶け込むようにまちに開いた2つのニワを設け、また道路側を全体的に低く抑えることで圧迫感のないファサードを実現した。

また、敷地北側にニワを、南側に向かって片流れの勾配をとることなどにより、近隣住民に対しても日照等に配慮した。

建築家によるテキストより

夫婦は元々他人である。

個人を確立した上で初めてコミュニティを築いていける。

2つのニワは個人それぞれから発信することでコミュニティを形成し、まちと密接に関わり続ける。
住まいの中だけでなく外にも居場所を作ることがこれから歳を重ねていくご夫婦にとって‘まち’と‘近隣住民’とコミュニケートできる場ではないかと思う。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 photo©小川重雄
眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 photo©小川重雄
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眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 photo©小川重雄
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眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 photo©小川重雄
眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 photo©小川重雄
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眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 photo©小川重雄
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眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 photo©小川重雄
眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 photo©小川重雄
眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 image©アトリエウルル一級建築士事務所

以下、建築家によるテキストです。


2つのニワ

地域に溶け込む

本敷地は大阪府南東部に位置する。

日本最古のため池である狭山池に代表されるように敷地周辺には大小さまざまなため池がある。
その中でもとりわけ小さなため池が本敷地東側に面している。

古い町並みだが、近年、世代交代が進み土地が細分化され、新たなコミュニティが形成されてきている。そこで、地域に溶け込むようにまちに開いた2つのニワを設け、また道路側を全体的に低く抑えることで圧迫感のないファサードを実現した。

また、敷地北側にニワを、南側に向かって片流れの勾配をとることなどにより、近隣住民に対しても日照等に配慮した。

住まいの外に居場所をつくる

夫婦は元々他人である。

個人を確立した上で初めてコミュニティを築いていける。

2つのニワは個人それぞれから発信することでコミュニティを形成し、まちと密接に関わり続ける。
住まいの中だけでなく外にも居場所を作ることがこれから歳を重ねていくご夫婦にとって‘まち’と‘近隣住民’とコミュニケートできる場ではないかと思う。

●地域にひらく―ニワ1
子供が巣立った後、新たな土地に引越してきた熟年夫婦が近隣と新たなコミュニティを作る場として西側生活道路との敷地境界を曖昧にしたニワ1を設けた。
このニワ1は、車とサーフインが趣味のご主人のアトリエ1からもアクセスできる。
アトリエ1の大きな窓から繋がるニワ1が近隣とのコミュニティの場として使われ、地域との交流を密にする役目を果たしている。

●まちの自然を借景にひらく―ニワ2
ため池を取り囲んでいる家々はまちの自然を独占できる。
道路に面したニワ1がコミュニティ広場であるとするならば、ため池側のニワ2はまちの自然を借景にひらくニワである。
茶道や華道を趣味とされている奥様のアトリエ2からアクセスできる。
趣味を通して交流を更に深める場としての役目を果たしている。

 
大きなワンルーム

個から全体へ

ご夫婦それぞれのアトリエは以前の住まいの居住空間の内法3300mmを基本とした個室のグリッドから成り立っている。

それぞれがアトリエを持ち、その行為、それぞれのニワを通じて近隣と交流できるようになっている。

また、2つのアトリエは建具によって区切られており、その時々の気分によって内部との繋がり方は自由に選択できる。個室の建具やニワに続く開口部を開放することによりニワも含めた家全体がワンルームとなる。

また、内部は4つのレベルの床、建具、への字型平面、X方面に連続に変化する断面により視線は遮りつつも気配を感じながらお互いの距離感を自由に選択できるようになっている。

二層の空間は2つの階段でひと続きとなり回遊することができ、二人はその時の気分次第で居場所を探す。
ため池に面した大きな窓に陣取るもよし、趣味のアトリエにこもるのもいいだろう。

だが、どこにいても存在感が消えることはない。お互いの何らかの気配を感じながら心地よく適度な距離感を保つことができる。
この家が、地域との距離感、夫婦それぞれの距離感を再考しながら、新たなコミュニティを形成して成長していく場となってくれることを願う。
(眞柴一樹・河合美里)

