SHARE 桐山啓一 / Airhouseによる、愛知・瀬戸市の住宅「瀬戸の家」
桐山啓一 / Airhouseが設計した、愛知・瀬戸市の住宅「瀬戸の家」です。
愛知県瀬戸市における住宅の計画。敷地は高台で南に森、西と北には眺望を得られる立地であった。
暮らしの中心となるLDKをまず2階レベルに配置し高さを確保して、3方向の景色に正対するよう大きな開口を設けた。そしてそれらに跳ね出しのバルコニーを備えた構成とし、LDKからはそれぞれの眺望を獲得することができるとともに外部との連続性を生み、それぞれの景色を内部でも外部でも楽しむことができる空間となった。
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以下、建築家によるテキストです。
愛知県瀬戸市における住宅の計画。敷地は高台で南に森、西と北には眺望を得られる立地であった。
暮らしの中心となるLDKをまず2階レベルに配置し高さを確保して、3方向の景色に正対するよう大きな開口を設けた。そしてそれらに跳ね出しのバルコニーを備えた構成とし、LDKからはそれぞれの眺望を獲得することができるとともに外部との連続性を生み、それぞれの景色を内部でも外部でも楽しむことができる空間となった。
1階も2階と同様の方向に開放して森や庭と正対させ、近い将来には木に囲まれたテラスを持った空間となる予定だ。
構造は間取りの4隅に柱のようなボックスを配置して、4本の柱に傘をかけたような構成としている。そこに1枚の薄いスラブ(床)を挿入することで階層を生み、そのスラブがLDKでありバルコニーとなる。スラブを薄くすることで1階と2階の距離を近くして、中央の階段室を通して2階との繋がりが生まれることも意図している。
3つの眺望に恵まれる土地において、それぞれの眺望を最大限に獲得できる家となった。
■建築概要
作品名:瀬戸の家
設計:桐山 啓一 / Airhouse
構造設計:オーノJAPAN
施工:菊原
所在地:愛知県瀬戸市
竣工:2020年8月
用途:個人住宅
構造:木造
敷地面積:243.85㎡
延床面積:112.20㎡
撮影:矢野紀行
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
外装・屋根 | 屋根 | ガルバリウム鋼板平葺き |
外装・床 | デッキ床 | |
外装・壁 | 外壁 | モルタル金ゴテ仕上げ ウォーターセラミック塗布(アクアテック) |
内装・床 | 床 | オークフローリング CDグレード オスモフロアナチュラル塗装(東進商事) |
内装・壁 | 壁 | モルタル金ゴテ仕上げ ウォーターセラミック塗布(アクアテック) |
内装・照明 | ペンダント照明 |
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