■建築概要

2つのニワと大きなワンルーム 
所在地:大阪府大阪狭山市
主要用途:専用住宅
家族構成:夫婦
———
設計 
アトリエウルル一級建築士事務所:担当/眞柴一樹 河合美里
構造:玉木建築設計事務所 担当 玉木鉄矢
ファブリックデザイン:株式会社ファブリックスケープ 担当/山本紀代彦 永吉佑吏子(元社員)
外構:E-DESIGN 担当/忽那裕樹 中谷タスク(元所員)
照明計画:コイズミ照明株式会社 担当/酒井順子
外壁:新星商事株式会社
———
施工 
基礎及び鉄骨、木工事etc:西友建設株式会社
キッチン工事:株式会社モデーロ 担当/中村朝浩 湯本光恵
カーペット工事:堀田カーペット株式会社 担当/堀田将矢
カーテン工事:ファブリックスケープ 担当/山本紀代彦  永吉佑吏子(元社員)
外構工事:株式会社大和建設 担当/花田航太 高良光男
造園工事:株式会社昭和造園土木
レバーハンドル:株式会社ユニオン 担当/石丸晶教
ベンチ:株式会社糸川建具店 担当/糸川英司
    株式会社コシイプレザービング 担当/長澤章照
———
構造・工法
主体構造・構法:鉄骨造
———
規模
階数:地上2階
敷地面積:141.87㎡
建築面積:61.45㎡
延床面積:97.91㎡
工程
設計期間:2013年10月15日~2016年8月30日
工事期間:2016年10月27日~2018年12月20日
———
敷地条件
地域地区:第一種低層住居専用地域(外壁後退1m)
法22条区域 
外部仕上げ
屋根:チタン亜鉛合金縦はぜ葺き
壁:チタン亜鉛合金一文字葺き
開口部:高性能ハイブリッド窓
外構:コンクリート金コテ仕上げ
内部仕上げ
玄関
床:コンクリート金コテ仕上げの上、UC仕上げ
壁:木毛セメント板
天井:PB t=9.5mm 塗装
玄関ホール
床:フレキシブルボード t=8mm 撥水材
壁:PB t=9.5mm+9.5mm 塗装
天井:PB t=9.5mm 塗装
洗面脱衣室
床:タイル
壁:シナベニア底目オスモカラー仕上げ
天井:PB t=9.5mm 塗装
浴室
床:タイル
壁:タイル、ケイカル板 塗装
天井:FGボード 塗装
トイレ
床:塩ビシート
壁:木毛セメント板、PB t=9.5mm+9.5mm 塗装
天井:PB t=9.5mm 塗装
アトリエ1
床:コンクリート金コテ仕上げの上、UC仕上げ
壁:木毛セメント板
天井:木毛セメント板
アトリエ2
床:フレキシブルボード t=8mm 撥水材
壁:木毛セメント板
天井:木毛セメント板
リビング・ダイニンク・キッチン・寝室
床:カーペット
壁:PB t=9.5mm+9.5mm 塗装
天井:PB t=9.5mm+9.5mm 塗装
設備システム
空調:冷暖房方式/ルームエアコン
   換気方式/第三種換気
———
給排水:給水方式/公共上下水
    排水方式/公共下水道
———
給湯:給湯方式/ガス給湯器

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁壁

チタン亜鉛合金一文字葺き:RZBG-PW47ブルーグレー(新星商事)

外装・屋根屋根

チタン亜鉛合金縦はぜ葺き:チタン亜鉛合金一文字葺き:RZBG-PW47ブルーグレー(新星商事)

内装・床玄関ホール・1階アトリエ2 床

フレキシブルボード ウレタン塗装仕上げ

内装・床1階洗面所床

サーモタイル IFT-200/SL-31Nグレー(LIXIL)

内装・壁1階アトリエ1・アトリエ2 壁

高圧木毛セメントTSボード(竹村工業)

内装・壁1階玄関ホール・洗面所 壁

シナベニヤ オスモカラー仕上げ

内装・床2階(リビング・ダイニング・キッチン・寝室) 床

カーペット:ウールフローリング HDC-917-05(堀田カーペット)

内装・浴室浴室床

サーモタイル IFT-200/SL-31Nグレー(LIXIL)

外構・家具ベンチ

ラグウッド(コシイプレザービング)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2020.05.11 Mon 12:24
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    カズ・ヨネダインタビュー
    2020.05.11 Mon 17:00
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    子浦 中 / シオ建築設計事務所による、千葉の集合住宅の住戸改修「handcraft house」
    photo©淺川敏

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    architecture|feature
    シオ建築設計事務所子浦中建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)住戸千葉淺川敏
    子浦 中 / シオ建築設計事務所による、千葉の集合住宅の住戸改修「handcraft house」 photo©淺川敏

    子浦 中 / シオ建築設計事務所が設計した、千葉の集合住宅の住戸改修「handcraft house」です。

    都市部近郊に建つマンションの改修計画である。

    戦後、高度成長期以降、日本の住宅やマンションは住宅需要に追いつくように早い、安いというコンセプトのもとに壁紙やビニルの床材などに代表される大量の工業製品で化粧された建物になった。
    殆どマンションは全ての住戸が同じプランで同じ方角を向き、住まい手の個性と日本の伝統産業、職人の仕事を奪ってしまった。その流れの見直しと個性を求める傾向からか、近年はそれとは違うマンションも少し見られるようになった気がする。

    今回の物件は、これまでのマンションの計画とは違う方向を目指した。

    プランは、南東の一番日当たりの良いところに寝室を配し、その隣のLDK が天井まで届かない独立壁と枠が家族の空気と気配をつなぎながら視線を遮っている。

    建築家によるテキストより
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    シオ建築設計事務所子浦中建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)住戸千葉淺川敏
    2020.05.11 Mon 16:01
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    高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.が設計した、熊本の店舗「BAKE CHEESE TART & ZAKUZAKU KUMAMOTO」
    photo©山本育憲|TRANSPARENCY

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    architecture|design|feature
    Takasu Gaku Design and Associates高須学建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)店舗熊本山本育憲
    高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.が設計した、熊本の店舗「BAKE CHEESE TART & ZAKUZAKU KUMAMOTO」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY

    高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.が設計した、熊本の店舗「BAKE CHEESE TART & ZAKUZAKU KUMAMOTO」です。

    極細の無垢金属棒のみで構成され、極限まで削ぎ落とされたミニマムな什器の上に浮遊するタルトとブランドの象徴である黄色いボックスが並ぶBAKE。対してブランドカラーのライトブルーから透明へのグラデーションガラスに丸い開口部を持った柔らかい印象のZAKUZAKU。

    同区画内にある2つのブランドを、白鉄・ガラス・モルタルという共通した素材利用で統一しながらも、一方はシャープに、もう片方はキュートにデザインのディテールを作り込むことにより、互いに異なる2つの独立店舗として引き立たせ合いながらも、ある意味兄妹ブランドのようにシンクロしたイメージを来客者に持っていただくことで相乗効果を意識したデザインとしています。

    建築家によるテキストより
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    Takasu Gaku Design and Associates高須学建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)店舗熊本山本育憲
    2020.05.11 Mon 14:06
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    高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」
    photo©山本育憲|TRANSPARENCY

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    architecture|feature
    Takasu Gaku Design and Associates高須学建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)図面あり店舗福岡山本育憲
    高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
    高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY

    高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.が設計した、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」です。店舗の場所はこちら(Google Map)。

    素材そのものを活かし、天然の素材のみでゆっくり手間をかけ、丁寧に仕込まれたシェフの料理たちは、その提供の手法も盛り付けも、和食のフルコースを食すように美しく静かに、次々に提供され、まさにこの場所この空間でしか味わえない、他とは比べようのない「シェフ武士・泥川の料理」そのものである。

    その料理達に合わせた全体のデザインも、天然の素材と職人の技が最大限に生きた、伊と和の融合を目指した新鮮な素材と手の込んだディテールで構成されている。 エントランスアプローチはイタリアの*spoltedwood「truffle beech」を羽目板風に仕上げ、大きくRを描いた*越前手透和紙の天井に映える間接照明の灯と、客席入り口の躙口と相まり「伊和融合」の雰囲気を醸し出している。

    建築家によるテキストより
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    Takasu Gaku Design and Associates高須学建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)図面あり店舗福岡山本育憲
    2020.05.11 Mon 12:56
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    「緊急事態解除後のオフィスはどう変わる?」(ナショナルジオグラフィック)

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    architecture|culture
    事務所復興支援
    「緊急事態解除後のオフィスはどう変わる?」という記事が、ナショナルジオグラフィックに掲載されています
    natgeo.nikkeibp.co.jp

    「緊急事態解除後のオフィスはどう変わる?」という記事が、ナショナルジオグラフィックに掲載されています。

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    事務所復興支援
    2020.05.11 Mon 09:49
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    最も注目を集めたトピックス [期間:2020/5/4-5/10]

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    architecture|feature
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    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/5/4-5/10)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。

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    1. SNSで発信した手描きのスケッチが大きな反響を呼び出版に至った、建築家・瀬野和広による書籍『瀬野式 住宅設計エスキス帖』のプレビュー
    2. 赤塚健+井上岳+棗田久美子 / BORDによる、東京・江東区の「東雲幼稚園」
    3. 辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第3回「設計事務所の公共性のつくりかた」
    4. 隈研吾が、新型コロナウイルスと建築・都市について関して語っている動画(20/4/23放送分)
    5. フランスと日本を拠点とする2M26が、京都の築100年の長屋を改修した、生活の機能を筒状のスペースに収納することで、空間の多目的な使用を可能にした住宅「2m26 Kyoto House」の写真と図面
    6. 隈研吾の建築が6つある高知・梼原町に「隈研吾の小さなミュージアム」が設立。公式サイトではインタビュー動画なども閲覧可能
    7. 武田清明建築設計事務所による、長野・茅野市の「6つの小さな離れの家」
    8. noizの豊田啓介が、デザイン評論家の藤崎圭一郎のツイートを契機に語った、二項対立の注意点と学生が経験と実践すべきこと
    9. プラダが、OMAのデザインによるロゴを配したシャツを、24時間限定でネット販売
    10. 中島弘陽による、富山・魚津市の、既存長屋を改修した事務所・店舗・住居「明るさの家」
    11. 建築家・山﨑健太郎が、北欧建築を独自の視点と経験で捉え、それを手書きスケッチと共に綴った連載「心のこもった居場所を探る旅」が開始。第一回目は「ストックホルム図書館の本棚」を紹介。
    12. 中村竜治のサイトがリニューアルされていて、未公開近作も掲載
    13. 塚田裕之建築設計事務所による、東京・大田区の社員寮「Dora’s House」
    14. 武田清明建築設計事務所による、東京・世田谷区の住宅「5つの小さな擁壁」
    15. ザハ・ハディド事務所が、ハッカーにデータを盗まれ脅されるも、身代金を支払わないと表明
    16. ツバメアーキテクツによる、東京の「NHK Media Design Studio」
    17. 奥田晃輔+堀井達也 / OHArchitectureによる、滋賀の「坂本の住宅」
    18. 山家明 / マウンテンハウスアーキテクツによる、東京・目黒の住宅「HOUSE in HIMONYA」
    19. 増田信吾と大坪克亘に、建築を学び始めた頃のエピソードを通して、現在の設計に対する「本当に必要か?」というスタンスを解明しようするインタビュー
    20. スミルハン・ラディックによる、チリ・ビルチェスの森の中に建つ、筒状の二本のトップライトの外観が印象的な住宅の写真

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    最も注目を集めたトピックス
    2020.05.11 Mon 06:46
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    2020.5.10Sun
    • MVRDVが、ロックダウン中のオフィスの様子を伝える動画を自身のyoutubeアカウントで公開
    • イタリア・ミラノで、行政が、都市封鎖の解除に向けて、建築家・デザイナーに社会的な距離を保つ装置の考案を呼び掛け
    • ズントー事務所プロジェクトリーダーの杉山幸一郎が、ズントー事務所の新型コロナウイルスへの対応や、その変化による建築への影響を綴った連載エッセイの最新回「働き方が変わる時 / 建築が変わる時」
    • サポーズ・荒木信雄・後藤周平らが手掛けた先進的な企業のオフィス事例を特集した雑誌『confort 174号 特集:オフィスデザインが働き方を変える』
    • 隈研吾とブランディングデザイナー西澤明洋による、オンライントークイベント「アフターコロナの建築とデザイン」が開催
    • ほか
    2020.5.12Tue
    • 吉田昌弘 / KAMITOPENによる、大阪の店舗「nana’s green teaグランフロント大阪店」
    • 下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、大分・日田市の「大原参道ビル」
    • 齋藤慶和+中尾彰宏 / STUDIO MOVEによる、香川・高松市の、自動車の非対面式価格査定施設「ドライブスルー査定 ガリバー高松中央通り店」

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